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TOKYO 2020 グッド・ルーザー十番勝負 僕からのメダル

2021 AUG 8 11:11:55 am by 西牟呂 憲

 このコロナ禍の中、よくぞ参加してくれた。感染広がりは酷いものだが選手のせいじゃない。それどころかインド株の強力さは、オリンピックをやらなくてもこの程度は広がったと筆者は考えている。
 無観客の中、必死に戦うアスリートの姿は美しかった。たとえそれが敗者であったとしてもそれは変わらない。死闘を繰り広げた敗者達に僕からメダルを贈呈したい。ただし、金メダルを予想されても銀・銅にとどまった選手や大坂なおみ選手のようなスーパー・スターは除いた。それは名誉あるメダルであることは変わりないからだし、大坂の場合はメジャーの大谷のように稼ぐ場所が違うからだ。幾つか分類して贈呈してみよう。

油断型 瀬戸大也
 うーん、例のスキャンダルで合宿等の泳ぎこみができず、一人で練習していたせいかもしれない。メドレーでは決勝に備えてペース配分をセーブしたとか言っていたが、フリーの伸びが自分の予想を下回っていたのに気づくのが遅すぎた。
 200のバタもダメ。一体どうしたことか。練習環境が悪かったんだろうな。
 ですがね、私は思う。スポーツ選手や芸能人が下半身のスキャンダルを起こすのは当たり前じゃないの。『相撲取りと芸者はスラムの住民だった』は誰の言葉か忘れたが、そういう人種に一般常識を当てはめるのに無理がありゃせんか。
 競技は続けるそうだから、復活してくれ、ニッケル・メダル。

    内村航平
 あれ程の難易度の高い技を決めた後に何で。上手の手から水がこぼれたとも弘法も筆の誤りとも、あんな大舞台で。
 この人は真面目そうなので単純に油断したとも言い難いところが悲劇性を増す。まさか引退ではないでしょうな。このまま止めたらこれからの人生ズーッと引きずってしまい、まさか犯罪は起こさないだろうが、いつか『あの人は今』状態になっちまう。
 再起せよ!もう一度日本選手権に出よう。コバルト・メダル

燃え尽き型 三宅宏実
 あのジャークの失敗はもう限界なのが良くわかる。腕に震えが来ていたようで、本当にご苦労様。リオの時には100kg以上を上げていたジャークで99kgを失敗したのはもう限界だったと言っていいだろう。
 ややマイナーな女子重量挙げを背負って立つこと20年。確かピアノも上手だったかと記憶する。まさに青春を賭けていたと言えよう。
 今後は後輩の指導とともに、幸せを追及してください。亜鉛メダル。

    池江里佳子
 心無い五輪反対無責任ネット民の攻撃にさらされたのに、よくぞ勇気をもって出場してくれました。あの炎上のバカ共は白血病を乗り越えてアスリートとして戦う一人の女性を何だと思っているのか、恥を知れ!
 あなたはルーザーではなく勝者です。あまりにも劇的な復活です。
 是非、周りの大人たちに気を付けなさい。金(かね)やら何やらを餌に薄汚いのがたくさん寄ってきますよ。悪いのは 政治家・広告代理店・芸能人の順番です。これらにロクな奴はいません。男には特に気を付けなさい。芸能人のイケメンは絶対にだめです。クロム・メダル

艱難辛苦型 桃田賢斗
 天はこの人に恨みでもあるのか。取るに足らないスキャンダル、バクチなんか誰でもやってる。海外での交通事故、よりにもよって。
 筆者は瀬戸のところでも書いたが、アスリート・エリートがバクチを打ったり女にもてて何が悪い、という考えなので、違法カジノに行ったくらいで前回のリオを棒に振ったことにいたく同情している。『違法』だったのがマズかった。カジノなんかバドミントンの盛んなマレーシアにいくらでもあるじゃないか。そこで勝負勘を磨くんだったら一向にかまわない。
 次のパリは三年先だ。あきらめずに再チャレンジせよ。プラチナ・メダル

      原沢久喜
 いい目付きをしていた。この人の柔道人生もまた苦難の道だった。今回、準決勝でフランスのリネールに敗れて3位決定戦になり再びそのリネールに敗れて無冠に終わった。実はリオの決勝でも指導狙いの組み手争いに徹するリネールの術中にはまった負けで、リネールには観客のブーイングが起きたほどだった。リネールがほぼ10年無敗の強豪だったのもやや気の毒ではある。その後「オーバートレーニング症候群」になったり所属先のJRAを退社しフリーになるなど、苦労しながらこの大会を目指したのだった。
 敗戦インタビューで支援者に感謝の念を伝えつつ『この間の自分は幸せでした』と絞り出したのが印象に残る。アイアン・メダル

捲土重来方 さくらジャパン
 怪我防止のため、人工芝のホッケー・グラウンドには多量の水を撒くため、ショット時に水しぶきが上がる。激しい運動量と接触、ボールは硬球のために打つとカンッと鋭い音を立て、当たれば傷が絶えない。こんな競技を女子がやるものかね、とさえ思うのだがレスリングも柔道もあるからね。
 果敢に挑戦するさくらジャパンがいじらしい。リオでは引き分けこそあったが、今回は全敗。敗因は選手層の厚さに尽きる。スティックさばきやパスの精度は一定のレベルに達しているのだが、どうしても体格の違いで当たり負けしたりカットされたりする。他の競技でもそうだがその差をマネジメントするのはスピードとスタミナなのだ。永井姉妹を中心とした現メンバーもパリまでやってくれるかどうか。言い方は悪いが『豆タンク』のような選手を発掘してメダルを狙え。ティン・メダル。

      男子サッカー
 3位決定戦はその前の準決勝での悲劇的な敗戦の延長のような気がしてならない。
 ツキがなかった?ミスがあった?監督力か?驕りがあった?得点力?守備力?
 いづれも当たっているだろうし、そうじゃないとも言えよう。選手は良くやったのだろう。 久保よ、悔しいのは分かる。責任も感じたのだろう。気持ちは分かる。分かりますよ。
 だけど・・・。相手にまで慰められるのは僕はチョット。誰か早くロッカーに引っ張って行ってやれよ。シリコンメダル
 
      男子100 × 4 リレー
 攻めた結果?よろしい。凄すぎてコメントなし。ところで選手たちに長々とインタビューするな!クドクド解説もやめろ!君らも仕事なんだろうけどほっといてやれ。
 この4人は今後会話ができるのだろうか、まさか腹を切るとかやめてくれよ、心配だ。セラミック・メダル

      マラソン
 筆者はかつて、42kmも疾走し続けるアスリートは一種の『陶酔』状態にあるのではないかと思っていたが、どうも違うらしい。解説を聞いていて分かったのだが『揺さぶる』『拾う』といった駆け引きを駆使して『戦って』いるようなのだ。
 40kmも走り続けて、尚且つスパートをかける体力とはいかにして備わるのか。これこそやってみなければ分からず、また天賦の才能がなければできまい。その意味では参加した選手の全員が勝者とも言えよう。
 今回はこの暑さの中で男女とも入賞者がいたのはめでたく、まさしくグッド・ルーザーの名に値するだろう。パラジュウム・メダル

 選手の皆さん、お疲れさまでした。スタッフの皆さん、ご苦労様でした。日本でしかできない、日本だからこそのオリンピックができたことに感謝します。

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Categories:オリンピックへの道(2015年の憂鬱)

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