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カテゴリー: 政治に思うこと

人生の鉄則「信頼は信頼にしか返ってこない」

2026 JUL 3 7:07:44 am by 東 賢太郎

アメリカから5人が来日。まる一日かけて大企業トップへの紹介外交。かつてはこんなのはお安いルーティーンだったが、朝8時半からずっと英語はさすがに疲れ、ランチはサラダしか喉を通らなかった。

彼らの日本での企業訪問を依頼されたのはアメリカのパートナーからだ。パートナーとは契約関係だ。案件は協力して仕上げて利益の取り分も半分ずつみたいな取り決めが書いてある。厳密に対等にやるにはジョイントベンチャーを作って株式を50%ずつ持つが、パートナーは出資不要で業務委託と違って対等な関係であり、お互いに異なった強みがあるから1+ 1が2以上になってウィンウィン関係になるという両者の認識が大前提である。難しいのは協力といっても努力目標だから、相手に2倍働かされるようなことが続けば簡単に打ち切れる。つまり信頼関係なしではうまくワークしないのだ。

相手として僕は英国人と米国人しか経験がないが、商取引の法体系が整備されている先進国ならまず問題はなく、あるとすれば法律とは関係のない信頼関係の部分けだ。例えば今回の5人のテイクケアだ。僕は商売の当事者でないからアポ入れして同行して通訳程度のサービスをすれば最低限オーケーなのだが、それなら事務作業ができる人で充分だ。僕を使えば依頼者は儲けの半分をふんだくられるわけだからめちゃくちゃ高い。したがって、利益総額が大きいからそれでもいいよという場合に限って来るのであり、当方も総額が小さい場合は遠慮する。これは億単位が当たり前の金融取引だから成り立つビジネスモデルである。

ソナーが長年かけて国内のお客様と多様な取引実績を積んでいるという信頼で外国からパートナー依頼があり、彼らは商品やサービスを日本に持ってくる。それを日本の大企業に持ち込んだり、日本のお客様が投資したりすると、今度はそれが新たな国内取引実績という信頼となり、さらに海外パートナーの呼び水になるというプラスの循環になる。といっても金融は黒子であって地道な1つ1つの案件の積み重ねである。大元はファウンダーの僕が米英独スイス香港にいた経験から発したものではあるが、創業から16年の信頼はもう僕のものではなくソナー・アドバイザーズという法人のものである。

ビジネスのエッセンスは信頼関係だ。それを築くには時間がかかるが失うのは一瞬だ。信頼はメンテナンスが必要だということも意外に知られていないが、お世辞や贈り物は役に立たない。信頼は信頼にしか返ってこないからである。信じてくれた人には信頼でお返しする。これは自分が信頼するに足るまともな人間であるという雄弁な証明であり、信じてくれた人を裏切るような人間は世界中で誰も信用しない、これはイエスキリストを裏切ったユダに代表される地球上例外のない人間界の公理である。

例えば、

①先日高市総理を裏切ってポストをやめた女性がいたが、信頼して投票してくれた国民までをも裏切っている。理由は何であれこういう人間に対して信頼を返すことはあり得ない。よって、国会議員はありえず政治生命は終わりである。

②自衛隊は貧しい家の子が行くと国会で堂々たる差別発言をした者がいた。隊員は国民の信頼を背負って国を守る仕事についてくれている。災害の時、ミサイルが飛んできた時、信頼に差別を返しているこの女性を隊員が守りきれない事態が発生しても誰も批判しないだろう。

③少数野党。意見が通らないからといって国会に出てこず審議をボイコット。わけわからん理由で総理が悪いとごねる。悪いのは選挙でボロ負けした自分たちでしょ。テストが赤点でむくれて不登校になった「困ったちゃん」だね。君たちはこのまま有権者の信頼を裏切って終業式まで家で寝てたらいいよ。全員退学処分でも学校は困らないから。

