広島 お好み焼き(2回目)
2017 JUL 22 22:22:59 pm by 西村 淳
「広島お好み焼き」のファンの一人として、どうしても行っておかなければならない店をとうとう訪問した。
広島の夏は暑い。日本全国暑い中、その日は本当に暑かった。スマホのマップを頼りに行きついた時間は木曜日の18時過ぎ。17時半に開店だが、すでに6人待ち、さらに後ろに6人。汗を流しながらじっと待つ。女二人、男一人の3人が中に入ってその後が私だ。メニューを渡され、躊躇なくなくネギ、肉玉そばを選択。
汗で下着が張り付いてめげそうになり始めたその時、おひとり様どうぞ、と神の声。一気に覚醒、気力充実でそのままカウンターに。
5分ほどしてとうとうご対面。観光客相手の店だとか、有名になるほど外野も姦しくなるものだが、広島ねぎの緑に心配は吹き飛んでしまう。
ここにはマヨネーズがあり、青のりがない。大した問題ではないが、一口入れた瞬間、これだこれ!固めのそばの歯ごたえが嬉しい。そして何よりも野菜、肉、そばのハーモニーが美しい。色々なところで「広島お好み焼き」は経験したがこれほどのバランスを感じたことがなかった。そして美味しいもの、いいものを食べたあとは胃もたれを感じないが、完食のあとの心地よさはまだ暮れなずむホテルへの道中、暑さを忘れさせてくれた。
広島は音大もある街。交響楽団もある。でもたまたまそうであったのか私の滞在した1週間、たったの一度もクラシックのコンサートの予定はなく、とても残念。
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