Sonar Members Club No.36

カテゴリー: 選挙

2021選挙期間に大いに期待される失言

2021 OCT 23 12:12:05 pm by 西牟呂 憲

K田総裁
 この人、残念ながらカリスマ性はあまりない。その分慎重で凄い失言は期待できそうもない。
 だけどあんまり国民の声を聞きすぎるとできることもできませんよ。
 せめて『国民の声にも聞くべき声とそうじゃない声がある』くらいはやらかしてくれないかな。あの車座のヒアリングはパフォーマンスとしても何か変だよ。

A副総裁
 御存知、失言界の帝王。さすがにナチネタはもうやらないとは思う。
『事務次官が何か書いたって?オレがそんなもんいちいち読むわけねえだろーが。そういう優秀な官僚を使うのが政治家なんだよ。オメーどこの記者なの、見ねー顔だけど。第一漢字弱いの知ってんだろ』
 こんなもんかな。

E野代表
 この人の演説は昔懐かしい全共闘のアジ演説丸出しで、さぞ立派な活動家だったことだろう。この人とレ〇ホーさんが大声出すと無党派層がガンガン逃げてしまうのが分かってない。これは失言ではないが『総裁の看板だけ変えても自民党は変わりません』って何?自民党が変わっちゃったらアンタ等いらないじゃない。アンタのところのO沢と共〇党のCはズブズブなのはわかってますよ。

〇口(□ではなくクチ)代表
 面白くもなんともない。絶対に失言も期待できない。冷静沈着、秀才そのもの。
 だけどこの人率いる公〇党は、最近は実にプロの対応をしていると評価している(支持はしていないが)。弁護士ばかりだから安保法制の時は見事なものだった。
 ただ一つ、誰も聞かないのでこっちから聞いてみたいことがある。
『アンタが信奉してる池〇〇作はボケてるって本当ですか』

玉〇代表
 今更お呼びがかかるとも思えない気の毒な政党に成り果てた。みんな百合子に騙されたんでしょ。ある意味気の毒。結構優秀な人もいるんだけど宝の持ち腐れです。
 この人も突っ込みどころ満載。質問です。
『アンタが言ってる消費税5%減税って実際には富裕層の優遇に他ならないんだけど』
 分かってんのかね。

福〇党首
 まだやってたの。あの支持率で議席数なのに選挙の時はテレビで同じ時間と発言の機会をもらって良かったですね。でもいつまでやるんですか、同じことを。改革しなさいよ。
 それでですね、もはや失言もクソもないですが、聞いてると耳障りですよ。
『キチっと・・・、しっかり・・、キチっと・・・、しっかり・・』
 秋の夜長の虫みたいですよ。

松〇代表
 結構すごいオッサンだと思いますよ。八尾の方で時々飲んでるそうですね。
 こちらもあんまり嬉しくなるような失言は無いでしょうね。でもね。
『大阪の改革を全国に』って看板の大阪都構想は何回やっても拒否られたんじゃないの?

れいわ・NHKナントカ
 存在自体が失言です。

小石河
 期待してますよ。黙ってたらもう芽が無くなりますよ。当分干されてるでしょうから。こんな感じかな。
石『(ゆーっくりと)我々が自民党のキャンディーズだとしたら、僕は蘭ちゃんでしょうか』
小『(溌溂と)それでは僕はクールでセクシーにミキちゃんでしょうねぇ』
河『(不貞腐れて)じゃあ僕がスーちゃんで。次の質問どうぞ』

候補者の皆様 後一週間です。頑張ってブログ・ネタを提供してください!

