Sonar Members Club No.36

カテゴリー: 架空対談

年末架空対談 プーチン VS 安部

2014 DEC 28 21:21:47 pm by 西 牟呂雄

プーチン(以下プ)「ズドラーストヴィーチェ、シンゾー。元気だったか。選挙は勝利ということでおめでとう。」
安部晋三(以下安)「ダー・スパシーバ。今年もお世話になりました。来年もよろしく。ところで大変な年だったな。ウクライナどうよ。」
プ「私はウクライナの内政には関与していない。来年の収束を祈っている。」
安「そう来ると思っていた。ロシア大統領が祈っているなら来年には落ち着くだろう。」
プ「今時いつまでも戦争なんかするバカはいない。だけど知っての通り今のウクライナにまともな正当性は期待できないと言っているのは、ほかならぬウクライナ国民だからな。」
安「日本は内政不干渉だ。だが力による国境変更は許されない、とは言わなきゃならん。センカクがあるからな。それと北方領土もだが。」
プ「それを言うならタケシマも加えろ。フフ。」
安「シリアの時はケツを叩かれたバラクのことを見事に手玉にとって、さすがウラジミールと思っていた。しかし結局イスラム国をのさばらせた。」
プ「あのいけすかない弁護士上がりは良く分かってないんじゃないか。選挙で負けくさってレーム・ダックにもならん。これから何もできっこないからオレとお前で何とかしないか。」
安「どっちの話だ。ウクライナかシリアか。」
プ「あんなもん今年で終わりだ。オバマをシリアに釘付けにしておいて、それからという話だ。世界をだよ。」
安「今それを言ったらシー(習)が尖がらないか。」
プ「大丈夫だ。シー(習)にはたんまり話しを持ってっている。銅鉱山とかガスとか。あいつは香港で頭が一杯だ。何とか押さえつけたが次にどこでおっぱじまるか・・。それよりオバマだ。議会とも上手くいかないから身動きとれない。」
安「あそこだけ景気がいいからどうかな。だが原油が下がって制裁も受けて大変だろう。」
プ「それは本当に参っている。ルーブルも下がった。どうだ、円建てで売ってやろうか。どうせオレ達あと4年はやるんだからな。」
安「それなら直接為替取引ができる場所と機関が必要だ。エトロフはちょうどいいが。おっとと、お互い本気でアメリカを怒らすのもマズい。ただ話し合いの用意はある。」
プ「そこだぜ。ヒラリーが出てくる前にカタをつけたいんだがな。」
安「四島の非武装は譲れないぞ。全部寄越せとも今更言わない。暫定国境を引いて温泉掘ってお互いうまくやらないか。カジノ付きの一大リゾートも夢じゃない。シー(習)と組むより絶対上手くいく。シベリアの連中だってキタイスキー(中国人)大嫌いみたいだぞ。」
プ「(ため息をついて)全く酷い連中だ。あれが押し寄せてきた日には止めようがない。しかしオレはロシア大統領だ。頭を下げることなんてできっこない。」
安「ウラジミールよ。デフォルトして欲しくない。日本とロシアは特別な関係だとそこら中に認識させなければ。領土解決が一番いいぞ。繰り返すが全部寄越せはないだろう。ヒキワケ、と言ったよな。」
プ「言った。しかしお前が言うとおり特別な関係を今進めるとオレが引いているようで実に困る。そっちだってオバマにギャーギャー言われたくないだろう。」
安「それはその通りだ。」
プ「オイ、内陸部にはタダ同然の土地なんかいくらでもある。同じ面積の飛び地をやるのはどうか。日本人もスベルドロフスク州にいるそうだ。確かニ・シ・ム・ロという奴が時々ウロウロしていると聞いた。」
安「ああ、あいつか。オレと同い年だ。提案は魅力的だがニ・シ・ム・ロはどうかな。」
プ「ロシアではえらく評判がいいらしいが。」
安「日本ではメチャクチャ悪い。公安もマークしているぞ。」
プ「謎の多い奴だな。まあいい。とにかく来年を乗り切ってしまえば何とかなる。みんな忘れているが2018年はワールド・カップがあるぞ。こっちに来いよ。オレも2020年にはトーキョウに行くから。」
安「それまでお互いにガンバレということか。いや、落ち着けば来年にも日本に来いよ。又コードーカン行けるぞ。」
プ「ランドリ(乱取り)しばらくやってないからな。それよりスモーが見たい。」
安「お安い御用だ。ロシア出身力士もいた。」
プ「それじゃいい年を。」
安「また来年。ダスビダーニャ。」

安倍 VS トランプ ゴルフ対談

安倍総理 VS オバマ大統領 (パールハーバー)


