Sonar Members Club No.36

Since July 2013

今はもう秋 港で思ったこと

2017 OCT 21 9:09:13 am by 西室 建

雲が流れます

 

 ハーバーでバーベキューをしないかと声を掛けてくれたので、久しぶりに海へ。
 ところが着いた時点でもこの天気。
 厚い雲が二層になっていて、下の方の濃い雲がビュンビュン飛んで行きます。
 今年は色々とあって夏の航海にも乗ることができませんでした。
 港に降りて浮き桟橋から眺めていると、ボラがグジャグジャと泳いでいます。あ~あ・・・。
 調度帰ってきた仲間の船が接岸しました。

凄く速い

 「いや風はドン吹きで白波はザバザバ被るし、とてもとても出られたもんじゃない」
 等とヤル気を失くさせてくれます。
 実際に恐るおそる湾の出口まで行って荒れた海を見て成仏しました。
 まぁ、予報もそうでしたし。
 気を取り直して・・・ビールを開けました。

何と!

 久しぶりに会ったクルーに聞くと、夏のアイランド・ホッピングは荒天で頓挫したようです。
 出だしから雨・風に叩かれ大島の波浮に避難し、降り込められた後に下田までは行き、そこで力尽きたそうです。
「来年は新島でも」
「いや式根も」
 とやっていたら、アレヨアレヨという間に雲が切れて青空まで、今更何だ。
 もう既にビールに飽きてウイスキィになっています、もう出られない。
 しょうがなくてデッキでウトウト、汗ばむくらいになりました。

 今はポカポカしている秋空も直ぐに暮れてしまう。11月下旬の日没は四時半です。もうすぐガサッと葉が落ちてきて舞うでしょう。クマは冬眠します。
 人間も冬眠できたら食糧事情も人口問題も解決しますかねぇ、よくSFで宇宙船なんかの低温カプセルに入って長時間のワープをしてるじゃないですか。

ドカーン

 「焼けたよ」
 の声が掛かってモソモソと起きると大量のラム。
 するとどこかからラム酒が。
 サトウキビの焼酎ですね。
 ラム酒を水で割ったものをグロッグと言います。
 英語でベロンベロンに酔う”グロッギー”はそこから来ていると聞いたことがあるような。
 別にラム酒でなくても”グロッギー”にはなりますが。

 どういう訳かこの辺りで記憶は途切れ、翌日は船のキャビンではなく自宅のベッドで目が覚めました。

 つらつら考えるに、最近良くないことばかりですっかり弱気になっていますが、原因が分かりました。
 それは・・・・単に遊び過ぎです。

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無駄の勧め (今月のテーマ 無為自然)

おじさんが遊んで暮らす十ケ条

この海が教えてくれた 波間に揺られて

月窓寺 薪能

2017 OCT 17 7:07:29 am by 西室 建

 

人魂みたいな薪

 かれこれ二年振りですか、地元の薪能を見ました。
 狂言の『六地蔵』とお能の『橋弁慶』です。
 『六地蔵』は田舎から地蔵を作ってもらおうと都にやってきたおじさんを詐欺師が騙そうとするお話で、その詐欺師(すっぱ)を野村万作さんがやります。
 三人のオッサンが地蔵に化けるのですが、依頼は六地蔵ですので一人二役をしなければならず、おかめみたいな面を付けてジタバタしてみせます。言ってみれば元祖ドリフのようなお話を人間国宝の万作さんがやるのですね。
 以前に比べると万作さんの声が枯れたような。

 『橋弁慶』の弁慶をその万作さんの弟で、やはり人間国宝の四郎さんがやりました。野村家は和泉流ですが、四郎さんは能の観世流を継いでいます。
 この話は”京の五条の橋”で弁慶が牛若丸に負けて家来になるところです。おとぎ話では弁慶が刀狩をしていて、千本まであと一本となった時に牛若と出会うのですが、能では逆に牛若が千人切りをしていることになっています。どっちでもいいですけど。

