Sonar Members Club No.36

カテゴリー: 日本ハム ファイターズ

PayPayドームの死闘 日本ハムファイターズ

2020 JUL 23 23:23:37 pm by 西 牟呂雄

 対ファイターズ戦で6連勝だったターミネーター千賀に杉浦で勝った。冗談みたいなバレンティンの一発だけに抑えて2-1。
 お次はこれまた5連敗中の和田(要するに去年はこの二人に潰されたのだ)に対しマルティネスで挑み、チャンスをしくじりながら2点を先制して和田を引きずり下ろした。ところがさすがにホークスはあの松田が逆転!これは明らかに栗山監督の継投ミスである。2・3塁になったところで宮西か公文だった。負けました。2-3。
 そして三戦目。実は首位VS最下位なのだがバーヘイゲンが試合を作ってキャッチャー宇佐見のHRで勝った。このキャッチャー宇佐見がキモなのだ。
 すでに述べたようにホークス戦は捨てる作戦を立てていた。去年も宿敵ホークスとは結構いい勝負をするのだが、そのたびにチームはガタガタになって次のクールでボロ負けするのがパターンだったからだ。
 今年は8月まで6連戦が続く。だから今週は有原・上沢で2つ勝てれば、程度で考えていた。そして2つ勝てたのだから良しなのだが連日の1点差ゲームは過度の飲酒を招く。胃にも肝臓にも悪いしストレスもハンパない。

 ところで、現在最下位とはいえ先週のロッテ戦から負・勝・負・勝・負・勝ときて今週は勝・負・勝となっている。すなわち楽天の4敗とオリックスの後半3連敗が今日の最下位を招いたわけだ。
 この持ち直しは別に中田がHRを量産したものではない。その謎はキャッチャーだと睨んでいる。
 ロッテ戦の頭で2度の送球ミスにより引っ込められた清水をベンチ入りさせなくなってからチームが勝ちだしたのだ。あの悪送球は本当にプロとも思えない下手さ加減でで当然すぎる2軍落ちだ。さすがに本人もしょんぼりしていた。
 キャッチャーはシーズン前からヤバかったが、ここは宇佐見にがんばってもらうしかない。鶴岡も39才になったし・・・。
 コラッ、清水!鎌ヶ谷で死ぬほど送球練習して戻って来い!

