滑ってみたが (今月のテーマ 今年は何を)
2016 JAN 4 1:01:42 am by 西 牟呂雄
スノボをやったら何か変だ。得意のプロペラ・ターンをやろうとして恐怖感を覚えたのだ。
二本ほどダウン・ヒルを滑った時も斜面に対してややビビッた気がしたが。
限界スピードという概念を考えてみた。技量や体力に応じてコントロールできるスピードに上限があってそれを越えると対応できなくなるとしよう。しかしたった1年でテクニックが落ちたはずはないと思うが、これは・・・。
還暦を越えてとうとう脚力が極端に落ちたのか。心配になって翌日は昔なじんだ180cm位の長いスキーを出してきて(靴はもうないからレンタルして)直滑降だけをやってみた。ところがこれもダメ。今年の暖冬のおかげで上級コースのゲレンデがオープンしていないため、直ぐに起き上がれない初心者やジュニア・スキー・スクールの一団も一緒のゲレンデなのだ。これ等を避けるために一瞬前後左右を確認しなければならず、スピードが出過ぎた時に交わす自信がない。老眼にはとっくになってはいるのだが。やはり限界スピードは下がったことに違いない。以前はそういった輩がウヨウヨしていても避ける自信があったが、今年は少し違うぞ。
答えは既に出ていた。筋力低下、足首の硬化、動体視力の低下、これすべて老化現象のせいに違いない。それは思っているよりも急にある日じわじわ弱って来ていたのがドカンと突然くるのだ。
冒険心を持たなかったり、競争心・闘争心がなければ、スポーツにはむしろ失礼なのかもしれず、やるなら目標なりを決めてやらない限り単なるヒマ潰しになってしまうだろう。
スノボ・スキーは数少ないこなせるスポーツだから大事にやっていかなくては。なんだかひどく物悲しくなった。
帰り際に振り返った時の富士山の神々しかったこと。富士よ、変わらないな。
富士から秘かな『気』を浴びた。何をか?
今年は目標を立てて行動せよ、というお告げだ。
まだ3日目だから勿論目標はまだ立たないが。
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Categories:春夏秋冬不思議譚
中島 龍之
1/5/2016 | Permalink
新春の富士山、綺麗です。一年の計を立てたくなる気にさせますね。