Sonar Members Club No.36

カテゴリー: 架空対談

安倍総理 VS プーチン大統領 IN 山口

2016 DEC 17 18:18:18 pm by 西牟呂 憲

安倍総理(以下 安)「良く来てくれた。スパスィーヴァ」
プーチン大統領(以下 プ)「遅くなってすまない。いいところだな。アリガトウ」
安「慣れてるさ。温泉はどうだ」
プ「ハラショー。素晴らしい」
安「さて、どこまで発表する」
プ「まあ待て。せっかちだな、トランプはどんな奴だ」
安「ふふふ、ウラジミール・ウラジミロビッチよ。あなたとは気が合うだろう。意外とマトモだぞ」
プ「そうか。オバマはつまんない奴だったからな。これから面白いぞ」
安「嬉しそうだな。心配するな、四島は安保条約の適用外で話はつける」
プ「なんだ、素早いじゃないか。さすがシンゾーだ」
安「さてそこからだが・・・・」
プ「まず元島民の自由往来までは大丈夫だ。そこまでは今回言うことにしよう」
安「わかった。トランプの出方を見つつ来年次の一手を発表しよう。ソチでの約束通りだ」
プ「トランプがいきなり制裁解除を言い出してくれれば簡単だがな」
安「二島の引き渡しか。後は国後・択捉のヒキワケが再来年ということか」
プ「おいおい、経済協力忘れるなよ」
安「大丈夫だ。施政権の分離とロシア軍基地の取り扱いも制度設計する。だけど択捉なんか治安も悪いらしいじゃないか」
プ「今はロクに税金も取れん島だから放ってある。イザとなりゃマフィアは島外退去にする。そっちもヤクザを送って来るなよ」
安「精鋭の警察KOBAN部隊を配置してもいい。こっちのコストでだぞ。共同統治の第一歩だ」
プ「そして2020年に平和条約という段取りか。ソチで約束した工程表通りになる。経済活動はうまくやろう。黙っていたがエトロフをタックス・ヘイヴンにするのはどうだ」
安「そして日本は択捉の主権を放棄する、がついてくるんだろ」
プ「ハハハ、お見通しか。まァ考えてくれ。上がりは山分けでいい」
安「それはそうと北の国はどうする」
プ「無くなられても困るのはお互い様だろ」
安「それはそうだけど、どうも南の方がゴチャゴチャして次の大統領は親北になりそうだからな。オレとしてはよろしくはない。こっちは国民を誘拐されているんだから」
プ「分かるさ。そうなりゃトランプが南をいびり倒してシンゾーとしてはマズかろう」
安「トランプには日米同盟はアメリカの国益にかなっている、と言っておいた」
プ「あの男、チャイナのシー・チンピンにもアノ調子で恫喝するつもりか」
安「うーん、どうかな。キッシンジャーにも会ったらしいし、そこでネジを巻かれた、おっと翻訳できるか(通訳を見て『わかった』)いままでの米・中裏の繋がりをレクチャーされただろうからどうだろうな。とっくに知ってるんだろ」
プ「おいおい、そこまでやってないぞ。ハッキングとか」
安「フフフ、そうか。中東どうよ」
プ「あれは頭が痛い。EUにもオバマにも言いたいことは沢山ある。そもそもウクライナくんだりにまで手を突っ込んでNATO入りなんて無茶をやった落とし前でクリミアを取ったんだ。暫くかき回したらおさらばするさ。イスラム過激派にはアフガンでもチェチェンでも懲りてるんだ」
安「トルコともヤバかったしな」
プ「シンゾーも会ってるだろ。エルドアンとかいう奴」
安「目がイッてる。笑うともっとアブナい顔になる。最近はちょっと距離を置いてるよ。今、思いついたんだが国後にカジノ作らないか。そこにトランプを呼んで三人でルーレットやろうぜ」
プ「ふはははは、悪いがオレは強いぞ、博打は」
安「じゃ、会見はいつもの仏頂面で頼む」
プ「任せろ。おまえはリマとは逆にニコニコやれよ」
安「分かってる。もう95分経ったな」
プ「よし。オレもハラ減ったしな」

安倍 VS トランプ ゴルフ対談

安倍総理 VS オバマ大統領 (パールハーバー)

架空緊急極秘対談 トランプ VS 習近平


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2016プロ野球 3強チーム影のオーナー鼎談(極秘)

2016 NOV 15 0:00:25 am by 西牟呂 憲

ファイターズ影のオーナー ニシムロ(仮名)以下『西』
ホークス影のオーナー ナカシマ(仮名)以下『中』
カープ影のオーナー アズマ(仮名)以下『東』

東・中「日本一おめでとうございます」
西「ありがとうございます。両オーナーのチームとは本当に良く戦ったと思います」
中「11.5ゲーム差を引っ繰り返されてしまいましたよ。凄いチーム力だと兜を脱がざるを得ません」
東「西川・レアードの満塁ホームランには恐れ入った」
西「選手も頑張ったんですが、監督力で勝ったと思っていますよ。栗山監督は投手の代え時が実に巧みです。二戦目の増井からバース、五戦でも加藤からメンドゥーサと早めに切り替えた」
中「シーズン中もそうでした。ウチの工藤はその辺が実に下手だった」
東「僕も高校球児でピッチャーだったから良く分かるんだが、ピッチャーというのは概ね自信過剰じゃないと務まらない。あの増井と吉川の先発・抑えのコンバートなんかどうやって説得したのかね。役割交代なんか告げられた途端に『冗談じゃない』となるのが投手ってものなんだが」
西「日本シリーズの投手交代はワタシが考案した短期決戦用の秘策、ダブル先発システムなんですよ」
中「えっ、栗山監督がよくオーナーの言うことを聞きましたね・・・」
東「ウチの緒方なんか動くと更に悪い方にいってしまったな。日本シリーズなんかやればやるほど隙がでた。」
西「カープは良かれ悪しかれ黒田・新井がチームを引っ張ってたんだね。優勝監督を代える訳にもいかないし、来年どうなるのですか」
東「ご心配なく。マエケンがいなくなっても優勝しましたから」
中「ウチだって代えられるものなら・・・。影の立場ですからね」
西「ドラフトも終わってFA解禁です。陽岱鋼は現在は残りたいと言ってますが元々ホークス志望ですから王さんに口説かれたら一発でしょう」
中「陽岱鋼はいい選手ですな。FAと言えば糸井もそうです」
西「糸井は元ファイターズなんですよね。阪神さんが飛び付くんじゃないですか。それよりホークスさん中田はどうですか。打点王ですぞ」
中「トレードだったらいりませんね。波が大きすぎる。あれは第二の清原になりそうですから巨人さんに話した方がいいですよ。でもファイターズは早々と巨人さんとのトレードでいい選手入れてますね」
西「公文投手とドラ1の大田ですね。ウチは巨人さんとのトレードはいい方に転ぶジンクスがありますから」
東「中島オーナーのところはいいピッチャーが余ってるじゃないですか。大隣とウチの若手でどうですか。黒田が引退してしまったから投手の充実は急務ですよ」
西「ワタシは松田が欲しいなぁ。あのカラ振りアクションは札幌でも大受けですよ。東浜だって日本シリーズの中継ぎはもったいない」
中「森福がFA宣言します。まあ投手については達川ヘッド・コーチの腕の見せ所でしょう。戦力は充実してますから安心なんですけど」
東「後は岸だなぁ。真っ直ぐとカーブだけでノーヒット・ノーランをやった男だよ。」
中「セ・リーグの金満球団でしょうか。楽天さんが手を上げると来年が面倒ですね。」