 それでホークス後半の3試合はどうなるんだ。有原頼んだぞ。そして上沢に勝ち星を付けろ(まだ未勝利)!
 って、あしたは東浜か・・・。

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今年こそ 日本ハムファイターズ

2020 JUN 19 21:21:07 pm by 西 牟呂雄

 かの大谷を擁して悲願のリーグ優勝、その勢いで広島を下した日本一は2016年だった。引退する武田選手が「オレのために優勝しろ」と激を飛ばし、チーム一丸となっての輝きは遠い昔の話となってしまった。
 それからというもの5位・3位・5位。僕の血と汗と涙をドブに捨てた3年間が過ぎた。5位とは言い方を変えると、最期まで最下位を争ったという不名誉のことである。
 球団はケチで、中田はチャンスに打てず、ピッチャーは他所に取られ、ドラ1はサッパリ、そして栗山監督は全く僕の言うことを聞かない。この五重苦にのたうち回った日々だった。
 今年はどうか。2月頃はC・Sのキャンプ中継を熱心にチェックしたが、その後のコロナ騒ぎで直近の様子は分からない。
 しかし勝負のポイントは以下の4点に絞られる。
 まず先発だが、去年怪我で欠いた上沢のローテーション入りは当然計算できるとして、問題は金子の使い方だ。もう36才と超のつくベテランはあの小憎らしいほどのストレートが復活するのか。僕の見立てでは今年が最期であろうから奮起して体を練ってくるだろう。しかし悪い癖の早い回で点を取られるのが直らなければ躊躇なく中継ぎ、即ちショート・スタータの加藤の後に回す。
 次にこちらもそろそろヤバい4番を勤める中田。チャンスが廻ってきて球場の盛り上がりが最高潮になる、中田も気合が乗ってきてあの悪い目付きが邪悪な光りを放ちながらバッター・ボックスへ、初球外角低めのクソ・ボールを渾身の空振り!もう飽きるほど見させられたシーンだ。大体この一球目で勝負あり。後はいいようにあしらわれて凡打するパターンである。ホークスにはこの手で散々やられたのに本人は気付かないところが致命傷。FAでもだれも声をかけなかった。練習試合でスタンドに放り込んだりしてみせたが、どうせ見せかけだろう。
 そして清宮と菊池のドラ1コンビのレギュラー入り。今年だめなら二人ともトレードだ。どちらもそろそろ体も出来てきただろうから、最初から先発・スタメンでゴリゴリ使い込む。つぶれたらその時はその時。キミ達を甘やかしているほど余裕はないのだよ。しかし清宮のだらしなさは問題だ。去年チームは五位なんだぞ五位!
 最期に、牟観客試合で始まりいつまで続くか分からないシーズンの采配だ。
 昔の東京ドーム時代を良く知っているが、ほとんど牟観客試合みたいなスカスカぶりだったからどうってことないのだが、札幌に行ってからダル・新庄・大谷といったスーパースターのお陰で大入りの中でばかりやっている。あの昔を知っている者なぞスタッフにもいない。だからこそ無観客を逆手に取る秘策はある。ズバリ、ヤジり倒すのだ。ヤジに仁義もクソもない。
 僕はフライヤーズ時代、ガラガラだった後楽園外野スタンドの凄まじいヤジを覚えている。目の前で守備についたかの張本に対するものだった。すると張本は張本でグルリと振り返ってまばらな客席でヤジったあたりをにらみつける、子供心にも怖いと感じさせる迫力だった。今はそんなヤジなどかき消されてしまう、そこだ。小声でやればノムさんの「ささやき戦術」だが、観客がいないのだからベンチからガンガンやればいい。そしてそれに最適なガラの悪さを身にまとっているのはナ・カ・ダただ1人!代打要員でもここで仕事をしてくれれば年棒を維持できるように査定してやる。

 以上の秘策を栗山監督に(テレパシーで)伝えて初戦に臨んだ。
CSで見る無観客のメットライフ・ドームは明るく輝いているようだった。
 我がファイターズはイケメン・エース有原.コントロールは正確無比。静かな立ち上がりだ。そして何故か中田は初打席で二塁打。これは・・・。
 しかし無観客というのも返ってミットのバーンという音やバットのカンッという音が聞こえて、鳴り物が無くても臨場感がある。むしろ好きな時に勝手にチャンス・マーチ(関東限定版)で盛り上がれるのがいいくらいだ。球場ではどうってことのない外野フライでもワーッと沸くもんだからピンチの時は疲れる。
 その後有原は4回に制球が乱れ、山川のボテゴロや死球で3点取られていやな展開に。その間中身までは分からないが西武ベンチからの声が良く聞こえた。
 チャンスは8回にでてきたギャレットという中継ぎ。スピードはあるがノーコンなので西川が四球を選んで盗塁もした。それが続かない。大田・近藤とも実に淡泊でこのチームの悪い癖がでてしまった。
 ここで珍しく栗山監督は僕のアドバイスを聞き、金子を出すと、見事に3人を仕留めた。
 で、この試合の収穫はこれだけ。あのねぇ、0点じゃ絶対に勝てません、これは先が思いやられる。今年も長く苦しいシーズンが始まった訳だ。頭に来た僕はチャンネルをGAORAに変え、同じく無観客の全日本プロレスで留飲を下げた。