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解散総選挙上等

2021 SEP 3 0:00:52 am by 西牟呂 憲

 コロナ患者の皆さんの不幸はお気の毒としか言いようがない。ましてや亡くなった方には心より哀悼の意を捧げたい。
 コロナ禍はまだまだ1年くらいは手を変え品を変え襲ってくるだろう。新たな株も出現してワクチン効果も危うくなるかも知れない。
 とにかく誰も予想できない厄災であり、専門家も研究者も『コレ』と言った決め手が手品のように出てくるはずもない。国家レベルでできることなど知れていると思っているからひたすら自粛・防衛に努める他にはない。鎖国でもしますか?ワクチン打ちたくない人もいるんでしょ?どうぞ。
 この期に及んで自粛疲れしたと路上飲みだ、風俗通いだ、闇営業のホストクラブだ(驚くほどやっている)、そういう輩は覚悟の上なんだろう、放っておいてもいいくらいだ。そしてそういうことに気を付けている真面目な人々でさえも罹ってしまうのがパンデミックなのだ。
 従って、ワクチン投与が遅れ気味だったきらいはあるとは言え、その他先進国に比べて政府の対応が極端に見劣りするとも思えない。この状況下でオリンピックを成功させたではないか。目下のパラリンピックも連日感動を与えてくれる。日本でしかできなかったことだろう。むしろ医療支援の不備は行政の首長や医師会の非協力の方が罪深いと考える。現場は必死に戦っているのだ。若者向け接種の会場の混乱を身よ。
 こんな時期に選挙など、とさんざん叩かれて菅総理は言い出した解散を引っ込めたようだが、確かにやれば負けるかもだろう。いい例が横浜市長選挙だ。コロナ対策が争点まがいの印象を与えて、事もあろうに研究者先生を担いだ立民が勝ってしまった。市長を変えればコロナが収まるとでも思ったか。都知事だって何ら手を打てないのに支持率が下がるのは菅総理だけというのも頷けようというもので、根っからの保守派である筆者はあまりの短絡的な投票行動に驚いた。
 あんなに一生懸命やっている大阪で感染者が新記録になり、名古屋は市長が感染。誰がどこでやっても同じではないか。
 すると総裁選なんかやらなくてもいいとさえ思える。しかしどうしてもやるらしいから、内閣改造・総選挙何でもあり。
 SMCブログ発起人の東 兄の興味深い考察に刺激されたので、筆者も考えた。
 改造幹事長は石破ではないか。下手に総裁選に出られたら面倒だし、石破は地方票に強い。これを取り込んでおけば一石二鳥。
 岸田も優秀なのだろうが(コロナ対策は誰がやっても同じの前提で)、この派閥は伝統的に半島と大陸に甘い。谷垣元総裁がいい例だから保守派はチト困る。河野はパフォーマンスだけだから外務大臣。アフガンに自衛隊機を派遣するタイミングを逸し、日本人一人しか撤収できなかったことに外務省の無作為と危機感の無さを感じた。アイツなら目立つことはなんでもやる。そしてこの際、河野の親分でツベコベうるさい麻生を交代させる。
 聞くところによれば、総理は何でも自分でやらないと気が済まないらしい。その力の源泉は「ゴリ押し」と「役人首切り」だそうだから、大臣はやや若手の小物ばかりを並べる、第一時安倍内閣の「お友達」ではなく「家来達」。
 官房長官は進次郎あたりで軽量感を醸し出す。
 『政界ぬらりひょん』二階幹事長もおっぽり出したのはデキ・レース、という解釈は恐らく見立て通りだから、総理の足を引っ張らない。直前に名指しで批判した岸田の肩を持つはずもない。
 そして石破幹事長の元で『やっぱり信を問う』と選挙をブチ上げればいい。菅総理の元では選挙を戦えない、と弱音を吐いたのは魔の3回生クラスだから、いなくなっても構わない。そりゃ負けるんだから政権運営は大変になるが、そんときゃ国民民主も維新も取り込んでしまえば何とかなる。
 そもそもコロナ・コロナで菅総理は政治も外交もやっていない。いや、危機管理が一番大切な政治ではあるが、全段で述べた通りこれ以上のことは誰にも望めない。
 考えようによっては、この厄災のゴタゴタを最後までやってもらい、保守派が期待するのは安倍再・再登板だろう。その時また官房長官やったら。
 よし、選挙だ。

 ナーンチャッテ、筆者の政局予想は過去一度も当たったことがありません。 

 自分のことは自分で硬く守りましょう。繰り返し、コロナ患者の皆さんの早期回復を祈り、亡くなった方には心より哀悼の意を捧げます。最前線の医療従事者の懸命な奮闘に敬意を払うとともに感謝申し上げます。
 ところで、最近の中国は感染者を完全に抑え込んでいるように見える。変異株もあの発祥の地から出ないのも何となく・・・。ウィルス兵器だと考えると納得がいく所以ですな。

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選挙事始め -大統領選に寄せてー

2020 NOV 16 9:09:27 am by 西牟呂 憲

 関東エリアの某地方は、今ではすっかりおとなしくなったが嘗ては猛烈な金権選挙で名高かった。当たり前のように買収工作が横行し、それを指す方言さえあった。「ブチに行く」という。夜毎ブチに行く者がウロウロし、ついにはそれを阻止するために辻に焚火をして見張りがいたこともあったという。
 戦前の二大政党である政友会と民政党に収斂していく過程で、様々な勢力が離合集散するのだが、この地方ではそれだけでなく地縁・血縁が横軸となって一層複雑な選挙戦が繰り広げられる。又、維新後の東京で財をなした財閥がバックにつくため、中央政界の大物まで巻き込むことがしばしばあった。財閥とは生糸成金から事業展開したグループで、電力・鉄道といった都市インフラに携わる者が多い。
 大正7年にこの地方の代議士が死亡したため補欠選挙があり、折しも二大勢力が激突する舞台が整ってしまった。
 時の政権与党である政友会側には地元名士の穴熊家から投資家で鳴らした七郎が立候補する。民生側(当時は憲政会)も負けじと対立候補を立て、こちらには財閥グループがバックについた。その人脈から中央より浜口雄幸・若槻礼次郎・加藤政之輔といった大物がやって来る。当時は選挙取り締まりも政権の意向がモロに出る状況下、壮絶な実弾飛び交う選挙の結果政友会側の七郎が勝利した。
 こういった選挙は双方に大きなしこりを残し、特に負けた方は資金的にも苦しくなって本当に井戸塀(金を使い果たして井戸と塀しか残らないの意)になってしまう。
 両勢力はその後大正九年の原内閣による解散、十三年の総選挙、県会議員選挙と戦い続け昭和を迎えた。その時点では若槻礼次郎内閣になっており、俄然民生側の巻き返しの機運が高まったところでまたもや逝去による補欠選挙が行われることとなった。政友側は落選中の穴熊七郎が名乗りを上げる。対して民生(憲政)側も造り酒屋で山林地主の小森家の当主、鶴丸を担ぎ出すことに成功。双方気合十分で火ぶたが切られた。
 ところがとんでもない椿事が起きた。御本尊の小森鶴丸が突如雲隠れして行方不明となったのだ。だが陣営幹部は今更もう後には引けない、の悲壮な決意を以て選挙戦を続行する。この信じ難い顛末の真相は大の選挙嫌いだった鶴丸の細君サトが激怒し、鶴丸を本家の土蔵に押し込めて施錠、一切の外界との通信・交流を断ってしまったからだった。
 前代未聞の選挙戦は2月の真冬である。双方ヒートアップしてしまい応援弁士の言論戦からいつもの実弾戦へ、そしてそれを阻止せんとする青年部隊の夜襲まで発生と戦国時代のような様相を呈した。
 結局、小森鶴丸はサトの鉄壁の守りを突き崩せず、一度も有権者の前に姿を現すことなく選挙を終え、穴熊陣営の軍門に下る。

