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あーあ、駄目でした(ワールドカップ観戦記)

2014 JUN 27 15:15:28 pm by 中村 順一

筆者はサッカーに関しては、ファンではあるものの素人であり、今回の日本チームのワールドカップ、1次リーグ敗退を客観的に分析していく立場にはない。しかし、本田の「優勝を目指す」という勇ましい発言に、おおそうかな、と期待し、また去年の秋のヨーロッパ遠征でベルギーに勝ち、オランダと引き分けた実績で、日本にもついに攻撃的なサッカーが完成しつつあるのか?と従来の日本チームより強い、最強の軍団と勘違いして、第1戦のコートジボアール戦は日本時間日曜日(15日)朝10時開始という絶好の時間帯だったこともあり、テレビにかじりついた。前半に本田の強烈なシュートで先制した時は、素直に感激、よーし、やっぱり強いぞ、と思った。本田のシュートのすぐ後、内田がうまくボールをコントロール、ゴール前で敵のディフェンスをかわしシュート、惜しくもキーパーに阻まれたが、思えばあの瞬間が日本が最も輝いていた時間だったのだ。その後は日本はみるみるうちに動きが重くなり、あの魔の2分間を迎えてしまう。中盤で簡単にボールを奪われ、一気に2点を決められてしまった。2点目は川島に止めてもらいたかったが。

ギリシャ戦は朝7時からだったので、ライブでは見ていない。でもギリシャが反則で1人少なかったのにどうして1点も取れなかったの?と言いたくなってしまう。この引き分けで、もうほとんど日本は万事休すと思った。FIFAワールドランク一桁で、超格上のコロンビアに対し、勝ちにいくことが必須になったからだ。もう守るサッカーはできない。コロンビア戦は25日の朝5時から。起きて応援した。最初のうちは日本はボールを支配し、果敢に攻撃を仕掛け、チャンスも結構作っていた。ところが先制され、一度は同点に追いついたものの、カウンターを食らって1-4。惨敗だった。選手が言う「自分たちのサッカー」とは何なのか?結局最後までわからなかった。第3戦は戦い方しだいでは、僅差で”負ける”ことはできたと思う。例えば0-1で。でも日本の自分たちのサッカーが、攻撃をベースにするものなら、この1-4という結果はある程度、予想はできていた。ちょっと無理だったのだ。

今回のブラジル、ワールドカップの日本はびっくりするほど、8年前のドイツでのワールドカップに似ていた。あの時も初戦のオーストラリア戦で先制しながら、後半崩れて1-3の逆転負け、第2戦は引き分け、そして第3戦はブラジルに叩きのめされて、1-4で惨敗だった。また当時の中心選手は中田で、ものすごく目立っていたが、なんとなくチームの中で浮いている感じがあった。筆者には今回の本田と当時の中田はイメージが重なるし、第1戦から第3戦までの勝ち負けの展開も全く同じではないか。

これから日本はまた「日本らしさ」とは何なのか?を追求しながら進歩していかなければならない。厳しい道である。日本はアジア内部でしか、実績がない。ワールドカップや欧州選手権を勝っているスペインとは全く違う。「日本のスタイル、世界で勝つための合理性追求の戦略」は作りなおせるだろうか?スペインは今回1次リーグで敗退したが、今後、自分たちのサッカーを見失うことはないだろう。「無敵艦隊」はまた着実に復活してくると考えられる。しかし、日本はそうはいかない。これからの4年は大変だ。日本だけでなく、アジア勢はすべて1勝もできずに、1次リーグで敗退。次のワールドカップではアジアの出場枠は1つ減らされるだろう。日本はワールドカップに参加することさえ難しくなるかも知れない。

じっくりと、復活の強化策を作ってほしい。1ファンとして応援したい。

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