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今の子は憧れは憧れで終わり『推し活』する

2026 JUL 2 1:01:25 am by 東 賢太郎

どういうわけか先週あたりに書いたブログが消えてます。仕方ないので記憶に頼って再現します。

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「今の子は憧れは憧れで終わり、そこからは『推し活』するんです。これって新興宗教みたいなものです」

思いつきのビジネスプランをふた回り以上も年下の後輩が軽々とぶち壊してくれました。生半可でやると大失敗するリスクがあるんです。こういうことについては彼は僕よりもずっと知見があります。ありがたいことです。

「アイドルを神格化しちゃうってこと?」

「いえ神様みたいにあがめるんじゃありません。ファンではあるんだけどただのファンじゃないんです。願望や夢をアイドルやスポーツ選手に託して実現すると自分は正しい、意味があるって思えますよね、それが自己の存在確認になるんです。実は自分のためなんです。おひとり様化が進む社会の中で、心から信じられる何ものか、大事な自分というものを投影できる何ものかに所属していたいんですね、けっしてそうではない組織とか会社じゃなく」。

「新しいアイデンティティの出現かな。ファンの法人化というか」

「経済的利益を求めないからNPOですね。でも達成感という心の利益は求めてますから思いの実現には積極的で多大なエネルギーも投入します。だから似た者たちが自然に結びつくんです。誰かが布教してるわけではなく自発的なものだから、宗教には近いんですが既存のどれでもない。だから新興宗教ってわけです」

「なるほど、合点がいきました、ありがとう。俺もビートルズファンだしカープファンだけど、それで知らない人と結びつくってことはなかったな。 SNSの影響は大きそうだね」

「ありますね。それと結びついた新しい現象ですね」

「でもそれがあるから憧れは憧れで終わっちゃうってのは人生ちょっと寂しくないか?俺だって団地っ子だったし両親は普通の人だ。家に金もなかったしコネや引きもなんにもなかったけど」

「わかってます。でも、こう言っては何ですが、東さんの頃は時代がそれを許したってのはあるんです。だって一億総中流だったじゃないですか。いまは生まれつきディバイドの世の中です。たくさんの子が夢や憧れを実現しようと頑張ってますが、アッパーじゃないと100m競争でスタートラインの10m後ろから走るみたいなもんなんです」

「確かに俺の頃はスタートラインは一緒だった気はするね」

「でも推し活じゃ社会的な影響力はないですよね」

「あるよ。高市推し活がいい例じゃないか。自民党が330議席取ってぶっちぎり勝利した異例のエネルギーは背後でそれが後押ししたからかもしれないよ。若者は選挙カーで名前を連呼しても動かないよな。インフルエンサーがSNSで発信するとたちまち10人が読む。それをまた10人が読んであっという間に100だ。都会だけの現象じゃない、全国津々浦々でそれが起きたんだろうね」

「SNSの威力ですね」

「まあそうだけど、その言い方は軽い。ネット上の波動と呼んだ方が正しいね。 SNSなら何でも広がるわけじゃない。最初の発信者が波を起こすんだ。倍々ゲームで伝わるけど末端ではだんだん減衰もするから、最初の波が大したことないと掛け算した値は小さい。だから最初の波が高い時だけ、君の言うSNSの威力が出現するんだ。高市推し活の最初の発信者は高いエネルギーを持っていたから波動がでかく減衰もしにくい。だからバズーカ砲ぶっ放したみたいなど迫力の威力があったんだと思うよ」

「そこを政治家はわかってませんね」

「見事なほど全然わかってない。ただSNSに載せればいいって盲信してる。それってね、田舎の田んぼにコンサートホール作ってウィーン・フィルに来てもらえば文化都市だって思ってる箱もの行政みたいなもんでね、もうそれだけで文化の香りのかけらすらない」