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速報 電撃交換トレード ホークス松田⇔ファイターズ中田

2020 JAN 19 0:00:22 am by 西 牟呂雄

 太陽スポーツ新聞一面にスクープ記事が載った。
 
年明け早々に野球界に激震
『熱男はもらった』
『札幌でもやる』

 突然の電撃トレードである。宿命のライバルであるソフトバンク・ホークスと日本ハム・ファイターズが博多と札幌で同時に発表した。
 博多の会見場では闘い続けてきたユニフォームに袖を通して不敵に笑みを浮かべる中田がいた。昨シーズンはキャプテンとして臨んだが無念にもチームはCSに行けず、その責任を噛み締めていた。自身の成績も決して満足のいくものではない。
 一方チーム内ではケガで出遅れた清宮が後半は定着し、近藤・大田がアブラの乗り切ったところでベンチを暖めることも。秘かに期するものがあったに違い無い。そこへ降って湧いたような話が来たため心が動いた。
 同時に札幌でも満面の笑顔をたたえた松田がフラッシュを浴びていた。頼れるベテランも36歳となり、野球人生の仕上げに入っている。チームは連覇しており、戦力は分厚い、このままでも充分だ。だがもう一つ燃えるものが欲しいという思いが男の胸を熱く突き上げた。そんな時に長年のライバル・チームの4番のオファー。まさに相手にとって不足は無い。極秘交渉は一気に決まった。
 独自取材で明らかになったが、この二人12月5日の夜、東京で会食していた。そこにはその会食をアレンジした両チームの(影の)オーナーが同席しており、和気藹々とした雰囲気だったという。両者とも相手を讃えながら互いのバッティング理論を披露しているうちに、お互いが入れ代わったらどういう結果になるか、という話になった。
 そこで(影の)オーナー同士が熱くなってしまい全試合のオーダーと先発を並べてシミュレーションしたところ、驚いたことに全く五分という結果が出たのだそうだ。次に監督を交換してやっても引き分け。
 すると、これは本当に入れ代わってみなければ分からないということになって、その時点で泥酔していた両(影の)オーナーが合意した、というのが真相である。二人も初め冗談かと思っていたらしいが、次第に本気になるうちに引っ込みがつかなくなってこうなったらしい。
「オレが行ったらリーグ戦で2位なんてありえない。ぶっちぎりっすよ」
「笑わせないでくれ。おれが行ったら5位なんてみっともないことになるはずがない」
 それで両オーナーがけしかけたと言われている。
 面子を潰されたのは工藤・栗山両監督で、二人とも会見中は強張った表情のままだった。
 松田は北海道でこう語った。
『野球人生の終盤にこんな華やかな場面を用意してもらって嬉しさ一杯です。僕は優勝する為に来ました。札幌でも熱男です!』
 中田も負けじと吼えた
『面白いことになりました。全力でファイターズを潰しにいきます。熱男は僕がもらいます、松田さんにはさせません!』

