Sonar Members Club No.36

Since July 2013

冗談じゃないよ ファイターズ実況版

2016 JUL 31 18:18:37 pm by 西 牟呂雄

 一ヶ月近く20勝1敗で戦い抜いて15連勝もやってのけたにもかかわらず、首位ホークスとは4ゲーム差。一体ホークスはどんな野球をやっているのか。直接対決では3連勝したにもかかわらず、多少は縮んだだけでどうにも解せない。
 ここは一つ鉄槌を下してやらねばとばかり後半戦最初の札幌決戦に挑んだ。連勝中に役に立たなかった中田も今週遂に覚醒したし。間近に迫ったリオ・オリンピックも大いに気になるがそれどころじゃない。
 初日は迷わず有原を投入。僕が酔っ払って帰ってくれば、対ホークス3勝負けなしの有原がやられ、大谷は12号まで打ったのに。天敵柳田のHRが効いた。敗因は4タコ二三振の中田。同じく二三振の陽 岱鋼だ。和田も凄いが何とかならんのか。
 二日目。遊びほうけて帰宅し夜ネットを見れば何だこりゃ。代打のサヨナラ押し出し死球とは何事か。単純なファイターズ・フリークスとしては喜ばしく、札幌ドームは盛り上がっただろうが、やっぱり勝ちはガンガン打って決めてほしい。岡大海がいいところで打ったし中田もそこそこだった。

 問題は今日。満を持したはずの大谷がマメで投げられないとは・・・。しょうがなくてファイターズのミスター・スポックこと加藤を持ってきた。この選手、笑っている顔を見たことがない。
 この試合は大事だぞ、と体調を整えてTVの前に陣取りBSを付けた途端に四球。柳田・内川と打たれ、松田の打球をレアードが弾き中村にまで。いきなり3点も取られたではないか。吉井コーチよ、うんと叱ってくれ。
 取られたら取り返せ。絶好調の岡と西川でまず1点。そして3番大谷のHRドカーン。今日は打ち合い負けないぞ。栗山監督には『元々ファイターズは大味な野球をやらせれば日本一だから』とテレパシーを送る。
 その次の回に加藤は先頭にまた四球。こりゃダメだ。何とかナイス・プレイで抑えたが、ストライクが入らなすぎ。コイツは実業団出身で、そのチームは僕がヒラ社員をやっていた事業所なのだ。気合を入れろ!
 すると不思議な事に僕の気合は相手の岩嵜に行ってしまい、ナックル・カーヴなんぞを投げ出して三振を取る。マズいぞ、マズい。
 それを打つのが4番の仕事だろう、と思っていたら中田が二塁打。しかし松田のファイトあふれる攻守に阻まれた。松田め、この山羊め。
 我が加藤も立ち直ってしのいで来たが6回はもうヤバい。ここで僕は『交代させろ』のテレパシーをいつもの2倍のフォースで送った。ここが勝負だ。次はと言えばベビー・フェース鍵谷。そら見ろ、三振ゲッツーだ。
 そして70球を越えた岩嵜が四球を出した。ヨーシここだ、中田が二塁打。工藤監督は一人分遅かったのだ。おまけにワン・ポイントの飯田も田中が打ち、ホークスは森を送る。ウーン投手層が厚いな。ところが25打席ノーヒットの陽 岱鋼がフェンス直撃。3点を奪う。
 我が軍はここからが大変なのだ。早速7回に栗山監督が好調岡にバントをさせる采配ミス。攻撃の手を緩めるな。
 こうなったらもう総力決戦だ。宮西で繋いで、ジャイアント・マーチンだ。
 しかしさすがにホークス。3点差の最終回でもベンチは闘志満々、あなどれない。

 3日間死闘を演じて3ゲーム差までこぎつけた。8月の2週間で一気に追い詰めるぞ。

「ソナー・メンバーズ・クラブのHPは ソナー・メンバーズ・クラブ
をクリックして下さい。」
 

 
  

Categories:日本ハム ファイターズ

▲TOPへ戻る

厳選動画のご紹介

SMCはこれからの人達を応援します。
様々な才能を動画にアップするNEXTYLEと提携して紹介しています。

ライフLife Documentary_banner
加地卓
金巻芳俊