「高市秘書が誹謗中傷メールを送ってとんでもない!って国会で騒いでる連中もそうですね。中身はともかく効果があるんだと盲信してるからその手を使ったわけでしょ?」

「効果を信じてないと『とんでもない!』って結論にならんからな。しかもそれが週刊誌の記事ごときであって、おまけにおおウソでしたというんだ。これから逆バズーカ砲炸裂になるぞ。実は頭もバカでしたと永遠に語り継がれるお笑い事件になっちゃうという意味で歴史的なスキャンダルだね」

「なるほど、悪いレッテル貼って敵を貶めるのは伝統的な共産党の手法として世界的に有名ですが、推し活やってもらってる人にそれをやるのは危険なんですね」

「うん、推し活なんてものは歴史的になかったから効果もリスクも検証されてないという意味で危険だな。リスクっていうものがわかってない人たちが国会議員で国のかじ取りをしてるっていうのは国民のリスクだってことを有権者が気づいたろう」

「もっと危ないのは、そのわかってない連中が自分がそうやって痛い目にあったからといってSNSは危険だと規制することですね」

「そういうことだね。推し活にレッテル貼るもう1つのリスクはね、推し活してる人たちは信者だから敵に回すと怖いってことだ。日本人は喉元過ぎれば熱さを忘れる国民性だけど信者は違う。末代まで呪われるよ。次の選挙で落選運動ぐらい平気でやられる」

「それ何となく体感あります、だって偽メールでいじめられたら支持率上がってますからね高市さん(笑)」

「そうだろ。新しい総理大臣ってな、国会であーだこーだやられて会期が終わる頃には支持率が下がってるもんなんだ。高市さんはその前例に逆行してるってこと。ということは前例のないものが支えてるってことだよ、論理的に」

「やっぱりSNSの乗数効果じゃないですか」

「そうね、10×10×10ってべき乗で増えるからな」

「でも偽情報も混ざりますよね」

「関係ないよ。発信者も受信者もノーコストだからね、総数は膨大になるでしょ。だから受信者の目はすぐ肥えてきて真贋を見抜く。受信者には賢い人、インテリジェンスのある人がたくさんいる。すると自然に選別が進んで質の悪い発信者ははじかれ良質のインフルエンサーだけが残る。今のインフルエンサーはね、それで飯を食おうっていう不純な輩や業者まがいも多いんだ。そんなのはオールドメディアの化身に過ぎないからいずれ金で政治に取り込まれて汚れてきたりする。利害関係ぬきで無料奉仕で真実を発信しようという人が増えてくると価値がなくなる」

「それは必然でしょうね、なんたってノーコストはでかいですよ。総数が増えるってことは読者数や視聴率が増えるってことです。すると広告主もそっちに流れます、これ経済原理ですから止めようがありません。プラットフォーマーはノーリスクで儲かるから永遠に発信者、受信者フレンドリーでノーコストにします。したがってこの流れは止まりません。止める法律も作れません。オールドメディアはどうあがいても運営に巨大なコストがかかります。だから広告主が逃げるのが致命傷になってゲームオーバーの日が来ます」

「明快なロジックだね。その通り。いずれ経営破綻で身売りするか不動産屋に鞍替えするよ」

「政治家もそうですよね」

「そういうことだね、有権者に対する不断の発信が求められるね、選挙期間中だけじゃなく。くだらない飲み会やってる暇があるならそれをやれと言うこと。SNSで眼力が鍛えられた国民は当然にそれを求めるよ、3000万円も給料払ってるんだからね。したがって政局だけで食ってる奴はカンブリア紀の原始生物みたいに選挙で全滅するよ。化石が出てきてね、おお昔はこういう変な生物がいたのかみたいに歴史に刻まれるさ。生き残るモデルケースが高市早苗だよ、徹底的に勉強して官僚より政策通で自分で法律まで書けて秀逸な外交力がある。フランシス・ベーコンの『知は力なり』さ。女性総理がどうのこうのなんて誰も言わなくなったでしょ、国内でも海外でも。あたりまえだよ総理大臣に能力以外の何が要るの?」

