Sonar Members Club No.36

月別: 2016年7月

謎の人物

2016 JUL 2 18:18:47 pm by 西 牟呂雄

唐本御影

唐本御影

 ご存知、聖徳一家の画像でこの太子の尊顔が旧一万円札になったから、我々昭和オヤジには大変馴染みがある。
 太子を中心に向かって右が長男の山背大兄王だとは知られていたが、左は一体誰なのか。太子の他の息子だろうとは思っていたが偶然(研究者はとっくに知っていたろうが)分かった。殖栗皇子(えぐり の みこ)という太子の弟だそうだ。弟と長男の立像とは知らなかった。
 弟は腹違いも含めて4人、息子は8人まで数えてみたがまだいるかもしれない。嫡男はともかく一人の弟がなぜ選ばれているのか分からない。やっと名前は突き止めたが何かをした人でもなさそうだ。ひょっとして全部うそじゃないかな。

フランス外人部隊

フランス外人部隊

     函館フランス外人部隊、というものは無いが、幕府の歩兵である伝習隊を指導したのはフランス陸軍である。その士官・下士官で幕府がギブアップした後、函館まで行ったグループがある。義に感じたものと見られ、全員一旦フランス軍を辞めている(給料が高かったのかもしれないが)。全部で5人。中央でソッポを向いている人がリーダー格のブリュネ大尉、後に復帰してフランス陸軍参謀総長になった人物だ。
 函館軍は彼らの指導もあって号令なんかも「バタリオーン(大隊)アルト(進め)」とやっていた。
 その隣にいる日本人は函館政権の幹部のはずだが榎本武揚でも大鳥圭介でも、ましてや土方歳三でもない。これもネットでしつこく探したら分かった。松平太郎という幹部である。
 松平というから、将軍の筋の妾の子かと思ったら幕府ができる遥か前に三河で分家した家系で只の幕臣だった。有能な人だったらしいが明治期に外務省に出仕シウラジオストックに行く。かに地で商売を始めたがうまくいかなかった。武家の商法というヤツの典型でその後は不遇だったとか。MIKASAPAINTING[1]

 あまりにも有名な日本海海戦時の三笠艦上の絵。東郷司令長官は皆さんご存知かと思う。
 ところが、この絵に書き込まれている人物は全員どこの誰だか分かっているのだそうだ。例えば秋山参謀は右から三人目であることが分かっている。
 この中に一人、私の良く知っている人物の遠縁がいるらしいのだがそれがどれなのか分からない。
 今度会って確認することにしよう。

謎の人物 (都市伝説編)


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犬も芸をしない (今月のテーマ 無為自然)

2016 JUL 1 1:01:27 am by 西 牟呂雄

 てか、こいつら芸はできない。手前が娘で奥の方が母親だが。

あたしを見て

あたしを見て

 手前の娘の方はこの日初めて会ったのにワンでもなければウーでもなく寄ってきてペロペロ、これじゃ番犬にもならない。ショウ・ドックの由緒正しい血統だが何世代も甘やかされているので、食欲と自己顕示欲しかないらしい。
 飼い主によればそれでも人見知りで人の好き嫌いは激しいって本当か?
 アイリッシュ・セターは猟犬なのでカラスがベランダにとまったりすると(ここは7F)興奮するのだそうだ。
 しかし『人見知りをする』ということは慣れ親しんだ匂いや雰囲気で好き嫌いを瞬時に判断するのだろうか。そういえば僕は大概の犬に(道を散歩しているような)いきなり好かれて寄ってこられることがある。こんなことは、例えば人間の女性などには全くない現象(少なくとも僕は)。よく言えば自分を可愛がる人を見抜けるのだろうか。そして少し遊んでやるともう大変、もっともっとでキリがなくなる。
 これが小倉時代の 春風駘蕩編 初夏孤影編 に登場した工場犬チビのように、前半生で迫害を受けたらしい犬とは大きく違う。
 一言で言えばこいつらは無邪気なんでしょう。変な縫いぐるみをオモチャにしていて『これで遊んでよ』と咥えて持って来て僕を見上げる。

 こちらの猫は以前紹介した〝無為自然”ネコだが、元々夜行性のためか昼は寝てばかり。
 この写真は朝焼けです。朝の光に反応したのでしょうか。深く物思いにふけって佇んでいる所、一瞬声をかけるのをためらう佇まい。なかなかのもんですね。 

 

物思いにふける猫

物思いにふける猫

 しかし昼間これじゃねぇ。

顔がつぶれてます

顔がつぶれてます

犬も猫もどいつもこいつも芸をしない (番外インドの旅)

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