真夏のネイチャー・ファーム
2020 AUG 23 0:00:08 am by 西 牟呂雄

炎天下 汗したたるや 色野菜
暑い!熱波が押し寄せたネイチャー・ファームのかわいい野菜達も青息吐息。
不思議なことにナスは去年ほど出来が良くなく、長梅雨の影響かとも思われたが、ピーマンの方は豊作で取れ過ぎるくらいたわわに成っている。
昼間に水をやってもすぐ乾いて熱を奪ってしまうので朝やるわけだが、これが結構な重労働で作業着がグッショリになってしまうほど汗をかく。まさに汗と涙の果実である。
今年のチャレンジはこれだ。見たこともない新種の野菜に思った方、違います。
実はこれキュウリ。過去何回も失敗したキュウリが収穫できた。
今まではネットを張るのが面倒だったのでそのまま地面に這わせていたが、年に1本2本の収穫でダメになっていた。
それで今年は脇に生えてきた竹を切って葉を落としたものを立ててみたところ、御覧のような一見ハイブリッド・キュウリが育った。遠くから見ると奇怪な植物が人の背丈よりも高く伸びているように見える。ただ、このキュウリ、あんまりおいしくはない。
そろそろ秋蒔きダイコンでも始めるかな。
しかし梅雨が空けてしまうとこのエリア、今度は夕立も降らなくなった。
それにしても熱波といっていい暑さだ。ここではこの時期になれば夜は涼しいはずが、風のない日は眠れないくらい暑い。
そうは言ってもお盆が過ぎたのは日の傾きでわかる。コロナも収まらないおかげで夏は台無しになり船の航海も中止になった(ここにいる分にはコロナは関係ないが)。これで一つ年を重ねるとは前期高齢者となった身にはもったいないとさえ思う。
桂川のせせらぎは涼しげだが、音だけ涼しげでもこの暑さは堪える。
誰も訪ねてこない。
「やぁやぁ」
ワッ、ヒョッコリ先生だあ!
「また変なことやってるね」
「(何かイチャモン言うつもりだな)いやあ、どうですたまには冷たいモノでも出しますよ」
「おっ、いいね」
引っ掛かってくれた。待てよ、話が長いと困るな。
この項
に続く
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(追記 収穫されたオバケ・キュウリ)
Categories:和の心 喜寿庵

西牟呂 憲
9/1/2020 | Permalink
追伸ですが
新栽培法によって収穫できたキュウリは、やはり突然変異ではないかと思われるデカさ加減で本文に写真を貼ってみた。
ナスも充分育っているが、これひと握りもある太さだ。食べるとさすがに水っぽい。キュウリというかわいさはなく、まさにキューカンバとでも言いたくなる代物になってしまった。
ジャンボ・キューカンバ栽培法で特許でも取ってみるか・・・。
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