 以上は約100年も前の我が国の一地方の話である。しかし、大金持ちと民主派が争い双方で貶し合い、プラウド・ボーイズが武装しBLMが暴れまくり、投票結果すら直ぐにはまとまらない、今日のどこぞの大国の大統領選挙と大して変わらないではないか。民主主義は理想的ではあるが、投票行動のヤバさは我が国の選挙でもしばしば妙な議員を選出し、不正は後を絶たない。国会の論戦も大したレヴェルとも思えない。そろそろ民主主義を鍛えなおすイノベーションが欲しい。いっそAIを使うとか。
 さて、上述の話はほぼ実話である。その結果により小森家ではよほど懲りたのか以後選挙に関わることはご法度と家訓に定めて今日でも申し送られている。穴熊家と小森家の確執は続くのであるが、後に鶴丸の次男である亀次が穴熊本家に婿養子として入り一応の手打ちが成立した。 
 最後に蛇足ながらエビデンスを。文中の小森鶴丸のモデルは筆者の曽祖父に当たる.但し筆者の祖母は小森家の八人兄弟の末っ子である六女のため、筆者はその資産の恩恵に預かったことはない。

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テキトー米大統領選挙予想

2020 OCT 2 1:01:04 am by 西牟呂 憲

 いよいよアメリカ大統領選挙である。
 先日の討論会はご案内の通り確かに酷いものだった。そしてトランプの振る舞いに多くの人が眉をを潜め、アメリかの新聞・テレビはこぞってバイデンの方がましだ、との論調だった。今後2回の直接対決を軸に両陣営の選挙戦は激しさをまし、巷間言われる所の中国・ロシアの介入も当然あり、盛り上がりまくることだろう。
 例によって政治的主張ではなく、斜め読みの視線からこの選挙を予想してみるとどうなるか。
 中国はあれだけやられたのだから当然バイデンに乗って、伝統的なアメリカ民主党との蜜月を復活させたいだろう。
 ロシアはなぜかトランプ贔屓で、一説によれば出馬前の不動産屋だった時にモスクワに訪問したトランプをハニートラップで引っかけて弱みを握っているから、イザとなったら脅せるとタカを括っているとか。
 EUは、と言っても私の仮説ではEU=ドイツなのだが、真面目なメルケルはトランプが苦手なのでバイデン。イギリスはジョンソン首相は外見からトランプ。
 日本はどうか。ガースーの腹は読めないが現在の共和党でよかれと思っているのではないかとの見立てだ。
 目下伝えられるのは例の射殺事件以来、アンティチファやBLM(ブラック・ライヴェス・マター)の過激デモがアメリカの分断の象徴のように報道され、トランプの人種感覚や抑圧的な言動に反対する声が強まっているように見える。
 しかしその世論というものは、FOXを除く民主党の息のかかった新聞テレビなのだ。
 私がアメリカで仕事をしたのはニューヨークやロサンゼルスのような大都会ではなく広大なテキサスが中心で、そこでの定点観測から浮かび上がってくるのはあまり流動的でない保守派のアメリカ人達のビヘイビアだった。一般にバイブル・ベルトと言われる田舎者の白人である。有名な進化論を教えない一派と被るホーム・スクーリング(支度学習)の家庭が千万人単位でいるとされる(但し私が会ったホーム・スクーリング出身者は教養ある大卒だったが)。
 何が何でも共和党で、ヒラリーのような政治家が大嫌い。
 相関を調べたことはないがプロレスが好きな人々(ちなみにトランプもプロレス好き)というのが近い感覚だ。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなど読んだこともなく、下品だろうが子供っぽかろうがトランプが相手を罵倒すると無性に嬉しくなる連中だ。
 また、上記アンティチファ・BLMが行き過ぎて暴徒化すれば浮動票がトランプに流れる。ミネソタ州はかのジョージ・フロイド事件の起きたところだが、その後BLMのデモが略奪行為まで引き起こす治安の悪化にたまりかねて首長6人がトランプ指示を表明した。
 対するバイデンは認知症を疑われるほど失言というか言い間違いが多く、次の討論会で再びまくしたてられるとキレるかもしれない。日本では流行らないが、アメリカの選挙は対立候補の悪口を言ったモン勝ちなのだ。
 
 結果はバリバリのトランプ再選である、ナンチャッテ。
 するとわが日本のガースー総理はポスト安倍のレガシーに乗りまくって外交はパーフェクト。2021はコロナも収まり、必ずオリンピックを成功させるだろう。