弦師はこんな格好

 そして弦師(つるし)が出ます。間に狂言が入るのです。
 牛若に切られかけた男が逃げて来てコミカルなドタバタ劇をするのですが、それを萬斎さんがやりました。
 この人は華があるし立ち姿が美しい。
 声もいいです。
 能の弁慶物は子方が出ます。牛若・義経の役は中学生未満の子供さんが勤めるのですが、やはり後継者難だそうで、上演される回数が少ないと言われています。谷本悠太郎君という子が一生懸命やっていて微笑ましい。どうも小学校高学年のようで、少し声変わり気味なのがかわいそう、でも間違えずにできましたよ。
 この子は確か観世流の谷本健吾さんの息子さんじゃないですか、応援してます。
 以前みた『船弁慶』を見たときの大島伊織君なんかもう青年になってしまったでしょうか。

船弁慶

 一応照明も準備されていますが、灯は5つ立てられた薪。
 漆黒の闇にチラチラと揺れる炎が影を織り成します。
 そこに切り裂くような笛の音と鼓の乾いた音。

 アッ雨が顔に当たった。

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狂言 附子 並びに 能 大般若

世阿弥  秘するが花 Confidentiality should be The Flower

世阿弥 初心忘るべからず Don’t forget your failure

映画 『花戦さ』

ついに成仏したゴルフ Ⅱ

2017 OCT 12 21:21:53 pm by 西室 建

    クリックすると拡大します

秋空も 木陰恋しい ティーアップ
スタート前に 汗ほとばしる

 今年は雨ばかりの夏の後にもう一度夏が来たが、色々あってずっとゴルフができなかったのだ。今年を取り返すぞ。いやが上にもはやる気持ちでティー・グラウンドに立った。
 春先に見事に成仏はしたものの、ゴルフというものはたまにロング・パットが入ったりまぐれのビッグ・ショットが出てやめられない。
 しかし冷静に考えればショットはこれ以上飛距離は出ない。パットも上手くなるには根性が足りない。
 久しぶりのプレイだから、きょうはあれこれ考えずにアイアンのダフりだけをテーマにすることにした。特にグリーン周りにまでいってからの寄せに於いてだ。
 この1年というもの、7番アイアンでもピッチングでも転がしの寄せが決まらずスコアが伸びない。今回の寄せはサンドを使うようにした。ホーム・コースにはアプローチの練習場があるので、入念に練習を繰り返す。するとこれがやってしまうんですよ、ドッスンとボールの手前をダフる。まあいい。

 行くぞ!
 出だしはまぁそれなりのショットで、グリーンまで行く。次も上出来な滑り出しと言えよう。
 メンバーは昔の仲間が二組。緊張感はないと言えばない。一人孤高のバーディー・パンター、女性教授、その他ドングリーズといった具合である。いつも奇跡のパットや悲劇のプッツン・プレイで楽しませてくれる。
 午前中にやはり狭いロングでシャンク地獄にハマった者が脱落していった。

 インに入って戦いはいよいよ佳境に入る。12番にそれは起こった。

口を開けたような

 寄せを全てサンドで打ったせいで呼ばれた訳でもなかろうが、このバカ口を大きく開けたようなバンカーは僕ともう一人に噛み付いた。そしてついに例の”ドッスン”が出てしまい、二発を打つハメに陥った。
 だが僕はまだましだった。
 相棒はトップ気味にホームランを打ってしまいOBに。そして打ち直しは何度やっても出ず、久しぶりに『ギブ・アップ』を見た。
 そして後で分かったのだが、後ろの組でもおなじ事が起こり一人死んでいた。

終わってから打ち上げをやったが、そこで気が付かなくてもいいことに気が付いた奴が放った一言に一同凍りついた。
『しかしこの30年間全くスコアが変わらんのもどうかと思うな』
ちなみに新ペリア方式で優勝したのはワタシだった。

