ハリケーン・サンディー
2012 NOV 1 18:18:01 pm by 西 牟呂雄
皆様、ご健勝の事と思います。 バタバタしておりまして、少々お留守をしておりました。
留守の間に、懐かしい石井さんがメンバーになられて、とても嬉しく思いました。
しかも、お勤め先がレーサム様とは、更なる喜びです。
ところで、今回のハリケーン・サンディーの来襲には個人的にもマクロ的にもいろいろと影響を受けまして、少々功罪をお知らせしたいと思います。罪の方は勿論、これだけNY界隈の経済を粗完璧にストップさせ、NYSEも1888年以来という2日連続の休場にし、粗全ての交通機関もストップ、学校は未だに休校等々で、ダメージは3兆円とも4兆円とも言われています。
電気もストップしている所が多く、一時は私が住んでいるニュージャージー州の約70%が停電になり、3日経った今でも40%の地区に電気が来ておりません。 我が家も三夜連続の停電です。
ようやく景気が回復するかと見られている中で、中小企業がこのハリケーンダメージで、レイオフをするのではないかと不安視されています。 事態は確かに大変なのですが、事停電に関しまして申し上げますと、数日に亘る停電はこの地域では珍しい事ではありません。 実は、今年の春にも私の住むエリアでは5日間に亘る停電が起きました。 昨年も確か雪の影響で数日間起きました。日本の方からすれば、信じられないでしょうが、米国では停電は本当に頻繁に起きまして、ここは低開発国かと思います。 日本の電力会社は昨年の原発事故以降叩かれまくっていますが、停電率と言う事で言えば大変優れていると思います。
ところで、米国でなぜ停電がそれ程長期化するのかと言う事ですが、それは住宅地の非常に多くの大木が林立しており、それらの木々が倒れ電線を切ってしまうからだそうです。 添付の写真をご覧になって頂ければ分かると思いますが、この様な状態が数千箇所で起きてしまうとやはり時間が掛かるのでしょう。
従って住民はそれ程文句を言いません。
住民は各々電動機を買っておりまして、それで自家発電をし凌いでおります。
しかし、これがうるさくてうるさくて困ったもので、2次災害の様相です。
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宍戸 祐喜子
11/1/2012 | 6:54 PM Permalink
安岡さん、ご無事でなによりです。
ロウソク、Fedexしましょうか!?
甘田 豊隆
11/1/2012 | 7:32 PM Permalink
安岡さん、いろいろ大変そうですね。私はドイツとイギリスに9年暮らしましたが停電の経験は一度もありません。両国とも大都市では電線はすべて地下に埋めてたと思います。この違いでしょうか。
宍戸 祐喜子
11/1/2012 | 7:52 PM Permalink
東雲も〜♪ 電線は〜♬ 埋まぁってる〜〜〜♩
福田 玲子
11/2/2012 | 3:18 AM Permalink
ご不便大変と存じますが、一刻も早い復旧をお祈りします。
安岡佳一
11/3/2012 | 2:24 AM Permalink
皆様、 励ましのお言葉ありがとうございます。
タイトルに”功罪” と書きながら ”功” の部分を書くのを忘れておりました。
一番は、人間と人間の心が繋がる時間が持てる事でしょうか。 先ずは家族ですが、ややもすると毎日のスケジュールに追われて、ろくに話もする時間がなくなる事が多々ありますが、電気が無くてTVもラジオも何も無く、学校も無く、夜は真っ暗闇の中でろうそくを点しながら僅かな明かりを頼りにしてトランプをするのも、一種贅沢な時間の使い方かなとも思いました。 しかし、古の人達はこの様な環境下でも勉強していた人がいたと思うと、改めて凄いなと思いますね。 他には、近所付き合いや友人との間での助け合いの機運がぐっと高まり、隣の人はこんな人だったんだと嬉しい再発見があったりもします。 又、ニュースでご覧になっているかも知れませんが、ニュージャージー州では車用のガソリン、自宅の非常発電機用のガソリンを買い求める人達がガソリンスタンドに長蛇の列を成しています。 何でも2時間以上待つそうです。 そんな中でも冷静に行動していたり、お年寄りの方々を優先したりと心温まる話題もあります。 以上が、功の部分でしょうか。
皆様、良い週末を。
東 賢太郎
11/3/2012 | 9:00 AM Permalink
とにかく安岡さんとご家族に怪我がなくてよかった。在米中停電は経験しましたが、なにか文明が丸ごと消滅したように感じますね。古の人達に思いが行く気持ちがよくわかります。なるべく「功」の部分を見ながら、頑張ってください。