トランプ 五番勝負

トランプ10番勝負

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あと一週間 どうすりゃいいのか都知事選

2020 JUN 28 8:08:51 am by 西牟呂 憲

 こんなに面白くない都知事選もないもんだ。最初から決まってるような話。SMCは政治談議は御法度なのだが、こうもどうしようもないともう誰でもどうでもいい、と叫びたくもなる。候補者同士の質の高いディベートなんぞ全く期待できない。
 都民のためになるのがいい都知事であっても、そこは勘弁してくれの一線があって、今回の候補者は全員それを越えている。だって・・・・。
 ポスターを見ながらつくづく嘆いた。

候補1 別にNHKから守ってもらわなくて構わない。いいとこ付きのガラクタ党員を集めて何ができる?ホリエモン新党からもう二人出ているが、本当に政党なのか。名前を売りたいだけがミエミエ過ぎて笑えない。

候補2 左派陣営の票をたのんでの立候補だろうが勝ち目無し。今更何度も出てきて迷惑なのが分からんのかね。もうお役御免と誰か教えてやれよ、左派のシーラカンス。枝〇や福〇が応援演説に来たら浮動票が減るよ。

候補3 消費税反対がどうして知事選の公約になるのか、国政マターだろう。突飛なパフォーマンスで売れたからって調子に乗るんじゃない。都知事って天皇陛下にも拝謁する機会が多いんだよ、タレントさん。

候補4 意外とマトモなんじゃないか、この人。大化けして大坂の知事と維新コンビって面白いかもしれない。大坂からの援軍が来るかどうか。ほーう、松下政経塾でしたか、じゃダメだ。

候補5 オリンピックもコロナもしゃぶりつくしてテレビに顔を出しまくって再選確実!あのですね、中国人とアラブ人は世界でもっとも賄賂が好きで、卒業証明書なんか金でどうにでもなることは有名です。某政党のぬらりひょん幹事長を手玉に取ったのは見事。よかったですね、何でも目立てて、このポピュリスト。

候補6 売名狙いの泡沫。前回出たら著作が売れたので二匹目を。いくらなんでも嫌韓・反中・反米だけで当選されてもね。そもそも右翼は政治家ではない、思想家であるべきだ。

候補7~ 元ブンヤ。〇〇実現党、まだあったの。知らない歌手。ドラマー。元自衛官。マック赤坂の後継者。スーパー・クレイジー君。大坂から来た電波系。動物愛護。自称小説家。元銀行員。 

 棄権はしたくないから再び言う。どうすりゃいいんだこのオレは!いっそ山荘に住民票を移そうか。

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ポピュリズムの正体

2020 MAR 19 7:07:44 am by 西牟呂 憲

 はじめに断っておくが、SMCで御法度にしている政治的バイアスのかかった話ではない。あくまでポピュリズムは何なのか、という論考のつもりだ。
 そもそも右なのか左なのか、改革なのか保守なのか、どちらとも言えない。
 トランプの出現、英国のEU離脱、といった文脈でしばしば語られるポピュリズムは、反知性主義、ナショナリズムと排外主義に収斂しているように見えて、そこには思想的なうねりは感じられない。何となく損をさせられている、といった不満が充満しているところに扇動者がスポット・ライトを当てた気配が濃厚である。
 翻って平成期に我が国に起こったうねりはどうだったか。2001年(平成13年)に小泉旋風が起きる。高い内閣支持率の元、自衛隊の海外派兵、北朝鮮訪問と派手なパフォーマンスを打ち出した。一方でその時点でも引きずっていた不良債権処理に竹中平蔵を当てたが、こちらは(私は)評価できない。但し、当時の野党(民主党)が全くこちらの問題に疎かったため失策として追及を受けることはなかった。そして郵政民営化法案をめぐって自民党内でも政局となり、参議院で否決されると衆議院を解散するという賭けに出て勝利する。 

これに関しての総括
 未だもってなぜ国民が郵政民営化にあれほど賛意を示したのか。地滑り的な勝利は恐らく無党派層の投票行動によるものだとしても、一体どのゾーンが投票行動に積極的だったのか。マスコミの分析では、改革好きのIQ低めゾーン(B層と言われた)が熱狂したとされたが。
 また、あれほど無能ぶりをさらけだした女性外務大臣が熱狂的に支持されていたし、小泉チルドレンなる議員の資質は問題にならなかった。

 その後、現在では一強の安倍内閣が海外の事情や体調の問題を抱えて吹っ飛び、目まぐるしく総理が変わった挙句ついに2009年に民主党政権が発足する。
 その民主党は主として自民党の不手際を突っ込むことで衆議院309議席を獲得した。余談であるが、筆者は2000年時点で(当時は自・社・さ、自・自・公、自・保・公、といった野合的組み合わせが横行していた)『今日の政治的混乱が落ち着くのに後10年かかるだろう』と予言した。この民主党政権の発足はまさに今後の政治的安定、即ち保守VS革新といったイデオロギー対立を超えた政策論議によるアングロサクソン型の政権交代ができるシステムが定着したと解釈し、予言が的中したと吹いて廻っていた。だが結果はそうならなかったのはご案内の通り。

