ライヴ・イマジン49 「緑のランプ」
2022 MAR 8 10:10:41 am by 吉田 康子
ライヴ・イマジン49
2022年4月9日(土)14:00開演
すみだトリフォニー小ホール
ストラヴィンスキー 「兵士の物語」組曲版(1918)
バルトーク 「コントラスツ」(1938)
前田秀(Vn)佐藤健(Cl)吉田康子(Pf)
ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏のための2つの小品(1931)
ヴァインベルク 弦楽四重奏曲第2番 Op.3/145(1941)
内田明美子(1Vn)亀井葉子(2Vn)内田吉彦(Vla)西村淳(Vc)
「緑のランプ」は、1820年頃にプーシキンとその仲間が集ったサークル名であり、それから100年を経て1920年代から30年代にかけてメレシコフスキーとギッピウスが開いた亡命文学サロンの名でもあります。それぞれに社会的に仄暗い背景があるからこそ灯る知的な緑の光・・(「夕暮れに夜明けの歌を。文学を探しにロシアに行く」奈倉有里著:イーストプレス)
今回は20世紀前半の難曲揃いの室内楽を集めたプログラムに挑戦します。
ライヴ・イマジン音楽記
Categories:ライヴ・イマジン
西村 淳
3/8/2022 | 8:02 PM Permalink
一生懸命にやるのは当たり前、なれど個々に課せられた技術的なハードルの高さは半端なく、合わせる機会の回数も過去のライヴ・イマジンの倍くらいやっています。
20世紀の戦争の辛い記憶は私たち日本人の中にもいろいろな形で共有されています。知的な緑の光が放つ音楽の中にそれを見つけた時、辛さは希望になるはずです。