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遂に成仏したゴルフ

おじさんが遊んで暮らす十ケ条

我が友 中村順一君との会話

2017 OCT 9 14:14:20 pm by 西室 建

 彼の一周忌を迎えてしまう。往時茫々思いは様々、到底一言で括ることなどできない。
 彼と僕は共に真の保守主義者を任じていた。
 ところが細かい所になると各所にズレが生じていつもモメた。
 例えば靖国神社。彼は強烈な分祀論者で、例のA級戦犯合祀に憤慨していた。それに対し僕は、それでは東京裁判史観マル飲みになる、いずれにせよアメ公に犯罪者にされたに過ぎないから合祀は合理的である、と主張した。
 勿論先の戦争には大反対で、そこに至るまでを主導した東条英機に批判的だったから気持ちは分かるが、合祀以降昭和天皇は参拝しなくなった、などと痛い所を突いてきた。
 そして2・26だの一人一殺などというテロルを嫌った(当たり前だが)。
 ところがこれが『右翼』本流となると、正確には政治家=権力に対峙する反体制派で、決して現エスタビリッシュメントに迎合するものではない。その視点から言えば安倍政権も反米右翼からは攻撃される。
 そもそも合理的な理論というよりは昔から気質の問題で、今日でもそうは進化していないから日本が右傾化しているなどと言われると違和感を感じる。
 ガキの頃の我々は単純な愛国者程度の気持ちだった。
 ところがその時代の世相は大変で、憲法改正などと口走ると頭の切れる左翼が寄ってたかって僕達を苛めた。
 今から考えれば彼は数少ない、しかし油断のならない同志だったと言える。

 型を崩す事はなかった、というよりいやがった。具体的に言えば恥ずかしい話だが、僕は高校~大学と背中まで髪を伸ばしたり、ガリガリ・パーマのアフロになったり、テカテカ・リーゼントになって見せたが、その都度あからさまに不快な顔をした。『あいつは何であんな変な格好をするのか』と言っていたらしい。
 彼の家に遊びに行った後会うと
『オヤジがお前の狂った頭を見て「かわいいもんだ。旧制高校にはもっと凄いのがいた」と言ってたぞ』
と聞かされたことがある。 
 僕が愛好するボブ・ディランやローリング・ストーンズには見向きもしない。印象に残っているのは『若いモンの愛好する下らん音楽が流行って困ったもんだ』などと嫌がらせを言うのが常だった。
 はたして彼はカラオケなんかはやったのだろうか。僕は行った事はない。

 僕達はあまりにも長く付き合った。
 都会っ子でシャイな所も共通していた。第三者に僕を紹介するのに『幼馴染で親友なんです』という時は実にイヤそうだった。
 興が乗ると話を盛りまくり、10倍・100倍・10乗・100乗と吹くものだから、聞いている人は終いには何のことだか分からなくなってしまう有様だ。
 話をするのに国会答弁形式で掛け合うのもいつものこと。挙手をして『委員長』と言うと相手がありもしない役職名で指名する。『中村特別国家公安官』とか『西室枢密顧問官』と言った具合だ。すると指名された方が『ただ今の答弁には全く信ぴょう性がありません。そもそも』という具合にデタラメを喋りまくる。途中で言いよどむと相手がヤジを飛ばすという凝りようだった。
 バカバカしいことに誰も聞く人がいないのにやっていた。最後にやったのは指宿温泉の二人部屋でお銚子をバンバン空けながらと記憶する。人が見たらアブナいオッサンと間違えられたことだろう。

 不思議と彼が知り合いに僕を紹介することは多かったが逆はない。僕の仲間が彼とウマが合わなかったかと言えばそんなことはないはずだ。多分彼の放射するエネルギーが強すぎて『引力』の方が勝っていたのではないか。そういえば僕の他には右翼もいなかった。
 
 旅が好きだった。
 その趣味はロンドン駐在時に存分に発揮されたことは彼のブログに詳しい。
 僕が九州在住時にも何度かやって来たが、旅の終わりはいつも『それじゃまた近々』と握手して彼が東京にもどって行った。
 彼を見送ると自宅(単身赴任用マンションだったが)に帰るのだが、旅先ではぐれて置いて行かれた様な気がした。