 後日明らかになったが、これは太陽新聞の記者による誤報であり、太陽新聞ニシムロ社長は辞任した。
 そして一面トップに以下の謝罪を載せた。

これはフェイク・ニュースです
 責任をとって太陽新聞編集部は来シーズンの直接対決のうちキモな試合ではバーチャル実況中継を流します。

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熾烈!最下位争い 日本ハムファイターズ

2019 SEP 20 22:22:30 pm by 西 牟呂雄

 かろうじてオリックスを踏みつけて5位にはなったものの、薄氷を踏む思いで最終週に突入した。
 ライオンズ・ホークスは遥か彼方で手も足も出ない。せめてもの望みをかけていたCS進出さえイーグルスと4ゲームも差が開いてしまい万事休す。あ~あ、苦しいシーズンだった、と反省ブログを書こうと思っていたが、残りの試合の日程を見て気が付いた。
 イーグルスは残り6試合で、ホークスと一試合以外全てライオンズなのだ。しかも西・美馬・則本を直近で使っていて、残りで投げられるのは最後の最後しかない。
 一方、わがファイターズはまずいことに今日からホークスと二試合あるが、これを全部捨てると後はロッテとオリックス。その5試合に乾坤一擲の総力戦を絞り込めば、アラ不思議。イーグルスとのゲーム差はなくなるのである。
 ホークスもライオンズもこの期に及んで捨て試合なんか作るはずはないから、イーグルスなぞズタズタにされてしまうに違いない。
 それにしても、最後まで優勝が決まらないのは実に困る。今月初めにでもマジックが出ていれば、ホークスが自動的に優勝してサッサと調整に入ったはずなのだ。わが弱小チームは、優勝チームが手を抜いてくれる場合にこそCS進出の作戦が立て易い。
 それがどうだ。いつまでたっても優勝が決まらないどころか、ライオンズとホークスの首位が逆転してガチの死闘が終わらない。しかもパ・リーグは4位まで勝率五割というシーズンで、半分勝てないのがウチとオリックス。かたやセ・リーグは5割を超えるのが上位2チームという歪な結果だ。こんなことなら来年から交流戦などやめた方が我々は助かる。
 それはいいとして、最後の望みをかけたホークス戦には何とあのバンデンハークが出てくるではないか。去年はツボの試合に出てきて散々やられ、顔も見たくなかった。今年は腰だの肘だのといなかったんだから最後まで引っ込んでくれりゃいいのに、まったく・・・。しかしこっちは何もムキにならずともいいのだから、加藤で始まった。
 できれば点を幾ら取られても来年のために6回までは投げさせて欲しい、と思っていたら5回1失点で代えた。どうも栗山監督の采配はぬるい。しかしそれどころじゃなくて、今年2度目の先発バンデンに6回0点。抑えのこれまたこの間まで2軍で調整していた森に、最後の中田が三振。今シーズンを象徴するような完封で負けてしまった。あ~あ。
 一方でライオンズとイーグルスの試合は、とCSのチャンネルを変えてみればオォ!中継がないではないか。首位争いのゲームだぞ、ふざけんな。
 しかしネットで確認するとメヒアのさよならホームランでイーグルスも負けた。4位ロッテはオリックスに負けた。

 残り6試合。イーグルスとは4ゲーム差。明日はどっちだ!

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日本ハムファイターズ 最下位に沈む

2019 SEP 2 7:07:45 am by 西 牟呂雄

『全てこちらの責任だ。オレの頭の中をもう一遍整理しなくては』栗山監督(談)。
 当たり前だ。最下位とは何事か。オレを発狂させるつもりか。
 オールスター後の9連敗が全てだ。8月には5連敗2回。きのうは楽天ごときに有原で負けるとはふざけているのか。0点じゃそれは勝てないだろうが、0点じゃ。
 そもそもあれ程言っただろう、中田を4番に置くなと。その中田の言い草が
『実力不足です』
 そうだよ、お前がホームラン打ってりゃ勝った試合が何試合あったと思ってんだ。
 上沢がいないのでピッチャーが回らないのは分かる。だが采配がいかにも粗い。今のパ・リーグはメジャー並なのを分かってるのか。こういうときはもっと掻き回さなければ今のチーム力では勝てない。
 主力のケガなんかは言い訳にならん。長いシーズンをずーっとレギュラーで戦えないのは常識で、そこをマネージするのが仕事だ。ホークスを見ろ、ホークスを。柳田がでなくても武田が2軍でもビクともしないではないか。あのヘボ監督の工藤でさえしのいだぞ(もっとも西武に追い上げられているが)。
 そもそもあの得点力の無さはどうだ。ピッチャーをやり繰りしたところで点が取れなきゃ勝てねーんだよ、コラ。少しはバントの練習ぐらいもっとやっておけ、今更慌ててももう遅い、成功率を見ろ、それでもプロか。
 不思議な事に強敵のエース級には結構負けていないのに、ドーデモいいピッチャーに対して得点できないのは監督・コーチが悪い。
 金子の使い方も気に入らない。盛りを過ぎたんだからワン・ポイントのはずだった。炎上しかけたノー・アウト満塁みたいなところで颯爽とマウンドに上がるのが似合うのだ。
 もうこうなってはCSもクソもない。懲罰の意味を込めて中田にバントの練習をさせ、吉田をローテーションに入れ、破れかぶれになって最下位脱出を図れ。
 首位と0.5ゲーム差まで迫っておいてドベとは、そんなバカなでは済まされん、コノヤロウ。
 そして9月1日。いい加減に目を覚ませとばかりに、ついに僕はフォースを使った。先発は金子、まっいいか、頼んだぞ。ダメだ、変化球がぬるい。2回に2点献上。
 一方イーグルスは石橋を投げさせたら初回の先頭西川のヒットのみ。7回まで90球を0点に抑えられた。
 8回、ピチャー交代で森原、ここだ。禁断のフォースを全開にすると渡邊が塁に出た。代打田中賢介がこれを返して1点。
 しかし久しぶりのフォースの力もここまでだった。次の平沼は銀二のファインプレーで倒れて終わり、6連敗のオマケもついた。ジ・エンド、アーメン。