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追悼架空対談 高倉健×菅原文太

2014 DEC 3 20:20:25 pm by 西 牟呂雄

幻の高倉健×菅原文太対談  -合掌ー

菅原文太(以下”文”)「ふぅー、健さんが先に逝ったんでワシもあわてたがの。」
高倉健(以下”建”)「オレもお前がすぐに追いかけてくるター思わなかった。」
文「ワシ等もまぁ潮時だったかもしれんですのぅ。」
健「お前どうでもいいけど普段も広島弁抜けないのか。」
文「もう商売道具じゃけ。」
健「だけど一緒にやってた奴等も娑婆にゃあんまり残ってねえな。」
文「梅宮と(小林)旭くらいじゃ。」
健「あれらはオレ達より5~6コ下だろ。あの代では(山城)新伍も先に来てるな。」
文「コンナと一緒にやったのは随分と前ですけぇ。」
健「ホンッと昭和だよな。確か『神戸国際ギャング団』とか三兄弟物だったな。懲役三兄弟とか。」
文「ようアガーなシャシン(映画のこと)が撮れたもんよ。今じゃ到底無理じゃろ。」
健「神戸物なんか田岡のオヤッサンもよく承知してくれたわ。昭和が染み付いてオレなんか『昭和残侠伝』だもんな、あの頃は。」
文「そっちはその後硬派路線に行ったけいいが、ワシの方は深作のトッツアンに引きずり込まれて『仁義無き戦い』じゃけ、ロクなホン(台本)に当たらんかった。」
健「そうでもないだろ。オレはテレビやんなかったけどそっちは大河ドラマにも出てたじゃないか。」
文「仁義とか筋とかホタエとりゃ脚本一本いけたんじゃ。昔は良かったなんぞ言いとうも無いが、もうワシの出る幕はありゃあせん。」
健「オレだってずっと『網走番外地』だった。最後の方は降旗監督の作品ばかり出たが。そっちは農業家になってけっこう硬派な発言もしてただろう。」
文「若い奴等、イケイケで危なっかしくて。特定秘密保護法だ集団的自衛権だ憲法改正とか。そりゃほいでええんじゃが。ワシャ別に左翼でもないが年寄りが少し言うとかにゃ歯止めも何もありゃあせん。ワシは子供じゃったが敗戦は堪えたけん。別に安部さんが悪いとは言わんが。」
健「それはオレも感じるな。又ああでもなったら元も子もない。貧乏するもんな。オレはそっちが農業に打ち込むのはカッコいいな、と思ってたぜ。」
文「やっぱ国の足腰を考えれば食い物くらいはしっかりしたモンをのぅ。」
健「立派なことだよ。言ってくれりゃ手伝いに行ったぜ。」
文「健さんが来たら農業が任侠になってまうが(笑)。ワシは戦争負ける少し前に仙台に移ったがやっぱり敗戦貧乏はキツかった。東京じゃなかったから飢えるまでいかなかったが。」
健「オレなんか筑豊の炭鉱だよ。みんな貧乏だったさ。もっとも炭鉱はその後傾斜生産政策の恩恵を受けてその分復興も一次的に早かったがね。」
文「じゃが秀才だったんじゃろ。東筑高校いうたら名門と聞いとるが。」
健「オレは決して秀才じゃない。そっちこそ仙台一高だろーが。」
文「そこまではお互い堅気だったけん(笑)。その後まさか懲役三兄弟に一緒に出演するとはね。」
健「昔テレビの『傷だらけの天使』でショーケンの奴が息子のケンタのことを『高倉健のケンに菅原文太のタ』と言い触らしてくれてたな。」
文「あの脚本は誰なら。」
健「あれで二人が出てきたらオモシレーなと思ったよ。声は掛からなかったがな。だけどもう一回くらい一緒にやっても良かったな。」
文「ギャラが高すぎて二人では出れんかった。」
健「まあな、だがオレ達が格安で出演したら他に困るやつが一杯出てくるしな。」
文「そりゃワシも寅さんとか出てみたい思うた。それが仁義なきの次はトラック野郎じゃったし。そう言えばタケシが撮るなら彫物背負ってもええ、言うたんじゃなかった?」
健「ああ、言った。あいつのヤクザ物は独特のセンスがあったしな。」
文「あれもそのうち『暴力団肯定だ』とかいって撮れんようになりゃせんかの。」
健「それだったらそっちの実録物を見た田岡の三代目がビックリして『よう若いモンが黙っとるもんじゃ。』とため息ついたそうじゃないか。」
文「あの山守親分は中身はともかく実際似よる、いう話で関係者ずいぶん心配したらしいが田岡のオヤッサンが押さえてくれたと聞いとる。で、二人で出るとしたらどんな役回りなら。」
健「そうだなー。お互いもうチンピラっちゅう訳にゃいかねえから最後に出てきてカタでもつけるか。」
文「そりゃええ。代貸は(小林)旭と(梅宮)辰をつけての。」
健「(千葉)真一もつけようぜ、アレはオレの付け人だったし。あと松方くらいな。」
文「若いモンはどがあじゃ。」
健「SMAPとかジャニーズを並べたらいいんじゃないか。」
文「ほいでコンナは『死んでもらいます。』かの(笑)。」
健「そっちは『弾ぁ(たま)まだ一発残っとるがよぅ。』か(爆笑)。」
ー合掌ー

架空対談 勝海舟VS西郷隆盛

方言の生きの良さ


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極秘会談 プーチンVSポロシェンコ

2014 SEP 4 12:12:36 pm by 西 牟呂雄

この対談は2014.9.4に行われた

プーチン(以下プ)「ドゥーヴロイ・ウートロ、又会えてうれしいよ。」
ポロシェンコ(以下ポ)「ハラショー、スパスィーバ。先日はどうも。そろそろ本音で話そう。」
プ「いいだろう。」
ポ「武装勢力が国境を越えて入ってくるのを止めて頂きたい。」
プ「あれは義勇兵だ。私の指揮下にない。むしろロシア民族の良心と言える。そちらこそ大っぴらな作戦行動を控えて頂きたい。」
ポ「予想通りの建前はもう結構だ。本音と言ったではないか。マレーシア機をやった時はさすがのあなたも焦ったはずだ。」
プ「そちらがやって親露派になすりつけている、という話はどうした。」
ポ「いくら何でも苦しい。全情報を開示しないで”寸止め”にしている国際社会のギリギリの努力を理解しないはずがない。あなたは日本の武道が解っているのだろう。」
プ「それでは、ロシア大統領が『ごめんなさい』等と言うことなど不可能なことも、理解しているだろう。フフ。」
ポ「EUもかなり尖がって来ている。経済制裁は本当にやるぞ。オバマも言い方がきつくなった。」
プ「フハハハ。オバマに何ができる。吼えているだけだ。EUが本当に一枚岩だとでも思っているなら甘いぞ。」
ポ「在外資産の凍結は効いているだろう。側近のオルガリヒの悲鳴が聞こえてくる。おまけにEU・アメリカの大手銀行への制裁はこたえていると聞く。物価はインフレとか。」
プ「私には一向に聞こえて来ないが。ところで今年は寒いらしいぞ。異常気象だそうだ。冬場のガスが心配なのではないのか。」
ポ「シェール・ガスが安いんだそうだ。それにどこかのタンカーがアメリカ第六艦隊と共に黒海に来たら困るでしょうな。」
プ「どこに接岸するか知らんが、いまから港湾施設を建設しようにも間に合わない。セベストボリはすでに我が領土だ。」
ポ「東部でゴチャゴチャさせて、クリミアを既成事実化した手腕には敬意を評するが、国際社会は忘れない。我々はあんな所を『くれ』等と言ったことも無い。フルシチョフが勝手にウクライナにしただけで、タタール人の国だった。開発予算を付けているそうだがペイするはずも無い。」
プ「国際社会とはEUとオバマのことか。シリアのアサド大統領は熱心に支持してくれている。ベラルーシもカザフスタンもだ。」
ポ「ほう、我が領土をシリアに例えているように聞こえるが、賢明な大統領がそんなことを言うはずはないだろうな。」
プ「まさか。ドネツクの製鉄所はロシア民間資本(エヴラズのこと)が買収しているのをお忘れか。」
ポ「せいぜい上手く経営して頂きたい。赤字続きで税金も払えない会社だったと記憶している。」
プ「さて、本音の話はどこに行ったのか。」
ポ「そろそろ痛み分けでいかないか。クリミアはくれてやる。」
プ「アメリカやEUが本当に助けに来ると思ってんのか。もう少し頭を下げろ。」
ポ「民間機まで撃ち落すマヌケを使ってるとそのうち引っ込みがつかねえ。飼い犬に手を噛まれても知らねーぞ。」
プ「だったら最初にキエフでメチャクチャをやった奴等の落とし前をどうしてくれる。あれだってロクなもんじゃないだろう。民族主義者だぁ、ナチストだろうが。よく70年も飼ってたな、発砲までしくさって。」
ポ「車両に乗せて国境越えさせているのはチェチェン人だってな。捕虜がペラペラ喋っとるわ。傭兵でも雇ってんのか。」
プ「あの美人元大統領、不正蓄財ハンパじゃねーって話だ。上前ハネたんじゃねーのか。このチョコレート野郎(ポロシェンコは大チョコレート工場のオーナー)。」
ポ「上等だ。スパイ上がりめ。干上がって泣き入れてもおせーぞ。」
プ「クククッ。干上がるだぁ。オレにゃー大好きな日本がついてんだ。」
ポ「おもしれー。中間選挙で負けたらオバマだって黙ってねーからな。」
プ「よーし、タイマン張ったろうじゃねーか。裸襟締め(柔道技)で秒殺するぞ!。」
ポ「ふざけんな。必殺のアイアン・コブラ・ヘッド(正体不明のプロレス技、ポロシェンコは巨漢)で半殺しだ。ガチンコ来るか、オラァ!」

