クラシック徒然草 -日曜日の朝の音楽-
2014 JAN 19 11:11:47 am by 東 賢太郎
カーテンの隙間から柔らかい朝日がさしこむ冬の日曜日の朝。何をするでもなくくつろいでコーヒーを飲みながら・・・・
そんな朝に居間で小さめの音で流そうというクラシックはなんですか?
まずはお決まりのこれでしょう。グリーグのペールギュント組曲から「朝の気分」。まさにぴったりですね。
僕の定番はこれです。モーツァルトのフルート四重奏曲第1番ニ長調K.285より第1楽章アレグロです。
このYoutubeはフランスの名フルーティスト、ミシェル・デボストとフランス弦楽三重奏団の名演です。華があり高雅でさわやか!当曲最高の名演のひとつです。モーツァルトでのお目覚め、いかがですか。第2楽章の悲しげな旋律が止まって不意に第3楽章に 入った瞬間、ぱっと世界が眩い光に輝いて見える魔法のような音楽をじっくり味わって下さい。こんな芸当、ほかの誰ができるでしょう。CDは右のものです。
これも朝にいいですよ。ドビッシーの映像第1集から「水に映る影」です。実はこれ、なんということか鳥取の一泊6千円のなんてことないビジネスホテルで朝飯の時に流れていて、何というハイセンス!!と驚嘆したわけです。朝用のCDにたまたま入っていたんでしょうが・・・。Youtubeで見つけたこのユージン・イストミンの演奏、いやあ、いいですねえ。CDなさそうですが、これ欲しいです。
最後にこれです。フランスはプロヴァンス生まれのダリウス・ミヨーの交響曲第1番の第1楽章パストラルです。フランス6人組のひとりミヨーに作曲を習ったのが「雨にぬれても」や「アルフィー」の作曲で有名なバート・バカラックですね。
僕の場合 この曲で起こしていただけると嬉しいです。
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