東「ところで例の件はどうします」
中「スーパー・Aクラス・リーグ構想ですね」
西「アッ、それ早く言っちゃったら潰されませんか」
東「とにかくセ・パの野球が違い過ぎる。メジャーと日本の差どころじゃない」
中「セ・リーグの二位以下は人気に頼りすぎてますから野球が進化してないです。160kmを投げてそれを打ち返すのが今のパですもんね」
西「パ・リーグから2球団外してカープさんに来てもらう5球団システムですね。セ・リーグを7球団にして毎年入れ替え戦をするという案でしたが」
東「目の肥えたファンなら飛びつくが経営が成り立つかどうか。と言ってあの程度の巨人・阪神を入れるのもどうか。さすがにギャラの格差が反映されないとモチベーションも維持できない」
中「毎試合CSをやっているような緊張感ですから選手の消耗も早いでしょうな」
西「捨て試合なんかできませんからね。あのレヴェルだと」
東「メジャーとの定期公式戦を組み込んでやれば観客動員は確保できると思うが、ビジネス・スケールが小さくなっては元も子もない。やっぱり読売の爺様だけには声を掛けざるを得ないかな」
中「うーん」
西「やっぱり時期尚早ですかね。ともあれ来年も戦いましょう。またホークスとやるのも楽しみです」
東「よし。どっちが来ても来年こそは勝ちますよ」
中「望む所です。またがんばりましょう」

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真相対談 安部VSオバマ in IseーShima

2016 MAY 28 15:15:34 pm by 西牟呂 憲

安部(以下 安 )「ベトナムからお疲れ。久しぶり。」
オバマ(以下 オ )「シンゾ、久しぶり。いつものことさ。」
安「おいおい、沖縄じゃエラいことしてくれたじゃないか。」
オ「いや、申し訳ない!まったくとんでもない奴だ。」
安「フテンマが引っ越せないぞ。なんだってこんな時に。」
オ「広島訪問で点数稼ごうとしたのがパァだ。ひょっとしたら敵対勢力の工作かもしれん。」
安「人が殺されたんだぞ。世論がどうのの前にオキナワはアメリカじゃないってもっとよく教えておけ。」
オ「いや、本当に申し訳ない。心から哀悼の意を捧げる。」
安「それ、共同記者会見でちゃんと言えよ。どうなっても知らないぞ。まったく。」
オ「分かってる。キチンと言うよ。ふー、大間違いしやがって・・・。」
安「今度は真剣にやらなくちゃ。ファースト・ネームで呼ぶのも止めよう。オレはプレジデント・オバマと言うから。」
オ「こっちはプライム・ミニスター・アベ・・か。」
安「そうだ。」
オ「わかった。」
安「あ~あ、後半年になったな。トランプどうよ。」
オ「オレもビックリしている。リパブリカンもメイン・ストリームは反トランプだったしニューヨーク・タイムス、ワシントン・ポスト、おまけにFOXテレビまで散々叩きに廻ったんだが。」
安「トランプだったら散々苦労したTPPも批准できないぞ。」
オ「ノー!何とかヒラリーにがんばってもらわないと。だけどあいつもチョンボが多くて困ったもんだ。亭主の方にも手伝って^o^もらわにゃならんかな。まさか軍を日本から引き上げるわけにもいくまい。」
安「レーム・ダックになると誰もいうこと聞かなくなるからな。オレも一回目の最後の方はそうだった。」
オ「ムッいやなこと言うな・・。」
安「いや、スマンスマン。ホント、トランプになったら面倒だな。」
オ「オマエとプーチンで好きにすればいいだろ。」
安「怒るなよ。プーチンはともかくトランプがシー・チンピン(習近平)とうまくやれると思うか。」
オ「ウーン、あの二人は合わせない方がいいな。まさかケンカにはならんだろうが。」
安「シーもキャメロンもパナマ・ペーパーでガタガタだろ。さすがバラクだ。」
オ「オイオイ、まるでアメリカがやったみたいに言うな。」
安「スノーデンはまだモスクワだったかな。プーチンも驚かせて、いやお見事。」
オ「ストップ!オレは関係ないからな。」
安「シーはノース・コリアの三代目にもメチャクチャ怒ってる。人民解放軍は国境に張り付きっぱなしだ。」
オ「ノースはこれからもミサイル飛ばして核実験もやるかもしれんし。」
安「合同訓練中に偶発事故が起きて米兵が犠牲になったら大変だぞ。トランプじゃ危ないから太平洋軍の上の方には良く言っておいてくれよ。」
オ「分かってる。今回米軍を慰問するのもその目的だ。」
安「ヒロシマ訪問は勇気ある決断だ。高く評価している。ありがとう。色々な見解があるだろうが厚くお礼申し上げる。」
オ「分かってる。これは真面目な話だが広島訪問はオレの夢だったんだ。色々と真摯に考えるために行くことにしたんだ。オレは核廃棄論者だし・・・。二人でがんばろうぜ。そろそろ会見の時間か。」
安「よし。お互い笑顔はナシな。」

安倍 VS トランプ ゴルフ対談

安倍総理 VS オバマ大統領 (パールハーバー)

