Sonar Members Club No.36

Since July 2013

試練のオリンピック

2021 JUL 23 23:23:54 pm by 西牟呂 憲

 『国民の命とオリンピックはどっちが大事なのか』野党及びマスコミから発せられた質問である。バカ言っちゃいけない。二つ並べたら『国民の命』に決まっているではないか。
 では少しでも危険があるならオリンピックを中止すべきか。愚問も甚だしい。少しでも、の基準を算出できる人も機関もあるわけない。
 人間はそんなにヤワじゃ困る。『少しでも』?それでは交通事故の確率から見て車に乗るな、飛行機に乗るな、といったバカげたことがまかり通るのか。
 この質問は、答えようもない設問を浴びせて人気取りを狙う典型的なポピュリズムの発露にしか聞こえない。ガキの学級会じゃあるまいし、国権の立法機関でするような話か。
 いちいち書くとクドいので省略するが、僕は無観客でやるべき、とブログに書いてきた。世界中がこの災いの中で戦うアスリートの姿に喝采するはずだ。現にメジャーを身よ、ロンドンのサッカーを見ろ。どちらも日本より遥かに感染比率が高いのだ。ワクチンの接種が早かったとはいえ、それでも重傷者・死者ともに日本の方がケタ違いに少ない。
 無論不幸にして感染したり亡くなった方への哀悼の意は捧げる。
 だが、それでも何とか成功させようと努めるのは主催国としての矜持ではないのか。ワサビの効いていないような皮肉を飛ばす評論家や、つまらん反対で溜飲を下げるウスい根性の凡百の輩は無視するしかない。
 そういうことを言うと、まるでナチスだ、真珠湾直前の雰囲気に似てきた、などと囃し立てる輩が湧いてくる。見当違いも甚だしい。目下の日本で戦争なんかに突き進めるはずはないではないか。またその動機も必要もない。何度緊急事態宣言を出しても出歩いて飲み歩くのをやめない、統制の取れない社会が戦争なんか論外で。やれば負けるに決まってる。絶対ダメ。
 そもそも『オリンピックを中止に』などというマニュフェストを掲げた地域政党を大量に当選させているのが首都の市民なのだ。『どこかで倒れているかもしれませんが、それも本望です』などとクサいセリフを吐いた首長がクライマックスに登場したら同情票が積みあがったという意味不明なことが起こったとされる。
 それでは彼らはコロナ禍を隠蔽し、告発した眼科医を逮捕して死なせ、世界中にウィルスをまき散らして、効き目の無いワクチンを押し付けた国の冬季オリンピックはボイコットするんでしょうな。おっとっと、SMC憲章に従って政治がかった話はこれでおしまい。

 無観客の開会式は素晴らしかった。萬斎さんが降りてしまったのでがっかりしたり心配したが、日本の底力、日本の匠,日本の色、日本の雅、日本の激しさ、そして調和。ついでに大好きなミーシャ最高!
 木遣りに纏も嬉しかったなぁ、和のリズムと洋のタップ。無観客にも関わらず入場選手達の誇らしげな表情は決して見劣りのするものではない、
 ところで入場は民族衣装のほうがいい。日本なんか羽織袴でいいような気もするが。選手たちもパフォーマンスくらいしたほうがいいよ、アルゼンチン・ポルトガルみたいに。さあアメリカ・フランス、そして日本。
 とにかく君達に栄光あれ!そして入場の際に踊り続けたスタッフの方、あれは疲れるだろうにお疲れ様でした。
 ドローンの球体・・・イマージン・オール・ピープル!バッハ会長の宣言も心にしみる。
 天皇陛下万歳、ではあるが、その時総理は遅れて起立してないか(だからお前は信用できないんだよ)。でもって御贔屓の海老蔵さん。睨みが来たぜ。
 長島と王・松井!大阪ナオミさん!

 『お祭り感はゼロ』とかいう軽薄なマスコミ報道は品位を疑う。ある種のバイアスがミエミエで、こんな論調で政権の足を引っ張ろうという下衆な根性が卑しい。
 そりゃ個人が『こんな時にオリンピックでもなかろう』といった感想を持つのは構わないが、集団で反対のデモンストレーションをするとなると、それを動員した背後の組織が透けて見えてドン引きはなはだしい。反日活動家の素顔がみえてしまってナーンダこいつら、となるのがオチだ。
 『科学的根拠』に基づく反対論は概ね一つの見方であって、全てを聞いたわけではないが知る限りではその陳腐さに辟易した。そもそもオリンピックをやるから第五波がきているという検証は全く科学的な話ではない、すなわちやらなくてもこの数字になったのだ。
 こうなったら僕一人で平和の祭典で盛り上がってやる。

「ソナー・メンバーズ・クラブのHPは ソナー・メンバーズ・クラブ
をクリックして下さい。」

Categories:オリンピックへの道(2015年の憂鬱)

▲TOPへ戻る

厳選動画のご紹介

SMCはこれからの人達を応援します。
様々な才能を動画にアップするNEXTYLEと提携して紹介しています。

たむらあやこ
久保大樹
深田崇敬