ーこの極秘会談は全て米国NSAに盗聴されていましたが、あまりに品位に欠けるので消去されたそうですー

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真相対談(バラクVSシンゾー イン スシ・バー)

2014 APR 25 13:13:18 pm by 西 牟呂雄

バラク(以下B)「シンゾゥ!完全オフレコだろうな。スシ・マスターは大丈夫か?」
シンゾ(以下シ)「バラク、大丈夫だ。訪日に骨を折ってくれて、まずありがとう。」
B「マジ疲れてる。シリア以来ヘトヘトだよ。それでこっちに来るとなったら北の三代目が核実験だなんて冗談じゃない。あした拉致被害者の家族にも会うが、変に妥協されても困るぞ。イイジマは約束なんかしてないだろうな。」
シ「核実験なんかやったら返ってオレ達の共同声明に迫力が出る。良くはないがね。ちょうどコリアに行く頃を狙ったな。それはそうと拉致解決は公約だ。そりゃ分かってくれ。」
B「船がひっくり返って大変らしいから女大統領がおかしなことにならないか心配だ。ところで『イアンフ』って何なんだ?」
シ「核が小型化されてアメリカに届きそうだからって慌てるな。ミサイル発射と実験はいつものセットだ。さすがに中国のシー(習)だって黙ってないだろ。『イアンフ』は存在した。強制性だけの問題だから放っておけ。ところで尖閣明記、大変感謝する。」
B「あそこまでやったんだ。普天間大丈夫だろうな。」
シ「ビリーヴ・ミィ。なにしろトラスト・ミィは今じゃ『うそです』という意味になってるんだ、日本じゃ。」
B「(大笑いして)言うじゃないか。TPPも頼む。」
シ「さすがバラクだ。そうくると思ったがこれは内政問題でもある。」
B「それはこっちも同じだ。アメリカのロビー活動なんか日本の比じゃない。農業、自動車、ユダヤに軍、ウォール・ストリートもだ。中間選挙もあるんだぜ。そもそも日本人はトクガワの時代には豚なんか食ってないだろ。この旨いスシが自給できれば十分じゃないか。ポーク・ジンジャーより遥かににいい。豚肉なんかいいだろう。車だって関税掛けても日本車はちゃんと売れる。フロマン置いていこうか。」
シ「まぁ、もう一献。こうやるのを『オシャク』と言うんだ。あれはアマリとフロマンにもう少しやらせよう。ところでウクライナどうよ。」
B「(露骨に嫌な顔をして)プーチンにしてやられた。お前仲良さそうだけど制裁には同調してくれよな。」
シ「日本はG7の一員だ。勿論賛成するに決まっている。たーだーしー、北方領土は別の話だ。プーチン大統領の訪日日程も決まっている。」
B「拉致だ領土だとうるさいな。じゃあ北方領土で住民投票やられたらどうすんだ。今はロシア系しかいないじゃないか。」
シ「施政権だけを認めてくれれば十分という考えもある。或いは安全保障条約を結んでもいいと考えてる。プーチンはインテリジェンスを知り尽くしているし。手強いね。」
B「お喋りスノーデンが逃げ込んでから、足元見られっぱなしだ。G20のときに首脳会談を蹴飛ばしたら本気で怒ったみたいだ。」
シ「親愛なるバラクよ、ウラジミールはあまり頭のいい人間は好きじゃない。モリとかオレくらいが調度いいんだ。あの国家主義者は使いたいだけ使ってからスノーデンはおっぽり出すだろう。」
B「こんなことなら議会がどうしたとか言わずにミサイルの10ダースくらいシリアに撃っときゃその方が安かった。」
シ「またそんなことを言う。あんたの悪いクセだ。損得で言えば米軍のアジアプレゼンスにジャブジャブ金を払うのはオレだけなんだぜ。グアムの移転費用だってこっそり言ってくれればまぁその~。」
B「ネマワシ苦手なんだよ。友達いないしな。親友はキャロラインぐらいだ。なぁキャロル(同席のケネディ大使を見る)。」
シ「♪スィート、キャーロライーン、」
B「お前って下手だなー。」
シ「ウチの家系は音痴なんだ。」
B「天皇陛下はお元気か。」
シ「勿論だ。それで敢えていうとミシェルを連れて来なかったの失礼だぞ。」
B「そう言うな。ウチだって大変なんだ。プリンセス・マサコだっていないんだろ。」
シ「中国行ったじゃないか。」
B「これだけお前にリップ・サーヴィスするんだ。少しはシー(習)に気を使うのは当然だ。」
シ「何だ、ネマワシしてるじゃないか。」
B「まぁ、な。」
シ「あさってコリアに行って何の話をする?」
B「北の話だろうな。あいつ英語もうまいぜ。ここまで来て行かないわけにもいかない。お前等ヤスクニじゃイアンフじゃ歴史問題じゃといがみあってばかりで本当に困る。」
シ「この前三人で会ったときはニコニコしてたじゃないか。」
B「画面を見たのか。あいつはTVの前だと深刻そうな顔をするように躾けられたのか、笑ってる絵は全くないぞ。」
シ「そう言えばそうだな。以前の野党時代にも会ったことがあるが、その時はあんなじゃなかった。」
B「麻生を就任式典のやったのがマズいんだよ。麻生が大嫌いなんだ。」
シ「フフ、誰が行っても同じだよ。とにかくオレ達はガッチリ組んでいるところをウソでも見せておかないと示しがつかない。」
B「シンゾー、お前図太くなったな・・・。」
シ「二度目だぜ、暫く選挙もないし。」
B「わかった。失言と腹に気をつけろよ。」
シ「わかってる。英語は喋れないし、薬も効いてる。」
B「じゃ、又あした。」
シ「OK,グッナイ、バラク。」