架空緊急極秘対談 トランプ VS 習近平


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架空ライヴ 矢沢永吉 VS 謎の大物 Ⅱ

2016 FEB 21 20:20:34 pm by 西牟呂 憲

 武道館はエーチャンの登場前から既に熱狂していた。
 30年前から通いつめているらしい貫禄のあるオヤジも大勢来て『エーチャン!エーチャン!』と声を涸らす。
 照明スポットがステージの両側を照らし出した。いよいよイントロだ。
 だが、多くの観客はリズムの取り方が違うことに気が付いた。スポットの先に見えたのは和太鼓なのだ。そう、エイト・ビートの裏打ちでなく、頭で拍子を取る『エンヤートット』のノリである。
 いよいよエーチャンが登場すると観客はアッと驚き、すぐに大歓声を上げた。何と羽織袴で背中にE・YAZAWAの染め抜き。そして歌いだした時点で更にたまげる。

 男は~ まつりを~ そうさ かついで生きて来た~
 山の神 海の神  今年も 本当にありがとう~

 演歌じゃないか。アレンジがまるで違ったので気付かなかったが、歌詞を聞いてブッ飛んだ。しかしすぐに観客は手拍子を取り大ノリ。ロックじゃ考えられない頭打ちの手拍子が広がった。

布袋

布袋

 倅 その手が たからもの~

 ワン・コーラスの後は、エーチャンのステージ独特のギターとの掛け合いだ。ギタリストがステージの前に出て来てエーチャンの隣りに立つ。兜こそ被っていないが武者装束の出で立ち。一体何物かと良く見ると。
 あれは布袋だ!アクションたっぷりに布袋ワールドを紡ぎ出す。
                                                     二番が始まる前に照明がステージの上の上部に当てられた。何かがせり上がってくる。

サブチャン

 

 何とバックスクリーンに映し出されて視認されたのは北島三郎!金をあしらった袴で、左右の紅白の蓮獅子を従えているではないか。サブチャン御大がマイクを取る。

 男は~ まつりで~ そうさ 男をみがくんだ~
 山の神 海の神  命を 本当にありがとう~

 もう何がなんだか分からないうちに、エーチャン・サブチャンのダブル・ボーカルが決めた。

 も~えろよ 涙と 汗こそ 男のロマン~
 オレも ドンとまた 生きてやる
 これが 日本の 祭り だよ~

 観客はビッグ・ツーのトーンが被るのにも驚いてもいた。
 ここで北島御大のMCとなった。エーチャンが姿を消す。
「あのよー、みんなありがとう!」
 凄い盛り上がりに -サブチャン サブチャン サブチャン サブチャン
 御大も元々ガラは悪いからヤザワ語が良く似合う。
「あのよー、いや初めにエーチャンから丁寧なオファーが来たときゃ冗談かと思ったがよ。オレの目を見て『先生、本気でいきます』っつーんだよ。だからオレも言っちまった『よーし、そっちがエーチャンならオレもサブチャンだ。』ってな。」
 突如布袋のギターが バトル・ウィズアウト・オナー・オア・ヒューマニティー を奏でる。その曲に合わせて御大が歌うのは

 与作は 木 を 切る~ 
 ヘイヘイホー ヘイヘイホー

 サビの部分のコード変更も布袋は自由自在。武道館は『ウォ~!』という異様な歓声に溢れかえり、最後は物凄いチョーキングのギターがピタリとあって終わった。

 『オッケー、セーンキュ・ソウ・マッチ、ビッグ・ボス・エンド・ホテー!』
 エーチャンが登場してホーンが鳴り出す。御大と布袋は袖に下がっていった。
 それからは例によってのバリバリ・ロックンロールと自らギターを奏でてのバラードを挟んでステージは進行する。
 フィナーレのアイ・ラヴ・ユー・オーケーを終えた後も、観客はエーチャン・コールを続けて止まることを知らない。何故かその中に「サブチャン」も混じっていた。
 アンコールにスポットを浴び、遂に布袋が出てギターを奏ではじめた。ドラムが来る、ベースが来る、ホーン・セクションが来る、コーラスが揃ったところで照明が落ちた。
『ルイジアナ(バーン)テネシー(バーン)』
 トラベリング・バスだ、みんな一斉にタオルを投げ上げる。

御大 オン 移動ステージ

御大 オン 移動ステージ

 二番まで歌い切って布袋が観客を乗せる。
 その頃から後方の観客が異変に気づいたが、エーチャンは構わず呼びかけた。
「Hey !」
『(ヘイ!)』
「Hey・Hey!」
『(ヘイ・ヘイ!)』
「Hey・Hey!」
『(ヘイ・ヘイ!)』 
「Hey・Hey・Hey!」
『(ヘイ・ヘイ・ヘイ!)』 
「Hey・Hey・Hey・Hey!」『(ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ!)』「Hey・Hey・Hey・Hey!」『(ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ!)』

その日暮らしが どんなものなのか
分かっているのかい

 この声は!観客席後方からクレーン型の移動ステージに乗って移動してくるサブチャン御大ではないか。

ルイジアナ モンタナ アラバマ 遥か南のキャロライナ
ルイジアナ シンシナ インディアナ   きつい旅だぜニューオリンズ
ルイジアナ テネシー シカゴ     遥か ロスアンジェルスまで

 一説によるとワン・ステージで御大のギャラは1,200万円だったという。

架空ライヴ 矢沢永吉 VS 謎の大物


 

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マカオの怪人

2016 JAN 23 11:11:17 am by 西牟呂 憲

 もう十年くらい経ってしまっただろうか、ちょっとしたヤボ用で上海に滞在した後マカオまで足を伸ばした。距離が近いのでアップ・クラスの席を取ったところ、アイル・サイドの反対側に恰幅のいい東洋人が座った。僕より少し若いのではないか。髪はスポーツ刈りのように短く少し薄い。サングラスをしていた。
 テイク・オフした後飲み物にシャンパンを頼むとその人も同じ物を頼んでいて、グラスを持った時その人がサングラスを取り目が合った。何故か人懐こい表情で「チアーズ」と声を掛けてくれたので僕も笑いながら返す。
 2時間チョイのフライトでランディングしてヤレヤレと荷物を降ろす時また目が合った。今度は僕の方から「ナイス・フライト。ハヴ・ア・グッデイ。」と声を掛けると、満面の笑みで「サンクス。ユー・オルソー。」
 ホテル・サーヴィスで定宿のリスボアまで行きチェック・インしようとすると先程の人と偶然にもまた会った。私は少なからずそういう経験をしているが、やはり驚いた。
「ハッハッハッハ。」
 笑いながら握手の手を差し伸べてくれる。
「あなたもここだったのか。」
 すると彼は
「二度も会ったのならフレンドだ。ディナーの約束はあるのか?私はフリー。」
 と言う。チョット面倒かなとも思ったが、結局食事する事に。『カジュアルに着替えて来いよ』と彼は続けた、僕はスーツにネクタイだったからだ。yjimage[2]

