ホークス、2位で前半戦を終える
2017 JUL 12 11:11:56 am by 中島 龍之
プロ野球は、今日で前半戦が終わり、オールスター戦になります。
ホークスは首位の楽天イーグルスとの2連戦の初戦を落とし、2位で折り返すことになりました。昨日の試合、ホークスは好調の若手石川、イーグルスはエース則本の先発でした。則本相手では厳しい試合になることが予想されましたが、3回までにホークス4-0イーグルスとなったときは、「ヨシ」と思ったのですが、その後、6回に石川が1点取られました。4-1なら、先発石川はよくやったと言えるでしょう。しかし、7回中継ぎがつかまり、3点取られ同点にされ、9回抑えのサファテが久しぶりに打たれて4-5の逆転負けでした。イーグルスは強い。
この試合、則本から4点取った攻撃陣は合格でしょう。先発石川はしっかり仕事をしました。問題は中継ぎ陣でした。この試合展開での敗戦は、監督の采配の失敗による敗戦と言っていいでしょう。(実際は結果論であり、中継ぎが失敗することもあるので仕方ないですが)
ただ、勝つべき試合を、「いつものように」、森、嘉弥真、五十嵐、岩嵜を出して同点にされました。一昨年、広島が黒田、前田で優勝を逃がしたとき、緒方監督の批判の少ない、決まりきった中継ぎ投手起用で失敗したのを、批判しましたが、いまの工藤采配も同じことをやっているようで、つい批判してしまいます。前回のイーグルス戦、美馬を打ち崩し10点、岸も打って4点取り、敗戦投手にしました。イーグルスの主力2投手を叩いて、最後のペナント争いにプラス材料となりました。しかし、その2試合最後は1点差で勝っており、中継ぎは打たれているのです。
昨年、ホークスは優勝を逃がした原因、ポイントは、①5番打者を作れなかったこと、②中継ぎ陣を整備できなかったこと。大きく分ければこの2点だと思います。5番打者が作れず、毎試合打順が固定できず、繋がりを欠いて失敗、中継ぎ陣は、先発投手の故障もあり中継ぎに影響がでました。
今年は、5番デスパイネ獲得で解消しました。しかし中継ぎはいまだ整備中。層の厚いホークスでこんな状態では、8月の中継ぎの疲労する時期、また失敗する兆候がでてます。投手コーチ、監督は誰を1軍に上げるか腕のみせどころです。
ペナントレース、パ・リーグは上位2チームに3位西武、4位のオリックスまでCS候補になってきました。ファイターズは大谷が投げて15連勝でもしないと厳しいですな。
セ・リーグは広島で決まりですね。阪神がCSにくるでしょうが、DeNA、中日、巨人は可能性ありです。私が1位予想の巨人は選手がふつうに活躍すれば3位にくるでしょう。
今年のペナントレースは、順位に動きが少なくて面白くないですね。
Categories:未分類
西室 建
7/12/2017 | 10:15 PM Permalink
中島オーナー、
則本を打って優勝宣言ですか?
イーグルスは秋までこの調子で行けるはずもないし、余裕ですね。
工藤采配は去年のようなピッチャーの切り替えが遅れることがなくなったではないですか。
こっちは借金20で5位通過。
どっちにしろ大谷も中田も来年はいないでしょうからここから秘策を磨くことにします(泣)。
中島 龍之
7/13/2017 | 8:36 PM Permalink
西室オーナー、ホークスはいい位置にいます。工藤監督、ピッチャーを一死ごとに代えたりして、早くなってますね。左の嘉弥真を満塁でワン・ポイントリリーフに使って成功してます。ただ同じ投手の使い過ぎで8月失速は避けたいものです。ファイターズは大谷がダメでしたね。と言っても1試合だけですから。後半戦、投手大谷が復活すれば、CS期待できるのですが。