新築そっくりさん
2018 AUG 17 19:19:07 pm by 吉田 康子
これ、リフォーム工事の名前です。以前、広告でこのネーミングを見た時は冗談かと思いました。でも一度見たら忘れないという点ではなかなかスゴイと改めて思います。
我が家は築25年になる小さな戸建てですが、経年劣化とでもいうのでしょうか、古さを感じ始めていました。数年前に浴室や洗面台を取り替えたものの今一つの感じで、次はキッチンを思っていました。やはり水回りが気になるものです。ショールーム見学をしたりリフォーム相談をしているうちに話はとんとん拍子に進み、ピアノのある防音室と外壁を残して内側を全て作り変えるという工期3か月の大々的なリフォームに。まぁ担当者に上手く乗せられたのかもしれませんが、「やるなら今でしょ」という機運に乗ってしまおうというイケイケの感じもありました。
住みながらの改築は出来ないので、3か月だけの短期仮住まい用のマンションに引っ越し。家財の半分は保管庫に、残りの半分を仮住まいに運搬という大ごとに。長年住み続けていると何かと物が増えるものです。ライヴ・イマジンの本番が終わってから一週間ほど、実際には正味3日で荷造りをしました。断捨離なんて言っている暇も無く、とにかく運び出して貰えるように梱包するだけで精一杯、引っ越し当日の早朝に最後に残った自分の荷物を全て段ボール箱に詰め込んで何とか準備完了というギリギリセーフ状態でした。
自宅から車で10分かからない近所のマンションなので生活圏は同じですが、ピアノが無いので毎日自分の練習とレッスンに通っています。家の中は床や壁を取り壊して大々的に工事中ですが、防音室に入れば今迄通り。電気、電話、インターネットは継続しているものの水が使えないのは不便ですが、贅沢を言ってられません。楽譜の他にお弁当や水筒、おやつまで持参して通う毎日は夏期講習にでも通っている気分。9月の始めから次回公演の合奏が始まるので、今は準備と練習に追われています。工事完了は10月半ば、本番1ヶ月前の予定です。
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東 賢太郎
8/17/2018 | 9:45 PM Permalink
仮住まいのためとはいえ引っ越しは大変ですよね。僕は21回も引っ越しをしましたからご苦労がわかります。でも内装が様変わりになるのは楽しみですね!
吉田 康子
8/17/2018 | 11:45 PM Permalink
21回もですか!それは東さんご自身だけでなくご家族も大変でしたね。内装が一新されて「新築そっくりさん」になるのは楽しみですが、またもう一度引っ越しかと思うとタメイキです。
東 賢太郎
8/18/2018 | 10:12 PM Permalink
そうなんです21回。転勤族で5カ国に住むとそういうことになります。アメリカで3つ、イギリスで2つ、ドイツで2つ、スイスで2つ、香港で3つの家に住みました。どれも懐かしく覚えてますし、そのたびに新築さんみたいだからけっこう楽しかったですが家族は大変でした。
西村 淳
8/19/2018 | 6:42 AM Permalink
私の周りでもマンションリフォームを始めた人たちが何人もいます。ウチもそろそろ何とかしなければならないのですが、おっしゃられる通り一時仮住まいが必要なのと音楽関連グッズ(楽器、膨大な本、楽譜、レコード、CDぷらすオーディオ関連など)の威容に萎えてしまいます。土日だけではなかなか手出しができないのが実情だし。
でも買い替えるは昔のことで今はこれですね。枠はそのままで中はそっくり新しくする、実質的には新築、気分一新ですね。
吉田 康子
8/19/2018 | 7:22 PM Permalink
家族の形も時間が経つにつれて変わり、そろそろ住まいのリフォームを考える世代なのかもしれないですね。今から買い換えるのは大きく生活が変わることになるでしょうし、段取りや資金面も大変かもしれません。枠をそのままで中身を一新する方法は、時代のニーズに合ったちょうどいい折衷案ではないかと思います