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インドの多様性 動物編

2016 MAR 15 0:00:28 am by 西 牟呂雄

みすぼらしいボロ

 このみすぼらしい犬を覚えておられますか。さる工場に居ついたと言うか、たまには残飯なんかももらうかもしれませんが基本的にはノラ。何故か縄張りのような顔をして一日中ウロウロしていた犬です。『名前は何と』と聞いたら『それは犬だ。こんな犬に名前なんかない。』という扱いを受けていたので、勝手にボロと名付けていた奴。首輪もリードも無し。門の外には似たようなノラがウジャウジャいましたね。バンガロールという街の話でした。今回は残念なことに会いに行けませんでしたが。
 それがですな、マイスールに泊まったホテルで驚くべき光景を見ました。ちゃんと繋がれた犬がいたのです。そういう扱いを受けている犬は初めてです。

トール

トール

 首輪も付けてリードを持ってもらい、おそらくエサも貰っているでしょう。毛並みも貫禄もそこらのノラとは大違い、品格があります。聞けばちゃんとトールという名前もありました。トールは良く躾けられていてやたらと人を噛むことはないと言うので寄ってみたらご覧の通りそっぽを向いてしまいました。で、この後親愛の情を示してくれフンフンと僕のにおいを嗅ぎ、更には舐めようともしたのです。さすがにビビッて手はひっこめました。狂犬病の話はイヤというほど聞かされてますからね。

人をバカにする猿

人をバカにする猿

 ホテルのガードが教えてくれました。『あれは元警察犬で爆弾や麻薬の検査をやっていた。リタイアしたから引き取った飼い主がアルバイトでホテルの廻りをウロついて小遣いを貰ってる。』本当なのでしょうか。

 今回は瞑想のためバンガロールからマイスールを移動しました。それこそ犬・山羊・猿といたるところにいて、生まれたばかりの子犬も目撃しましたが、可愛いもんですね。国籍を問いません。移動ルートには忽然とこのような工業地帯が出現したりします。

北に向かって

北に向かって

南に向かって

南に向かって

 ご覧の通り殺風景です。ところがもう少し北に行くといるんですな、ちゃんと。回りに人家は全く見当たらず、一体どこからやって来てどこに行くのでしょう。牛飼いのおばあちゃんが4頭の牛を連れて、のんびりというより怠けた雰囲気で立っていました。今このあたりは雨季の前で道端の草は枯れたような色ですが、牛はセッセと食べてます。

大サービスのおばあちゃん

 あなたのファミリーか?写真を撮らせてください。と言ったのですが、このおばあちゃん全く英語がわからないのです。公用語でもあるのですがおばあちゃんには関係ない。もしかしたら字も書けないかもしれません。千年前の暮らしとさして変わらない暮らしで少しも困っていないのでしょう。僕に今からこういう暮らしをしろと言われても不可能です。
 おばあちゃんはそれでも僕の言うことが伝わったのでしょう、一番近くの牛を引っ張って来てくれて(牛はいやがっていましたが)ハイ、ポーズ。原色が鮮やかですね。
 そしてこういう人達にとって投票行動も経済成長も税金も恐らく関係ないのではなかろうか。

 そして最後は動物と言えば動物ですが、シンガポールまでの飛行機の前に座っていたインド人チビです。
 こいつは途中でもう退屈してシートに立ち上がり、何故か僕にキャアッといって顔を出して見せる遊びを考え出し、1時間近くやり続けました。こっちも初めはヘン顔をしてみせてやったらケラケラ笑って盛り上がりましたが、日本人が皆ヘン顔をするものと思われても困ると止めました。するとソレをもっとやれ、とせがむのです。終いには機内食用のナイフを振りかざしてキャーとはしゃいだ所を父親に怒られ、ビービー泣きました。
 

退屈したインド人チビ

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Categories:インド

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