ライヴ・イマジン44のご案内
2020 JAN 15 1:01:00 am by 吉田 康子
ライヴ・イマジン44
「トリスタンに魅せられたフランス近代作曲家たち」
2020年2月8日(土)13:00開場 13:30開演
旧東京音楽学校奏楽堂
入場料 ¥1,000(税込 全席自由)
未就学児童の入場はご遠慮下さい。
■フランク 「前奏曲、フーガと変奏曲」 、
「天使のパン」 、ピアノ五重奏曲 ヘ短調
■ショーソン&ドビュッシーの歌曲
■ドビュッシー 「牧神の午後への前奏曲」(室内楽版)
木村 俊道 、木村 有紀子(ヴァイオリン)
廣木 知之(ヴィオラ) 西村 淳(チェロ) 北村 隆男(コントラバス)
大門 一夫(フルート) 駒込 雅史(オーボエ) 佐藤 健(クラリネット)
吉田 康子(ピアノ) 玉城 晃子(オルガン)
岩崎 りえ(パーカッション) 髙山 美帆 (ソプラノ)
久しぶりの上野・旧奏楽堂での公演です。この建物は重要文化財で、保存活用工事のため5年間休館後の昨年秋にリニューアルオープンしました。ライヴ・イマジンでは休館前に数回ここで公演を行ったことがあります。その中でも2011年3月の東日本大震災の約2か月後に余震の中で演奏したのが特別な記憶として残っています。
今回は舞台にある日本最古級のパイプオルガンの活用を考えてオルガンの入ったフランクの作品を2曲配しました。「牧神の午後への前奏曲」室内楽版(シェーンベルク一派編曲)ではハルモニウムとして使用します。
またフランクのピアノ五重奏曲はドラマチックな出だしが魅力的で以前から気になる存在でしたが、ピアノが難しくてなかなか踏み切れずにいました。今回は私自身にとって大きな挑戦になります。
そしてフランクからドビュッシーに橋渡しをしたのが、ショーソン。自身のサロンは多くの芸術家たちが集う場でもありました。ショーソンとドビュッシーの美しい歌曲とピアノ五重奏伴奏版での歌曲「果てしなき歌」をお聴き頂き、「牧神の午後への前奏曲」へと誘います。
どの曲も地味ながら味わいの深い曲ばかり。真冬の上野の森にどうぞお越し下さい。
チケットプレゼントは、こちらからご応募下さい。
https://www.concertsquare.jp/blog/2020/202001147.html
Categories:ライヴ・イマジン
西村 淳
1/15/2020 | 9:33 PM Permalink
今回の企画は力が入りました。
「天使のパン」「ハチドリ」「美しき夕暮れ」
こんなに美しい歌曲があったなんて・・
ピアノとオルガンのデュオ!?
ありったけの情熱を傾けた「ピアノ五重奏曲」!
そして20世紀の音楽の扉を開いたとされる「牧神の午後への前奏曲」しかもシェーンベルクの筆が入ったもの!
なんと、1890年生まれの旧奏楽堂での演奏。同時代に造られた音楽堂です。
maeda
1/18/2020 | 8:20 PM Permalink
楽しみにしております。頑張ってください。