これに関しての総括
 この時期は、いかにも自民党政治(小泉劇場)の後遺症ともいうべき停滞感により風に乗った感のある政権交代だった。小沢ガールズといった呼称は記憶に残っている人もいるかもしれないが、今日生き残ったのはそれなりに見識のあった山尾志桜里ぐらいだろう。そのガールズが何を訴えて何をしたかについては何もない。選挙上手の小沢戦略の勝利とも言えようが、その後党内での分裂により最後は自滅する。

 更にその後に大坂維新や都民ファーストといったムーヴメントがあった。大坂の方は事情が良く分からないので詳述は避けるが、東京のあの風は無残極まりない結果になった。あれは一体何だったのか。
 都知事選で石原元知事の悪口を言いまくり、築地関連の大騒ぎを引き起こし、オリンピックにイチャモンを言い募った。おまけに国政に進出しようとして野党民進党を分断し、その後の統合にまで禍根を残すことに。その間実績は無いに等しい。今もって何が投票行動に結びついたのか謎としか言いようがない。左派ポピュリズムと言えるのではないか。

これに関しての総括
 あの〇池旋風こそポピュリズムなのではないか。無党派層の一般的に中道と言われるゾーンが、例えば長期に渡る閉塞感を持っている時に、一種カリスマ的な人物がターゲットを決めて煽り捲ると地滑り的に一方向に偏ってしまうような行動に出る。保守層は自民党に入れ、それ以外のゾーンは投票先としては共産党か公明党に投票するのでポピュリズムの煽りは受けない。
 この無党派中道というのが、希望の党なる得体の知れない政党まで作ったものの原動力であり、あっという間に消滅させた。

 こうしてみるとポピュリズムは一般的に翻訳されている『大衆迎合主義』ではなく『大衆扇動主義』とでもした方が分かりやすい。
 そこには敵がいないと成り立たない。その敵とはしばしばエリートであったり権力であり、反権力の流れもくんでいて、尚且つ反知性主義とも重なる所以である。
 ただし一旦権力を掴んでしまうと反権力のインセンティヴが無くなってしまい、弱者の弾圧に向かう、ナチスのユダヤ人迫害などがそうだ。
 何と言っても魅力的なカリスマが引き起こす。〇池知事が魅力的かというと反論もあろうが、あの時期に限って言えば自民党に苛められる女性といった演出が功を奏して人気はあった。
 そしてカリスマは既存の手続きを踏まないで直接語りかけて煽動する。この頃はネットという媒体を通し、一部愉快犯的な言説も相まって瞬く間に広がる。
 しかしながら破壊力はあるものの、その後の広がりは頗る振るわない。一時的に、或いはあるエリアで流行るのだが全国展開、長期に渡る息の長い運動にはならないと思われる。小泉郵政改革の熱を伝える動きは既にない。大阪維新は橋下氏が代表を降りてしまっている。石原元知事は国政においては小派閥のボスで終わっている。
 隣の国の財閥苛めや反日は典型的なポピュリズムだと思うが、これはいつやっても一定の効果が持続するので最早国是になっているのか興味深い。
 又、トランプ大統領は反知性的であり、民主党、移民、中国と次々にターゲットを上げるところはポピュリズム的でありながら4年やって支持率が落ちてこない。経済が好調なせいだと分析されているが、再選された後は続くのだろうか。

 そこへ今回のコロナ問題である。製造業の不況感は昨年の夏頃から実感としてあったが、世界規模でトドメを挿された感がする。サプライ・チェーンの寸断による稼動未達は元より所得の低下、消費減衰、資金繰り悪化、と続く悪循環は、ウィルス対策が行き渡った後も年単位で続くだろう。
 すると中道無党派層、及び前述のB層の不満は溜まりにたまる。行き場のない怒りがどこへ向かうのか、またそれを救い上げる者が脚光を浴びるのか。
 予想はできないが、仮説としては2つの方向があるのではないか。
 一つは今後の大不況はあらゆる政策を以ってしても不可避のため、やや排外主義的な動きが強まり、安倍1強が進み4選の流れができる。
 もう一つは頭に来て山本太郎の消費税廃止論に野党が乗っかってメチャクチャな政局になる。
 いずれにせよ、オリンピックが延期にでもなった暁には衆議院の解散が引き金になって真価が問われることになるかもしれない。

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参議院選挙で期待される失言

2019 JUL 4 6:06:37 am by 西牟呂 憲

 いよいよ参議院議員選挙が始まる。この時期になると言葉の端を切り取って『失言だ』と大騒ぎがはじまるが、せっかくだからこの程度の失言を期待したい。
 
 まず、失言大王麻生副総理。これぐらい言ってくれなきゃ盛り上がらない。
「2000万だぁ?日本のお年寄りが亡くなる時の平均貯金残高知ってっか?1600万だよ。みんな使わないで死んでいくんだぜ。あの報告はその金で投資でもしろって話だ。いや、無かった事にしたけどさ。わっはっは」

 お次はまずお呼びが掛らないだろうから、是非テレビあたりがインタビューでもして欲しい鳩山由紀夫。
「トランプ大統領が安保条約について不満を言ったそうです。安倍総理はまたそれに乗じて軍備拡張をするでしょう。間違っています。私のように友愛すれば問題は解消します。トラスト・ミー」