 残された 人をこそ嗤え その愚かさを
    旅の終わりは  ないことと知れ

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我が友 中村順一君を送る

我が友 中村順一君を偲ぶ

我が友 中村順一君を悼む 

我が友 中村順一君を思う

我が友 中村順一君からのメール

秋・喜寿庵10月の花

2017 OCT 7 9:09:51 am by 西室 建

 まだ色付かないが広葉樹は散りだしました。喜寿庵は朝晩に床暖を入れます。
 風の強い日はブルッとするほど寒い。

可憐な花

 庭先に、目立たない花がパラッと咲いていました。
 インドのギトギト色(白でさえも)の花を見た後なので大変”はかなげ”に見えます。
 ところがクリックして拡大すると分かりますが、花びらに何やら毒々しい感じの斑点があって危険な感じです。
 気温が下がって虫の活動が弱まるから返ってこのような花を咲かせたのでしょうか、虫媒花かどうかも知りませんが。

 道端に咲いていました。
 鮮やかでしょう。
 この『精一杯感』が好ましい、この時期にヒマワリの一種でしょうか。
 年のせいか身辺に気ぜわしさが張り付いていて、この花便りは一息入れるのに大変重宝です。
 地球の自転が傾いているお陰でこんなにも四季が楽しめ、慰めてくれます。

 今年は夏を棒に振ってしまったから、ゴルフでもやって冬に備えようか。
 そういえば知り合いのあいつは膝の靭帯を損傷したが、次のシーズンはスキーは無理かな。

クリックしてください あたたかそうです

 
 待てよ、今年はどうもロクなことがないのです。全般にわたってね。
 ヘタにジタバタするよりジッとしながら寒い冬を迎えるのも悪くない。
 
 葉牡丹の苗でも買っておきましょう。
 右は去年の写真ですが、根が付きませんでした。

 それに暖かそうな原色のセーターを着て、コップ酒で熱燗をグッとやったらどうでしょう。
 元気が出るかな。

 最後にいつも怪しい光の写真を送ってくれるエスパーからの10月の花を。

コスモス

朝顔

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春夏秋冬不思議譚(熱すぎる夏に干からびる恐怖)

春夏秋冬不思議譚(春の桜に愕然とした日)

春夏秋冬不思議譚(ゲレンデに砕けたスキー靴)

春夏秋冬不思議譚 (秋の日に慌てた少年)

さらば4番ピッチャー大谷(札幌最終戦実況版)

2017 OCT 4 21:21:48 pm by 西室 建

 おそらく日本で最後になるリアル二刀流、4番ピッチャー大谷を堪能した。今日がファイターズはフランチャイズでの最終試合である。
 対するはオリックスのエース金子、相手にとって不足はない。
 ストレートは160km越え連投とはいかなかったがスライダーが決まってオリックスをねじ伏せる。
 5回は自らのヒットから後が続き3点をもぎとった。
 6回の打席では空振りのビッグ・スウィングに観客がどよめく。例のアッパー気味にフィニッシュが背中までいく、音が聞こえて来そうな物凄い振りだ。
 八回まで来て悪い癖の四球を出す。ストレートが全部外れたが、次のT-岡田を160㎞で仕留めた。
 いいぞいいぞ、これを待っていたのだ、大谷も吠えた。
 その裏、ツー・アウト、1・2塁で大谷に打順が回った。しかし金子もさすがに球数117球目で3振を取り意地をみせた。これが真剣勝負の醍醐味!
 ゼロを並べて9回のマウンドに登ると、マレーロ・中島に連続四球。吉井コーチがマウンドに駆け寄ると大谷は続投を意思表示し、次の杉本でゲッツー。124球で完封勝利を飾った。
 5位に沈んだチームでも札幌ドームはほぼ満員で、最高のファン・サーヴィスになった。

 思えば長く、不本意なシーズンだった。ケガ人続出、投手の誤算、守備の乱れ、スラッガーの不振、終いには主力ピッチャーの放出、とこれだけ揃えばそりゃ優勝どころではない。
 昨年の日本一チームが『勝つことの難しさ』を学んだシーズンだったと言える。
 栗山監督は挨拶でこう言った『今日からまた全力を尽くします』と。
 そうだ選手諸君、次の戦いはもう始まっている。
 私も(影の)オーナーとして来季の戦力の充実と秘策を練り上げる。ファイターズは誇り高いその名の通り戦うチームだ。