「東さんのその主張が一貫していることはよく存じております。 20年前から変わりませんね」

「変わろうたって変わりようがないんだよね、だって俺はそれが真実だと思ってるからさ。ひと晩寝たらオリオン座の形が丸くなってましたなんてことないだろ」

「はい、自分も信ずるものはあります」

「まあ灘高で2番だった君の前でおこがましいけどさ、ご存知の通り俺は帰納法で考えるように生まれつき頭ができてるみたいだからさ、正確に云うと反証が見つかるまでは変わりようがないんだよね」

 

ご参考までに、こういう問答の末に、この極めて優秀な後輩は思いつきのわがビジネスプランを粉々にぶち壊してくれたのです。僕にとってのビジネスは共産主義の方と違って資本家が労働者から搾取して利潤を生み出すものではなく、いとも簡易な方程式なのです。それは常に正しい(というか、それが正しくないようなものはそもそもビジネスと呼ばない)から問題点はそこではない。式にくっついている係数が間違ってますよという指摘、それが本稿のタイトルである「今の子は憧れは憧れで終わり『推し活』する」だったのです。

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高市の法則

2026 MAY 6 15:15:59 pm by 東 賢太郎

「70%をキープしてきた高市総理の支持率がまた上がったぞ」

「ほんとだ、74.2%だ」

「見たことないなこんなの。普通は就任して半年もすれば半分ぐらいになってても不思議じゃない」

「そうだな。たしかに落ちてないだけでも異常なんだけどね、もっと特異な現象があるんだぜ」

「時間の問題じゃないってこと?」

「そうだ。敵が足を引っ張れば引っ張るほど支持率が上がるってのが前代未聞なわけよ」

「なるほどそういう感じはするね」

「確かに、オールドメディアは徒党を組んでネガキャンやっても支持率落ちない、文春砲に閣僚を狙い撃たせてもダメ。こんなの前代未聞だ」

「超短命だったイギリスの女性総理トラスの二の舞と印象操作したり、理屈も分かってないトリプル安だとかアホが透けて見える安っちいネガキャンやってたよな」

「それが安っちいって気づいてねえんだ。それだけでバカなのに、全然支持率落ちないから恥の上塗りだ。やればやるほどお里が知れて誰も読まなくなるけどな」

「あまりにびくともしないんで恥も外聞もなく嘘まで垂れ流しだした。自虐行為だ」

「嘘も100回言えば真実って左翼が得意なやつのつもりだろうけど、なにやらジハードみたいに危ない域に入ってきたぞ」

「そうそう。公正中立のメディアのはずが、追い詰められて野党の機関紙みたいになってきたぜ。そんな新聞に金払って誰が読むの?」

「そこまでして下がるどころか74%にアップ。国民の4人に3人が支持してるって凄すぎねえか。こりゃあメディア死刑宣告だな」

「でもなぜなんだ、あのトランプだって支持率激下がりなのになぜ高市だけこんなに強いんだ?」

「分からないか?」

「??」

「逆風を受けると上がる物があるだろ?」

「??」

「これだ」

「凧は逆風で上がる」

「なるほど。ということは野党とオールドメディアは渾身のネガキャンで逆風吹かして高市の応援団やってるようなもんだ」

「その通り」

「でもそんな政治家っていたかな?」

「いなかったよ。そうなっちまうほど異常な事件があったから異常なことになったんだ。あの汚い首を切ってやる事件さ」

「うんあれな、ありゃあ岡田がカマかけて高市に言わせた発言で言わざるを得なかったんだろ、領事も立場として」

「サラリーマンの悲哀みたいなもんかい」

「そうかもしれんとは思ってるよ、でも国民はそう甘くない。言っちまったものは消えねえし日本人は表だって騒がんけどみんな腹わた煮えくり返ってるぜ。うちのカミさんでさえ激怒だ、日本人を怒らせたら怖いんだぜ」