安倍 VS トランプ ゴルフ対談

架空緊急極秘対談 トランプ VS 習近平


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クリミア問題緊急対談 チャーチルVSスターリン 

2014 MAR 19 12:12:56 pm by 西 牟呂雄

3月19日日本時間AM12:00時点

チャーチル(以下”チ”)「まことに、しばらく。葉巻はいかがか。」

スターリン(以下”ス”)「いや、結構。卿からは貰わない。」

チ「相変わらずケチくさいな、グルジア人よ。」

ス「そちらこそ貴族のくせにブルドック面は変わっていませんな。」

チ「ところで君の後継者に当たるプーチン君はどうするつもりなんだ。あの半島はお互いに平和のために会談したところでもある。はっきり言って不愉快だが。」

ス「ウラジミール・プーチン同志は領土拡大とは言っていない。クリミア半島住民の意思を尊重して編入しただけだ。」

チ「そう言う君は国民の意思を全く尊重していなかったようだが。」

ス「フフ、チャーチル卿よ、クリミアに関してだけ言えば、しゃしゃり出てきてドロドロの戦に持ち込んだのは歴史上あなたの国も含まれている。クリミアくんだりまで大陸に部隊を送ったのはナポレオン戦争以来だろう。こちらはトルコ相手に何回も戦っていたのだ。ウクライナなぞ国であったことの方が短い。しかもプーチン同志はウクライナに手を付けた訳ではない。あくまでクリミアだ。」

チ「あの時はフランスやらあちこちからああ頼まれては仕方があるまい。当時の世界の警察は我が大英帝国であったからな。」

ス「そう言って旨い汁を吸っただけではないですか。おまけにあのでしゃばり女の事をプロパガンダのカヴァー・ストーリーに仕立て上げおって。なにが赤十字だ。こちらだって赤軍だ。」

チ「ナイチンゲール女史を侮辱することは許されないぞ。ロシア人も随分助けているから。おっとグルジア人もだがね。それに当時は赤軍ではない。」

ス「例によって英国風のつまらんユーモアにしか聞こえませんな。いずれにせよEUと称する輩が、卿の名づけた”鉄のカーテン”をこじ開けて取り込もうとしているのはミエミエだ。EUに露骨にやるなといっておいて頂きたい。」

チ「アングロ・サクソンは記録する。クリミアを安定させなければ黒海の向こう側、トルコや君の故郷グルジアが騒ぐ。その向こうにはイスラム世界で今日では色々な火種が転がっている。イスラム世界に噛み付かれては困るのは君の後継者も同じだ。アフガンに出て行ってソビエトが崩壊したことも忘れたのかね。チェチェンにも手こずっただろう。オット失礼。」

ス「卿の言うアングロ・サクソンは海洋覇権を持っていれば見事なもんだが陸上にコミットした時は大したことはない。シンガポール要塞のモロさは何だったのか。」

チ「フオッホッホ、日本軍の話か。直接やった時は大負けしたくせに良く言えるな。この前だって日本がヘトヘトになったところをドサクサまぎれに襲いかかってもたったの四島しかとれなかったぞ。それもアメリカが痛めつけた後にだ。実態は猛烈な砲撃を受けてビビッたことも分かっている。」

ス「満州を解放したではないか。しかしそんなことはどうでもいい。それまでヒットラーで頭が一杯だったじゃないか、お互いに。松岡なんかチョロかったから案外手を組めそうだったが、共産革命の看板を背負っていたから無理だったな。一方中国の毛(マオ)は共産主義者とは言っていたが煮ても焼いても食えない奴だった。」

チ「満州は結局毛(マオ)に掠め取られた。ヒットラーは気違いだ。中国で言えば毛(マオ)の前の蒋(シャン)の方がひどいタカりっぷりだった。それはとにかく住民投票までやらせたのはプーチン君のミスのように思われるが。」

ス「ほう、民主的な手続きではないですか住民投票は。」

チ「民主主義は効率も結果も最低だが他に取り得る体制は今のところない。まさか共産主義とは君も今更言うまい。」

ス「首都で暴動が起きているのを黙って見ている訳にもいかない。ウクライナは中東ではないからな。プーチン同志だって領土的な野心があるはずもない。このご時勢に領土を増やしたところで税金がたんまり入ってくるわけではない。卿の国のかつてのように搾り取ることもない。散々インドと中国をカモにしていたではないか。」

チ「話をずらさないで頂きたい。まぁここで引いたらモルドバもグルジアもEUに行くかもしれんから気持ちは分かるが。グルジアも!ですぞ。うまいこと手を引く算段を立てないと面倒ですぞ。銃撃戦も一部始まったと報道されだした。うまくやったつもりでも、戦争となると穏やかじゃない。」

ス「それこそ大きなお世話ですな。面倒をアメリカに全部押し付けておいて、自分はタックス・ヘイヴンの上がりを食い物にしていることぐらいお見通しだ。だからここにルーズベルトを呼ばなくて正解だったが、卿の計らいか。」

チ「あいつもまさか原爆まで使うとは思わなかった。君が脅かしすぎたからだ。君達を一緒にするとまとまる話もまとまらん。」

ス「今更何を、初めにあの国をあまやかしたのは卿ではないか。そもそもヤルタで会った時から気に食わなかった。」

チ「それは違う。君の国もアメリカも共に革命政権から始まっていて歴史も浅い。ナントカ主義、と唱えなければ国家を維持できないから意地の張り合いになる。だから直接会わない方が良いのだ。もっと言えば女王陛下が健在であれば、揺るぎない国家のバックボーンがある我が国が間に入っているのだ。」

ス「それはご大層なことだ。うまく使うのはそちらの勝手だが、あのオバマじゃ手に負えないのではないか。卿の得意の諜報もあまり役に立っていないようだし、MI6も落ち目ですな。」

チ「人目に付くようじゃインテリジェンスとは言えない。そちらのよくやる暗殺などもってののほかです。君は言い負かされた腹いせにトロッキーもやった。一つクリミア独立くらいで手打ちでも考えたらいかがか。」

ス「ほう、早速アングロ・サクソン伝統のゴリ押しですか。ジブラルタルも独立させて北アイルランドを返すなら考えておきましょうか。くどいようだが編入ですぞ、編入。手続きは平和的に民主的に行われた。」

チ「冷戦は終わったのだ。黒海艦隊自体が無用の長物だと思わんかね。」

ス「今回は実に役に立っている。卿もお気づきだろうがウクライナにはチェルノブイリもある。武器もある。危なくてしょうがない。まず米国第六艦隊を引っ込めてからの話ですな。冷戦が終わったのではなく、新たなパワー・ゲームが始まったところだ。」

チ「確かにオバマ君には荷が重いかも知れん。だがあんまりやりすぎて怒らせるとアメリカが強硬になって反動があるぞ。EUなんかはビビったら泣きつくかもしれん。彼が大統領のうちに一端花を持たせてやるのが得策だ。」

ス「卿がルーズベルトを使った様に、ド・ゴールをおだてあげた様に、か。アメリカがやる時は国連安保理決議も何もなくても誰も制裁だ包囲網だとは言わずに進行させているではないか。クリミアはそんな火種になる話しじゃない。」