 残りあと20試合。そして目下最下位争いをしているオリックスとの直接対決が来週にせまる。何でこんなことになったんだ!

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勝負を決めろ 日本ハムファイターズ

2019 AUG 5 6:06:54 am by 西 牟呂雄

 ファイターズ・ファンならお馴染みの関東限定のチャンス・マーチがある。
今だ このチャンスに燃え上がれ
今だ このチャンスで勝負を決めろ
( 男 )かっとばせー 〇〇〇
( 女 )かっとばせー 〇〇〇
僕らの夢を乗せ 行けー!
 以下繰り返し
 関東限定だから メット・ライフ とZOZOマリン、たまに東京ドームで聞かれるが、CSなんかで放送される試合では画面の前で一人でこれをやっている。自分も臨戦態勢のつもりなのだ。
 オールスター後にチームは蘇り、10勝4敗。ホークス3タテ、西武戦では3日間で9発ホームランを喰っても勝ち越せた(森に3発やられた日はサヨナラ負け)。
 次のイーグルスでは、ルーキー弓削に0封されたのはご愛嬌だが、則本を引き摺り下ろして勝ち。有原で負けたが、まあこんなこともある。

 そして、今年も真夏の札幌決戦に首位をヒタ走る博多の鷹が舞い降りた。ヒタ走ってはいるがオールスター後は我が軍と逆に5勝10敗とやや調子が悪い。あれだけ怪我人がいれば無理も無い。
 長い夏場を乗り切るためには一ヶ月の長期展望を巡らせなければならない。
 ところがタイミングの悪いことに来週もまたヤフオクでホークスと戦う。地元に帰ると内川と松田が何をするかわからないから、そこでは有原や金子を使うな、と作戦を立てた(栗山監督にテレパシーで指示済み)。
 何しろ1試合に5~6人のピッチャーを投入しなければ試合が成り立たない。そんな使い方で夏をのりきることなど不可能であるから、大きな声では言えないが来週のクールは捨てざるを得ないのだ。そこから逆算してこの連戦は・・・。楽しみにしていた首位攻防戦である。
 読み通り初戦はあのターミネーター千賀だ。実は千賀は今季ファイターズに3戦全勝で負け無し。まさに立ちはだかる感じになった。さすがのピッチングが続くので一瞬、有原を前日使ったのは間違いではないかとイヤ~な感じがしたが、今期初完投完封されてしまった。0点じゃ勝てませんよ、そりゃ。先手を取られた。
 2戦目、満を持していよいよ金子がマウンドに上がった。金子よ、君にかかっている、のだが初っ端に4点取られて気が遠くなった・・・。気が付くと負けている。何だ!この情けなさで首位攻防戦といえるのか。作戦は修正せざるを得なくなった。
 怒った私は、3戦目は始まる前に斎戒沐浴し、暫く使っていなかったフォースを出す決心をした。しかーし、遂に栗山監督も重い腰を上げ、中田と清宮をスタメンから外した!そうだ、タコタコ中田はチャンスを潰しまくり、清宮も今の二軍レベルのバッティングではお呼びでない。栗山監督の説得を諦めていたのに、ここで決めてくれた。
 無論私もフォースを全開すると、何と5回に4点を決め、勝利した。
 松田のホームランも許す(実はファン)。一つ勝ってゲーム差2.5。