 そして大谷よ。メジャーでの大活躍を約束してくれ。去年の日本一は君のお蔭だ。去年の一番ピッチャーでの先頭打者ホームランには痺れた。夢をありがとう。

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祝ファイターズ優勝 ファン架空座談会

2016プロ野球 3強チーム影のオーナー鼎談(極秘)

僕の野球地獄変

これはどういう選挙なのか

2017 OCT 1 12:12:38 pm by 西室 建

 インドから帰国したら選挙がメチャクチャになっていて驚いた。
 北がミサイルだの水爆だのとやればやるほど安倍総理の支持率が上がり、衆議院議員の任期が1年を切るタイミングから戦略的には絶妙のタイミングと言えよう。
 ここは勝負と見たのだ。
 おそらくターゲットは小池潰しではないか。都議選で一敗地にまみれた勢いを削ぐのは今だろう。そして民進党保守派が流れ込んでくれば何かとうるさいからここで叩く。ただ小池百合子は憲法改正派だったので息の根を止めることはしない。
 そう、安倍総理が口に出すかどうかはわからないが、今回は憲法改正の前哨戦とも言える。
 そうしたら希望の党には潰れそうな前原民進党の必殺”抱きつき”とういう反則技が出た。おまけに自民党からも選挙に弱い輩がイザ解散となるとビビッてツベコベ理屈をつけては合流しようとする。こういうのにロクなのはいない上に一度離党癖がつくと腰が座らないからどうせ役に立たないのでいらない。生き残っても亀井静香みたいになる。あの尊敬する中山成彬・恭子センセイまで行くとは思わなかった。
 先に飛び出していた細野とか長島とか柿沢は何だったのか。白けたのか元からその作戦だったのか。若狭・細野のあまりの無能さに小池がキレたのか。
 それにしても暫く大したこともできていないので、またぞろ何かイチャモンの相手でも探し当てたのか・・・希望の党。オリンピックどうすんだよ!
 小泉元総理にスリ寄ってももう出がらしだよ。おまけに首班指名に山口代表の名前を出したのは明らかにスベった。都議選じゃあるまいし、国政選挙では公明党の選挙協力は得られないから多少のフロックはあるかもしれないが小選挙区で勝てるはずがない。
 いずれにせよ”魔の二回生”のようなのが振るい落とされて少しは自民党の驕りは直るとすれば多少の議席が減ったところで結構な話である。さすがに自民党執行部も対立候補を立てるだろう。
 とにかく希望の党=小池百合子の変幻自在な動きはいささか小賢しい。投票まで三週間もあるから、国民はあまりの目まぐるしさに辟易してしまわないか。しかしそれで自民党・公明党が勝利してしまうのは(いいことなんだろうが)いささか興ざめなので、私なりに選挙を面白くすることを考えた。

 「このハゲ~」の豊田真由子や不倫報道の山尾しおりは公認されないだろうから無所属で出ることになる。さすがに自民党も民進党も対立候補は立てにくいだろうから、談合して豊田の埼玉4区か山尾の愛知7区で対決してもらう。どちらもトーダイだし元官僚と元検事。いずれも女性票が全く期待できないから、けっこうマトモな政策論争が戦わされたりして。

 そして豊田に散々怒られた秘書Aに民進党が立候補を打診したというが、もはや評価不能の語るに落ちた、とはこのことだ。
 ところでレンホーは代表だった時は衆議院の選挙区で出ると言っていたが、本当に出るんですかね、出るとしたらどこで。実は私の地元は民主党が強く元総理が自民党の候補者をはねつけていた。しかしその元総理も選挙区では落選してたから、まさかここに来るのじゃないだろうな。都議選では高学歴で若いオニーチャンの都民ファーストが、美人民進党とコテコテ自民党オヤジを破って勝ったし。おまけに近いうちに市長選挙があるのでテンヤワンヤを期待しているから来たら来たで面白くはある。
しかしねぇ、ツジモト・レンホー・エダノ・アカマツはさすがに合流しないんでしょうね。合流したら改憲にも賛成するんですか。

