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更に追加 解散・選挙 

2014 NOV 20 20:20:47 pm by 西 牟呂雄

 早速駅前で街頭演説が始まった。僕の選挙区のこの人は今一生懸命10年くらい前に活躍したことを喋っている。さすがに政治家だから、オチはその大活躍のノリが今であればどう生きてくるか、と話をまとめるようだ。その後喋る内容はほとんど想像がついたので足は止めなかった。必死なことは分かったよ、でももうバレちゃったからな、あんたのキャラ。
 SMCは極端な政治的主張及びそれに伴う勧誘はご法度なので、僕が誰を支援するか、どの政策を支持するか、は控えておきますが。争点はアベノミクスの成否、消費税実施、集団的自衛権、原発等に意見が交わされるのだろう。
 しかし個別の選挙区で見てしまえば、単に好き嫌いやケンカの延長みたいな所も散見され、あれじゃ投票するほうも困るだろうな、という感無きにしも非ず。例えば大阪。衆議院議員選挙なのに『大阪都構想』がいいか悪いかをがなりたてられても。公明党は消費税増税には3党合意で賛成してるし与党でしょ。これでは維新と公明の意地の選挙で、国政レベルの論点は無いんじゃないの。
 それから沖縄。知事選の結果見りゃ保守系候補は『普天間が恒久化しないようにこれから考えましょう。』というに決まっているので演説聞く必要がなくなってしまう。沖縄の特殊性は到底短い演説で語り尽くせるもんじゃないので『基地反対』ですら争点になりにくい。基本はみんな反対に決まっているからだ。
 凄いのは喜寿庵のある山梨。ここは区割りが変わって一つ減るところに持ってきて現役が5人もいる。比例復活したり参議院に回ってみたり。そしてそれがみんな保守系なのだ。その顔ぶれも世襲あり、松下政経塾あり、官僚出身あり。噂は誰と誰がケンカした、ジミンが公認でモメたからどうした、参議院のドンがこう言った、といった類の話ばかり。それはそれで面白いんですけどね。
 風のある選挙は後になって見ると何だったのか、と考えさせられることが多い。マドンナ旋風というのもあった。小泉チルドレンとか小沢チルドレンとか今では無残なもんでしょう。タレントになっちゃったタイゾーなんて人や大仁田なんかもねぇ。
 やたらとできた『新党 ナニナニ』といったネーミングももはや古い。
 多少不謹慎ではあるが、田母上閣下と西村眞悟が始めた太陽の党に地域ブロックの比例専門に候補を立てたらどうなるか、考えてみた。

北海道  鈴木宗雄の娘(新党大地と相乗り)
東北   田母上閣下
北陸信越 馳浩 (自民から鞍替え)
北関東  小渕優子(自民党離党)
南関東  石原慎太郎(次世代の党と相乗り)
東海   イチロー(引退させる)
近畿   西村眞悟
中国   阿川佐和子(阿川家は広島出身)
四国   草薙強(SMAP引退)
九州・沖縄 福山雅治 (だめなら武田鉄矢)

どうですこのメンバー。セッセと考えたんだけど現職の議員と比べても見劣りしないし仲間割れしそうもなくていいんじゃないか。その昔参議院選挙でスプーツ平和党に投票したことがあったな。アントニオ猪木の『自民党には卍固め。増税には延髄蹴り』に舞い上がって一票を投じてしまった。
 みなさん、投票はマジメにやりましょうね。

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Categories:選挙

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