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お久しぶりです 何から書いて良いのか

2018 DEC 14 11:11:18 am by 西 牟呂雄

 正に題名の通りです。
 最後にブログを書かせて頂いた時に、既に自分はかなりの後遺症に悩まされていました。
 原因の、MTBIになったのは以前に書いた通り2011年2月13日午後6時頃の交通事故でした。

 MTBI 今の時代この単語を入力すれば簡単に概要は出てきます。日本語では、軽度外傷性脳損傷と一応それらしき名前は付いています。ですが一般にはこの病名を言った所で『何なのそれは』です。
 要するに『重度な外傷性脳損傷の形跡を受けてはいないものの、複合的症状が出る脳震盪』が正しい表現ではないかと。そして人により早期回復出来る事も有れば、一生治癒出来ない患者もいるのです。また、アメリカと日本ではMTBIの基準がほんの少し違うのです。

 私の場合は日本の基準ですと、事故の直後に意識が無いとそこで先ず該当しません。
 北海道で事故にあったのですが、スノーモービルの拠点がある新潟経由、途中3日間盛岡のビジネスホテルに泊まり、背中にブロック注射を整形病院で打ってもらい自宅に帰り着いたのは事故後10日目でした。  
 盛岡の病院は入院も出来るかなり大きな整形専門の個人病院で、入院したければしてもいいののよと看護婦さんに勧められましたが、入院などしたことも無かった為にお断りしてしまいました。
 実は、事故後3日目に北海道から青森県八戸のフェリーに乗りました。北海道に置いてあったスノーモービルを積んでいる小型トラックで乗船。小型のフェリーで客室の上層に行くにエレベーターは無い船です。そこで階段を登ろうとすると、あれ階段ってどうやって登るんだろと考えて数秒、階段の前で足が上がりませんでした。これがダメージを受けていたせいだとは思いもしていませんでした。
 また、盛岡から新潟迄車を運転しながら頭をよぎり続けていたのは、スノーモービルに乗れないじゃないかいう不安です。新潟に着くなり自分の車両を引きずり出し田んぼの上から、関越道めがけその斜面を数回全開で登り、その場で頭を上げながら360度ターンを数回。一応出来たのですが、左ターンしか力が入らないで右ターンが出来ない!取り敢えずモービルに乗れると確認出来たので、トラックで撤収した直後に体の痛みと、息切れでぶっ倒れる有り様でした。

 今、思えば一番安静にしていなければいけない時に正に正反対の事をしていたのですが、モービルに乗れないイコール自分の仕事が出来なくなる、モービルは当時の自分の生命線だったのです。
 それから今日まで、そしてこれからも、後遺症から完全に解放はされていないながらも、この様にブログを掛ける迄の数年に渡る経験は、書き残して置きたいと思います。ゆっくりと、何を何からから書けばよいなかと考えながら。
 皆様又、宜しくお願い致します。

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