 それから小沢一郎はどう動くか。『オリーヴの木』とか『野党共闘』とか時々発言が取りざたされるが、相手にする者はいない。しかしすでに75歳。ここはひとつ共産党と自由党が合併し、国民党とかに名前も変えてしまえば最後の政界再編のあだ花が咲く、というのはどうだろう。
 大物の引退も相次いだ。 平沼赳夫・谷垣禎一・高村正彦・横路孝弘・川端達夫。彼らの後継問題も火を噴く。

 次なる興味は失言だ。失言大王麻生財務大臣、期待してますよ。但しナチスネタは止めてください。アレは国際的にバツです。
 石破センセイは何かやらかしてくれないだろうか。最近反安倍を露骨に出してテレビ出演も結構あるらしいから、ツッコミどころ満載の発言を待ってます、特にミサイル関係。
 前原も北関係結構のヤバい写真が週刊誌に出た。あんな写真どっから探してきたのか気になるところだ。

 ところで10月10日は北の労働党の記念日だから何らかのアクションがあるはずだ。危機管理に役に立たない野党はツベコベ選挙の大義を言い募るだろうが、当然折り込み済みだから与党有利になる。それを考えずに解散などあり得ない。

ところで私の予想は外れますのでそこんとこよろしくゥ。

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選挙期間中に予想される失言 

いよいよ選挙で出て来た失言 

何かが始まったのか(反安倍の動き)

インド漫遊記 インドの花

2017 SEP 29 7:07:16 am by 西室 建

メイン・ストリート

今は本当は雨期なのだが、この旅で降られることはなかった。
この田舎町のメイン・ストリートがこれだ。
一応舗装してあるのだが、雨が降ったらどのような悲惨な事になるか想像して欲しい。
しかも歩いている人の十分の一くらいははだしである。
そんなことを旅の日本人がしたらまず助からないだろう。

朝、騒がしいので目が覚めた。犬でもない、牛でもない鳴き声がザワザワしている。

クリックしてください

気になってしょうがないから食事の後で中庭に出てその騒音を追ってみると、何じゃこれは。
この鵞鳥の群れにどうもエサをやっているらしい。
まてよ、今朝ホテルの朝食にオムレツを食べたが、まさかと思うがこいつらの卵じゃないだろうな。
チキンも怪しい、絶対に食べないことにしよう。
ご存じだろうがインドの一般的なレストランではビーフもポークも無く、チキンかマトンだ。僕は普段チキンはあまり食べないしマトンも好きじゃないのでインド料理を食べる時はベジタリアンの振りをしている。

それはともかく、この田舎町においては全員が貧困だから格差も何もない。
都市部に大金持ちがいることは知っているのだろうが、ここら辺の連中はその金がどういう代物かを知らないし、知ろうとも思わないのではないだろうか。或いは皮相な見方であろう、実際のインド人とのビジネスになれば印象としては『ズルい』『セコい』と感じる事は多い。だがこんな田舎では・・・。

渾身の1ショット

ともあれインドの日は高い。
午前中の朝食を済ませた後に外に出ればカッと日が刺す。
風は涼しいがヒリヒリする感覚だ。
この光の感覚を上手く伝えたいと木陰に入り、見上げたところで渾身の1カットが撮れた。
クリックして良く見てください。
この木には花が咲いていて、それはここの埃っぽい土壌に実に似合う赤い花なのだ。
せっかくだから接写しようとジタバタしていると、守衛のオッサンがやってきて踏み台を貸してくれた。

インディアン・レッド

この”赤”は日本では何の花が近い色だろうか。
思い浮かばない。
今年から毎月『喜寿庵の花』を上梓しているが、この赤にはお目にかかれていないと思う。
真上から降ってくる強い日光でないと出ない色なのだろうか。
インディアン・レッドと名付けた(名前の分かる人は教えて下さい)。

インディアン・ホワイト

しかししばらく見惚れているとこの赤は目が疲れる(但し僕は強度の色弱だが)。
すると上手い具合に”白”が目に入った。
これは蘭の一種なのか。
そして思ったが、白というのを褒める言葉はないものだろうか。
「鮮やかな白」とも「派手な白」とも言わない。

