ギランバレー症候群の漫画家 たむらあやこさん
2020 JAN 4 10:10:34 am by 西 牟呂雄
今年初めての厳選動画(各ページの一番下)はギランバレーに罹りながらも作品を発表している漫画家のたむらあやこさんです。ギランバレーは以前パラリンピアンを目指す久保大樹さんのインタヴューを載せましたが、本当にある日突然発症して身動き取れなくなる悲劇的な病気で、たむらさんは『墜ちる』と表現していました。そして完治はしない難病です。
始めは全身麻痺で、次第にリハビリにより多少回復するのですが、下半身には障害が残りました。
失うと見えてくるものがある。たむらさんの場合はこれからどうすると煩悶していると『描きたい』という思いが沸いて来たようです。
そしてこの闘病記を漫画に、それもギャグ・マンガにします。発想を転換したのですね。題名が何と「ふんばれ・がんばれ・ギランバレー」。これには参った。また、そこに至る自問自答を「脳内会議」と表現しています、独特の感性の持ち主なのでしょう。
発表すると「読んで励みになった」という反響により、人の役にたっている、という実感が湧いてくる、いい話ですね。
ところで、体の利かないたむらさんの助けになっているのはデジタル技術。これは本当に素晴らしいことで、今後の技術の進歩が多くの弱者をサポートしていく期待が膨らみます。たむらさんも「もっとリアルな人間を描きたい」と夢を語る、楽しみです。
もう一つ、絶望していたたむらさんを支えたものは・・・、本編でご覧ください。
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