 約束の時間に降りて、さて何を食べるかとレストランの案内を見ているとポンと肩を叩かれる。
「ハイ、マイ・フレンド。アーユー・ジャパニーズ?アイム・キム。」
「イエス。アイム・ニシムロ。ケン・ニシムロ。」
 そうか、コリアンなのか。まだサングラスをしている。
「ところで何を食う?今レストランを見ていたが。」
「ハッハッハ、こんな高い所より私は安くて旨いコリアン・バーベキューの店を知ってる。そこに行こう。コリアン・フードは好きか。」
「大好きだ。」
 ホテルからタクシーに乗り、彼は運転手には中国語で何か指示を出した。
「コリアから観光か。」
「いや、ビジネスだ。あなたは?」
「不幸にして同じくビジネスだ。」
「ハッハッハッハ。」
 会話していると、携帯を取り出して今度は韓国語で喋り始める。しばらくしてハングルの看板の高級そうな店の前に着いた。金を払おうとすると
「私が招いたんだ。私が払う。」
 サッサと金を払って降りて行ってしまった。まァいいか。店に入ると店員にテキパキと指示した。階段を上がって二階に案内され、そこには個室が並び一番奥の部屋に連れて行かれる。
「ビール?」
「オフコース。」
 早速乾杯した。その時サーヴィス精神で『コンペイ(韓国語)』とやると相手は『カンパイ』と日本語でニッコリ笑った。
「メニューは任せてくれ。」
 ハングルと中国語併記のメニューを見て矢継ぎ早に女の子に注文をし、その娘が部屋を出て行くとそこでサングラスを取った。柔らかい目つきをしている。
 韓国料理は小さいお皿が沢山並ぶ。
「日本の景気はどうだ。」
「相変わらず良くない。もう少しリセッションが続くだろう。」
「私は何度も日本に行ってる。スコシハシャベレマス。アカサカニイキマシタ。」
「おぉ!英語もこんなに上手くてタクシーでは中国語も喋った。何ヶ国語喋れるのか。」
「ハッハッハ。ロシア語もできる。」
「ハラショー。ズドラーストヴィーチェ。」
「なんだ。あなたもできるのか。」
「挨拶だけだ。ビジネスはできない。」
 流暢な英語で良く笑い、洗練された会話が進む。なかなか優秀そうなビジネス・マンに見受けられた。
 こういう時、経験上絶対に政治と歴史の話はしない。特にタケシマとかイアンフはマズイ。利害関係のない場合でも、こちらにも言い分があるだけに怒鳴り合いになりかねない。そうなったらオジャンだ。そもそもお互いに納得するような結論など絶対に出ない。但し、サシで喋っているときは滅多にそういった話題にはならない。どうも第三のコリアンがいると勝手に煽りあって激昂に拍車がかかるようなのだ。
 それでは真の友情は育たない、等と言わないで欲しい。ましてや今はただ行きずりの気のいいコリアンと食事をしているだけ。
「ビールも疲れたろう(飽きただろう?)。マッコリは飲めるか。」
「ホワイ・ノット。」
 望む所だ。しかし僕は今まで酒の弱いコリアンには会ったことがないが、目の前の金氏も強いようだった。その旨を伝えるとまた。
「ハッハッハッハ」
 と哄笑する。随分高級なのかマッコリも焼肉も旨い。金氏は多少酔いが廻ると僕に向かって『ニシムロ』と呼びかけるようになっていた。こちらは『キムサン』。年は僕より若いのだろうがお互い聞かなかった。韓国は儒教(ユーギョーと言う)社会だから年が分かると年長を立てなければならず、多少ぎくしゃくする。こちらから聞かない方がいい。
 お互いの家族の話。どうも僕の息子と年の近い男の子がいるような口ぶりだった。
 こっちも酔いがガンガン廻るが、負けちゃいられない。コップをグッと飲み干すと『ホウ』と言う表情をし、例の『ハッハッハッハ』と共に彼もグッと飲んで私と自分のグラスに嬉しそうに注ぐ、なかなかやるじゃないか。
 僕が中国ビジネスの難しさをグチると、金氏も次から次へと例を上げチャイナ・ビジネスの厳しいことを訴える。いちいち尤もでそのたびに『コンペイ』『カンパイ』と飲み干した。
 そろそろ酔っ払ってきた。
「日本ではカラオケをやっているか?」
「勿論。一番得意なのはエルビス・プレスリー。」
「私もレパートリーは100曲あるぞ。」
「本当か?全部コリアン・ソングか。」
「アニョン、イングリッシュ、チャイニーズ、コリアンで100曲だ。エンカも歌えるぞ。」
 面白い人物だ。会話に日本語や韓国語が混じるようになった。

 金氏は突然、
「あなたのサインが欲しい。書いてくれるか。」
 と言った。ここの支払いを頼むと言う事なのか、よくわからない。すると店の女の子を呼んで何かをことづけた。女の子は『イエ。』と韓国語で返事をし一度引っ込むと色紙とサインペンを持ってきた。
「ここに名前を書いてくれ。」
 と言うではないか。何かのしきたりなのか、面白い。オーケーとばかりにそこにハングルで니 시 무 로 (ニシムロ)「게とㄴ」(組み合わせて一文字で「keng」)と書いた。昔自分の名前が書けるように練習した事があるのだ。そしてその大きなハングルの下に西室建と書いた。どうだ、驚いたか。さすがに『ウォ』と言った感じで目を見開き
「ハッハッハッハ」
 とかたをすくめて笑ってくれた。そして真面目な顔になって
「あなたは国を愛しているか。」
 と聞くではないか。
「もちろんだ、愛している。あなたと同じだ。」
 そういうと、少し真剣な目付きになった。さすがに酔眼になってる。
「私もそうだ。だが我が国はなかなか難しい。」
 ポツリと漏らした。
「コリアはもう先進国では?」
 これにも笑わずに首を振った。おかしいな。
「まだまだ改善しなければならないことが沢山ある。しかし私はビジネス・オンリーだから何も言えない。」
 えらく深刻そうに言うので何と言っていいかわからない。しかし真剣に祖国のことを考えていることは伝わってきた。

