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日本列島を包む「操作で歪んだドーム空間」

2024 FEB 6 9:09:28 am by 東 賢太郎

今から3カ月前、去年の11月12日に、とても強いブログを書いた。今はそれがもっとリアルになっているのでお読みいただきたい。一部を引用しよう。

かたや老舗のルーズヴェルトホテルが移民収容のため閉鎖されているというのも驚く。トランプが作った壁を壊したのでメキシコから毎日2、3万人流入し、手に負えないテキサス知事はトラックで移送してしまう。地方は白人が多く拒否されるので大都市に10万人も来る。マンハッタンは人口170万だから世田谷区と練馬区に中南米人10万人ということ。想像を絶する。移民はすぐ選挙権を持つ。入国に感謝して民主党に投票する。要は大統領選の対策だ。

現在、その顛末でアメリカの都市部はさらに酷いことになっている。大量に流入した移民が食うためにやんちゃする。警官はBLM事件の余波で無茶できない。つかまえても刑務所が満員で無法地帯になる。そこでサンフランシスコ市が「950ドル以下の万引きはオッケー」(逮捕しても収監しない)にした。14万円の窃盗だから日本ならそれだけでテレビのニュースになる事件が大量に「おめこぼし」なのである。さらに凄いことに、イリノイ州では不法移民が警察官に採用されている。毒食らわば皿までだ。一般市民がそんなのに逮捕されかねず、正義など吹っ飛んでしまっており、都市によっては銃で武装した自警団(私的警察)を作っているというから西部劇さながらだ。極左のBLM運動で黒人も平等に医者にしないといけないから医学部の入試がなくなっているというのも仰天で、問題は治安だけではない。

かように、3年のバイデン民主党政権下でアメリカは戦争屋、薬屋、不動産屋、ウォール街は大儲けしたが肝心のブルーステートの白人生活圏まで滅茶苦茶になっており、だから民主党支持者の一部までが共和党支持に乗り換えている。極左政策を仕掛けてきた連中をDS(ディープ・ステート)と呼ぶと、その手下で番犬をしている日本人が「陰謀論だ」と騒いだものだが、今、この連中は親方があぶなくなって「もしトラ」(もしもトランプ大統領になったら)と騒いでいる。滑稽なことだ。

以上の程度の情報はネット民には常識になっているが、全部が番犬である日本の大手メディアは報道しない。だからテレビと新聞しか見ない人は「情報難民」と化している。喩えるなら、巨大なドーム球場の中にいると外が大雨になっていてもわからず、野球が終わって外に出てから傘がないとひと騒動になるようなものだ。さように、日本列島は「操作されて歪んだドーム空間」に包まれているのであって、ワクワクのように自分や家族の生命に関わる重大事を野球が終わってから気がついても遅い。もっというなら「なぜ報道しないんだろう?」という健全な疑問をいだくことだ。そういうニュースを書きだして一覧してみればいい。一本の糸でつながることはもう賢明な人々は見抜いている。

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Categories:政治に思うこと, 若者に教えたいこと

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