 よーし、まだまだ戦える。来週のホークス戦に本気を出すかどうか、また面白くなってきた。
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パ・リーグ後半戦のキモ ファイターズVSホークス決戦

2019 JUL 17 21:21:37 pm by 西 牟呂雄

 何しろあれだけの戦力を欠いていながらの圧倒的な首位、ホークスに死角はあるか。追い上げる(はずの)ファイターズは夏場をどうしのぐのか、見逃せない決戦にヤフオク・ドームは燃えた。
 我が軍は上沢が離脱し、清宮はタコタコ、中田はどう転ぶか分からない、名将栗山監督も知恵を振り絞っての采配は悲壮感さえ漂う。
 7ゲーム差は、ひとえにファイターズ得意の連敗を6まで重ねている間にホークスが9連勝もした結果に過ぎない。従ってこの夏にギリギリの勝負ができればチャンスは来るはずだ。特に殆ど使っていないスクイズをどこで出すのか。監督にテレパシーを送って初戦に見入った。
 するとホークスは出だしの大竹が初回に崩れ4点をもぎ取った。あの、昔でいう『懸河のドロップ』のようなカーブが落ちそこなったのを(中田以外は)うまく捕えての得点である。
 こちらは堀を先発させ、ロドリゲスに替える。ロドリゲスが満塁にされてヒヤリとしただけで最後は石川・宮西・秋吉と繋げた。あの宮西・秋吉の左右サイド・スローは結構いいのかも知れない。5-1で勝ち。見ていて後半のキ-パーソンは、今年で引退する田中賢介ではないかと思った。
 16日は我が軍は杉浦、ホークス二保で静かに始ま、らなかった。杉浦はマヌケにも牧原・グラシアルに連続でHRを浴びる、ふぅー、試合ぶち壊しかよ。何とか踏み止まると私の作戦では金子に代えるはずが、栗山監督はそれを無視し5回まで引っ張った、大丈夫かな。
 その間に大田の一発、田中賢介の犠打で追いつくと、山場は9回に来た。一歩も引かぬ構えの工藤監督が甲斐野を投入すると四球・デッドボール・申告敬遠で満塁に。甲斐野も物凄い気迫の投球だったが、巨人から来たばかりの宇佐美を押し出してしまった。3-2の連勝。尚、田中賢介はこの修羅場でも送りバントを上手く決めている。
 そして3戦目には満を持して有原を投入した。
 するとどうだ、西川が先頭打者HRを打つではないか!
 有原もコントロールが実にいい。
 ところで、この日はヤフオク・ドームではなく、北九州市民球場だ。僕は小倉時代に行ったことがあるのだが、アウェーどころではない。大半がホークス・ファンなのはいいとして、物凄くガラが悪いヤジが飛ぶ。ここの成人式は沖縄並みである。見れば外野の一角に、ほんの少数の健気なファイターズのファンがへばりついている。早く追加点を取らないと飲まれてしまうぞ。
 5回、ホークスがピッチャーを鍛冶屋に、しめた、工藤監督は継投が下手だ。案の定1点、更に松田に代えたところで2点追加だ、よーし。
 とにかくファイターズのHRが今シーズン59本なのに、既にその倍も打っているホークスだ。全く気が抜けないまま有原は8回まで0を並べ、10勝に一番乗り。秋吉に繋いだ。
 出来過ぎの3連勝で4ゲーム差に詰めた。パ・リーグの夏が面白くなったとも言える。
 このゲーム差を引っ繰り返すのにはあとひと月はかかるが、その間にホークスの戦力も整うだろう。この日は内川もデスパイネも出ていない。
 やはり内川・柳田・松田を抑え、武田や千賀を打ちこまないと勝った気がしない(負けの方が多いが)。
 目下絶不調の清宮を鍛え(中田はほっといて)、吉田輝星を仕上げ再び迎え撃つぞ。