 本貫を聞いてみることに。大抵の韓国人はこの話が大好きで、続いて出身地を聞く。そして見当をつけてそこの出身者の有名人の名前を挙げて見せるとこれまた喜ばれる。この手で何回も盛り上げた。
「あなたはキムさんだが、どのキムさんか。キョンジュ・キム(慶州金)かチョンジュ・キムか(全州金)、或いはキメッ・キム(金海金)か。どこの出身だ。」
 とやった。これにも驚いた表情で
「良く知ってるな。」
 と少し間を置いて
「チョンジュ・キムだ。」
 ポソッと答えて遠くを見るような目つきになってしまった。何かまずかったのかな。お互い酔っ払ってきたのだろう、そろそろお開きだ。エクスキューズミーとトイレに立って戻ってくると彼は酔った顔でこう言ったのだ。
「ニシムロ。私はピープルズ・リパブリック・オブ・コリアなんだ。」
「ン!」
「ノースだ。」
 ギョッとした。それに北の国にこんなスマートなビジネスマンがいるのにも驚いた。
 しかし自分から明らかにしたのだから秘密工作員でもなさそうだし、金氏自身は酔っ払ってもいるが極々常識的なままだ。
「だいぶ酔ってしまった。ニシムロ、もう帰って寝よう。あしたも早い。」
「よし。わかった。チェックしよう。」
「さっき私がもう払った。」
「いや、イーブンにしよう。」
「アニョン。トモダチになったから今は私が払う。次回に日本食を奢ってくれ。」
「本当か。それなら約束する。」
 そう言ったような気がするが、二人とも酔っ払ってお互いヘロヘロに肩を組んで笑いながら帰った、と思う。

 ひどい二日酔いで目が覚めて時計を見て飛び上がった。11時だ!ランチの予定がある、しまった。
 夕べは一体どうなったのだかさっぱり思い出せない。金さんと焼肉を食べて随分盛り上がったよな・・・。
 とにかく5分でシャワーを浴びなければ。
 出て来て夕べテーブルの上に脱ぎ散らかしたジーパンとジャケットをひったくると、色紙がある。何だ。
 よく見ればカタカナが書いてある。『キム・ジョンナム』その下に『金正男』なんだこれは。あぁ、そうか僕も何か書いたな。だけど、どこかで聞いたことがあるような・・。

 まさか・・・・。名詞も何も交わしていない。
 もう二度と会えないのだろうか。日本食を奢る約束が残っているのだが。
 

本当だろうか 暗殺‼️


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こっそり対談 安部総理VSプーチン大統領 in国連

2015 SEP 30 19:19:09 pm by 西牟呂 憲

プ「オヒサシブリ!シンゾゥ。」
安「ズドラーストヴィーチェ。ウラジーミル・ウラジーミロヴィッチ。(ロシア風のファーストネームの呼び方。ウラジミールの息子のウラジミール。プーチンは父親もウラジミール)。」
プ「久しぶりじゃないか。再選おめでとう。」
安「スパスィーヴァ。お互いもう暫くやることになったな。」
プ「いや良かったよ。オレ国連でも誰も寄ってこないから困るぜ、シンゾゥがいないと。」
安「友達がいないのはオバマの方がひどいだろう。ここも盗聴されてるかも知れんぞ。」
プ「ハハハハ。構うもんか、お前も知ってるくせに。それより安保法制はよくやったな。」
安「何ならそちらと安全保障条約もやるか。」
プ「クリミア認めるって言えよ、一発で調印できるぞ。」
安「まぁそうもいかんよ。そっちだってエトロフに何人も来てるじゃないか。」
プ「そこはしょうがない。シンゾゥには悪いがあのオバマやシー(習)にも緊張してもらわんと。」
安「しかし二人で会うのがいちばんいいな。谷内もよくやっているんだが。」
プ「それは優秀な官僚であることは疑いがない。だが彼は酒が飲めない。こっちだってオレにオベンチャラ言うために強硬なことを言い触らす奴は多い。条約官僚同士ではダメだ。」
安「で、シリアはどうする。」
プ「その質問はⅠSをどうするのか、に尽きる。あんなもんをのさばらせてアサド退陣とか言っても難民の流れすら止められない。アメリカもヤキが回ってるぜ。自由シリアなんざ影も形もない。」
安「それはそうだが、そっちだってウクライナは実際苦戦だろ。」
プ「ほう、痛いところを突くじゃないか。マッEUもあんまりロシアをなめるなよ、ってところで寸止めだよな。」
安「メルケルとは仲いいんじゃないのか。」
プ「あいつとは通訳なしで喋れるからな。でもメルケルだってあんまり調子に乗っていられんはずだ。VWなんかアメリカの警告だぜ。」
安「それは分かってる。こっちも三菱やトヨタで散々やられた。事実無根だったがね。」
プ「さすが日本だ。」
安「それでいつ来る。」
プ「早く行きたいんだがアメ公大丈夫か。」
安「イランやジャマイカと国交正常化してみせたんだ。制裁だって随分経ってるしそんなに長くやれんよ。ルーブル暴落してるんだろ。」
プ「石油下がったいからな。是非行きたいが。体はどうなんだ。日本のシューカンシに吐血したと書かれたそうじゃないか。」
安「ガセネタだ。ちょっと立ち眩みがしてね。第一オレが弱いのは腸だ。するとしたら吐血じゃない、下血だ。」
プ「ワーハハハ。ロシア風の冗談がうまくなったな。訪日したらテンノーヘイカは会ってくれるか。」
安「大丈夫だ。領土も『引き分け』でいい。だがオレ達後3年はやるからな。」
プ「その通り。とにかくこの話はサシに限る。いつ手打ちにしようか。」
安「サッカー・ワールドカップの時でどうか。オレも行きたいし。」
プ「オッ、じゃトーキョー・オリンピックのときはオレを呼べよ。大統領辞めてるかも知れんが。」
安「組織委員長を誰だと思ってる。ヨシ(森元総理)だぞ。あなたを呼ばない訳が無い。」
プ「ヨシは元気か。よろしく言っておいてくれ。」
安「引き受けた。10分経った、それじゃまた。ダスビダーニャ。」
プ「サヨウナラ。オーイ、オバマ!聞いてるか!」
安「よせよ。ワルだな(爆笑)。」

安倍 VS トランプ ゴルフ対談

安倍総理 VS オバマ大統領 (パールハーバー)

