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忌野清志郎という伝説

2017 SEP 23 13:13:55 pm by 西室 建

 僕がチャチなバンドを組んで、甚だしき時にはヘンテコリンなオリジナルを人前で歌ったりした頃には既にRCサクセションでプロとしてやっていた。デヴューがいつだったかはっきりしないが、このバンド名は高校生がある日作戦を練ったのでRCサクセションとなったと聞いた覚えがある。
 独特の声のボーカルが清志郎という名前だという記憶は無い。
 『僕の好きな先生』がヒットしていた。僕はアルバムにあった『2時間35分』という曲が好きでよく聞いて、そのオリジナリティにあこがれたものだ。
 百恵ちゃんのご主人でもある三浦友和とは同級生で、バンドも組んだことがあったようだ。
 それから暫く見かけなかったが、80年代に突如パンクバンドとして奇怪なファッションを纏い再登場してスターになる。
 その頃は福生の米軍ハウスが売りに出て、仲間と今で言うシェア・ハウスのように暮らしていた。
当時のヒット曲に『ガ・ガ・ガ』とか『いいことばかりはありゃしない』があるが、一般には知られているだろうか。後者は
カラオケにもあって、僕のレパートリーなんだが。
「い・け・な・いルージュマジック」というCMに使われた歌なら知っている人も多いだろう。
 結構過激なことをやっていて放送禁止・発売禁止をよく喰らったが、すると面白い事にザ・タイマーズというバンドが出現し、マイナーなテレビ番組に出た。ヴォーカルはZERRYと名乗る正体不明の人物という触れ込みで、ヘルメットをかぶりサングラスをしていたが一目で清志郎とわかった。
 タイマーズのテーマという曲は往年の人気バンド、モンキーズのテーマの丸パクリで、サビのところを『ヘイヘイ、ウィーアー、タイマーズ、大麻が大好き』とやったのには笑えた。
 秀逸なのはカヴァーをしても独特の清志郎節に仕上げて、オリジナルを凌ぐ歌にしてしまう。
 同様に競演する場合も相手の歌手に”合わせる”ようにみせて、いつのまにか”取り込んで”みせるオーラがある。例えばウルフルズ。 

 更にアイドル・グループのSMAPもまた。
 

 みんな嬉しそうで楽しい。

 以前エーチャンがジャンル違いの大物と武道館で競演する架空ステージを書いて遊んでみた。

架空ライヴ 矢沢永吉 VS 謎の大物

架空ライヴ 矢沢永吉 VS 謎の大物 Ⅱ


 実は今回この手のブログを書こうとして清志郎と石川さゆり、三波春夫といった組み合わせを考えてみたのだが、途中まで書いてヤメた。上手くコラボできなかったのだ。
 同じオーラでも清志郎の方が子供がはしゃいでるようなところがあって、こう言っては失礼かもしれないがカワイラシク感じられる。エーチャンは、はしゃいでいるところは人に見られてはいけないのだ。どちらも好きだが。
 
 2000年代に入ると気の毒な事に喉頭癌になってしまう。歌手として致命的なハンデを負うために外科的手術を拒否し、放射線と抗癌剤治療で病魔と闘う姿に感動したものだ。
 間寛平と個人的にも親しく応援歌を作ったり、コンサートに寛平がシークレット・ゲスト『アメマ・マン』として登場して大受けしたユーチューヴがある。
 その寛平はアースマラソン中に電話で清志郎の訃報を聞き号泣した場面が(やらせかもしれないが)TVで放映されている。
 完全復活コンサートを武道館で行うまでにも回復したのだが、惜しくも2009年に逝ってしまった。

『あいつがいる頃は楽しかったなぁ』と思わせる奴がいる。僕にとってはそう思えるスーパースターだった。   -合掌ー

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Categories:オールド・ロック

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