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吉田輝星がマウンドに立った 日本ハムファイターズ

2019 JUN 12 20:20:21 pm by 西 牟呂雄

 実はチームは地味に調子がいい。例によってスカッとした勝ちではないが、意外と打線がしぶといのだ。
 貯金を作って交流戦、という目論見だったのだが引き分けを挟んで7連勝し、そのうちの2勝を含めた交流戦は5勝2敗の上出来である。これは最初に弱いヤクルト・阪神と当たったのが良かったのだろう。
 ところが我がパ・リーグは上位がみんな勝っているので0.5ゲーム差を切り返すに至らない。ファイターズはピッチャーが回らなくなってきた。
 それにしてもセ・リーグ最強の広島に吉田輝星をさせるとは恐れ入った。もちろん私の秘策にはなかった筋である。
 実は私なりに考えた吉田のデビューも交流戦で先発させるという手だった。しかし直前の二軍イースタン・巨人戦で3回6失点。これで先発させたら、直前に16連敗していたヤクルトなんか、返って『なめんなよ』と奮い立ってしまうかもしれない。そこで今週のフランチャイズ6連戦後半に、巨人戦のショート・スターターで2回程投げさせて有原か金子に繋ぐ作戦を立てた。
 だが栗山監督は私のアドバイスを無視して、先週中に12日の先発をバラしてしまい、秘策もナニもなくなった、しょうがない。真意を確認すべくテレパシーを送っているのだが、当然返事はない。まさか捨て試合じゃなかろうな。
 期待しつつも投球に見入った。やっぱり真っ直ぐの低目がなかなかいいじゃないか。待てよ、あのカーブは・・。あっ、長野に打たれた。
 しかしプロはあのストレートをファールする技術があるんですな。満塁にされてヒヤリとしたが、何とかしのいだ。ただ球数は初回で30球。これは3点くらいは取られるのでは、相手は大瀬良だから、うーん。
 すると大田の一発が出て、ポツポツ打線が援護する。中田までが打ってみせて2点取った。
 調子が上がって来た吉田は145kmの直球がグイグイ冴えて5回まで84球、三振も4っつ取った。広島相手に勝ち投手の権利とは大したもの、只物ではない。これは後半戦に勝ちが計算できる頼もしさだ。

 試合はその後ファイターズは必死に継投で繋ぎ、大瀬良は8回を力強く一人で投げ、試合の山はそこだった。
 2アウトから王の二塁打が出ると中田を申告敬遠、栗山監督はそこで今シーズンで引退を表明している田中賢介を代打に。これを大瀬良は見事に仕留めた。フー。
 続く9回表、クローザー石川直也に鈴木誠也が先頭打者ヒット。西川は送る。小窪には四球。曾澤にフルカウント、何とも心臓に悪い展開に思わずフォースを出した。結果は・・・。

 しかし、84球で勝ちが付いた注目のルーキーがお立ち台。一方は100球以上で2失点の力投ベテラン。野球は奥が深い。
 そしてこうまでしてもイーグルスが上にいる。パ・リーグ強し。

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いよいよ始まった 日本ハムファイターズ

2019 APR 1 7:07:43 am by 西 牟呂雄

 ヨーシ行くぞ!今年は何やら予感がする。3年振りのリーグ制覇のだ。
 
 札幌開幕はオリックスを迎えた。
 上沢は初回から2点献上、打線はバファローズの山岡に捻られまくり。
 近藤が必死に8回で同点にするまで完全に押され気味。  
 10回に中島が出塁するとこれを送ったら、なんと二者連続の申告敬遠で中田とは・・・とタコぶりを期待した。すると文句なしのサヨナラ満塁ホームラン!
 それまでの重苦しい展開は何だったんだ。
 「一発狙ってました。なめてんのか、と気合が入りました」って、できるんなら最初からやれ。こういうのは劇的とは言わない。
 フト見るとレアードはロッテで逆転3ランをかっ飛ばし、ホークスとライオンズも延長にもつれこんでいる。あの甲斐野ってルーキー?ヤバくないか。先が思いやられる。

