Sonar Members Club No.19

since October 2012

オールスター、大谷・藤浪対決

2014 JUL 23 10:10:48 am by 中島 龍之

少し時間が経ちましたが、今年のプロ野球オールスター戦は、近年になく注目して見ました。それは、第2戦の甲子園で、入団2年目の大谷(日ハム)、藤浪(阪神)の先発対決があったからです。大阪桐蔭で春夏連覇した藤浪と花巻東で甲子園出場するもあまり勝っていない大谷の対決で盛り上がりました。特に、大谷はスポーツニュースのインタビューで「160kmを超え最速を狙いますか?」という質問ばかりされプレッシャーも高まってました。

試合は、1回表パリーグ先攻で、藤浪がマウンドに立ちました。オールスターでもあり、ストレートばかり投げましたが、藤浪自身の最速156kmを出して、球場をどよめかせました。私も、藤浪も凄いと思ったのですが、ストレートだけではパリーグの主力を抑えられず1番柳田にピットを打たれ、その後ランナー3塁で、3番糸井との対決、ここが勝負の分かれ道と思いましたが、バットを折りながらもセンター前に打たれ失点しました。その後、1,2塁となってパリーグのホームラントップのペーニャとの対決、打った途端にボールの行方がわからなくなるような一瞬のホームラン、マウンドの藤浪も笑うしかない当たりでした。

1回裏、大谷はどうかと言うと、1番鳥谷に対する1球目、なんと161kmを出して球場は大喜び、そして2球目、162kmを鳥谷がファールすると、ファンだけでなく選手たちも大喜び。テレビにダッグアウトの選手が映されてましたが、選手も大谷の豪速球に盛り上がってました。大谷はプロの選手を楽しませる選手なのですね。最初から大リーグを目指すのも理解できます。そのあとは、鳥谷に160kmのストレートをヒットされ、バレンティンにも打たれ、マートンには変化球で目先を変えつつも打たれ、1失点してしまいました。やはり、ストレートだけでは抑えきれないのですね。それでもセリーグの主力打者が大谷の速球に必死でくらいついていたのが印象的でした。全球しっかり見ていたのは久しぶりです。ファンが期待するのはこんな野球ですね。

第1戦は、広島カープ・デイの様相で、先発のマエケンが抑え、エルドレッドが2ホーマー、菊池も打点を挙げ、丸、堂林もヒットを打ちました。堂林は2戦でホームランを打っているので、東さんも喜んでいるだろうと思ってみてました。

今年のオールスターはなぜか、いつもより盛り上がったように思いましたが、やはり若い、大谷、藤浪の影響でしょうか。大谷はいつまでいることやら。

Categories:未分類

▲TOPへ戻る

厳選動画のご紹介

SMCはこれからの人達を応援します。
様々な才能を動画にアップするNEXTYLEと提携して紹介しています。

ライフLife Documentary_banner
加地卓
金巻芳俊