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古典四重奏団 レコード・アカデミー大賞 受賞!

2020 JAN 15 21:21:01 pm by 西村 淳

古典四重奏団の「ショスタコーヴィッチ・弦楽四重奏曲全集」のCDが2019年度「レコード・アカデミー賞 大賞」に輝く!
おめでとうございます!心からお祝いさせていただきます。
このニュースは正直なところ耳を疑った。外部の環境が変化しているとはいえ、メジャーレベルでもなく、日本人が演奏した、室内楽でしかも弦楽四重奏という最もストイックな分野でありながら、この1年間に発表されたすべての録音の頂点に立ったわけだから。
古典四重奏団は思えば2004年の「文化庁芸術祭大賞」という快挙にもう一つ勲章が加わったことになる。早速1セット購入させていただいた。
チェロを担当している田崎先生にはいつもライヴ・イマジンでは毎回ご指導いただき、また時には指揮者としても登場、公演のクオリティを担保していただき大変感謝している。

「レコード・アカデミー賞」は音楽之友社が雑誌「レコード芸術」で採り上げたディスクを音楽評論家たちの投票により交響曲、管弦楽曲、室内楽・・などの各分野において年間の最優秀を決定、賞を贈られる。クラシックファンであれば誰もが一度は目を通したことがある雑誌であり音楽を聴き始めの右も左もわからぬ私にとっても格好の入門書だった。事実その影響力は巨大なもので空前のオーディオ・ブームとの強力なタッグチームは世の善男善女を洗脳して今に至るコンサートゴアーの形成に一役買った。
ベタ褒めされ1967年に大賞に輝いたたベームの「トリスタンとイゾルデ」(バイロイト実況盤)はスネカジリにとって当時はとても高価なもので憧れ以外の何物でもなく、今に至ってさえそのままだ。JBLのParagonと共に憧れは憧れのままの方がいいのかもしれない。

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