Sonar Members Club No.36

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学生さんと赤ちゃんと

2016 JUL 28 6:06:24 am by 西 牟呂雄

 喜寿庵に北富士総合大学の学生さんが訪ねて来て大勢でバーベキューです。
 するとそこにOGが御主人と赤ちゃんを連れて参加してくれました。 

ジョー君

 1歳8ヶ月のジョー君です(どう書くのか聞かなかった)。
 元気に芝生を走り回って遊びました。
 お母さんがバーベキューに参加しようと一家で2時間半も電車に乗って来たみたいです。
 ちゃんとした社会人になり結婚しお子さんが生まれた若いご夫婦は卒業後10年だそうですが、しっかりと地に根を下ろして頼もしい限りです。赤ちゃんは僕から見れば孫の世代、成人する頃はこの世にいるやらオサラバやら。
 学生さん達も4年生は次々と就職が決まり希望に満ちています。OGの方ももう一人飛び入り参加です。喜寿庵から地方創生 で起業しようと張り切っていたお嬢さん、コツコツとやっているようでした。
 ジョー君と、庭の奥の方でデカい蟻の巣を見付けました。これがまた繁殖力の強い害虫アルゼンチン・アリで邪悪な色をしています。二人で「きゃーきゃー」言いながら灰を埋めたり駆除スプレーをかけたり。
 今の季節は7時頃まで明るい。皆の明るい声を聞きながらフッと胸騒ぎがして、こういう時に『天の声』が聞こえます。

「オマエモモットハゲメ」

 ん?思わず目の前にいたジョー君をジッと見ました。純朴で真面目な学生達の中でビールをガブ飲みしている僕はこの中で飛び抜けて年寄りで、未成年の2年生まではジュースやウーロン茶を飲んでいます。
 言ってみればオジサンの世間話に付き合ってくれている訳で、彼・彼女等の話題の中心になることはできません。
 さっきの天の声は何だったのか・・。

パープル・ジュエル

 あれは察するに、お前もかつてはそうやって遊んでもらったのだからちゃんと後に続く者にもそうしてやれ、と言っているのかな。
 いや、そうではなくて・・・。
 人の輪を離れて裏のネイチャー・ファームに行って見ます。僕が唯一『生産活動』をしているところです。
 ジョー君がトコトコ付いて来るので、手をつないで行きました。
 僕の貧弱な菜園でジョー君が興味を示したのはポツポツ生っているナス。
「これは食べるんだよ」
 と採ってやると〝食べる”が分かるのか「ア~」とか言ってかじろうとしてあわてました。
 ふーむ、造って・育てる ねぇ。

 翌朝コンビニに行く途中できのうの学生を見つけて車を停めたところ、小さな子供神輿があります。どうやらお祭りなのにそのエリアの子供が4人しかいないので学生さんが手伝いに来ているのだとか(タダで!)。このあたりは過疎地ですからサークルでこういう交流をするようで、ほのぼの。
「あしたは試験なんすよ。オレやばいッス」
 等と言いながら汗だくになっていました。

 一億総活躍社会かぁ。
 そうか、わかったぞ。ゴリゴリ仕事をするってことでもないのか!
 やることがあった。何か?それはやってのお楽しみ。ヒントはゆっくりやるもののようです。

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Categories:和の心 喜寿庵

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