プジョーを手に入れた
2015 JUL 30 19:19:13 pm by 西 牟呂雄
これぞスタンディング・ブルー・ライオンだ。プジョーのエンブレムである。
本当はあのハイドロ・サスペンションのシトロエンC-5を探していたのだが、ヒョンなことから中古のプジョーに一目惚れして手に入れた。乗り心地は悪くない。
いや、滑るような足回り、深々とした内装、アクセルの甘い踏み込み、申し分なし。
これでエグザンチアの時みたいに故障が多くなければいいのだが、アレはとにかく金はかかった。シトロエンは夏に弱い。寒冷地仕様だから、と言うムキもあるがドイツなどもっと寒いのにアウディはそんなにガタはこない。中古外車専業のディーラーのにいちゃんに『夏場に故障したら喜ぶくらいじゃないと一流のシトロエン乗りとは言えませんよ。』等と言われてその気になっていたのだ。
今のアウディは車重が約1.5トンもあってドアも重く、いかにも当たり負けしそうもないガッチリした硬い印象だった。おまけに速いことは速かったから気に入ってはいた。しかし年から考えて最後の愛車を10年乗るとすると代え時なのでシトロエンを探した。が、プジョー407のハンドルを握った段階でもう後に引けなくなった。F1だってプジョー・シトロエンで出てることだし(あんまり理屈になっていないが)。
フロントを開けてみると、エンジンのデカさを見て息を飲んだ。これが出足こそそう強烈なパワーではないが、高速安定性はいい。その上シート全体が深々としており目の高さが低い。これはひょっとしたらひょっとして新たな伝説の始まりかも知れない。かつては中央高速で「赤い流れ星(セリカ・ダブルX)」「紫紺の翼(シトロエン・エグザンチア)」「孤高の青騎士(アウディ)」等と呼ばれた私だ。
中央道のダンディ・ライオン になってみようか
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