この広大な国にはどんな色も似合うのだろうが、そろそろ日本の花や松の緑が恋しくなって来た。

インドの多様性

 

インドの多様性 動物編

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真夏のインド大陸 前篇

 

真夏のインド大陸 後編

インド漫遊記

2017 SEP 26 18:18:29 pm by 西室 建

 一年ぶりにインドに来た。
 ところでインドのビザを取ったのだが、従来のビザ・センターが無くなってインド大使館に引っ越した。あそこのスタッフの態度の悪さとコロコロ言う事が変わるのは有名で、いつも憮然とした日本人や怒り狂う外人観光客がいたのが少しは良くなったかと期待した。ところが行って見ると窓口にいたのはおんなじオバハンだった。
 その効率の悪さは少しも改善されておらず、相変わらず書類をつきかえしたりして窓口でトラブッていた。
 そもそもビザ申請のオンライン・システムが使いづらいの何の。
 原爆を持ち、中にはあんなに天才的な人材が出るインドが、決して先進国としての生産性に達しないと常々思うのは国全体としての効率が全く向上しないからだ。

 今回はトランジットの関係で、従来ルートではなくバンコック経由となったため航空会社もタイ航空を選んだ。するとこれが楽しいことに成田の出発が2時間遅れる。それも一度ゲートから離れてから「機体に不備がありました」などとアナウンスがあって戻る。しばらくすると「燃料を入れてます」「ドキュメントが遅れています」「あと15分です」と詐欺師の常套手段のような具合で実に疑わしい。止まっている機体に座っているのは結構キツい上に乗り継ぎも心配で、旅の今後が偲ばれた。案の定バンコクで免税のタバコを機中に忘れた。

 そしてバンガロールへ、去年は水争いで暴動が起きた街である。

インド 暴動の街へ (今月のテーマ インドの旅)


 そこから車で3時間かけて深夜に、街だか村だかわからないところに辿り着いた。今度の旅はここをベースにして古い友人と会うことにしている。

外見はそれなり

 着いた時は真っ暗だったので良く分からなかったが、翌日見ると外見はそれなりでホリデイ・パルム・ナントカというリゾート型のホテルだった。
 ところが周りには何もない。こんなところでリゾートねぇ、確かにプールやキッズ・ルームがあるにはあったが。

 ちょっとその友人に触れておきたい。バブル期に日本に留学したインド人なのだが、その後日本で多少仕事を得て日本人と結婚し10年以上暮らした。従って働いてはいたのだが、まぁあんまりカタギじゃなかった。大阪でディスコをやったりホストクラブをやったり。だから堪能な日本語も大阪弁。
どういう経緯かは知らないが、現在はインドに帰っているが何をしているのかは分からない。税金に異常に詳しくて、そんなところは今も大いに怪しい。きっと荒稼ぎした金を持ち逃げでもして遊び暮らしているのかと見ている。インドは政策金利を去年下げたが6・25%、以前はもっと高かったから悠々自適にやっているらしい(家族は日本に残しているけど)。

怪しげなカード

 モディ首相ははびこるニセ札対策や脱税防止の名目で去年1000と500のルピー紙幣を廃止したりダイナミックな金融政策をとった。実際に大企業は影響を受けていて、アッと驚く某企業グループの製造業が倒産したりしている。
 今回もたかだた1万円を両替したら700ルピー分はキャッシュ・カードで渡された。それも『Yes Bank』なるふざけた名前の銀行が発行したやつで、こんなのはアナログ型の仮想通貨みたいだ。

 話がとんでもない方に行ってしまったが、その友人によると僕と入れ違いみたいにインドに来ていた安倍総理は熱狂的に歓迎されたようで、モディ首相は自身の地元で歓迎のセレモニーを催しパレードまでやったことが新聞の一面に出たとか。
 こういう話は安倍嫌いの日本の新聞にはロクに出ていなかったが、地球儀外交は確実に効果を上げている。

