暫時は瀧に籠るや夏の初
2014 MAY 19 18:18:49 pm by 中島 龍之
この句、「暫時(しばらく)は瀧に籠るや夏(げ)の初(はじめ) 」は、松尾芭蕉の「奥の細道」の中の、一句です。日光の裏見の瀧を詠んだ句で、瀧の裏から瀧が見られたのでそう呼ばれていたとのこと。私も、裏から瀧が見られる瀧があるとのテレビ情報で行ってみました。
場所は、熊本県阿蘇郡小国町にあります。「鍋ヶ滝」といいます。
戻りながら、裏の正面あたりで少し下に向けたアングルで撮ってみました。
という訳で、瀧を裏から観賞してみました。当日は、気温が30度になろうかという暑さでしたので、瀧の裏の涼しさが心地良くて、しばらく留まりたくなりました。ちなみに、芭蕉の「瀧に籠る」は僧侶の滝籠りを思っての句とのことですので、ちょっと違いますが、雰囲気を味わってみました。
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西室 建
5/19/2014 | 10:43 PM Permalink
中島さん、小国町ということは我がお勧めの黒川・杖立両温泉の側ではないですか。無念!あれ程接近していながら見過ごしています。よそ者はダメですね。
中島 龍之
5/20/2014 | 9:41 AM Permalink
西室さん、おっしゃるとおり、黒川・杖立温泉の近くです。杖立温泉を通って小国の道の駅経由で熊本・菊池方向に行ったところにあります。反対方向に行けば黒川温泉です。私も今回初めて知りましたので、住んでいればこその情報ですね。今後もローカルならではのスポットを紹介したいものです。