沖縄の西表島に行ってきました
2014 JUL 15 15:15:12 pm by 中村 順一
極めて忙しい旅行だったが、7月最初の週末に沖縄、八重山諸島の西表島に行ってきた。麻布高校の同期生6人とご夫人2人の総勢8人のツアーである。筆者は現在、ファンド関連の仕事がかなり忙しいこともあり、強行軍になった。金曜の夕方、羽田から飛び立ち、夜那覇にて宿泊。土曜の早朝に那覇から石垣島に飛び、石垣島から西表島には高速船で移動、午前10時過ぎに西表島、上原港に到着した。上原港では先に到着していた仲間の出迎えをうけ、着替えた後、さっそくカヤックツアーに出発した。両岸のマングローブが茂る川を、カヤックを漕いでさかのぼっていく。途中で森の中に上陸。森の中を少し歩いてサンガラの滝に到着。この滝壺で滝の水に浸かったが、これが最高に気持ち良かった。マングローブは水中に生えており、西表の豊かな自然を育む温床になっている。ジャングルと滝と川、西表でしか味わえない冒険である。
夜は麻布の同期生が設計した、ニライナリゾートにあるホテルで夕食。屋外のテラスで盛り上がった夕食になったが、ここからの景色は本当に素晴らしかった。人が全くいない風景で、神秘的な感じがした。夕日が強烈で今後も忘れられないであろう光景を味わうことができた。
日曜日はニライナリゾート所有の大型カタマランヨット(フランス製のlagoon380)で西表島の北西の海に出てシュノーケルを満喫。海は透明度が素晴らしく、サンゴがキラキラと輝き、サンゴの中を極彩色の熱帯魚をたくさん見ることができた。筆者は結構世界中旅行しているが、こんなにきれいな海にはお目にかかったことは無い。青いサンゴは本当に綺麗だった。
筆者は前の職場の仕事で沖縄には何十回の行っているし、本島以外の離島にもずいぶん行ったが、西表島は初めてだった。西表は石垣から船で40分の場所にあるが、石垣とは全く異なる風景に彩られている。島の90%がジャングルなのだ。沖縄県では本島に次ぐ面積を持つが、人口は2000人強しかいない。歴史的にマラリア発生地であったために、人が定住することが困難だったのだ。開発が遅れたことが、この素晴らしい自然を残すことになった。道路は島の東部と北部を結ぶ県道1本しかなく、筆者がシュノーケルを楽しんだ島の北西部には船でしか行けないのだ。
シュノーケルの後は、今回ガイドをしてくれたニナイナリゾートのタケさんにあわただしく島の西の白浜港から上原港まで車で送ってもらい、上原港から船で石垣に帰り、夜7時発のJALで羽田に帰ってきた。幸い天気は最高だったが、筆者が帰った次の日からは沖縄には台風8号が直撃。もし滞在が少し遅れていたら、沖縄に缶詰めになるところだった。極めて運がいい週末旅行だった。
沖縄には3年ぶりに行ったが、やはり素晴らしいところである。また行きたい。西表の自然は特筆できる。皆さんにも是非お勧めしたい。日本にもこんなに秘境があると、再認識できることだろう。こんなに楽しかったのは本当に久しぶりである。卒業して約40年経っても続いている麻布の仲間の友情に感謝したい。
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Categories:旅
西室 建
7/15/2014 | Permalink
こちらがインドの奥地で喉の渇きに耐えていた頃、南の島でバカンスとは不愉快千万!おまけにカタマランはシニア・ヨット乗りの垂涎の安定帆走船!
中央サンルーフの向こうにボーッと背後霊のように立っているのが兄の姿か?わがアル・カン・シェルにもご招待しようか。
中村 順一
7/16/2014 | Permalink
小職はヨットの中央で手を振っている、グリーンのシャツ、紺の短パンである。ここは西表の白浜港で小職は一足先に帰るので、後に残る仲間に手を振っているのである。ヨットに乗ったのは20年ぶりだったが、なかなか良かった。西室兄にも沖縄をお勧めしたい。東京の喧噪からは究極の別世界なり。