チ「ド・ゴールはいやな奴だったがね。それでは物別れじゃな。この後あなたの嫌いなルーズベルトも待っている。失敬。」

ス「ブラフは結構だ。ロシアにもギャンブルの伝統はある。フッフ、本当ならそれは宜しく伝えていただきたい。ダスビダーニャ。」

 
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緊急対談 プーチンVSオバマ 大統領ホットライン

2014 MAR 5 15:15:07 pm by 西 牟呂雄

3月5日時点

オバマ「ハロー、ハロー。」

プーチン「ズドラーストヴィーチェ。」

オバマ「オイオイ、戦争やるのかよ。」

プーチン「冗談じゃない。やるわけないだろ。パラリンピックやってんだぞ。オレは平和な力の信奉者だ。」

オバマ「穏やかじゃないぞ。いきなり万単位の部隊を動かすなんて。」

プーチン「そう熱くなるなよ。あんたはビジネス・ライクな人間のはずだ。シリアの貸しをもう忘れてるのか。」

オバマ「忘れてないさ。オレだってやる気はないけどEUがカリカリしてどうにもならない。」

プーチン「考えても見てくれ。例えば沖縄が独立宣言して、あんたのところの基地を返還しろ、というのと同じだろ。黒海艦隊が出て行く訳に行かないんだ。」

オバマ「普段からウクライナなんかを苛めるからこんなことになったんだ。東南アジアや中東じゃあるまいし。引っ込みがつかなくなったって地上軍を首都に進行させることなんか、いくらなんだってできないだろう。NATOを動かすことになったらもう取り返しがつかないぞ。」

プーチン「そもそもオレがやったわけじゃない。変にヨーロッパ被れした連中が調子に乗って後先考えずに暴徒化しただけじゃないか。ひょっとしてCIAが煽ったんじゃないのか。黒海艦隊をウクライナごときが維持できっこないだろ。下手にあんた達の大好きな選挙で結果が出てからじゃ遅い。」

オバマ「いいから何とかしてくれ。煩くてしょうがないんだ。」

プーチン「EUはおとなしくなるって。あんたメルケルの盗聴やって気まずいんだろ。おれのところで飼ってるスノーデンにもっと喋らせちゃうぞ。大体メルケルは昔で言えば東独の出でロシア語ペラペラなんだから。オレだって東独にもいたからドイツ語できるぜ。あんたは何語ならいけるんだ。」

オバマ「うるさい、語学なんか関係ない。開き直る気か。本当に経済制裁するぞ。そっちも景気は悪いんだろう。」

プーチン「アッそんな事言うなら北方領土を返して安部を取り込んでやる。」

オバマ「お互いオトナだろ。クリミア半島にかまってると歴史的に碌なことにならんことぐらいわかるだろ。1853年だ。無傷ではすまんぞ。」

プーチン「その年はあんたのところがペリー艦隊で日本に砲艦外交やった年でもある。余計なことしてオレに安部カードを切らせるな。」

オバマ「それならヨーロッパにシェール・ガスを輸出をしてあんたの天然ガスの稼ぎをメチャクチャにしてやる。」

プーチン「上等だ。シリアでもう一度手のひら返しだ。それにエネルギーが値崩れして喜ぶのはまたしても日本だけだからな。あんたの景気も悪くなる。」

オバマ「俺達は底堅い。それにユーロもまだ高い。クリミア半島くらい何とかしろ。チェルノブイリの問題もあるんだからウクライナを安定させろ。飴と鞭でやれ。」

プーチン「無理いうな。鞭しか使ったことがないんだぞ、俺達は。」

オバマ「パラリンピックには世界中から人道主義者が集まってんだ。その間にもう少しいい知恵を出せ。こっちも考えるから。今時余計な金を使いたくないのはお互い様だろ。」

プーチン「だから戦争なんか全然やる気ないって。場所柄オレだって困ってんだ。少し考えるから手を引いてくれ。あんたもテロには気をつけろよ。」

オバマ「脅す気か。ポロニュウムという訳にはいかないぞ。そっちだってパラリンピック中のテロは心配でもあるだろ。」

プーチン「まあそうだ。とにかく互いに変なことにならんようにはしよう。ダスヴィダーニャ。」

オバマ「抜け駆けやめろよ。グッ・バイ。」

安倍 VS トランプ ゴルフ対談

架空緊急極秘対談 トランプ VS 習近平


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新年架空対談 大統領VS主席

2014 JAN 13 20:20:19 pm by 西 牟呂雄

オバマ「ハッピー・ニュー・イヤー!」

習「新年好(チンネイェンハオ)!」

オバマ「去年は結構長い時間話はしたな。」

習「二日に及んだから、日本なんかヤキモキしたらしい。ククク。」

オバマ「しかし主席よ。二国間の話をするのにあんまり日本の悪口ばかり聞かされても困るよ。まぁオレも鳩山とか管にはうんざりさせられたがね。」

習「うん、でもあれくらいトンチンカンだと返ってやりやすかった。放っとけば勝手に支離滅裂になってるから。鳩山なんかこっちの都合で何とでもなってる、今でもだぜ。」

オバマ「あいつは英語も上手かったけどね。」

習「だけどアンタも落ち目だね。シリアじゃ英国に袖にされプーチンにコケにされ。国内でもペンタゴンから評判悪いらしいじゃないか。バーサーズもティーパーテイーもガタガタ言ってるし、気を付けないとそちらの伝統の鉄砲玉が飛んでくるかも知れん。」

オバマ「そっちこそアッという間の粛正は得意じゃないか。薄煕来やったからって済むもんじゃないだろ。温家宝の不正蓄財はどうした。」

習「そんなもんじゃビクともしないさ。四千年の歴史を見てみろ。第一そっちと違って選挙なんかないんだから。中間選挙やばいんだろ。」

オバマ「おおきなお世話だ。ヒラリーをチヤホヤして何とかしのぐさ。それより国境を接している共和国はどうよ。あそこがコケたら只じゃすまないだろう。いきなりNo2粛清には参った。」

習「あの三代目もよくわからん。カウンター・パートナーがいなくなったので、六カ国協議なんかやる雰囲気じゃないからな。エサをまいて日本に金を出させるつもりだったけど、安倍が手強くて。マスコミに手を回して叩きに叩くんだが。」

オバマ「だからそれもうやめろよ。下手に尖られてTPPにケツをまくられたらオレも困るんだ。オリンピックまであの勢いでやられて北方領土でも解決されたらお互い迷惑だろう。ついでに『大国同士』とか『G2』もやめてくれ。プーチンがイライラするじゃないか。」

習「あれも相当のタマだからな。柔道なんかやってシンパシーもあるらしいし。森とも仲がいいのも気になる。ヨシとかファースト・ネームで呼ぶそうだ。それなら北の共和国は何とかするから南の方はそっちで押さえておいてくれんか。」

