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お勧めのドイツ映画

2012 DEC 5 18:18:11 pm by 中村 順一

福田様、まだお会いできていませんが、私の投稿へのコメントありがとうございます。

私もドイツは好きな国で、ドイツは結構隅々まで旅行しましたし、ドイツの歴史も19世紀以降については、かなり読んでおります。映画もずいぶん見ました。でも冴えないことにドイツ語は全くわかりません。福田さんに喜んでもらえる自信はちょっと無いのですが、

ドイツ語勉強の観点から、お勧めの映画を挙げてみます。

1:「善き人のためのソナタ(Das Leben der Anderen)」、2006年

東ドイツのシュタージのエージェントを主人公にしたドラマ。当時の東ドイツが置かれていた監視社会の実像を描いています。ともかく泣かせる映画です。シュタージのエージェント、彼が監視することになる劇作家、劇作家の恋人の舞台女優の3人の人間が交錯します。悲しいストーリーにリンクした音楽が素晴らしかった記憶があります。

2:「トンネル(Der Tunnel)」、2001年

舞台は1961年のベルリン。ベルリンの壁が東西ベルリンを遮断した年です。命を懸けて壁の下にトンネルを掘った人々の実話映画です。愛する者のために困難に立ち向かっていく市民の話で緊迫感に満ちた映画です。私も80年代にベルリンに行って壁を見ましたが、これはどう考えてもおかしいと思いました。今では考えられないですね。

3:「意志の勝利(Triumph des Willens)」、1934年

これは1934年にニュルンベルグで開かれたナチの全国党大会の記録映画です。監督が有名な女性監督のレ二・リーフェンシュタールで、撮影・編集にあたっていくつもの独創的な技法を考案しています。迫力十分でヒトラーの演説、突撃隊の行進等、よくできた映画です。ドイツ語の勉強にはいいかも。この映画は完成後高い評価を受け、ナチの党勢の拡大の一助になったと言われています。しかし当然ながら戦後はその評価は一変、ドイツでは現在法律で上映が禁止されています。私もこの映画が日本で上映された時はびっくりしたものです。

ドイツの映画は素晴らしいのですが、やはり傾向としては19世紀以降のドイツの複雑な歴史を反映したものが多く、ちょっと重い作品が多いのが特徴だと思います。

福田様、近々お会いできるのを楽しみにしております。

 

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