漢字と音符
2017 MAR 12 21:21:40 pm by 吉田 康子
ちょうど一週間前に以下のような記事を日経朝刊で読みました。
上記の記事の中に登場する「好き嫌いの対象になる文字」として「漢字」を捉えていますが、これは漢字だけでなく「音符」や「楽譜」にも当てはまります。
音楽で楽譜を読む力を読譜力と一般的に言いますが、要するに五線上に書かれた音符を音に出来る力のことです。耳で覚えたものを歌う、楽器で弾いてみるということも一つの手段で手っ取り早い方法ではありますが、忘れてしまうのも早い。楽譜に書かれている音符を実際の音に置き換えることが出来ると大きな可能性が広がります。
「楽譜が読めない、オタマジャクシは苦手」という人も大人の中には意外といるものです。ピアノを始めたばかりの子供たちには、五線の中の音符がピアノのどの音に当たるのかを繰り返し教えながら、見る、読む、書く、歌う、弾くなど色々な手段で段々と読譜力をつけていきます。「漢字や九九も繰り返していくうちにスラスラと使いこなせるようになるでしょう?音符もそれと同じ。毎日顔を合わせていれば仲良くなれるよ」と。漢字よりはるかにシンプルで無駄の無い符号、音符ってすごいツールだと改めて思いました。
東 賢太郎
3/13/2017 | 2:33 PM Permalink
外国語と同じで子供のころから楽器をやってないと読譜は難しいと思います。オタマジャクシが苦手でない大人は英語がすらすら読める大人より少ないかもしれません。僕も始めたのが遅いので初見でピアノを弾くのはひと苦労で、弾ける人がうらやましいです。
吉田 康子
3/14/2017 | 12:04 AM Permalink
読譜はコツコツと積み重ねることが大事なんでしょうね。「初見はその人の総合力が出る」と何かに書いてあったような記憶がありますが、自分を振り返ってみると大いに頷けます。でも「初見だから」という言い訳も出来るので、少し気が楽ですね。「練習してもこれかい?」と言われるよりはマシかなと・・
西村 淳
3/14/2017 | 6:43 AM Permalink
初見ですか・・やったことのない曲をみんなと初見でやろう、なんて話になったら、内緒でやるべきことは、時間を引き延ばして、まずどんなことをしてもまず譜面を手に入れるに如かず。あとは2小節くらい先を読みながら演奏する。難しいところは小節のアタマだけなんとかするとか、普段の音楽をするというのとは違った要素がはいってきますね。でも苦手だなあ。