オバマ「それも頭が痛いよ。だけど南のあいつは中国語でヘラヘラ挨拶してたじゃないか。アンタの方が相性いいんじゃないの。」

習「その手には乗らないよ。南北両方の面倒はとてもじゃないが見切れん。」

オバマ「だけど足元経済メチャクチャだろう。いい加減図体でかいんだから吹っ飛んで世界中を踏み倒すのだけはやめてくれよ。」

習「心配ない。イザとなれば日本を使って」

オバマ「だーからその手はもう使えないんだよ。ウォール街の息の根が止まったらオレもおしまいだ。反日暴動もやりすぎだぞ。」

習「しかし日本ってのは本当にやっかいだな。アンタのところの軍隊、いつまでいるんだよ。あれさえなきゃ今頃は・・・。」

オバマ「80年代を良く勉強しろよ。いくら円を高くさせてもダメだった。あの頃は何をやっても日本に敵わないような気がしたよ。危うく第七艦隊をリースしようとしたくらいだからな。」

習「それでバブル崩壊を仕込んだわけだな。」

オバマ「そこまではよかったんだ。その後こっちでもITバブルの崩壊とか9.11の後戦争までしちゃった挙句にリーマン・ショック食っただろ。小泉がブッシュ・ジュニアとウマが合ったから手がつけられなかったけど、安倍政権になったんで脅しつけて潰したんだが。まさかゾンビみたいに復活してくるとは思わなかった。」

習「安倍はよく解ってるよ。首脳会談ってのはお前にしてみりゃ市場開放をゴリ押しして日本に何かを売りつけることだし、オレ達ゃ何かの金をむしり取る、って意味だったもんな。『5年や10年首脳会談が無くても困らない。』ってはっきり答弁しやがって参った。」

オバマ「こっちはTPPで何とか繋ぎ止めてるのがぎりぎりだ。そっちは本当は困るんだろ。はっきり言って民間で困っている奴はいないんだからな。あの小泉が毎年靖国に行ってそっちが勝手にキレたってどうってことなかったろ。まぁ出番が無くなって外務省のチャイナ・スクールは大弱りだろうが。」

習「オレだって困るわけじゃない。いや少しは困るんだけど。」

オバマ「強がり言うなよ。共青団一派や上海閥が手ぐすね引いてるって噂があるぞ。アンタ太子党なんだろ。それに最近テロもあるようだし、暴動は一日200件だろう。」

習「13億人も食わせなきゃなんないんだぞ。アンタとは苦労の内容が違う。200件くらいガタガタ言うほどじゃない。文革のときは千万人単位で死人が出てんだ。そっちだって中東からアフガンまでドンパチやりっ放しのところに持ってきて毎年『予算の壁』で大騒ぎだ。一日の殺人件数でいったら200件どころじゃない。」

オバマ「それを言ったらさすがにマズいだろう。毛の時代のイデオロギーはそろそろ葬っておかないと足元見られるぞ。天安門にしてもバリバリ撃ちまくったのが実態だったのがバレだしてるし。」

習「だけど中東なんかどう落とし前つけるんだ。」

オバマ「いやなこと言うな。思案のしどころだよ。何しろテロなんかいつ来るのかもわかんないんだぞ。手を抜いてると思われる訳にもいかん。」

習「それはそうだ。テロについてはコッチもやばい。しかし日本はいいよな。いざとなりゃ天皇陛下が出てきてなんとかなっちゃうんだから。」

オバマ「地震の時も、管じゃどうにもならなくなったら天皇のお言葉でピタリと収まった。革命も政変も関係なしで1000年以上も続いてる。オレ達じゃかなわんよ。不思議だ。」

習「オレも小沢にゴリゴリ言ってお目にかかったが、さすがに威厳が違う。わが国も王朝はずっとあったけど、毎回根絶やしにして墓まで暴くから平均250年くらいで入れ替わっちまう。おまけに時々北の方から進入されてるし、ああはいかん。」

オバマ「こっちだってケネディ王朝っていってもせいぜい3代だし、第一あそこん家は禁酒法時代の酒の密売でしこたま稼いだ家柄だもんな。」

習「オレは昭和天皇には会ってないけど、鄧小平同志はお目にかかった時は震えが来た、と言っていたらしい。」

オバマ「お互い来年まで持つかな。」

習「がんばろうぜ。オレも失脚には気を付けるよ。」

オバマ「オレもせいぜい暗殺には気を付けるよ。じゃあな。」

 

架空緊急極秘対談 トランプ VS 習近平


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新春架空座談会 (帝國陸海軍編)

2014 JAN 10 14:14:49 pm by 西 牟呂雄

西室「皆様、お正月です。改めまして本年も宜しくお願いいたします。本日は先の大戦を戦われた皆様にお集まり頂き、平和を祈念しつつ、大いに反省と我々への叱咤激励を頂きたいと思います。まずは戦後も存命されました牟田口閣下、インパール作戦はその後大変に評判が悪うございますが。」

牟田口廉也「またその話か。もう喋り飽きた。大体私が立案したことになっているが、チャンドラボースの口車に乗ってインドまで行けと言ったのは東条閣下以下大本営の作戦課である。」

西室「しかし現地でもかなり批判があったと聞いてます。こんな戯れ歌がはやりました。『牟田口閣下の好きなモノ、一に勲章、二にメーマ(ビルマ女性)、三四が無くて五にブンヤ(新聞記者)』。」

牟田口「バカモノ!制空権もないところまで行くのは初めから無理があるに決まっておる。英軍元中佐のインパール作戦に対する高い評価を知っとるのか!どいつもこいつも陸軍の悪口ばかり言いおって。」

西室「イヤッ、そういうつもりではありません。阿川弘之さんの作品やOBの活動で海軍は評判がいいですが、実際にはミッドウェー以後、殆どが負けです。」

山本五十六「初めから2年は暴れてみせる、と言っただろう。あれはミッドウェーで勝った後に講和に持ち込むハラだった。」

山下奉文「長官、南方での悲惨な戦(いくさ)ばかり言われますが、我が陸軍は支那大陸においては無敵でしたぞ。」

西室「確かに、大陸での大規模作戦は50回くらいですがほぼ負け無しと言っていいでしょう。ノモンハンでさえ発掘された旧ソ連の内部資料では引き分けぐらいだったようです。逆に海軍は」

山本「うるさい!アメリカ相手に勝てると思うようなバカは海軍にはいなかったんだ。おかげで僕は右翼に狙われた。」

山下「長官の幕僚に問題があったのでは。」

山本「黒島君のことを言っておるのか。確かに変っておったが、真珠湾は彼の発想に負うところ大だった。」

西室「黒島参謀ではなくて南雲・栗田・井上といった諸将は戦闘においてはこれはチョットと言わざるを得ないですね。」

米内光政「キミ!口が過ぎるぞ。キミは。確かに井上中将はコーラルシーで大負けだったし、栗田君もあの反転はまずかった。返す返すもミッドウェーで山口多聞が戦死したのが痛かった。」

