ツリーの片づけ
2018 DEC 31 19:19:32 pm by 吉田 康子

今年もあと僅かになりました。皆さん慌ただしい頃だと思います。
我が家でも昨夜ようやくクリスマスツリーを片づけました。私は実用性が無い飾り物は好きではないのですが、これは唯一の例外です。飾って楽しむだけのものとしてツリーは期間限定ということもあって特別の楽しみです。
これは約25年前に住んでいたハワイのホノルルで購入したもの。高さが2m30cmあり、天井にギリギリの高さ。中心の幹にあたる金属棒に針金の芯に細長い葉を挟んだような枝を引っ掛けます。誰でも組み立てられるように色分けしてあるのは親切設計です。年月を追うごとに葉がポロポロと落ちて、心なしか枝が細くなったような気もします。
購入時は折角だから大きいものを!と思って灰色がかった緑色が気に入って買いましたが、帰国後の日本の家屋にはとんでもなく大きいものでした。一番下の段の一枝が長さ70cmくらいあり、枝を曲げても直径にして150cmくらいあり、スリムな日本製とスタイルが違うようです。仕舞っておく箱も長さが150cmあり、長年の出し入れでボロボロ。これを持っての移動だけでも大変です。
写真はクリスマスで飾ったものを片づけていく順序なので、最初が出来上がりです。プラスチックのピンクのボールは150個、ガラスのボールは100個、ライトが800個くらい。一番上は天使の飾りです。数年前にライトはLEDに変わりました。ライト自体の光がボールやガラスに反射して綺麗です。
全部の飾りをひとつずつ木に下げていくのは大変ですが、出来上がって点灯した時は「今年もようやくクリスマス」という高揚感と過去のクリスマスを思い起こしての感慨深さがあります。そして片づける時には、時間に追われるような慌ただしさと共に来年への思いも。
今回も家族に手伝って貰いお喋りしながらの作業でしたが、古びていく枝を見ていると「いつまで続けられるのかしら」と考える年齢になったようにも思います。私にとってはこのツリーのせいか、お正月よりも心情的には大きな節目になるような感じがしています。
皆様どうぞよいお年を!
Categories:雑感

西村 淳
12/31/2018 | 7:36 PM Permalink
クリスマスのツリーがある家、なんか子供の頃の憧れでしたよ。
うちには無かったですから。でもサンタクロースが本当にいるって信じていたし、煙突から本当に入ってくることが出来るか心配したし、朝めざめると枕元になにやら教育的なプレゼントが置かれていたのを思い出します。なにはともあれ、25年の歳月を共に過ごしたツリーであればもう家族の一員ですね。来年も、再来年もライヴ・イマジンが続く限りツリーに見守ってもらいましょうか。
吉田 康子
12/31/2018 | 9:48 PM Permalink
私もクリスマスツリーと暖炉、ロッキングチェアというのが冬の家の中というイメージがありました。ツリーに見守ってもらって、ライヴ・イマジンも頑張りたいですね。