 せっかくだから相棒だった菅直人も。
「ニート、引きこもり、これらは全て自民党政権による格差の拡大が引き起こしているのです。家の息子は中三で不登校。高校は行かず大検。50近い今もプータローです。選挙に出ては負け続けています」

 自民党からも、最近干されっぱなしの石破茂と平沢勝栄コンビ。
「私は総裁選に出馬して安倍さんの悪口を言って干されました」
「私は安倍さんの家庭教師をしていかに勉強ができなかったを言いふらして干されました」

 立憲民主党枝野幸男にも期待が集る。
「皆さん、憲法を改悪して戦争になってもいいんですか。私が以前文芸春秋に発表した憲法改正案を呼んでください!えっ?自民党案と大して違わない?そうです。だから憲法審査会を開く訳にはいかないんです!」

 ついでに今回の選挙と関係ないけど細野剛志。
「我々希望の党は(もうないだろ!)すいません。民進党は(それはその前だろ!)あっ違います民主党は(バカ!上に自由をつけろ!)、そうでした、二階党は(それは派閥の名前だ!)、ごめんなさい、自民党は(イー加減にしろ)」

 レンホー。
「東京選挙区には国民民主党から立憲に移って、さらに広島の選挙区からも鞍替えしてくれた塩〇さんが出馬してくれました。二番がいいんです。一番じゃダメなんです!」

選挙期間中に予想される失言 

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リベラルやーい 

2019 MAR 22 5:05:48 am by 西牟呂 憲

 ネット批判の一つに、結局自分の好む画面ばかり見ていると、ビッグ・データに取り込まれてマーケティングの対象とされ、ネットから偏ったニュース・商品・サーヴィスばかり提供されるようになる、というのがあった。要するにバカになる、と言いたいようだがギクッとさせられた。
 ブログに書いている通り僕は保守派だが、確かにその手の言説ばかり読んでは快哉を上げているところがある。
 するとですな、これは全くバイアスのかかっていない中立的な本の中に『大半のリベラルは保守派は頭が悪いと思っており云々』と言う記述があってオイオイオイ。
 確かにそれはチトまずいと思い、最近は経済論説に限ってはリベラル系の物に注意を払うようにしてみた。
 読者にはくどいかもしれないが、僕の言う保守は「何もかも古臭いものはダメだ」と新しいものに飛び付く前に、本当にそうか、昔はよかったなどと嘯くハメに落ちないか、と深く考える気質だと定義している。
 ついこの前に(露骨な言い方だが)IQが低いが改革はしたい、という人々のことを『B層』と広告代理店が名付けて、小泉(当時)総理の支持基盤と想定した。この場合の『B層』を僕は一種のリベラルだと思った。因みにIQが高くて改革好きはAなのだそうだ。
 ひどい話だが、この対になるいわゆる保守派で構造改革否定に回るグループはIQが高かろうが低かろうがバカにされているとしたら、僕の立つ瀬がないではないか。
 しかし、経済学でいうリベラルとは経済自由主義のことで、市場に任せようとする原理主義のようなもののはずだった。これはアメリカで言えば元々共和党が主張していることで、一方の民主党は大きな政府を標榜して弱者・マイノリティを助けようと金融政策や財政政策にも取り組む姿勢を目指す。
 ネオコンと呼ばれるグループの台頭あたりからこの境界、即ち保守ーリベラルの区別が複雑に絡み合ってしまった。どうもネオコンとは肌が合わないという人々はオバマ以降支持する候補者を失ってしまい、トランプ大統領の出現を呼んだのではないか。ヒラリーも一部ネオコンっぽい。
 翻って日本はどうかと言えば、リベラル組は経済については有効な政策を持っていない。民主党が音頭を取った三党合意で消費税アップを決めて(驚くなかれ2012年!)以来、有効な対立軸が立てられずに今日まで来てしまった感がある。リベラルと言えば反原発・反改憲くらいしか結集する旗がない、誰でも言える。一方で小泉・細川元総理コンビがミョーに提携したりして民主党も民進党になり更に分裂した。
 途中、希望の党だのが頭を出しかけたがオジャンに、そしてまたしても国民民主党が小沢の網に引っ掛かって今度はどういう党名を名乗るのか。一体どこがリベラル正統なのかさっぱりわからない。
 これでは困る。ちょうど一年前に

最近困ったあべこべの話

 を書いてすでに困っていたのだが、状況は更にひどくなったとしか思えない。

 いよいよ地方選挙が始まり、駅前で辻立ちする人も見当たるようになってきた。夏は参議院選挙がある。加えて衆参同時選挙になるかもしれない。
 こうなったら仕方がない。僕がリベラルを作ってしまおう。以下思いつくままに列挙してみる。
① プライマリー・バランスの議論を全く凍結してジャカスカ国債を発行する。ためらわずに財政出動させる。
② 消費税を5%にする。一方で累進消費税を導入し、高額嗜好品の税率を20%にする。
③ 人口減に備えて、国民に等しくベーシック・アッセットを与え、少なくともチャンスの平等だけは確保させる。 
④ 新自由主義的な緩和をやめて、グローバル・スタンダードからは一歩遠ざかるように規制を強化し、国富の消尽を食い止める。
⑤ 我が国の尊厳と自由を堅持するために、いわゆる反日的なキャンペーンに関しては戦略的に無視し、国際世論には徹底的な反論を発信し、平和と繁栄に寄与する。  