 さて金子である。
 何故かこの日は調子がイマイチで、古巣に遠慮したのでもなかろうに、2点取られてアップアップ。ところがたまげたことに中田が2ランを放って追いつく。
 すると9回に石川が2点取られて万事休すとなった。
 しかーし、その裏今度はファイターズOBの増井から、またしても中田が2打点を上げて追いついた。互いのエースとリリーフが入れ替わって戦うという構図だった。
 そしてホークスは柳田がグランド・スラムで西武に競り勝っているし、レアードも2号を叩き込んでいる、気になってしょうがないな。

 お次はイケメン有原だ。
 実は本日から某国に移動することになって試合は見られない。
 有原なら去年はダメだったが今年は大丈夫のはずだから安心して旅立てる。
 4日程いないが、結果はチェックできる。
 一言で言えば中田のマグレ当たりでスタートしたのだから、大田・近藤・王あたりに浅間・田中がからんでくれば大丈夫。
 結果が楽しみである。

でもって12時間のフライトの末にWi-Fiを見付けて必死に検索したら勝っていた、バンザーイ!

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今年も闘うぞ 日本ハムファイターズ

2019 FEB 17 17:17:32 pm by 西 牟呂雄

 我がファイターズは金はない。FAの大物は取れない。出て行く方は(プロとして仕方ない。推奨はするがチーム・ファンとしては忍びないが)スイスイと新天地を目指す。スーパースターはメジャーに行く。チャンスにからきしの大砲、中田は残る。
 だが、ドラフトのクジ運だけはある。ダルビッシュだ(斉藤祐樹だ)大谷だ清宮だ吉田だ。
 今年契約が切れた「スシダイスキ」のレアードの穴を誰がどう埋めるのか。三塁手を誰にするかも頭が痛い。清宮は守備が上達してなければDHなのだが、ちゃんと二軍で鍛えたのだろうか。
 もう一人、台湾から来る王柏融の打撃も期待している。陽岱鋼の二代目と言わず、世界の王貞治を目指すくらいやってくれないかな。もっともそんなになられたら直ぐにメジャーに行かれてしまうか。
 そして去年までは顔も見たくなかった金子。大谷の札幌最終試合にも出てきて『4番ピッチャー大谷』の晴れ姿を台無しにしそうになったあの金子。8回のチャンスに回った大谷を117球目で3振に仕留めた糸を引くような速球に胸クソが悪くなったものだった。彼のピークは過ぎたかと思うが、そうでもなければファオターズにわざわざ来てくれるタマじゃない。先発5回、あるいは中継ぎなら行けるはずだ。

 キャンプが始まると、今では有難いことにCSの番組で延々とキャンプの練習シーンを映す番組があって、アリゾナの1軍キャンプも沖縄の2軍も見ることができた。やっぱり金子はいい。宮西もいい。清宮は斉藤なんかを打ってはみせたが、どうかな。
 だけど印象的には実戦形式の練習は早すぎる。ランニングをもっと増やして”じっくり”体を練った方が良くはないのか。最近はどのチームもすぐ実戦形式に入る。もっとも暖かい所でやるのがキャンプだし、それぐらいの身体を作って来ているのかもしれない。
 しかし吉田輝星は只物ではないストレートだ。ファイターズのファンとしてはどうしてもダルブッシュや大谷といったスーパー・スターと比べてしまうが、それは気の毒かな。紅白戦で大田に一発浴びたが、こんなものはプロの洗礼でも何でもない。大田はアノ手のストレートを打つのでメシを食っているような選手なのだ。変化球をもうちょっと磨けば大戦力になるだろう。
 いやまてよ、このチーム・カラーはフライヤーズの昔から自由放任だ。新人はともかくベテランはほとんどほったらかしだから中田なんか今後伸びる余地なんかない。元々ムラのある奴だったけど。それどころかアメリカまで行って肉離れだと!ふざけんな。体造ってから行けよ。
 後は栗山マジックの紗枝のみ。これでは又今年も私の秘策を繰り出さざるを得ないではないか。
 でもって今年も楽しみな季節が近づいてきている。

 ガンバレ、ファイターズ!

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