ノー・ウーマン ノー・クライ Joan Baez(ジョーン・バエズ)
2016 FEB 5 23:23:36 pm by 西 牟呂雄
レゲェの名曲、ボブ・マーリィとウェイラーズの ノー・ウーマン ノー・クライを検索していたら、往年のフォーク・シンガー(もう死語だが)ジョーン・バエズのライヴが出て来た。スペイン語のMCを喋っているのでメキシコかスペインでやったのか。お父さんがメキシコ系だったと記憶する。
60年代に公民権運動と反戦活動で注目を集めたスターだ。
ところで僕は2年前にこの歌の本歌取りで ノー・ウーマン ノー・クライ
というマヌケなブログを書いている。
そのノリでまたまた替え歌パロディーを思いついたのが『山がなけりゃ 登れない』だ。
No Moutain No Climb (ノー・マウンテン ノー・クライ)
ちょっと苦しいか。それでは『野生の馬に鞍』はどうだろう。
野 馬 の 鞍 (ノーウマー ノ クラ)
この歌のオリジナルは”No, Woman, Nuh cry.”という説がある ジャマイカは英連邦国で国語も英語であるが、歴史的にヨーロッパ言語のクレオール語が混じっていて一種の方言になっているらしい。『Nuh』は英語ではDon’t であると。するとやはり『ノー・ウーマン ノー・クライ』は「だめだ、女。泣くな、女」が正しい。
ジョーン・バエズは売れる前のボブ・ディランの紹介者で恋人でもあった。関係は解消されたが、透明感のある澄んだソプラノでディランの”I Shall Be Released”をカヴァーしているので載せようと検索した。確か下の現在の容姿でオバマ大統領とミシェル夫人の前で歌った動画があったのだが。
すると何とニーナ・シモンが出てきた。やはり60年代以降に活躍した黒人女性ヴォーカルで既に故人。ジュリアードで教育を受けたピアノ奏者で、この演奏も弾き語りではないか。
独特の声が男性ヴォーカルに聞こえる、こちらの方がレアなので貼っておきます。ブルース仕立てのアレンジが泣かせる。
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Categories:本歌取り
中島 龍之
2/8/2016 | Permalink
「I Shall Be Released」は、ジョーン・バエズの定番ですが、ニーナ・シモンもいいですね。私が20歳くらいの頃、「二ーナ・シモンはいい」と言っていた奴がいたことを思い出しました。「No Mountain No Climb」の西室さんの駄洒落ネタ思い出しました。
西室 建
2/8/2016 | Permalink
ニーナ・シモンを知っている人がいるとは、驚きです。