 これを小沢一郎に持って行ったら受けるかな・・・。無理か。

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これはどういう選挙なのか

2017 OCT 1 12:12:38 pm by 西牟呂 憲

 インドから帰国したら選挙がメチャクチャになっていて驚いた。
 北がミサイルだの水爆だのとやればやるほど安倍総理の支持率が上がり、衆議院議員の任期が1年を切るタイミングから戦略的には絶妙のタイミングと言えよう。
 ここは勝負と見たのだ。
 おそらくターゲットは小池潰しではないか。都議選で一敗地にまみれた勢いを削ぐのは今だろう。そして民進党保守派が流れ込んでくれば何かとうるさいからここで叩く。ただ小池百合子は憲法改正派だったので息の根を止めることはしない。
 そう、安倍総理が口に出すかどうかはわからないが、今回は憲法改正の前哨戦とも言える。
 そうしたら希望の党には潰れそうな前原民進党の必殺”抱きつき”とういう反則技が出た。おまけに自民党からも選挙に弱い輩がイザ解散となるとビビッてツベコベ理屈をつけては合流しようとする。こういうのにロクなのはいない上に一度離党癖がつくと腰が座らないからどうせ役に立たないのでいらない。生き残っても亀井静香みたいになる。あの尊敬する中山成彬・恭子センセイまで行くとは思わなかった。
 先に飛び出していた細野とか長島とか柿沢は何だったのか。白けたのか元からその作戦だったのか。若狭・細野のあまりの無能さに小池がキレたのか。
 それにしても暫く大したこともできていないので、またぞろ何かイチャモンの相手でも探し当てたのか・・・希望の党。オリンピックどうすんだよ!
 小泉元総理にスリ寄ってももう出がらしだよ。おまけに首班指名に山口代表の名前を出したのは明らかにスベった。都議選じゃあるまいし、国政選挙では公明党の選挙協力は得られないから多少のフロックはあるかもしれないが小選挙区で勝てるはずがない。
 いずれにせよ”魔の二回生”のようなのが振るい落とされて少しは自民党の驕りは直るとすれば多少の議席が減ったところで結構な話である。さすがに自民党執行部も対立候補を立てるだろう。
 とにかく希望の党=小池百合子の変幻自在な動きはいささか小賢しい。投票まで三週間もあるから、国民はあまりの目まぐるしさに辟易してしまわないか。しかしそれで自民党・公明党が勝利してしまうのは(いいことなんだろうが)いささか興ざめなので、私なりに選挙を面白くすることを考えた。

 「このハゲ~」の豊田真由子や不倫報道の山尾しおりは公認されないだろうから無所属で出ることになる。さすがに自民党も民進党も対立候補は立てにくいだろうから、談合して豊田の埼玉4区か山尾の愛知7区で対決してもらう。どちらもトーダイだし元官僚と元検事。いずれも女性票が全く期待できないから、けっこうマトモな政策論争が戦わされたりして。

 そして豊田に散々怒られた秘書Aに民進党が立候補を打診したというが、もはや評価不能の語るに落ちた、とはこのことだ。
 ところでレンホーは代表だった時は衆議院の選挙区で出ると言っていたが、本当に出るんですかね、出るとしたらどこで。実は私の地元は民主党が強く元総理が自民党の候補者をはねつけていた。しかしその元総理も選挙区では落選してたから、まさかここに来るのじゃないだろうな。都議選では高学歴で若いオニーチャンの都民ファーストが、美人民進党とコテコテ自民党オヤジを破って勝ったし。おまけに近いうちに市長選挙があるのでテンヤワンヤを期待しているから来たら来たで面白くはある。
しかしねぇ、ツジモト・レンホー・エダノ・アカマツはさすがに合流しないんでしょうね。合流したら改憲にも賛成するんですか。

 それから小沢一郎はどう動くか。『オリーヴの木』とか『野党共闘』とか時々発言が取りざたされるが、相手にする者はいない。しかしすでに75歳。ここはひとつ共産党と自由党が合併し、国民党とかに名前も変えてしまえば最後の政界再編のあだ花が咲く、というのはどうだろう。
 大物の引退も相次いだ。 平沼赳夫・谷垣禎一・高村正彦・横路孝弘・川端達夫。彼らの後継問題も火を噴く。

 次なる興味は失言だ。失言大王麻生財務大臣、期待してますよ。但しナチスネタは止めてください。アレは国際的にバツです。
 石破センセイは何かやらかしてくれないだろうか。最近反安倍を露骨に出してテレビ出演も結構あるらしいから、ツッコミどころ満載の発言を待ってます、特にミサイル関係。
 前原も北関係結構のヤバい写真が週刊誌に出た。あんな写真どっから探してきたのか気になるところだ。

 ところで10月10日は北の労働党の記念日だから何らかのアクションがあるはずだ。危機管理に役に立たない野党はツベコベ選挙の大義を言い募るだろうが、当然折り込み済みだから与党有利になる。それを考えずに解散などあり得ない。

ところで私の予想は外れますのでそこんとこよろしくゥ。

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希望の塾ですか

選挙期間中に予想される失言 

いよいよ選挙で出て来た失言 

何かが始まったのか(反安倍の動き)