西室「失礼いたしました。山口さんのことはアメリカも評価していて山本長官の後任と目していたようです。ところで石原閣下は戦中は退役されていましたが、最終戦争論を執筆されましたよね。」

石原莞爾「そうそう。僕は東条に睨まれていたからな。牟田口、貴様が盧溝橋でやり出した時は慌てたぞ。」

牟田口「ああ挑発されてはどうにもならんでしょう。閣下の満州事変の方がずっと危なかったはずですぞ。張学良軍は23万人もいたんですからね。石原中将の手下の関東軍は確か1万そこそこでしょう。」

山本「あれのおかげで結果として対米戦争まで行くことになったのだから。」

石原「それを言うなら米内さん、上海事変の時は先頭に立って拡大させたのはあんたでしょう。大体海軍さんはミッドウェーのメチャ負けを隠し通した。」

米内「そっちだってノモンハンは負けだった、とは言わなかったじゃないか。」

山下「さっきも西室君が言ったように実態は我が部隊が攻略したエリアを考えると引き分けでしょう。」

西室「その後更に発掘されたヴェノナ文書などから、盧溝橋はコミンテルンの陰謀が絡んだ、とする説が最近出ています。しかし牟田口閣下はご自身の功績である旨の発言をされていますが。」

牟田口「お前は何だ!海軍の回し者か!コミンテルンのスパイなんかアメリカ中枢にだって百人以上いたんだろ、そのナントカ文書によると。」

山本「牟田口!その言い方こそ何だ!大体盧溝橋からインパールまでみんな貴様が出張ってるじゃないか。」

西室「宮崎中将はそのノモンハンからインパールまでほとんど負けてませんが・・。」

牟田口「あれは例の服部卓四郎と辻正信のコンビが引っかき回した結果だ。宮崎君は本当によくやったが、いかにも死傷率が高い。補給を絶たれたのは陸軍というより海軍のせいだ。ガダルカナルがそうだ。まさか海軍が全滅に近い状況まで負けるとは思ってもみなかった。大和なんか自慢の砲が的に当たったことがないそうじゃないですか。」

米内「貴様どうしても海軍の悪口が言いたいのか。」

西室「大和の運用についてはその建造も含めて初めから問題はありました。特にミッドウェーの時に何のために戦場から300浬も離れた海域にいたのか、作戦上の謎です。」

山本「あれは真珠湾で浮かれすぎた源田が『赤子の手をひねるようなもんだ。』と言いだして始まったんだ。草鹿だってそうだ。」

西室「しかし、機動部隊の参謀からは準備不足は否めなかった、と戦後に反省意見が出ています。」

米内「実情も知らん奴が後から言ってみただけだろう。ウソをついた奴は海軍にもいたさ。大本営発表ほどひどくはないが。」

石原「米内さん、お互い維新の賊軍同士でしょう。私は庄内、山本長官は長岡。あなたは南部じゃないですか。」

西室「牟田口閣下は肥前ですが・・・。」

山本「見りゃ分るよ、佐賀の奴等。受験秀才みたいな奴ばかりだ。」

米内「御聖断の時の御前会議なんか九州の奴ばかりだった。鈴木総理の関宿と後はワシだけ。」

石原「阿南大将は立派に腹を切ったがな。」

西室「石原閣下は東京裁判で『それならここへペリー提督を呼んでこい。』と発言されてアメリカ側を唖然とさせました。」

石原「当たり前だよ。今頃になってアメリカにおびき寄せられて真珠湾をやったって言うことが言われ出してるんだろう。ワシャみんな分っておった。」

山下「石原さんの言われるのも分るが、最終決戦は地上部隊の大会戦という形はあり得ないんじゃ無いですかね。別に海軍さんの肩持つわけではないですが。僕なんか海軍さんとは仲良かったですがね。」

山本「ラバウルを要塞化したら敵さんに素通りされた。あそこは今村・草鹿が一緒にやってた。栗林君はひどい目に会ったがね。」

西室「B29を飛ばすために遮二無二潰しにかかってきましたからね。ただ、被害は米軍も甚大でした。」

山本「大体陸軍は、やれ皇道派だ統制派だ長州閥だバーデンバーデンだとまとまりが悪すぎる。」

●●「そっちだって条約派だ艦隊派だと盛んにやってたじゃないか。」

△△「南部仏印進駐が余計だった。」〇〇「関東軍くらい押さえりゃよかったんだ。」▼▼「バカヤロー王道楽土だったのをお前等がブチ壊したんだ。」

西室「,皆さん、落ち着いてください。」

⊿⊿「貴様!統帥権干犯だぞ。国賊め。」◆◆「そもそもドイツが降伏したのが悪い。」☆☆「ルーズベルトを呼べ!」□□「そういう(ピー)は軍令部長とも口も利かなかったんだろう。」■■「(ピー)は何をやっていたんだ。戦時中は。あれだけ煽っておいて」××「海軍だって(ピー)を見て見ろ。戦後は進駐軍にペコペコしやがって。」■■「ナニ!賊軍のくせに。何を言う!」◎◎「うるさい!貴様だってその前の関ヶ原では負け組だろーが。」「オレはそもそも源氏だ。」「ワシは平家だ、文句有るか。」〇×▼△■★「(ピー)(ピピピピーーーー)(ピーー)。」(とても載せられない)

西室「みなさん、戦争はやめましょう。」

 
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新春架空座談会 (文豪編)

2014 JAN 7 12:12:21 pm by 西 牟呂雄

西室「皆様、明けましておめでとう御座います。本年も宜しくお願い致します。さて、皆様が他界されてから長い短い御座いますが、諸先輩から現在の日本の世相を大いに談じて頂きたいとの企画ですが、初めに漱石先生、いかがでしょうか。作品の中で日本はこれから、と問われた人物に『滅びるね。』と語らせておられますが。」

夏目漱石「僕からかね、参るじゃないか(笑)。切り出すのは敗戦後に活躍した三島君の方がいいのじゃないか。」

三島由紀夫「いやいや、先生お願いします。」

漱石「まぁ、ここにいる程度の人ならお分かりだろうが、あれは別に日本人が全滅するとかじゃあない。多少の戦争に勝つには勝って、西欧に追いついたの五大国だのと浮かれるのは少し危ない、と言う意味で警鐘を鳴らしたつもりだ。何しろ僕が『我が輩は猫である』を書き出した時はまだ日露戦争をやっていたんだからね。なあ、司馬君。」

司馬遼太郎「はい。そのあたり私は『坂の上の雲』を書いたことで良く分るつもりです。ただ、私自身はコテンパンにやられた最後の陸軍戦車隊でしたから、正に滅びかけている実感はありましたですね。漱石先生のおっしゃる日本的なるもの、あるいは文化的なものが『滅びる』という意味では、戦前戦後を通じて常に変わりゆくことのアンチ・テーゼとして文学的にも思想的にも現れます。三島さん、そうですよね。」