「そりゃどこの国だって普通さ。自分たちが侮辱されたと思う」

「それが平和憲法と敵国条項でOKと思ってる。おめでたいわ」

「国民感情を捨てろって言われてるに等しいからな」

「だな、日の丸燃やして無罪ってのも同類と思ってるぜみんな」

「そうか、だから高市なんだ。言われた本人が一番そう思ってる。それを7割の国民がテレパシーみたいに共感して応援してる。それならしっくりくる気がするよ」

「ああなるほど、もう『推し活』みたいなもんか。でも大事なことは、その感情と公約した政策に全く矛盾がないことだね。だから高市は命をかけても公約を実現してくれる。それは国と自分の為になる。彼女は私利私欲でなく信念としてそれをやってる。自民党は大嫌いだけど彼女は信じて応援したい。 7割の国民がそう思ってる。いささかもおかしな部分が無い」

「だろ。だから高市の足を引っ張る奴は国民感情を捨てる人間というレッテルが自動的に貼られる。これからますますそうなる。はっきり言えば国民を敵に回す。日の丸より表現の自由が大事でしょ、だから燃やしていいでしょってのはLGBT押し付けたのと同様に無理くりの理屈だろってね」

「なるほど。ならば高市支持は軍国主義でも何でもねえよ、どこの国民だって当たり前の正義ってもんだろ。ということは日本国民の3/4が高市は『正義の味方』だと思ってるわけだな」

「そうだ」

「じゃあ残りの1/4は『悪魔の手先』だな」

「おお、君は知ってるんだな鉄人28号」

「知ってますわい、♪ 手~をにぎれ  正義の味方 ♪ たた~きつぶせ  悪魔の手先 ♪ 」

「なるほど、高市支持は若者かと思ってたけど・・」

「いやいや実は鉄人世代にも絶大な人気らしいぞ」

「そうか、高市官邸は鉄人みたいに暴れろってことか」

「そりゃそうさ、悪魔の手先がいっぱいいる自民党にそんなことできるわけねえからな。だって政権支持率は7割なのに自民党の支持率は3割なんだよ」

「俺も自民党は今でもフタを開けると腐臭がすると思ってるぜ」

「だよな、安倍暗殺から急に腐った」

「俺はLGBTで岸田に怒って参政党に入れたクチだよ」

「高市が潰れたら自民党はまた3割の政党に戻る」

「当然だろ。有史以来最高峰の不人気だった石破の置き土産で苦労したのが過半数なしの参議院の予算折衝だった。あーなると自民の腐敗勢力と野党がつるんで抵抗勢力になる」

「党内で足を引っ張ってる奴ら、バカだね、自民党ごと凋落して自分も落選だ。これほど自分が見えてないって信じ難いね」

「てめえらが獅子心中の虫ってことが分かってねえわな」

「そんなきれいなもんじゃねえ、ダニだよダニ」

「だよな、でもこいつらは自分が獅子で高市がダニと思ってるんだ。バカもここまで来ると救いようがねえわ」

「全部まとめて国会から駆除してほしいな」

「いくらなんでもそりゃ官邸にはできねえ。でも間違いなく国民が次の参院選で切るけどな」

「当たり前だ。金曜日は反対だけど月曜日なら賛成なんてわけのわからんこという奴は問答無用で落とすんだ」

「あったあった、ありゃイジメだった、野党とつるんでな。忘れちゃいかんぞ」

「こいつら政策より党利党略が優先するんだろ?国民の事なんか何も考えてねえ証拠だ。これがダニでなくて何だ?」

「いいか、例えばな、会社が金稼げるかどうかは経営者で決まる。その経営者は人間で決まるんだ。人柄でも家柄でも学歴でもねえ、人間だ」

「人間と人柄はどう違うんだ?」

「人柄は作れる。人間は作れねえ。体育会でゴルフのスコアごまかすような奴は他人の見てない裏で何するか分からんてことだろ、だって現にそれやったんだから。味方を後ろから撃つなんてわかってることだ、人間は死ぬまで変わらんから」