女性政治家に期待します

2017 SEP 13 22:22:56 pm by 西牟呂 憲

 コラムを読んでいて面白い記事を見つけた。あの豊田真由子と山尾志桜里は、それぞれ衆議院第一議員会館と衆議院第二議員会館のおなじ724号室なのだそうだ。二人とも『働くお母さん』問題に力を入れていた。
 どちらも不愉快なニュースで失脚したが、どうも気になる。
 優れた女性政治家が次々とミソをつけているのは実はもったいないことなのではなかろうか。
 小渕優子の後援会観劇問題、金子恵美のバカ亭主の浮気と公用車問題、これらなんか過ぎ去ってしまえば本人の資質・業績とは何の関係もない。
 私は保守派だからレンホーやツジモトは肌が合わないし、小池百合子にも辛口になるのだが、何故か豊田・山尾のお二人には同情したくなる。
 そして今月の文芸春秋の豊田真由子のインタヴューを読んで、ある確信を持った。
 あの秘書は反対勢力から送り込まれた刺客だったのだ。
 その反論として週刊新潮に出たあらたな音声やら政策秘書の反論にも目を通したが、その確信が揺らぐほどじゃない、アノ程度の物言いは民間じゃどうってことない(私はしませんよ、念のため。言われたこともない)。
 豊田真由美は極々真面目な秀才で、それなりの野心を持って政治家になった。おそらく官僚としては切れ者だったと思う。
 それが地盤・看板・カバンもなく縁も所縁もない選挙区で勝ち上がるのは、並や大抵の苦労ではない。二世・三世議員に比べれば尋常でない思いをしているのだ。おまけにあのご面相では人気もでるとは思えない。選挙について相当テンパっているに違いない。
 私の推理では、そこに目を付けた某勢力がタチの悪い政策秘書風情を送り込んであの言質を録音させたのだ。
 風采の上がらない輩を選び、彼女の気に触るドジを重ねさせ(選挙区でのカードのあて先を間違わせる。道を間違えるフリをして会合に遅刻させる)頃合を見てICレコーダーを持ち込んだ。
 元々生真面目で子供の頃からそんなミスをしたことのない豊田は遂にキレる。そこでまたマヌケそうな『わざとじゃありませ~ん』とヘラヘラさせて爆発を招く。
 時はまさに安倍総理の加憲発言が出て、このままでは本当に突っ走るかもしれないと危機感を抱いた某勢力(この際自民党内かもしれない)が猛烈なアンチ安倍のキャンペーンを張っていた。
 同時に法的には何も問題が無いただの詐欺師のヨタ話(モリトモ問題)と裏切り官僚が手のひら返しをした話(カケ問題)が世間を騒がせていた。アヤシい!

 『保育園落ちた。日本死ね』で脚光を浴びた山尾は、出てきた時は何をそんなに騒ぎ立てるんだ、レンホー・ツジモトの類かよという感じの悪さだった(私の印象)。
 しかしながら良く聞いてみるとなかなかの切れ味で政調会長をこなし、おそらく優秀な頭脳と実務能力を前原代表が評価して幹事長にしようとしたところで例のスキャンダルだ。
 しかし本件で最も卑劣なのは倉持麟太郎なる弁護士ではないか。思想信条は知らないが、雲隠れとは情けない。ここはしょっちゅう出ている大好きなテレビで会見し、
「私の軽率な行動で(脇が甘いんだよ)誤解を生ずる事になり申し訳ありませんでした。山尾先生の名誉のために申上げますが、誓って男女の仲ではありません(ウソだろうけど)」
 と年上だろうが代議士だろうが、女性を庇わなけりゃならん。普段テレビでエラソーなことを言ってるんだからケジメくらいつけなきゃ。
 見ようによってはイイ女だからうっかりその気になったのは仕方ないが、矢面に立って苦しんでいる女を見捨てるとは何事か。甘い言葉をかけたのはオマエだ!お前
 女と男の話にどっちが悪いもクソもない。山尾だけ叩くのはかわいそうじゃないか。
 このネタ元には同じ党内での嫉妬の匂いがする、この人はある種の華があるからね。この程度のスキャンダルなんかどこにでも転がっていて、どうせならもっと男をキリキリ舞いさせるくらい暴れてもらっても構わないとさえ思っている、政治をキッチリやって国民=ワシ等を満足させてくれればね。もっとも大半の女性票を失うだろうが。

 話はコロッと変わるがこの二人、ご主人は方や官僚、こなたIT経営者とか。このあたり完璧過ぎるのも目を付けられる要素なのかもしれない。
 要するに仕事してくれりゃいいんで、いっそ思いっきりダメ亭主を抱えて苦労している人ならグーンと伸びてくれるかもしれない。そうなると本命はイクメンなりそこないの夫を抱えて苦労している金子恵美センセイが一躍本命に躍り出るのではと期待される。
 バツイチ入閣の野田聖子大臣とともに頑張っていただきたい。豊田真由子・山尾志桜里両氏の復活も応援しています(コイケ・レンホー・ツジモトはがんばらなくていいです)。

 目くじら立てるな!育つもんも育たんだろう。ドッシリした女性政治家は必要不可欠なんだ。ガンバレ女性保守派(イナダってのもいたな)。
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何かが始まったのか(反安倍の動き)

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