Sonar Members Club No.36

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あれ等はどこに行ったのだろう

2015 AUG 17 19:19:50 pm by 西牟呂 憲

 見る事もなくなって、古い写真で『あー、あんなものもあったな。』と感じるもの。それも今の視線で見るととても正視に耐えないようなものがその昔流行した。それらを幾つか上げると社会学的考察にはならないか、ならない。

ガングロ・ヤマンバyjimageCAD3G74S

 いや、本人達はお互いに止めるに止められなかったのではないだろうか。しかもここまでやってしまうと元の顔は想像もつかないから、似合うも似合わないもない。
 更にオジサンはいらんことも心配になる。このノリでその場の恋に墜ちてしまい、コトに及んだときにはこの化粧は落すのだろうか。
 昔、音楽プロデューサーの松任谷正隆氏は化粧の厚かったユーミンを口説き落とした時のことを『男たるもの180度も違ったスッピンに怯んではならない。』と雑誌のインタヴューに語っていた。ナンパしたアンチャン達もその根性はあったのか。
 ちなみにガングロとは『顔が黒い』の意味ではなく『ガンガン黒い』なのだと言われていたが本当?
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ルーズ・ソックス

 制服に揃いのレッグ・ウォーマーのようなダブダブの靴下を、ことさらユルく下げて履く。これは最初に履いた子と最初に紺のソックスに変えた子が一番偉い。
 実は当時来日した外国人に『なぜあのようなソックスが制服なのか。暑いだろう(その時は夏)。』と聞かれた。あのソックスは制服じゃないから『彼女達は膝から上を細かく決められているので、ソックスは数少ないおしゃれ(のつもりでpersonal fashionと言った)なんだ。』と説明したが全く通じなかった。何故全員同じにあんなヘンな格好をしたがるのか、と聞かれて答えられなかった。

バギー・パンツyjimageCAB42ZYV

 これは今でも着こなす人はいるが、大昔メチャクチャ流行した。写真ではこざっぱりした感じだが、大昔は困ったアイテムが必需品だった。男も女も高いのになると15cm位の靴を履き、引きずるように着ることになっていた。短足歌手で有名だった野口五郎や布施明がやる分には構わないが我々がやると歩きづらいの何の。
 大体そのために、それにしか役に立たない例えばロンドンブーツ(結構高い)を買うという行為は実に無駄であった。当時の格好を今の僕が見れば髪型といい気違いが歩いてるとしか思えなかっただろう。
 しかもこのバギーという代物、雨が降ったら大変なことになった。ただでさえ引きずっているのだからビチャビチャに濡れて汚れる。
 結局、ブーツとともにいつのまにか消えた。
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スケバン

 スケバン刑事とかあったが、現在こういうファッションを見かけることはなくなった。ヤンキー・ガールは減ってはいないだろうが、制服をこういう風に(上を詰めて長いスカート、ロンタイを引き摺る)極端なスタイルは絶滅したのか。目撃情報があったら教えて欲しい。
 そういえば、その格好が売りのナントカ言う芸人がいたようだったが。
 まさか竹刀や木刀は持ち歩いてはいなかったが、薄っぺらく潰したチョンバッグを持っていた。貫禄のある子は顔色も悪く見るからに家庭に問題があったように思えた。
 こういうのが学校帰りに固まっているのを見ると皆おんなじ格好なので、きっと学校で先生はスケバン・ルックだと知らなかったのじゃないだろうか。露出の多いミニ・スカートよりはマシだと勘違いしてたりして。

みんなどこへ行った

あれらはどこに行ったのだろう Ⅲ

あれらはどこに行ったのだろう CM編

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Categories:遠い光景

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