Sonar Members Club No.36

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ユーモアの消える日

2026 JUL 24 0:00:39 am by 西 牟呂雄

 それにしても、である。お気楽な僕でさえ問いに空しくなる。『法の秩序』も何も、いきなりぶっ放して『お前が悪い』はなかろうに。もう何があってもおかしくなくなった。
 よしんば、某国が核放棄をして後世評価されるかもしれないが、どのみち核の打ち合いなんぞ起こりえないのは常識だろう、外れたら人類滅亡。それが敵対国の指導者をいきなり空爆するなんて冗談にも程がある。あれはほどんどガイキチの領域に達したネタ〇〇〇に強請られたとしか思えない。〇-チンも完全に『仁義なき戦い』化して、筆者程度の情報量ではもはや正当性の判断はつかない。その二人が電話で90分も会話したと言ったって何を話したというのか。案外ゼレン〇キーや習近〇の悪口で盛り上がったのだろう。

 ところで日本は保守化したのか?筆者の考えは『否』である。普通になっただけだ。それも周りがみんな狂ったから少しマトモになっただけ。冷静になってくれ。
 皇室典範改正だろうが憲法改正だろうが、反対意見はいくらでもあるじゃないか。これが活字に、いや、ネットで目に付くうちは大丈夫。SNSでバカな話が飛び交っているなんて平和そのもの。
 大国の指導者が集団発狂したように戦争をやっている今は、そういう強権国が悪口をガナりたてている国がマトモとさえ言える。そう考えれば隣の国が必死になって軍国化に警鐘を鳴らしてくれる我が国が世界で一番普通な国に違いない。
 ところがその我が国では国会議員が週刊誌ネタを元に質問する光景がテレビに映される有様。そういうのはオールド・メディアかせいぜいブラック・ジャーナリズムが囃し立てりゃいいものを、税金使って延々と中継するどこが熟議だ。恥ずかしくないのか。

 大きな物語が終わる時はそういう時期があるとすると、過去のそういった光景はどうだったのか。それは情報がフェイクも含めて過剰になり、人々が一斉に煽り立てて不安に陥り、社会の構造が個人の思考する力を奪い去ってしまう時代、具体的には真珠湾直前の日本、文革時の中国、ナチが台頭したヨーロッパ・・・、そして今の分断されたアメリカ。共通する特徴を一言で済ませれば、教養とユーモアが消えてしまう。
 チャールズ国王は米議会演説で”As Oscar Wilde said, ‘We have really everything in common with America nowadays except, of course, language.’とやって受けた。議場で笑いがこぼれていたが、これが通じなくなったら本当にアメリカは終る。トランプは大統領でいることがジョークにせよ笑えないし。

ところでチャールズ国王のやつは英語圏では有名なジョークらしいが、我々日本人が使えるとしたらどうだろう。『ご存じのとおり、貴国(英国)と我が国はお茶を嗜むむんかは共通のものです、紅と緑の違いを除いては』うーん、つまらない。
 いずれにせよこういったユーモアが無くなったら、僕は保守派の看板を下ろして言うだろう『日の丸が泣いているぞ』とね。 

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Categories:陰謀

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