1964年から(その1)
2012 DEC 6 18:18:01 pm by 中島 龍之
私の音楽歴も、行ったコンサートのところから止まっていましたので、続きを書きます。1964年にビートルズを聴き始めたのですが、その年中学に入るものの、クラブ活動もせず、家に帰ると、ラジオを聴いていました。その当時福岡空港の一部に米軍の板付基地があり、福岡でFEN(極東放送)が聴けましたので、いつも、FENを中心に聴いてました。言葉はわかりませんでしたが、アーティストと曲名を聞き取ろうとして、徐々に分かるようになってきました。(時々間違えてましたが。)毎日全米チャートのNO1を流すのでそれが楽しみでありましたが、チャート中心に聴くようになりました。今回は、1964年からその後を、買ったレコードを中心に、その年のヒット曲を若干のコメントします。
1964年 この年は、まさに、ビートルズの年でした。「I Want To Hold Your Hand」が、7週間全米第一位を続けたあと「She Loves You」「Can’t Buy Me Love」と続き、14週連続で、全米第一位を占めました。ビートルズを追い落として第一位になったのが、ルイ・アームストロングの「ハロー・ドーリー」で今でも記憶に残っています。今のバンド仲間はジャズおじさんなので、何の因縁か、ビートルズを追い落とした一族と一緒にやっているのも面白いです。その年は、ロイ・オービソンの「Oh Pretty Woman」も大ヒットしました。ほか、ダイアナ・ロスのいたシュープリームスや、ビートルズに続くイギリスのバンドが沢山アメリカに上陸した年でした。
(この年買ったレコード ) クリフ・リチャード「レッツ・メイク・ア・メモリー」、ロイ・オービソン「カム・バック・トゥ・ミー」、ビーチボーイズ「I Get Around」、デーブ・クラーク・ファイブ「ビコーズ」、アニマルズ「朝日のあたる家」、キンクス「You Really Got Me」、ピーター&ゴードン「愛なき世界」、ジャン&ディーン「パサディナのおばあちゃん」、マンフレッド・マン「Do Wah Diddy Diddy」、ローリング・ストーンズ「テル・ミー」など。
1965年 この年も、イギリスのバンドの躍進は続き、ローリング・ストーンズの「サティスファクション」が大ヒットし、イギリス勢は、ハーマンズ・ハーミッツ、ぺトゥラ・クラーク、サーチャーズ、ジェリー&ペースメーカーズ、フレディー&ドリーマーズが新たに上陸し活躍しました。アメリカ勢では、ライチャス・ブラザーズ、サム・ザ・シャム&ザ・ファラオス、ゲーリー・ルイス&プレイボーイズ、ソニー&シェール、バーズ、フォーシーズンズがヒットしましたが、私的には、初めてボブ・ディランを聴くことになった、フォークロックと言われる「Like A Rolling Stone」が印象に残ります。また、カントリーのロジャー・ミラーも好きですし、ジャズのラムゼイ・ルイス・トリオ「The “In” Crowd」は演奏のバックに話し声や物音が入り、飲食しながら聴くというジャズハウスの形態を知った曲です。
(買ったレコード) ハーマンズ・ハーミッツ「ミセスブラウンのお嬢さん」他、ロジャー・ミラー「キング・オブ・ザ・ロード」他、ゲーリー・ルイス&プレイボーイズ「恋のダイヤモンドリング」他、キンクス「Waiting For You」他、ビーチ・ボーイズ「Help Me Rohnda」他、デーブ・クラーク・ファイブ「オーバー&オーバー」他。
1966年 この年は、募集で作られたバンド「モンキーズ」が大ヒットし「I’m A Believer」が年間最大ヒットでした。他には、少し毛色の違う、インストロメンタルグループ、ニュー・ボードビル・バンドの「ウィンチェスターの鐘」、ベトナム退役軍人、バリー・サドラー軍曹の「悲しき戦場」も大ヒットしました。他には、ビーチボーイズの「グッド・バイブレーション」、これはリーダーのブライアン・ウイルソンが作った、その当時、ビートルズの「サージェント・ペッパース」に匹敵するといわれたアルバム「ペット・サウンズ」の一曲です。私の好きなサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」もこの年でした。また、ママス&パパス「マンデー・マンデー」、ラビン・スプーンフル「サマー・イン・ザ・シティ」、イギリスのボブ・ディランと言われた、ドノバンの「サンシャイン・スーパーマン」、大御所フランク・シナトラの「夜のストレンジャー」がヒットしました。
(買ったレコード) モンキーズ「アイム・ア・ビリーバー」他、サイモン&ガーファンクル「サウンド・オブ・サイレンス」他、ビーチ・ボーイズ「グッド・バイブレーション」他、ポール・リビア&レイダーズ「キックス」、ホリーズ「バス・ストップ」ハーマンズ・ハーミッツ「ダンディ」他。
(続く)
Categories:未分類
福田 玲子
12/6/2012 | 7:27 PM Permalink
つ 続き、たのしみにしてますっ