架空緊急極秘対談 トランプ VS 習近平


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架空対談 勝海舟VS西郷隆盛

2015 APR 27 6:06:27 am by 西牟呂 憲

西郷(以下西)「勝先生、お久しぶりでごわす。」
勝「いやー、西郷さん150年振りぐらいじゃねェですかい。」
西「いやはやオイは最期戦死しもしたっで。お暇も言わずに失礼しもした。」
勝「きょうは一つ本当の事を喋っちまいましょうや。」
西「ようごわす。やはり江戸無血開城からやいもんそか。」
勝「あんときゃ上様が大阪からいきなり帰って来たんでそりゃおったまげた。こちとらまさか鳥羽伏見で負けるとは思ってなかったですからね。」
西「あんユッサ(いくさ)は実んところ幕軍が勝手に退いただけ。幕府歩兵部隊はロクに弾も撃っちょいもはん。慶喜公が勝手に腰砕けになるのは長州征伐の時点でわかっちょいもした。」
勝「水戸のご出身だからねぇ。尊皇攘夷の卸元のおつもりだから賊軍にされるのは耐えられなかったんでしょうな。錦の御旗が上がってしまったそうじゃないですか。」
西「あいは戦場ではたいした効果はあいもはん。第一幕府歩兵であん旗を見て『錦旗』だとわかった者はおいもはんじゃろ。しかも当日は物凄い北東の風が吹きもした。前線の歩兵銃隊は身を屈めておってロクに目を開けてもおられんじゃったはず。しかもそれまで錦旗など何百年も無かったものどうして認識できたのか、ご存知か。」
勝「決まってらぁ。どっかの小藩にもぐりこませた薩摩系の息のかかった連中が『あれは錦の御旗だ』と触れ回ったんだろうよ。」
西「ご明察。後方攪乱を岩倉どんが言い出したのでごわす。」
勝「おっと西郷さん。あんたの発案じゃねえかい。江戸の騒ぎだって益満休之助を使ってわざわざ江戸藩邸を焼き討ちして見せた陽動作戦だったんですからね。」
西「先生らしい勘繰りでごわそ。益満どんの件ではお世話にないもした。山岡さぁと一緒に現れたときはびっくりしもした、ハハッ。」
勝「ふっふっふ。まあいいでしょう。その後はオイラも一肌脱いで三田での会談になる訳だ。世間で言うほどすんなりは行かねぇでしたな。」
西「勝先生こそ巷間伝わっているのとは違って、切り札と大義名分を持っちょいもした。」
勝「大政は奉還してる、恭順の意は示す、それでもどうしても戦争やるってなぁどうにも無理筋でしょう。」
西「暗にエゲレス国に通じているような言い方でごわした。勝先生は変幻自在ごわすから江戸御府内に引きずり込まれて退路が断たれるのはかないもはん。幕府艦隊も健在でありもしたし。それよりおいがいなくなった後に『氷川清話』やらでやたらと二人の腹で決めたんごと触れ回るのはいただけもはんな。」
勝「(頭を掻いて)ヘッヘッヘ、西郷さん、その辺はお互いにね。話は変わるがオイラの弟子の坂本龍馬が見廻組に切られたでしょう。あれあんたの意を汲んだ中村半次郎あたりが居場所をチクッたってえのは本当ですかい。」
西「そいは・・なか。じゃっど坂本さぁは公武合体派であん時点ではもう時代に取り残されていもした。」
勝「時代じゃねぇでしょ。長州でしょ。桂さんが収まらなかったのでは。」
西「確かに小五郎どんは熱くなっちょったもんせ。ですが気持ちは分からんでもなか。京都から締め出されてから後、蛤御門やら何やら最も血を流しておりもした。特に新撰組に一番やられたのは長州ごわす。会津憎し、幕府憎しはとても抑えられもはん。」
勝「当時は薩長同盟は公にはなってない。しかし大政奉還は上様が言っちまったから、あのまんまじゃ幕府とは共存しちまうことも可能だったはず。その年の4月に高杉(晋作)が結核でこの世を去って、さぁ残った長州の大物は桂だけ。早いところ公武合体派を潰しとかなきゃカッコウがつかねぇ。長州からは動けないとすると・・。龍馬がやられたのは11月だったっけ。当時の薩摩も主導権の主流の奪い合いはピリピリしていたし。別に西郷さんがやったとは言いませんがね。新撰組に見せかけてみたり、十津川藩士の噂を流したり・・・。」
西「おいは知りもはん。」
勝「ところで何だって最後はあんな戦争になっちまったんですかい。西南戦争のせいで一部には戦争狂だったって言うのもいますぜ。」
西「そいは誤解でごわす。あいは桐野どんの戦(ユッサ)ごあんど。」
勝「何も賊軍になってまでやるこたなかった。」
西「そいを言わるっと心が痛みもす。天皇陛下には申し訳も立たん。じゃっどんおいも手詰まりでどげんもこげんも。」
勝「おいらは体のこともあって今で言うプッツンじゃなかったかと睨んでますがね。鹿児島に帰る時はには随分体調は悪そうに見えた。確かに桂(木戸孝允)が死んだ後の長州にゃロクなのがいなくなった。伊藤・山県があんな大物になるなんざ思いもよらなかった。」
西「私腹は肥やす女は囲う、あれだけ人が死んで新政府が出来たかと思ったら何じゃ!こいはっちゅう気持ちでごわした。そもそも皆長いこと外遊に出てもした。その間おいが朝鮮に『幕府はもう無くなったから新政府と国交を結ぼう。ついでにあなた方も開国してはどうか』と伝えに行こうとしたことを征韓論とか言われて。」
勝「いや、板垣・後藤といった土佐の連中はやる気でしたぜ。」
西「しまいに岩倉どんにいいようにあしらわれて。公家は好かんごわす。そいで鹿児島に帰ることになったが桐野どんや篠原どんが一緒に鹿児島に来てしまうとは思わんかった。」
勝「そこがあんたのいいところなんだろうが、桐野なんかオイラの見る限りでは物なんか考えてなかった。明るくて面白いヤツなんだが戦争以外じゃ役に立つまい。あんたについて行った時からもう一丁ってなもんだろう。」
西「川路どんあたりに薩摩兵を引き取ってもらえば良かったじゃっどん、一蔵どんとも気まずくなっちょって。おいは鹿児島で開拓をばしちょいもした。」
勝「私学校を甘く見たんでしょう。それと大久保さん・・・。」
西「本当に天子様に一言申上げたいだけでごわしたが・・・。一蔵どんはおいの暗殺を・・・。もう、ここいらでよか。」