わかりますか?右に傾いている

 ところでそのホテルなのだが、部屋に戻ってハッと違和感を感じた。
 よくみる中央に置いてあるテーブルが傾いているのだ。なるほどね。
 インドのローカルのホテルはこんなもんだ。田舎のホテルにはまずバスタブはないがここもない、お湯を汲みおくポリバケツがあるだけ。
 前置きばかり長くなったので続きは続編で。

つづく

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インドには日陰が良く似合う (今月のテーマ インドの旅)

インドで知り合った日本人 (今月のテーマ インドの旅)

忌野清志郎という伝説

2017 SEP 23 13:13:55 pm by 西室 建

 僕がチャチなバンドを組んで、甚だしき時にはヘンテコリンなオリジナルを人前で歌ったりした頃には既にRCサクセションでプロとしてやっていた。デヴューがいつだったかはっきりしないが、このバンド名は高校生がある日作戦を練ったのでRCサクセションとなったと聞いた覚えがある。
 独特の声のボーカルが清志郎という名前だという記憶は無い。
 『僕の好きな先生』がヒットしていた。僕はアルバムにあった『2時間35分』という曲が好きでよく聞いて、そのオリジナリティにあこがれたものだ。
 百恵ちゃんのご主人でもある三浦友和とは同級生で、バンドも組んだことがあったようだ。
 それから暫く見かけなかったが、80年代に突如パンクバンドとして奇怪なファッションを纏い再登場してスターになる。
 その頃は福生の米軍ハウスが売りに出て、仲間と今で言うシェア・ハウスのように暮らしていた。
当時のヒット曲に『ガ・ガ・ガ』とか『いいことばかりはありゃしない』があるが、一般には知られているだろうか。後者は
カラオケにもあって、僕のレパートリーなんだが。
「い・け・な・いルージュマジック」というCMに使われた歌なら知っている人も多いだろう。
 結構過激なことをやっていて放送禁止・発売禁止をよく喰らったが、すると面白い事にザ・タイマーズというバンドが出現し、マイナーなテレビ番組に出た。ヴォーカルはZERRYと名乗る正体不明の人物という触れ込みで、ヘルメットをかぶりサングラスをしていたが一目で清志郎とわかった。
 タイマーズのテーマという曲は往年の人気バンド、モンキーズのテーマの丸パクリで、サビのところを『ヘイヘイ、ウィーアー、タイマーズ、大麻が大好き』とやったのには笑えた。
 秀逸なのはカヴァーをしても独特の清志郎節に仕上げて、オリジナルを凌ぐ歌にしてしまう。
 同様に競演する場合も相手の歌手に”合わせる”ようにみせて、いつのまにか”取り込んで”みせるオーラがある。例えばウルフルズ。 

 更にアイドル・グループのSMAPもまた。
 

 みんな嬉しそうで楽しい。

 以前エーチャンがジャンル違いの大物と武道館で競演する架空ステージを書いて遊んでみた。

架空ライヴ 矢沢永吉 VS 謎の大物

架空ライヴ 矢沢永吉 VS 謎の大物 Ⅱ


 実は今回この手のブログを書こうとして清志郎と石川さゆり、三波春夫といった組み合わせを考えてみたのだが、途中まで書いてヤメた。上手くコラボできなかったのだ。
 同じオーラでも清志郎の方が子供がはしゃいでるようなところがあって、こう言っては失礼かもしれないがカワイラシク感じられる。エーチャンは、はしゃいでいるところは人に見られてはいけないのだ。どちらも好きだが。
 
 2000年代に入ると気の毒な事に喉頭癌になってしまう。歌手として致命的なハンデを負うために外科的手術を拒否し、放射線と抗癌剤治療で病魔と闘う姿に感動したものだ。
 間寛平と個人的にも親しく応援歌を作ったり、コンサートに寛平がシークレット・ゲスト『アメマ・マン』として登場して大受けしたユーチューヴがある。
 その寛平はアースマラソン中に電話で清志郎の訃報を聞き号泣した場面が(やらせかもしれないが)TVで放映されている。
 完全復活コンサートを武道館で行うまでにも回復したのだが、惜しくも2009年に逝ってしまった。

『あいつがいる頃は楽しかったなぁ』と思わせる奴がいる。僕にとってはそう思えるスーパースターだった。   -合掌ー

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