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大統領がスパイだったら・・(今月のテーマ インテリジェンス)

2017 JAN 25 21:21:29 pm by 西室 建

 いよいよトランプ大統領が誕生した。

 今後様々な歴史的転換点に立っていると思うと感慨深いが、悪い方に転がらないように目を光らせたいとも思う。
 巷間トランプ大統領と情報機関が対立している報道は、さもありなん。
 ロシアのサイバー攻撃はあったかも知れないが、その前のヒラリー私用メールのバレ方だってリークじゃないのか。要するにFBIでもCIAでも国民を管理するのと同じく大統領も管理しているはずだ。
 大統領と情報機関の対立は何も初めてではない。フーバー長官は歴代大統領のスキャンダルを握っていた。民主主義で選ばれた大統領は完全じゃない。
 隣の国でもそうだ。あの女性シャーマンが廃棄しろと言ったパソコンから機密文書がウジャウジャ出て来たって?誰がそれを捨てずにパスワードまで知って読んで公表に至ったと言うのかね、そこは相当に怪しい。その後の盛り上がりはキタの煽動じゃないかと疑われている。
 それどころか自殺した元大統領もアメリカまで行って『アメリカに日本を共通の仮想敵国に規定しよう』と本当に提案してアメリカにバカにされたが、工作されてたんじゃないだろうな。
 
 先頃注目を集めていたヴェノナ文書では、第二次世界大戦直前にアメリカ政府内にコミンテルンのスパイ網が構築されていた事が明らかになっている。ルーズベルト大統領への工作がなされたかも知れない。事実ハル・ノートの元となるモーゲンソー私案は後にソ連のスパイだったことが発覚したハリー・ホワイトが作成した(不審死、自殺説も)。この奇怪な文書によれば盧溝橋事件もそれなりにコミンテルンの関与が示唆してあるとか。国民党右派の秘密組織CC団幹部、陳立夫は帝国陸軍内部にソ蓮のスパイがいたはずだと主張している。
 トランプがロシアを訪問した際にハニー・トラップにかかったという話もプーチンまでがムキになって否定するところが返って・・・。
 ハニトラに関してはこっちだって人のことなんか言えない。橋本龍太郎が中国の罠にコロッと引っかかったのは広く知られる話だし、療養中の谷垣禎一元幹事長もそのテの噂があった。谷垣禎一なんて汪兆銘政府の樹立工作をしていた梅機関・影佐大佐の孫のくせに脇が甘すぎる。
 まだあるぞ、未だに懲りていないようなハト!これが自衛隊の最高司令官だったと思うと、提題の『スパイだったら』も冗談じゃなくなりそうで今更ながら恐い。

 その点プーチンはスパイを使う方だったから工作を受けてはいないだろう。が一方で、メルケルなんかはヤバいから盗聴までしたのでは、習近平の紅を塗ったような口元もアヤシい、ブリグジットはフリーメーソンの陰謀だ、トランプはユダヤに操られている、バチカンだって黙ってないぞ、イスラム教ワッハーブ派のサウジはISILを作った、瀬島龍三はソ連のエージェントだった、ロックフェラー一族がキッシンジャーを操って世界を支配・・・・、民主主義で選んだ政治家がもし操られていたらどーすればいいんだ。もう何が何だかわからないから天皇陛下バンザーイ!

 ところでトランプ大統領がTPP離脱だ何だと大統領令にサインをしまくっているが日本がオタオタすることはない。TPPなんかは元々やらなくてもいいと私は考えている(二国間協定にはもっと反対)。
 トランプ大統領は矛盾に満ちている。
 あれだけ国内世論が割れていてマスコミとも不毛な戦いを続けるだろう。『対日カード(おそらく自動車)』を切る前にかなりエネルギーを使うはずだから、安倍総理も急いで会わなくてもいい。もう少し疲れてから会って安保の話だけするので十分いいじゃないか。 

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