さらば4番ピッチャー大谷(札幌最終戦実況版)
2017 OCT 4 21:21:48 pm by 西 牟呂雄

おそらく日本で最後になるリアル二刀流、4番ピッチャー大谷を堪能した。今日がファイターズはフランチャイズでの最終試合である。
対するはオリックスのエース金子、相手にとって不足はない。
ストレートは160km越え連投とはいかなかったがスライダーが決まってオリックスをねじ伏せる。
5回は自らのヒットから後が続き3点をもぎとった。
6回の打席では空振りのビッグ・スウィングに観客がどよめく。例のアッパー気味にフィニッシュが背中までいく、音が聞こえて来そうな物凄い振りだ。
八回まで来て悪い癖の四球を出す。ストレートが全部外れたが、次のT-岡田を160㎞で仕留めた。
いいぞいいぞ、これを待っていたのだ、大谷も吠えた。
その裏、ツー・アウト、1・2塁で大谷に打順が回った。しかし金子もさすがに球数117球目で3振を取り意地をみせた。これが真剣勝負の醍醐味!
ゼロを並べて9回のマウンドに登ると、マレーロ・中島に連続四球。吉井コーチがマウンドに駆け寄ると大谷は続投を意思表示し、次の杉本でゲッツー。124球で完封勝利を飾った。
5位に沈んだチームでも札幌ドームはほぼ満員で、最高のファン・サーヴィスになった。
思えば長く、不本意なシーズンだった。ケガ人続出、投手の誤算、守備の乱れ、スラッガーの不振、終いには主力ピッチャーの放出、とこれだけ揃えばそりゃ優勝どころではない。
昨年の日本一チームが『勝つことの難しさ』を学んだシーズンだったと言える。
栗山監督は挨拶でこう言った『今日からまた全力を尽くします』と。
そうだ選手諸君、次の戦いはもう始まっている。
私も(影の)オーナーとして来季の戦力の充実と秘策を練り上げる。ファイターズは誇り高いその名の通り戦うチームだ。
そして大谷よ。メジャーでの大活躍を約束してくれ。去年の日本一は君のお蔭だ。去年の一番ピッチャーでの先頭打者ホームランには痺れた。夢をありがとう。
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Categories:日本ハム ファイターズ

中島龍之
10/6/2017 | Permalink
大谷が最後に、いい仕事しましたね。さすがです。栗山監督も、4番、ピッチャーとはファン感謝デーの起用でした。来年はいないことを強く感じさせる試合になりましたね。無事に大リーグに行ってほしいものです。
西室 建
10/6/2017 | Permalink
中島オーナー、
そろそろ年末の極秘オーナー会談を準備しなければなりませんね。
といってももはやウチにはホークスとトレードできるタマがいないのですが。
中田は断られましたし・・・。
西室 建
12/11/2017 | Permalink
ロサンゼルス・エンジェルス・オブ・アナハイム
大谷選手、スンナリ決まってお目でとう!
確かその昔『火の玉投手』ノーラン・ライアンがいたと記憶する。
ロサンゼルスはロス・エンジェルスだから天使だらけの明るい球団、大谷にピッタリだ。
まだ若いし、二刀流の選手寿命はどれくらいか分からないがやるだけやって年棒300億くらい稼いでくれ。
一つだけ、日本から取材に行く女子アナにだけは気をつけて。人気は出るに決まっている。
ところで押さえの増井も貴重な日本シリーズ満塁ホームラン・キャッチャーの大野も出してファイターズは大丈夫か?