切手の世界
2017 NOV 17 22:22:28 pm by 吉田 康子
目白にある切手の博物館に行ってきました。実家から古い切手帳を預かり、処分を頼まれたのがきっかけでした。一体どうしよう?と思いましたが、知人から郵趣協会に訊いてみたら?というアドバイスを戴きました。
http://yushu.or.jp/index.html
早速電話をして相談すると2か月に一度のオークションに出品してくれるとのこと。お値打ちものは無いですが折角集めたものを捨てるには忍びない、そんな状況を一気に解決してもらった感じでした。HPを見ると、ブラームスについての展示をやっているとのこと、折角の機会ですから足を運んでみた、という次第です。
博物館は目白駅から学習院大学に沿って徒歩5分ほどのところ。入口にはストライプのポスト、中に入ると切手を販売しているコーナー。それが外国と国内のものだけでなく年代、図柄の種類によって分類されて展示されていました。もちろんコレクター向けの雑誌、切手帳やピンセット、ファイルまで。
催し物の掲示板には「昆虫切手の研究会」とか「世界のキノコ切手展示会」のお知らせや、押印技能講習会、各地での切手交換会など、切手にまつわる催し物がこんなにあるのかと驚きました。
お目当てのブラームスの展示の部屋では、音楽関連の切手を所有する各コレクターのご自慢の切手やスタンプ、現地撮った写真などが初日カードに添えられて、パネルに沢山展示されていました。ブラームスだけでなく、ベートーヴェン、ワーグナーなど一つのテーマに沿って多岐にわたる音楽切手の世界が展開されて、なんだか思いがけずディープな世界を垣間見た気がしました。そういえば1963年の映画「シャレード」にも切手が出てきたっけ、と思い出しました。
Categories:雑感
西村 淳
11/19/2017 | 6:14 AM Permalink
切手蒐集は誰もが一度はやったことがありますね。かく言う私も小学生?のころ記念切手の発売日には郵便局に行ったのを覚えています。写楽とかあこがれの対象だったけれど、その蒐集癖はいまは形を変えて続いているようです。音が良くてびっくりしたハイティンクショスタコの交響曲をオリジナルの初期盤で揃えようとか、ほかの人にとっては全く意味のないこだわりだったりして。
ブラームスの展示があるとなるとちょっと気になりましたが、そういえばモーツァルト・イヤーの時にもちょっとした盛り上がりがありましたね。