和の心 (巡る季節)
2014 MAY 15 14:14:38 pm by 西 牟呂雄

二月に大雪に見舞われた喜寿庵の手造り花壇です。きれいに花が咲きました。このあたりが1.5mもの雪に覆われていたことが嘘のようです。後方の生垣もほぼペシャンコになったのですが芽を吹きました。山梨は全県の幹線道路が通行止になり、鉄道も運休して陸の孤島でした。確か観測史上最高の降雪だったとか。ちょうど大雪の降り始めた日に、東京で入院加療中の母を、看護の負担を考えて喜寿庵のあるこちらに移送したのです。朝から移動を開始しましたが、高速道路に乗った後には次々に入り口封鎖となって慌てました。
その母が逝ったのが四月、桜が満開でした。そして四十九日法要の時の庭がこの写真です。楓はあまりの雪に一本の枝が落ちてしまったのですが、新芽が出ると御覧の通りそれなりの昔からあるような佇まいになりました。
芝生を刈り砂を入れ雑草を抜きます。そう言えば毎年毎年この庭の芝生には、十俵くらいの目土を入れるのですが、別に盛り上がってくることもありません。手入れをしても”あるがまま”なのでしょうか。 -合掌ー
ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/
をクリックして下さい。
Categories:和の心 喜寿庵

中島 龍之
5/15/2014 | Permalink
冬の雪に覆われた景色も趣がありましたが、春も景色が変わっていいですね。お母様も冬から春への移り変わりを喜ばれたことでしょう。また、夏から秋に色を変えて行くのでしょうね。
西室 建
5/15/2014 | Permalink
中島様、おっしゃる通り秋は真っ赤になります(といっても私は東と同じ色弱なのですが)。落ち葉は凄いんですけどね。とほほ。