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架空対談 菅官房長官 VS 田原総一郎

2015 FEB 20 23:23:13 pm by 西牟呂 憲

田原(以下 田)「官房長官。お忙しいところ有難う御座います。きょうは一つ、イラクの人質問題で本音の本音(常套句で賞味期限切れ)をお願いします。」
菅「こちらこそ、お手柔らかにお願いします。」
田「さて、今回の後藤さん湯川さんの殺害に至るIS問題ですが。政府の対応についてズバリ『特定秘密保護法』が効いてるなぁと思うわけです。今後検証されるんですが、何しろ政府関係者の口が固い。皆ビビッて菅さんの所に取材もできないと現場の記者が言っていますが。」
菅「田原さんは現場にはもう行かないんですか。」
田「いや、行きますよ。行きますけどもう突撃取材は体力的にも無理ですから。」
菅「総理も何度もおっしゃってますが、取材側が罰せられるなど有り得ません。自由な取材は民主主義の基本です。田原さんも来て下さいよ(笑)。」
田「しかし今回の一連の対応について政府の説明責任はあるでしょう。」
菅「それはキチンとやります。ただ交渉の最中に全て公開することは人質にされた方の安全まで考えるとできないことです。当然でしょう」
田「(発言を遮って)ちょっと待って。そんなこと言ってない。政府の説明責任を聞いたんですよ。」
菅「あるに決まってます。キチンとやると言ったじゃないですか。話は終わっていません。交渉の際に様々な国際インテリジェンスを使います。その機密部分を全て話したら国際的な信用を無くしますよ。そういう情報流出を法によって定めたのが特定秘密保護法です。」
田「分かりました。次に行きましょう。政府は昨年中に湯川さんや後藤さんがISに捕まったことは分かっていましたよね。」
菅「はい。」
田「それなのに安倍さん中東訪問に行っちゃった。それで2億ドルの支援を表明した。ISにすれば飛んで火に入る夏の虫だったんじゃないですか。政府・外務省の判断は甘かったんじゃないか。」
菅「外交計画というものは相互に失礼の無いように随分と前から準備されます。湯川さんは8月後藤さんは11月に拘束されたとされていますが、訪問日程はその時点では調整が済んでいました。それに田原さん、我々の支援はほとんど難民対策ですよ。言うところのシリアからの難民はヨルダン・トルコに十万人にもなるんですよ。その水、食料だけでも大変な金額ですよ。」
田「しかし結果としては伝統的に親日だったアラブを敵に回したでしょう。」
菅「アラブ・イスラムと一括りにするのは問題でしょう。ヨルダンもトルコも敵に回った訳ではない。ISは国家でもなんでもない。」
田「僕ぁ今度の件について日本人の中から『報復しろ』という声が全然上がらないことはいいことだと思うけれど、返って怖い。何が怖いかと言うとやはり安部政権では菅さんが世論をガッチリ抑えてるから。政府批判の声は上がってこない。」
菅「報道の規制なんてなにもありませんよ。現に田原さん今言いたいこと言ってるじゃないですか。何を持って抑えていると言われるのか分かりませんが、それは政府の方針が支持されているからじゃないですか。」
田「しかしその後の展開を見るとパスポートの返納なんて重大なる報道の自由への侵害ですよ。」
菅「国民の安全を管理する立場であれば言わざるを得ないでしょう。政府の対応の話をされていましたが、ビザ申請をしてまでシリアに入国して万が一のことがあった場合、それを容認した政府の責任が問われかねないんじゃないですか。」
田「そんなこと言ってない。自己責任で行くと言ってるんですよ。」
菅「それでは身代金を払うことにでもなったら、それは税金から払われるんですよ。まさかそれを国会で審議しろとでもおっしゃいますか。」
田「違う。それはテロに屈することになるじゃないですか。」
菅「テロに屈することは有り得ない。」
田「当たり前です。」
菅「それで。何か。」
田「・・・・。」

架空ライヴ 矢沢永吉 VS 謎の大物

2015 FEB 7 8:08:11 am by 西牟呂 憲

 武道館のステージにレーザーライトが交錯する。先ほどからドラムとベースの大音量がエイト・ビートを刻んでいる。客は既に『エーチャン!エーチャン』のコールに酔いしれている。いつものヤ・ザ・ワのオープニングだ。客席にはオッサンもネーチャンもタオルを持って今か今かともうタテ乗りになっていた。無論エーチャンのステージにはいつも来る白いスーツにリーゼントのオヤジの一団もいる。
 パッとライトが消える。
ルイジアナ(バーン!)テネシー(バーン!)」
 いつもはアンコールに使われるトラベリング・バスだ。
 ライトアップされたエーチャンは帽子を目深に被っていて何故かステージ後方に向かって歌う。両脇には抜群のプロポーションの外人コーラスの女性がやはりバックを向いている。この曲は上記(バーン)のところで一斉にタオルを投げるのが作法とされていて、客席はそのたびに沸騰したようになる。
 ステージのエーチャンは2番まで歌い、いつものホーン・セクションとの掛け合いになってバックのコーラス・ガールとともにくるりと客席に向いた。帽子はまだ被ったままだ。
 この頃になるといつものエーチャンより声が野太いのが客席が気が付き出した。だがノリは止まらない。突然音楽と照明が消える。間が空くと以前にも増して『エーチャン!エーチャン』のコールが大きくなってきた。
「ワン・トゥ・ワントゥスリ!(ダッダッダッ)  その日暮らしが どんなものなのか」
照明が上がるとエーチャンがハンド・マイクを握っている。その隣に帽子を投げ捨てたさっきまでのエーチャンが顔をハッキリ見せた。なんと和田アキコではないか。
 客は大騒ぎになった。アッコは白いスーツにシャツの胸を大きく開けて黒いブラジャーがチラチラ見えている。大音量の中トラベリング・バスが終わる。
 ネクストが直ぐ始まるが新しいアレンジで一体何の曲かわからない。エーチャンがホワイト・マイクの前で歌いだした。
「あのころは(ハァ!)ふたりとも(ハァ!)」
この”ハァ!”はアッコ御大と観客である。斬新なアレンジの『古い日記』だった。武道館は興奮の坩堝と化す。
 二曲終わったところで二人はガッチリとハグした後にエーチャンがマイクを持った。
「あのよー。みんな驚いたろ。ミスター武道館ヤザワも色々新機軸考えたわけよ!それで芸能界の大物に声掛けてみたけど、みーんなビビッて返事もない。オレも参って天国に行ったユーヤさんに相談したらこう言うんだ。『おい、ヤザワ。どうせやるんなら一番オッカナイのオレがヨロシクで口説いてやるけど逃げるなよ』ツーわけよ。オレもオトコだ後にゃー引けねーベィベェ。みんな!紹介するぜ。日本一のソウル・シンガー。アーッコー!ワーダー!
 ウォー!という客席の歓声と同時にフル・ホーンが鳴りだした。『アイラヴユーOK』だ。アッコの声が良く似合う。
 その後和田アキ子がバックヤードに姿が消え、エーチャンのバラードとなる。
 次に現れたときは真紅のイヴニング・ドレスだった。客席が少し収まるのを待って語りだした。
「サンキュー!みんなアリガトウ。アタシの長年の夢だったんだよ、エーチャンのステージに上がるのが。ユーヤさんからの天の声をもらって初めてエーチャンと会った時は正直あがっちゃってさ。アタシがあがるってみんな笑うけどホント。それで何歌うんですかってモウ敬語よ。そしたらエーチャンが(モノマネで)『全部決めてやるよ』って言ってくれたの。」
スローなベース・ランニングが始まる。『ドック・オブ・ザ・ウェイ』を情感タップリと歌い上げた。
 拍手が起こった、武道館のロックでは珍しい。
 再び大音量のR&Bが始まる。ツウならば直ぐ分かるサム&デイヴの『ホールド・オン・アイム・カミング』だ。エーチャンが出てくる。二人のデュエットは息もピッタリ合っていた。
 次にエーチャンの新曲に変わると和田アキ子は姿を消した。
 
