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夏至の日まで  長かったこの一年

2019 JUN 21 0:00:39 am by 西 牟呂雄

 待ち遠しかった夏至の日が近づいてきた。昨年は6月21日、今年は6月22日である。
 年を取ると1年が早く感じるようになる、という俗説は広く知られている。しかし私のこの1年は長く、辛く、惨めで、情けないものだった。

夏至の日に府中にて


 すなわち減点7で免停を喰らい、そのせいでそれから1年の内に同じ事をやらかせば今度は90日停止の浮き目に会うという非常にヤバい状況だった。そしてその次の年にまたやると今度は取消し!
 同乗者に『何をトロトロ走ってるんだ』と罵られ、夜中の黄色信号にソッと止まれば『よっぽど堪えたんだな』とバカにされ、得意の中央高速では左車線から抜かれる屈辱に耐えてきた。
 一時停止とか駐停車禁止に怯えた日々からやっと解放されるのだ、あと2日で(それまでは慎重に)。

 ところで、昨今のニュースでやたらと高齢者の踏み間違えによる痛ましい事故が頻発している。私はもうすぐ前期高齢者となる。当然ながら目は霞み、反射神経は落ちている自覚はある。
 この頃では、例えば喜寿庵のある田舎道にはガード・レールなんかはないので、子供が歩いていたりすると怖い。まぁ、思えばそれで安全係数が上がれば世の中のためにはいいこととも言えよう。
 過日、喜寿庵の近所の温泉で温い露天風呂に浸かっている時。後期高齢者の仲良し集団の会話が耳に入ってきた。おじいさんたちは、高齢者の免許書き換えに認知機能検査を受けさせられる、その話で盛り上がっていた。
「隣のおばあちゃんは『きょうは何月何日』に答えられなかった」
「わっはっは」
 とかいう恐ろしくなるような会話で、ここまでは微笑ましかった。
 ところがその後、どこそこの教習所は甘い、とか意地悪とかいう情報を交換している。甘い、とはどういうことなのか。今時甘っちょろいところを探してパスするくらいなら免許は返上した方がいいのではないか。何を考えてるんだこのオジイ共は。

 ともあれもうすぐ復活する(はずだ)。伝説の『中央道の青い翼』が(その頃青いセリカ・ダブルXだった)!

 と、ここまで書いたところで愛車プジョー404がとんでもないことになった。駐車場から出した途端にやけにギアの入りが悪い。走るには走るがギアが上がらないと言うかトルコンが入らないと言うか、時速30km位しか出ない。
 仕方なくゴリゴリとクセルを踏んでいたら何と!右のフロント・タイヤあたりから煙が出ているではないか。エンジンが火を噴いたか、とビビリ上がって停めて開けてみてもエンジンじゃない。どうやらベアリングが焼けているようで尋常じゃない焦げ臭さだ。
 これはもう免許を返上しろ、との天の声なのか・・・。
 何とか辿り付いた車屋では仲良しのオニーちゃんが目を丸くしていた。
 全く一筋縄ではいかない、終いには車が悪い!
 つづきはコメント欄で・・・・。

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Categories:えらいこっちゃ

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