令和二年(令和初) 滋養神社お告げ
2020 JAN 7 9:09:29 am by 西 牟呂雄
昨年、即ち平成最後のお告げが大空振りになってしまい信徒数を半減させた滋養神社は、今度こその勢いで厳しい修行を審神者(さにわ、よげんを受け取る者。私のこと)に課して、令和になって初のお告げを告知してきたので、以下明らかにしておく。ただし審神者(私)は大腸癌の手術をしたために正しく神意を解釈できたかどうかは保証の限りではないことを付け加えておく。
1.愛子内親王婚約発表
突然ネットで愛子内親王の婚約という話が飛び交う。お相手は〇〇〇などという馬の骨とは大違いの旧皇族◎〇△の宮家の御曹司。人品骨柄申し分なく、また私心を全く持ち合わせていない高潔なお人柄と頭脳明晰で有名なお方、とのことであるが、写真経歴とも全く表に出てこない。どうやらまだ成人しておらず、高校生ではないかと噂されている。
宮内庁からの正式発表は行われないのに、不思議なことにネット空間では事実のように広がってしまい手が付けられない有様になった。国民のほとんどは信じており祝賀ムードに日本中が沸いた。いったいどうなるのだろうか。
尚、〇〇〇問題の決着はつかないが、このあおりで女系天皇の件は全く俎上にも上がらなくなった。
2.日英同盟復活
議会選挙で保守党が勝ち、いよいよブレグジット成る。
だが落ち目のイギリスがヨーロッパの嫌われ者となったのは明白で、ジョンソン首相は必死に安倍総理に擦り寄った。TPPに入ろうとしたのである。
実は水面下で極秘に日英安全保障同盟の秘密交渉が進むのだが、発表は少し後になる。これは後の様々なポイントで重要なファクターとなる。
しかし日英同盟は通商において閣議決定がなされた。
3.香港独立 英連邦入り
収まらない騒乱の中、正体不明の組織が香港の独立を宣言した。何故か香港警察はいなくなってしまい、キャリー・ラムは行方不明。デモ隊を排除していたならず者どもも姿を消した。代わりに治安を維持しているのはアジア系には違いないのだが小柄な迷彩服を着た『自由香港』の腕章をつけた部隊。
人民解放軍は国境の深圳に集結しているが動かなかった。
暫くして核搭載可能な英ヴァンガード級原子力潜水艦と新鋭空母クイーンエリザベスが香港近海に遊弋していた事実が発表された。治安部隊は秘かに送り込まれたグルカ兵だったのだ。
そしてついに上記日英安保が発表される。艦隊の派遣はその一環で、自衛隊はイギリスの核を運用できるようになり、人民解放軍も香港に武力侵攻できなかった。
4.衆議院解散総選挙 安倍総理は自民党総裁の後継者を指名
その日英安保の発表後、安倍総理は改憲を論点として衆議院を解散する。
時期はオリンピックの直前。
野党は急遽何が何でも合流して戦う準備に追われる、勿論糸を引いているのは小沢一郎だ。
ところが統一感を欠いたままの論戦に緊張感はなく、安倍自民党のセリ勝ちとなる。すると安倍総理は『憲法改正の本番だ』と後継総裁に野田聖子を指名したのだ。
ところが総裁を辞めても総総分離の奇策を用いて内閣総理大臣は続ける。
この大問題を操りながら、論戦でヘトヘトになった野党と相打ちの格好で野田総裁を辞職させ、再び総裁に返り咲くシナリオなのだ。かくして安倍内閣がズーッと続くのである。
ちなみに同時に行われた都知事選では突如自民党から立候補した嵐の櫻井翔がダブル・スコアで小池現知事を破る。但し公然の秘密であるが実態は総務事務次官だったオヤジが全てを仕切っていた。
5.東京オリンピック大成功
トランプが来る、国家としての参加が認められなくてもプーチンが来る、開会式は大盛り上がり。安倍・トランプ・プーチンの三者会談が行われた。
続く競技も日本勢は水泳・野球・ゴルフ(渋野)と金メダルラッシュ。陸上100×4までゴールド。
世界中から観客が押し寄せ、モノは買う、観光はする、飲み食いする。大きな声では言えないが、消費税のアップはこの消費を狙っていた。おかげで税収は伸びに伸び財政規律など問題にならなくなる。
6.統一朝鮮
南も経済がメチャクチャになり大統領の人気はガタ落ち。北はアメリカとの交渉に失敗して猛烈なプレッシャーを受けだした。
すると満を持して大陸の指導者は香港のチョンボを取り返そうと両者を仲介し『この際一緒になったらどうだ』と吹き込んだ。どちらも渡りに船とばかりに秘かに統一朝鮮合意文書に調印する。
ところが双方の保守派、特に軍が猛反発。38度線では小競り合いまで始まってしまう。
緊張感に包まれた板門店に米軍のヘリが飛来し、一人の青年が降り立った。彼こそ統一朝鮮の盟主にふさわしいキム・ハンソルであった。
7.トランプ再選
考えてみればトランプは石油利権とは関係ない(ブッシュはあった)。軍産複合体とも距離がある(ヒラリーはある)。宗教右派との相性もいい(オバマは悪い)。中国を押さえる(ビル・クリントンはズブズブ)。ウォール街に頼らない(民主党はベッタリ)。トランプに死角はない。
国際社会から嫌われているので安倍総理だけが頼り。安倍総理は上記の奇策により総裁の座は離れるが、シナリオは事前に伝わっており日米同盟は磐石になる。
8.南シナ海波高し
習近平は南シナ海の島嶼を要塞化するために海軍基地を建設しようと大量の資材と人員を上陸させようとする。
ところがトランプが断固これを阻止しようと第七艦隊に出港命令をだす。それに海上自衛隊並びに上記原子力空母クイーン・エリザベスといった打撃即応部隊が海上封鎖のように取り囲み、中国の野望を押さえようと動き出した。中国の潜水艦が撃沈されたという極秘情報も。
9.北方領土問題解決
要するに領土は帰ってこなかった。しかし妥協の産物として北方4島に居住するロシア人には日本の国籍が与えられる、という噂がロシアのネットで拡散する(実は秘密機関SMCのフェイク・ニュース)。それを信じたロシア人が色丹島と国後島に多数移住して来て、大きな社会問題となる。
同時に日本の経済協力・医療協力が集中したためにビザなし交流を認めざるを得なくなる。根室空港との定期便が飛ぶようになりあたかも国境はなくなったかに見える。
すると北方領土内に「日本党」なる地域政党ができて、党首はロシア人だが鈴木宗夫が顧問に納まることになった。
10.日本 世界の盟主になる
経済的に大きな成長はないものの、長いデフレから目覚めつつある日本は確実にプレゼンスを上げる。むしろ環境・高齢化・デフレ克服といった先進国特有の問題の先駆者として注目を浴びる。
何と言っても安倍総理の貫禄は充分。オリンピック開会式では各国首脳を従えた堂々たる姿に世界は畏敬の念をもって仰ぎ見るのである。
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