1964年から(その2)
2012 DEC 7 11:11:06 am by 中島 龍之
前回の続き
1967年 この年は、ビートルズが「サージェント・ペッパーズ」を出した年、ルルの「いつも心に太陽を」、ドアーズ「ハートに火をつけて」、アソシエーション「ウィンディー」がヒットしました。私的には、ボックス・トップス、タートルズ、ストロベリー・アラーム・クロック、ヤング・ラスカルズ、プロコル・ハルムが気に入ってました。
(買ったレコード) アソシエイション「ウィンディー」、モンキーズ「デイドリーム・ビリーバー」他、カウシルズ「雨に消えた初恋」、ハーマンズ・ハーミッツ「見つめあう恋」他、
1968年 この年は、ビートルズの「ヘイ・ジュード」がNO1ヒットとなった。マービン・ゲイ「悲しいうわさ」、ポール・モーリア「恋はみずいろ」がヒット。他には、オーティス・レディング「ドック・オブ・ベイ」、ユニオン・ギャップがヒット、記憶に残る曲として、サイモン&ガーファンクル「ミセス・ロビンソン」、ステッペン・ウルフ「ワイルドで行こう」、ローリング・ストーンズ「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」、エリック・クラプトンのいたクリーム「サンシャインラブ」がありました。
(買ったレコード) サイモン&ガーファンクル「ミセス・ロビンソン」、メリー・ホプキン「悲しき天使」
1969年 この年は、フィフス・ディメンション、アーチーズ、ローリング・ストーンズ「ホンキー・トンク・ウィメン」が大ヒット、ビートルズも「カム・トゥゲザー」「ゲット・バック」がヒットした。他には、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、ブラッド・スウェット&ティアーズ、スリー・ドッグ・ナイトが出てきました。
(買ったレコード) サイモン&ガーファンクル「ボクサー」、ゼーガー&エバンス「西暦2525」、二ルソン「うわさの男」、グレン・キャンベル「ウイチタ・ラインマン」他。
1970年 この年は、B.Jトーマス「雨にぬれても」、ジャクソン・ファイブ「アイル・ビー・ゼア」、」パートリッジ・ファミリー「悲しき初恋」が大ヒット。サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」、カーペンターズ「遥かなる影」、ジョージ・ハリスン「マイ・スウィート・ロード」、ビートルズ「レット・イット・ビー」、ジョン・レノン「インスタント・カーマ」もこの年でした。他には、レッド・ツェッペリン「Whole Lotta Love」、ショッキング・ブルー「ヴィーナス」、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング「ウッド・ストック」がありました。
(買ったレコード) サイモン&ガーファンクル「いとしのセシリア」
1971年 この年は、ロッド・スチュワート「マギー・メイ」、キャロル・キング「It’s Too Late」、スリー・ドッグ・ナイト「Joy To The World」が大ヒット、ドーン、ビージーズ、メラニー、オズモンズもヒットした。ジャニス・ジョプリン「Me And Bobby McGee」、ジョン・デンバー「Take Me Home ,Country Roads」、ジェームス・テーラー「You’ve Got A Friend」もこの年。ビートルズでは、ポール・マッカートニー「Uncle Albert/Admiral Halsey」リンゴ・スターの「It Don’t Come Easy」、ジョン・レノン「Imagine 」がヒットした。
(買ったレコード) メラニー「Brand New Key」
1972年 この年は、ドン・マクリーン「アメリカン・パイ」、ロバータ・フラック「愛は面影の中に」、ギルバート・オサリヴァン「アローン・アゲイン」が大ヒット、二ルソン、アメリカ、ムーディー・ブルース、ヘレン・レディ、ニール・ヤングもヒット。他には、ポール・サイモンのソロ「Mother And Child Reunion」、エリック・クラプトンのいたデレク&ザ・ドミノス「いとしのレイラ」もこの年。
(買ったレコード) ドン・マクリーン「アメリカン・パイ」、アメリカ「名前のない馬」、ポール・サイモン「Mother And Child Reunion」
1973年 この年は、ドーン「幸せの黄色いハンカチ」、マーヴィン・ゲイ、エディ・ケンドリックスが大ヒット、エルトン・ジョン、カーリー・サイモン、ダイアナ・ロス、ロバータ・フラックもヒットを出しました。ボブ・ディランの「Knockin’ On Heaven’s Door」もこの年。ビートルズでは、ポールの「マイ・ラブ」をはじめ、それぞれソロでヒットを出しました。
(買ったレコード) ポール・サイモン「Kodachrome」
1964年から1973年まで書きましたが、レコードを買うことも徐々に少なくなり、社会人になると、それ以降はラジオを聴くことも少なくなったのでした。(おしまい)
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泉 喜章
12/7/2012 | 1:37 PM Permalink
凄いです。
歴史を感じます。
私が物心ついたころには町のイナセナお兄さん達がビートルズ聞いてました。あの頃は「英語の歌や、なんでわかるんやろ?」と思ったものでした。
ちなみに和歌山の田舎の私が自分のお金で初めて買った洋楽は70年のビートルズのLet it be、この歌は意味はわかりませんでしたが、音が綺麗で。
そこから76年の Linda Ronstadt/ Hasten down thw wind でしたね。買って聞くとカーラボノフとかカバーしてましてとても良いアルバムでしたが、買った動機はとても不純でして、それは Lindaのレコードジャケットがただ綺麗で。(笑)
甘田 豊隆
12/7/2012 | 2:57 PM Permalink
中島さんがライブで必ず歌ってた「アメリカン・パイ」は1972年のヒット曲だったんですね。中島さんとこの曲は私の中ではいつもセットになってます。
福田 玲子
12/8/2012 | 12:09 AM Permalink
その記憶力におどろきを隠せません
中島 龍之
12/8/2012 | 12:56 PM Permalink
福田さん、消えゆく記憶を手元のデータで補いながら取り戻しておるのですよ。甘田さん、「アメリカン・パイ」は1972年だったなあ、と書きながら思いおこしています。何故か分かりませんが、昔から歌っていました。先日行った宮崎の友人から、「アメリカン・パイ」を題材にした番組の録画を見せてもらいました。ドン・マクリーン自身がこのレコードをアップルパイのようなものだと言っていました。歌詞の解釈はいろいろ言われていますが、当時の音楽シーンを歌ったものとそれぞれが解釈すればいいのでしょう。 泉さん、最初に買った洋楽がビートルズなのは私と一緒ですね。いい曲です。ビートルズの最後の名曲ですね。Linda Ronstadtは、1968年に「Stone Poneys」というグループで「Different Drum」というヒット曲を出していました。その後、ソロでヒットを出すことになるのですね。私は、「Blue Bayou」が好きです。