衝撃の(味覚)初体験
2013 JUL 6 4:04:24 am by 阿曾 靖子

今月のテーマ「アベノミクス」とは、全く関係ありませんが
先日都内某所で、衝撃の初体験をしました。
日本三大臭食品といわれる、「納豆・くさや・鮒鮨」の内
馴鮨(なれずし)の一種である鮒鮨についにトライする事に・・・!
馴鮨とは塩漬けにした魚の腹にご飯をつめるか、交互に重ねて
重しで押して発酵させたもので、近江の鮒鮨、
吉野の釣瓶(つるべ)鮨などがあるそうです。
あまりにも「・・無理」という評判を時に聞いていましたので
出てくる順番が近づくと、だんだん緊張感が最大値に。
これが噂の鮒鮨。
石川県の蕪(かぶら)鮨はご飯がついていませんが
こちらはついているんですね。
卵の部分からといわれて、2g位舐めた所
確かに酸味と塩気と独特の匂いがあり、まさに未知の味覚です。
でも、思っていたほど凄く「臭い」という感じではなく
ただ、製造過程の場面ではかなりの強い臭気があると
想像できました。おそらく「くさや」もそうだと思いますが。
お酒のアテには珍味ですし
発酵食品なので、もちろん乳酸菌たっぷり
腸にとっては最高の御馳走です。
「飯」の部分はさらに食べやすかったです。
製作メーカーによっても差があるのかもしれませんが
ぜひ未経験の方は一度お試しください。
Categories:食

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東 賢太郎
7/6/2013 | 2:23 PM Permalink
阿曾さんよく挑戦されましたね。僕は滋賀からお取り寄せで食べるぐらい好きです。あの臭いは半端でありませんが、たしかに食べてしまうとそうでもないので不思議です。飯(いい)はご飯をヨーグルト状にした感じといったらいいでしょうか、そう言うとグロテスクですが鮒と絶妙のコンビですね。江戸前が酢飯で代用したのはこの飯だったんじゃないかと思っています。奈良時代からあったそうで、豊臣秀吉は朝鮮出兵に際して九州に持ってこさせるほどの大好物でした。ベンチャー精神に拍手です!
阿曾 靖子
7/7/2013 | 1:51 AM Permalink
確かに「珍味」な食品は、好みにあえば最高の御馳走かもしれません。
そういえば、一度「果物の王様」といわれる「ドリアン」を頂いてしまい、包丁では歯が立たず「小型のこぎり」を購入して指南された様に
お風呂場で必死で解体した事があります。
(気分は猟奇ドラマのヒロイン?!)
こちらも未完熟の状態だったせいか、しばし紙に包んでねかせていましたが食べてみると、味はやや甘くねっとりしてバナナとクリームチーズを練ったような感じで「鮮度と時期」が勝負。おそらく初回の印象で好みが分かれてしまいますね。
ビール、あるいはアルコール全般と合わせるのはNGだそうです。