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コロナ罹患に関する一考察

2023 APR 5 22:22:41 pm by 赤羽 俊一

===コロナ罹患は心の問題===
2020年12月。世の中、コロナが、不気味で怖い病気だと大騒ぎしていた頃。そうそう、志村けんさんも亡くなり、大騒ぎ。そんな時でした。
12月8日にPCR検査で、陽性となり、 それから10日間は、自宅療養、整居です。
妻も、一日遅れで陽性となり、夫婦で仲良く、自宅ごもりでした。今から思えば、狭いホテルに閉じ込められるより良かったと思います。以下に催患前後のことを記載します。

陽性になる前は、3 月末に、孫が生まれ、批宅で同居等々、コロナ防疫は、喫緊の課題。それはそれは、やりすぎといわれるぐらいに、気を遣っておりました。
その日は、突然、前触れもなく、やってきました。
他人事が、自分事に。

2020年12月6日(日)夜
だるさを感じました。8度3分の発熱。月曜朝には、平熱に戻りました。時節柄、
念のため、近所の※1かかり付け医で検診。先生から、「一応、 PCR 検査を受けますか」と問われました。迷いましたが、「ものは試し、まさか陽性はでるめい」って感じで、唾液採取。会社は、お休みに。翌火曜、11時、 医師から、「アカバさん大当たり どっかでもらっちゃったねええ」。「オーマイゴー。
先生、 まじですか。」

まじ、真剣に 自分事
それからが、大騒ぎでした。家の消毒、祖母の代からのぬか床廃棄。そして、妻も検査。岡江久美子の例もあるので、自宅の権利書、口座関係、相続関係の情報を書き出して、妻へ引継ぎ、ホテル宿泊用意等々。翌水曜には、妻陽性が判明。二人同時陽性なので自宅療養。妻から、反対に引継ぎを受けました。
当時は、まじで、真剣でした。

ベートーベン生誕250周年
会社、医師、保健署、身内への、ほうれんそうで、バタバタしました。
ぽっくりは、さすがにないとは思いましたが、最悪の事態を想定せざるをえない状況とでもいいましょうか。 余命宣告を受けた気持ちでした。
薬はなく、八百万の神様仏様に祈るしかありませんでした。ぽっくりなら、お墓は、 どこに入る?……そんなことまで、頭を駆け巡りました。
幸いにも、身内、会社とも、濃厚接触者は、ゼロ。 体は、 なんとなくダルく、微熱っぽい感じが続きました。
その週の金曜朝。恐れていたことが現れました。朝食のコーヒー、パンの匂いが、微妙に薄いといいますか。
ランチでも同様でした。ひょっとすると、あれかと。翌日土曜、「生にんにく」の匂いがまったくしません。肉は、生ゴムを噛んでいるとでもいいましょうか。
鼻が、顔からなくなったとでもいいましょうか。
ショックでした。一生このまま……。精神的に、 沈みました。
後刻、この恐怖を人に言うと、「そんなの、鼻つまりと大差ないんじゃないの」と。
ところがどっこい、まったく違います。両穴がつまっても、その匂いといいますか、もわっとした香りがあるん
ですが、今回は、 鼻の存在が、 感じられない…………
時あたかも、ベートーベン生誕 250年だそうです。耳が聞こえなくなった、彼の気持ちは、 いかばかりだったろうと。それを思えば、匹夫の私なんざああ。
幸いにも、匂いは、 4 日目から改善して、6日目には、完全に
回復しました。さすがに、 このことで、体重が、 どどっと落ちて、高校時代の59.5kgに。

漢方薬
保健所からは、毎夜 21 時過ぎに、症状を聞く電話が入りました。買い物に行けない関係で、 保健所から、レトルト食糧が届きました。1週間分。普段、あまりお世話にならないもので、目新しさもあり、おいしくだきました。
陽性判明 10 日目、21時、保健所から、自宅療養完了の連絡があり無罪放免に。
妻は、私から遅れるこ日で放免、役所が発行する自宅療養完了通知書は、一か月かかるとのことでした。
療養中は、FB、ライン、ズーム等で、後遺症の対策の情報収集をしました。
キーワードは、漢方薬。早速、かかり付け医師を訪ね、ツムラの漢方薬の処方を依頼。
41 番がよいとかで、服用スタート。だるさは、ツムラ番で、効果がありませんでした。
一旦、ツムラは中断しました。

ホッペを叩いて、気合を入れて
1月4日出勤。少々びくびくして出社。日頃は、金勘定倍返しの同僚も、皆、 気を遣ってくれました。だるさ、目の奥の痛みはなくならず。筋肉が落ちたのか、帰宅するとだるさを一段と感じました。2月中が、だるさのピークでした。
泳いだあとの心地よいだるさとは違い、身体の奥底から、ため息とともに、湧いてくるようなだるさとでもいいましょうか。頭は、霧がかかっている感じで、ぼやっと。気が薄れる…トイレで、ホッペを叩いて、気合を入れて執務室へ。

漢方薬(煎じ薬)が効果あり。
その後、情報収集する中で、漢方でも、錠剤いわゆるエキス剤ではなく、煎じ薬が効果が高いとの情報を得ました。都内でも、健保で、処方箋を出してくれる医師は数名しかおらないようです。2月末に、その医師を訪問。漢方薬(煎じ薬)を処方いただきました。30分煮だして飲みますが、倦怠感がなくなりました。あとは、頭の霧と目の痛さ。それがなかなか難題です。

アフラックのがん保険に加入しておりますが、特約があり、自宅療養中の期間は、一日数千円が出ました。もらえても、素直には喜べませんでした。

天然の抗体もちなので、ワクチンは見合わせで、今日に至っております。
接種しない人口は50万人とか。一億2千万分の50万。なかなか快感です。
そして、バッシングも。戦時中に、日本は負けるよって叫ぶようなものです。
祖父の「国はでっかい嘘を国民につく」が脳裏をよぎりました。

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