三島「その通り。僕は戦後の混乱期を肌で感じていたから尚更だ。GHQがいなくなった後の日本を日本人同士がアッチだコッチだとがなりあっているのを見て本当に恐怖した。今となっては単に立ち位置が違うだけと思えるのだが、当時はそれどころじゃない。ああいう終わり方をしたから三島は極右の権化みたいに思われているけど、デヴューの頃は型破りのキワモノ扱いをされもしたんだからね。」

芥川龍之介「今の世の中で言われるような『ネトウヨ』みたいなやつ、あれは三島君の思想的後継者なのかい?」

三島「とんでもない。彼等の心境は分らないでも無いんだが、匿名で騒ぎ立てるのは行動者としての私とは全く違う。まぁ市ヶ谷に至る魂の道程は一言では語り尽くせないのだが、私は思想家でもないし後継者などは残さなかった。」

西室「三島先生の行動に至る前にも、国民としては安保条約とその改定、そしてその後の大学紛争と大変なうねりが起こっていました。」

三島「西室君、それは違うんだ。安保から学生運動への流れには思想的な対立そのものは無いんだ。なにしろ右も左も反対なんだから。あの頃のような凝縮された社会には内輪モメがつきものなんだよ。当時でいえば優れてアメリカに対する反発なんだ。」

西室「それは今日も続いているのではないでしょうか。」

三島「全然違う。まず冷戦構造があってその対立軸の線上に日本が危うく浮かんでいる状態だった。東アジアでは韓国は反日でもなんでもなかったし中国だって大したことはなかったから日本人が感じる外圧はアメリカのみだった。それに迎合しているように見えるものは何でも気に入らない、くらいの話だ。ソヴィエトの工作だってあったがね。」

西室「先生や石原慎太郎さんは一方で時代の最先端の風俗をむしろ広める側としてガンガン走っておられたようにも見えましたが。また『憂国』みたいな映画を撮ったりもされてます。」

三島「不愉快な質問だな。遊ぶときは遊ぶんだ。ついでに言っておくがオレが一言でも『戦争万歳』なんて言ったことがあるか!」

夏目「まぁまぁ、外圧といったって僕がロンドンに行った時なんかに比べれば彼我の距離はずいぶん違うよ。まあ敗けたんだから致し方ないが、僕なんかはロンドンのメシが口に合わなくてビスケットばかり食べて胃を悪くしたくらいだ。しかし三島君が活躍した頃は聞くところの高度経済成長期だったのだろう?司馬君じゃないけど坂の上の雲を目指して必死にセッセとやっていたんじゃないのかね。」

司馬「夏目先生、社会の構造そのものが敗戦で一度崩れています。その後自分で考える間もなく農地解放だ財閥解体だ挙句に憲法はこうしろ、ですからかないまへんですわ。」

芥川「その間に西欧的なるもの、或いは近代的なものへの反動は起こらなかったのですか。」

司馬「もちろんあります。ただ芥川先生の頃とはいわゆる国民の見方そのものが二重も三重も歪められた後ですし、単純には言えませんが左派というものが一種のステータスを持ちましたですからね。」

三島「芥川先生、自虐史観という言葉があります。何でもかんでも日本が悪いと言っているのがメシの種になるくらい論壇の裾野が広がっているんです。今ではその反省期にもさしかかったかと思えます。」

芥川「それは僕のような書生気質には居心地のいい社会とは言えないかい。僕も周りの仲間も、まあ菊池寛は少し違うが、今でいうニートとかオタクみたいな奴ばかりだったよ。」

西室「先生の頃とエリートの有り様が違うんですよ。エリートは何もしなくてもメシが食えたんですよ。」

芥川「何もしないとはなんだ、海軍機関学校の英語教官をやったこともあるんだぞ。」

西室「もっ申し訳ありません。エート本日のテーマに戻りまして、芥川先生の作品の中で『ぼんやりとした不安』と表現されたことの今日的考察なのですが。いかがでしょう。」

芥川「当時の世相と大きく違うのは、今では格差格差と言うそうだが日本全体がこれほど豊じゃなかったからねェ。それこそ当時普通の人がニートなんかやってたらルンペンになって飢え死にするのが関の山だった。」

西室「実はその後の研究で、先生の場合体調を崩され毎日なにもしないでいるうちにご母堂様の死因が精神異常によるものであることを知り、発狂するのじゃないかという『不安』とする説はいかがですか。あッいや、それはともかくぼんやりとしたとは」

芥川「いーかげんにしろ、コノヤロー。もう少し作品読み込んでから来やがれ、このトーヘンボク!」

夏目「芥川君、だけど確か2~3年だったじゃないか、教官やったって言っても。あのねえ、当時は今から考えると原稿料がずっと高かったんだよ。それに新聞社の社員になるという手もあった。僕は朝日、芥川君も大阪毎日だったかな。司馬君は本当に記者だったからプロと言えるな(笑)。僕はそれで帝大の教師を辞められたんだからな。」

西室「夏目先生の一高時代の生徒、藤村操が日光華厳滝で墨痕鮮やかに『巌頭の辞』を残して身を投げたのは、藤村を先生が「君の英文学の考え方は間違っている」と叱りつけた直後だそうですね。」

夏目「ムッ、キミ!いやなことを言うな。そんなこといちいち覚えてないよ。教師が生徒を叱りつけるのは当たりめーだろー。」

西室「失礼しました(長い間白ける)。みなさん江戸っ子なのでお言葉が・・。ところで司馬先生、長く文藝春秋の巻頭随筆で『この国のかたち』を連載されて国家の在り方を論じておられます。その国家を考えてみたいのですが。終戦間際に関東に配置され米軍上陸に備えた際の話ですが。」

司馬「あんたなー、さっきからなんやらケチばかりつけはるけど、座談会の趣旨はどないなっとんねん。」

西室「エッいえ、ちょっと聞いて下さい。先生の部隊に大本営から中佐参謀が来た時の逸話ですが、『敵上陸の際に避難してくる民衆にはどう対処すべきか』の質問に『ひき殺して進め』と答えがあったことになっていて、先生は自国民を犠牲にしてまで守る国というものは何か、と思ったとお書きです。」

司馬「それがどないしたんや。」

西室「しかし、その種の発言をした中佐参謀はいないのですよ。確かに戦車部隊を訪れた参謀は確認できましたが、そんなことを聞いた者は実在しませんが。」

司馬「だからなんやねん。ワレ!えーかげんにさらせ。ワイは歴史家やないで!小説家や。」

三島「一体どういうつもりの司会者だ。なっとらん。僕は帰る。キミ!歴史というのは当事者以外は容易に解釈しちゃいかんよ。」夏目「我が輩も帰る。下らん。」芥川「そうですね、帰りましょう。」司馬「あほクサ。帰るわ。」

西室「・・・・やってしまった・・・・。どうしよう。」

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三島由紀夫の幻影

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