県警 VS オレ
2026 MAY 8 9:09:01 am by 西 牟呂雄
本件、筆を取る気になるのにひと月を要した。
まぁ福岡県警VS工藤會のような危険かつ迫力のある話ではなく、遥かに平和でセコい話だが聞いてほしい。
某日、某県の片側1車線の国道をのんびりと走っていた。前にトコトコと軽トラが、まことに春ののどかな峠道を下っていた。もうすぐ多少開けた景色になって山間部の集落になる。
なだらかな坂を下ると、道路工事なのか何かのアラームなのか、おっさんがチェッカー・フラッグのようなものでオレを誘導するではないか。前の軽トラはそのまま走って行ってしまった。あれ、ここは警察署の前じゃないの。
導かれるままにハンドルを切ると、そこには本物のお巡りがいてオレに向かって抜かしやがった。「ここ何キロか知ってますか」「はぁ?40じゃないんですか」「そうです。チョット出し過ぎでしたよ」「エーッ、だって前の軽トラと同じでしょう」「いやー、あっちは引っ掛からなかったんですよ」
やられた!こういう時にやたらと馴れ馴れしいお巡りにムカついた。
まいったなー、と車を降りたらもう1台。オレの後ろを走って来た黒い車だ。アタマの悪そうなアンチャンが下りてきたが、こいつは文句タラタラで「あの軽トラはつかまえねーのかよ!〇〇ナンバーはやんねーのか」と叫んだ。バカだな、ケーサツは一回止めたらゼーッタイ判断を変えるようなことはしない。無駄な抵抗は止めよ。とは言え、目が合った時点で「オレ等あの軽トラを追い抜いたわけじゃないし後を走ってたよなー」などと相槌を打ってしまったが。
で、2点減点されて車に戻り走り出した途端にオレも叫んだ。
「クソーッ、納得いかねー!」
春の交通安全週間の始まりだったのだが、話はこれで終わらない。1週間後、菩提寺に行くところで突然ランプを点灯させたパトカーに呼び止められた、何だよ。するとなりたてのホヤホヤみたいなガキ・ポリが、いかにも新人の手慣らしという感じで寄って来る。
「いやー、慣れない道で(オレは多摩ナンバー)気が付かなかったんでしょうがその角、一時停止です」
一時停止もクソも人も車もいねーの見て分かんだろ、このバカ・ポリが。だが、どうにもならない。そしてこれもまた2点。
えっ、すると1週間前と合わせて4点、即ちあと2点で免停ではないか!私の脳裏にこの胸クソ悪い思い出が蘇る。
から、それに続く屈辱の日々が。
おまけに罰金合計〇万円というイタさ。これは安全週間の期間の免許取り立て新人のトレーニングだったのだろう。
ことここに及んで、オレを目の敵にする〇〇県警に猛烈に腹が立った。このままでは済まないぞ、とばかりに闘うことを決断し、ひそかに復讐の計画を練ったのだ。
要するにオレから巻き上げた罰金以上の無駄なコストを県警に償わせてやる。
ただし、真面目に治安の安定を図る善良な警察官に迷惑をかけてはいけない。あくまで交通に絞っての作戦でなければならない。
速度取締りレーダーは、特定の周波数帯の電波を使って速度を測定している。その周波数の電波を照射してジャミングするのはどうだ。罰金をとれなくなって交通課の収入は激減するはずだ。
しかしこれは、まず周波数の特定が機密事項のため難しい。仮に知りえても、ジャミングに使う機器の開発と取り締まりポイントの調査、並びにこちらのジャミング発生のベースの設営といった手間がかかりすぎ、おまけに組織的に捜査をかく乱していたことがバレると意外に罪が重そうだ。成り立たない。
次に百台近くのコンボイが一糸乱れずテール・トウー・ノーズのビタ車間で、取り締まっているポイントを25kオーバーので通過したら、ネズミ捕り程度の人手で全員捕まえることは無理だろう。意図的にやっておいて『なんであいつらは捕まんないんだ』と暴れ倒して捜査を攪乱するのもいい手だ。待てよ、これも初めの一台は捕まる。そこから芋づる式にやられてしまうかも知れない。
よーし、それでは車高の高さで大きめのドローンを飛ばし、スピード・オーバーでレーダーを撹乱するのはどうだ。
一瞬名案に思えたものの、航空法という法律があってやたらと細かく規制していた。車が常に走行して不特定多数の人がいるところは、航空法上の「人または物件との距離30m未満」の規制に引っかかりうるとか。国交省航空局がドローンなんか取り締まれるものか、と思いきや、取り締まり・摘発は県警だ。
終いには取り締まっているスピード検知器の前に立って妨害する、という肉弾作戦も考えたのだが、『じゃまだ、どけ』と言われてオシマイだろう。アホらしっ。
要するに違反をしなけりゃいいだけなんだが、それにしても一週間に二度も捕まえることはないだろう、〇〇県警!
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