2015年には起こりそうもないこと (今年の予言 Ⅱ)
2015 JAN 7 19:19:54 pm by 西 牟呂雄
学者の予想なんか当たりっこない。僕は学者でもないから、どうせ外れるのなら大きく外してみたい。
1.イスラム国に地上軍投入
いくつかのテロ事件が起こり、イスラム国が犯行声明を出した。議会共和党の猛烈な突き上げを食ってオバマ大統領も重い腰を上げる。ただ一人でやる気は無く、NATOに捻じ込むがウクライナでそれどころではないと断られる。渋々海兵隊を派遣するが、イスラエルと日本にネチネチと派兵を要請する。安部総理は頑として拒否し、結局海兵隊を投入する。戦局好転せずヤケになった海兵隊はメチャクチャな戦闘を展開して国際問題になる。
2.北朝鮮瓦解はじまり中朝国境緊張
アメリカのサイバー攻撃が効いてきてもうどうにもならなくなる。今更中国に泣きつく訳にもいかず38度線近くに部隊を展開し緊張感を醸し出そうとするが、これが逆効果で人民解放軍を鴨緑江北岸に集結させてしまう。しかし地元朝鮮族の反発を招きデモが頻発するようになる。イスラム教過激派が潜入したらしく、人民解放軍への自爆テロが頻発する。
3.EU分裂 ウクライナ分裂
ギリシャ危機再燃。ドイツに食い尽くされたと周りが言い出してメルケルは孤立する。財政再建のできそうもないギリシャはEUから除名勧告され自主的に脱退する。これより全く有難味のなかったドイツ以外はバラバラになりイギリスは国民投票をやってオサラバ。ドイツでも『こんなもん何の役に立つのか』の声が上がり、メルケルは親露派のレッテルを貼られて支持率急落、EUは瓦解に向かう。その勢いでウクライナ東部は独立機運が高まるが、プーチン大統領は寸止めを選択。高度な自治権を得て事実上の連邦制となる。
4.自公連立解消 新与党連立
長々と集団的自衛権を論じていて安倍総理はプッツンする。当面のネックであった公明党と大喧嘩になって、この点でだけでいいからと連立を維新の党、次世代の党に持ちかける。維新の党は江田が入閣をチラつかされあっさり陥落。次世代は復党扱いで決着。ドサクサまぎれに亀井静香も復党する。小沢には誰も声を掛けない。橋下は『裏切りだよ、オマエ。』と怒り狂うがそれだけ。一方出番のない石破・小渕の面々を中心に派閥対立は強くなってくる。野田佳彦・前原の動きとリンクする可能性が高まる。
5.中国デフォルト
ついに始まった。前半は不動産・株式の暴落。投機マンションの値下がりで損を蒙った民衆が地方政府を占拠するまでの事態になる。とうとう香港の地下マーケットで秘かに米国債が売り出されて暴落を招く。国債の金利がハネあがって慌てたアメリカは猛烈な圧力をかけて米中関係は悪化。共産党幹部の資産海外移転が露骨になってきて、ついに香港に戒厳令が敷かれる。富豪の資産も凍結される。人民解放軍が随所に顔を出し始めて不穏な空気が全土を覆う。
6.朴大統領辞任
上記中国の大コケで頼りきっていた韓国ダウン。失政続きの朴大統領に批判が集中してしまう。大統領は強烈な反日キャンペーンを始めアメリカをあきれ返られる。下位財閥に金融危機が起こり倒産してしまうと国内が騒然とし始める。こうなるとヒステリックな反大統領デモが頻発して収拾がつかなくなり朴大統領は国民の前に姿を現さなくなって支持は更に低下し、自分もヒステリーになってしまう。そして辞任するが記者会見にも姿を現さない。韓国自体が度を失って平昌オリンピックどころではない。親日派が公然と姿を現す。
7.日本・台湾・インド・インドネシア・トルコ経済同盟
半島・大陸の大混乱をよそに、どこ吹く風の安部総理は口にこそ出さなかったが、通称『親日同盟』が結成される。日本では大東亜共栄圏の復活という無意味なキャンペーンをマスコミ・野党が張るが、安部総理の支持率は全く落ちない。無論日米同盟は堅持されるが、アメリカの不信は頂点に達する。オーストラリアがバスに乗り遅れるなとばかりに新同盟にアプローチする。特筆すべきはインドは核保有国だという点である。イスラム教ヒンドゥー教仏教神道を網羅しているところに注目。
8.北方領土返還
来日したプーチン大統領が共同記者会見で北方4島の帰属が日本であることを高らかに宣言する。宣言はするが、在日ロシア人の特権は物凄く手厚くしてありほぼ無税。また毎年1000億円を20年間インフラ投資することになっていて、総連と民団が反発するが向かい風にはなりゃしない。暫定国境をエトロフ島内に設定する。又、このエリアは非武装地帯となる。西武その他日本資本、ロシアマフィアが大規模な観光開発の投資計画を発表。他にも密約があるらしいが表には出ない。
9.アメリカがゼロ金利をやめる
某月某日イェレン議長が突如出口戦略を発表し、1$=180円までドル高が進む。先般の中国の米国債の投げ売りもあって金利を上げざるを得ないのが本当の所。ちなみにこの間も原油価格は下がり続けシェール・オイル業者の倒産が起きる。アメリカの好景気に急ブレーキがかかる。オバマ大統領は打つ手なし。暴動が頻発。イスラム国への海兵隊投入に抗議のテロが起こる。
10.日本有頂天になる
好景気に沸き立つようになる。株価こそ1万8千円程度だが巷には好況間が出てくる。上記為替で中国から撤退してくる企業が目白押し、失業率は3%を切る。地方の景気は一気に上がる。今までリストラされ稼働の低かった現場は地方にあるからだ。原発は無論再開されエネルギー・コストは世界1安くなる。ついに原子力潜水艦を建造しはじめる。北方領土が解決した為、石垣島・隠岐の島に陸上自衛隊西部方面隊が大規模に増強され駐屯する。まさか核武装しないだろうな、とアメリカが猫なで声で寄ってくる。空母いずもからF35改が離発着できるようにする。
当たりっこないので、そこんとこヨロシク。
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Categories:2015年
中村 順一
1/8/2015 | Permalink
全部起こりうる話である。今の世の中、なにがどうなるかまったくわからない。朴の辞任は大歓迎、どうもあのおばさんはちょっと。
東 賢太郎
1/8/2015 | Permalink
たいへんおもしろい。確かにどれもあるかもしれない。日本が漁夫の利になりえるのはいいことだ。