フィナーレになるとエーチャンが再び喋った。
「アッコにゃ悪いんだけど、随分あるヒット曲は一曲しか使わなかった。だけどヤザワからアッコと皆にビッグなプレゼントを用意したぜ。まだ誰も聞いてない書下ろしの新曲!『ア・ビッグ・ガール・フロム・オーサカ』よろしくゥ。ロックンロール!」
 今度はギター・イントロで入る。アッコが勢いよく飛び出してきたが、皮の上下のパンク・スタイルにまたも胸元を開けて、しかも顔には隈取のような化粧で登場!ロックンロールで乗りまくる。同じような格好の女性ダンサーを5人従えていた。

 アンコールを呼ぶ観客のコールは『エーチャン、アッコ、エーチャン、アッコ』になっていった。

架空ライヴ 矢沢永吉 VS 謎の大物 Ⅱ


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年末架空対談 プーチン VS 安部

2014 DEC 28 21:21:47 pm by 西牟呂 憲

プーチン(以下プ)「ズドラーストヴィーチェ、シンゾー。元気だったか。選挙は勝利ということでおめでとう。」
安部晋三(以下安)「ダー・スパシーバ。今年もお世話になりました。来年もよろしく。ところで大変な年だったな。ウクライナどうよ。」
プ「私はウクライナの内政には関与していない。来年の収束を祈っている。」
安「そう来ると思っていた。ロシア大統領が祈っているなら来年には落ち着くだろう。」
プ「今時いつまでも戦争なんかするバカはいない。だけど知っての通り今のウクライナにまともな正当性は期待できないと言っているのは、ほかならぬウクライナ国民だからな。」
安「日本は内政不干渉だ。だが力による国境変更は許されない、とは言わなきゃならん。センカクがあるからな。それと北方領土もだが。」
プ「それを言うならタケシマも加えろ。フフ。」
安「シリアの時はケツを叩かれたバラクのことを見事に手玉にとって、さすがウラジミールと思っていた。しかし結局イスラム国をのさばらせた。」
プ「あのいけすかない弁護士上がりは良く分かってないんじゃないか。選挙で負けくさってレーム・ダックにもならん。これから何もできっこないからオレとお前で何とかしないか。」
安「どっちの話だ。ウクライナかシリアか。」
プ「あんなもん今年で終わりだ。オバマをシリアに釘付けにしておいて、それからという話だ。世界をだよ。」
安「今それを言ったらシー(習)が尖がらないか。」
プ「大丈夫だ。シー(習)にはたんまり話しを持ってっている。銅鉱山とかガスとか。あいつは香港で頭が一杯だ。何とか押さえつけたが次にどこでおっぱじまるか・・。それよりオバマだ。議会とも上手くいかないから身動きとれない。」
安「あそこだけ景気がいいからどうかな。だが原油が下がって制裁も受けて大変だろう。」
プ「それは本当に参っている。ルーブルも下がった。どうだ、円建てで売ってやろうか。どうせオレ達あと4年はやるんだからな。」
安「それなら直接為替取引ができる場所と機関が必要だ。エトロフはちょうどいいが。おっとと、お互い本気でアメリカを怒らすのもマズい。ただ話し合いの用意はある。」
プ「そこだぜ。ヒラリーが出てくる前にカタをつけたいんだがな。」
安「四島の非武装は譲れないぞ。全部寄越せとも今更言わない。暫定国境を引いて温泉掘ってお互いうまくやらないか。カジノ付きの一大リゾートも夢じゃない。シー(習)と組むより絶対上手くいく。シベリアの連中だってキタイスキー(中国人)大嫌いみたいだぞ。」
プ「(ため息をついて)全く酷い連中だ。あれが押し寄せてきた日には止めようがない。しかしオレはロシア大統領だ。頭を下げることなんてできっこない。」
安「ウラジミールよ。デフォルトして欲しくない。日本とロシアは特別な関係だとそこら中に認識させなければ。領土解決が一番いいぞ。繰り返すが全部寄越せはないだろう。ヒキワケ、と言ったよな。」
プ「言った。しかしお前が言うとおり特別な関係を今進めるとオレが引いているようで実に困る。そっちだってオバマにギャーギャー言われたくないだろう。」
安「それはその通りだ。」
プ「オイ、内陸部にはタダ同然の土地なんかいくらでもある。同じ面積の飛び地をやるのはどうか。日本人もスベルドロフスク州にいるそうだ。確かニ・シ・ム・ロという奴が時々ウロウロしていると聞いた。」
安「ああ、あいつか。オレと同い年だ。提案は魅力的だがニ・シ・ム・ロはどうかな。」
プ「ロシアではえらく評判がいいらしいが。」
安「日本ではメチャクチャ悪い。公安もマークしているぞ。」
プ「謎の多い奴だな。まあいい。とにかく来年を乗り切ってしまえば何とかなる。みんな忘れているが2018年はワールド・カップがあるぞ。こっちに来いよ。オレも2020年にはトーキョウに行くから。」
安「それまでお互いにガンバレということか。いや、落ち着けば来年にも日本に来いよ。又コードーカン行けるぞ。」
プ「ランドリ(乱取り)しばらくやってないからな。それよりスモーが見たい。」
安「お安い御用だ。ロシア出身力士もいた。」
プ「それじゃいい年を。」
安「また来年。ダスビダーニャ。」

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