「確かにいい人ぶってりゃ人柄いいって言われるもんな。そんなんでまともな人間とは言われねえもんな」

「例えばな、株買うって命の次に大事な金預けるってことだからな、経営者の人間を真剣勝負で見抜くってことなんだ。政治家も同じだ」

「だよな、日本はもう平時じゃないよアメリカの核の傘なんて嘘っぱちだしな。こんな時に口先だけのへっぽこ野郎が総理大臣なんて国ごと自殺行為だ」

「高市は軍国主義者だ、危ない、怖い、なんて青筋立てて騒いでる野党のおばさん、あんたらの顔の方が俺はよっぽど怖いぜ」

「まあ連中はあれが売りの芸人だから大目に見たらどうだ」

「そうだ、俺なんか次の出し物は何かなあなんて楽しみだけど」

「まあお前らは株式投資はやらんことだな」

「だけどさ、いじめればいじめるほど高市は支持率上がるって凄くないか?ありえないことが起きてマジック見てるみたいだ」

「だよな、野党はどうせ芸人だから食ってけるけど事業体であるオールドメディアはそうはいかない。もう袋小路だ。どこかで降参して高市を持ち上げざるを得なくなるんじゃないか?」

「いい質問だね、 NHKやTBSや朝日や毎日がそれやったらどうなるかってな」

「絶対それは無い。だってレゾンデトルなくなるだろ公正中立の真のメディアを捨てたんだから。もはや高市不支持の3割という小さいパイの奪い合いで生きてくしかない、それに見放されたら潰れるしかねえ」

「そうかな、心入れ替えましたってダメかな」

「人間っていうのは変わらないんだよ、そう言っただろ。メディアを捨てた奴はもう戻れねえし戻ってもすでに国民に見透かされてるから二度と信用されない。社説をご都合で変える報道機関など生きる道はない。つまりもう大手飛車取りなんだよ」

「そうかじゃあ野党もオールドメディアもこのまま高市おろし軍団として、支持率上げる貢献をするしかないんだな」

「そのとおり。ということは実は高市政権のエサ、栄養分になるということなんだ。映画『マトリックス』覚えてるか?」

「ああ、進化したAIが人間をカプセルの中に閉じ込めて仮想現実を脳内で見せて飼っておき、エネルギー源として利用するってやつな」

「そうだね。野党もオールドメディアもそういう役割で定着するだろうな。まあそうは言ってもこいつらは政権にとってたいした害はない、あるのは自民党のダニだ」

「よく理解したよ」

「俺もだ。ということは高市さん、早くダニスプレー撒いて駆除せんといかんね」

「でも参議院選挙までまだ時間があるな」

「それは国民の審判という意味だ。でも総理総裁には人事権というものがあるよ、公認しないって脅しも使えるね。国民が支持するからそんなもん躊躇する必要なんか全くない、委細構わずこの剣を抜くんだね、長年ぬるま湯で勘違いしまくったジジイどもを動かすにはそれしかない」

「できるかな」

「できるさ。くだらないジジイの飲み会なんか行かない人だ、何のしがらみも私情もないだろ。文句あるなら消えてくれで終わりだよ。法律を自分で書けるということは役人以上の知識がある上に強い頭と根気の持ち主だ。しかも、外交場面を見てみれば、その手の人間にはとても出来ない「人たらし」がめちゃくちゃうまい。天性のものがある。ビジネスマンとして俺が断言する、ビジネスをやっても超一流だ。政治家にそんな人間はいない。ということはこんな事が出来る総理大臣はいなかったし、今後も出ないから国民としてはやるべきことは全て彼女にやってしまっていただくしかないのだ。身は綺麗でハニトラ、マネトラの隙も一切ない。盤石だ。公約実現という唯一の目的を達成するため人事という冷徹なツールは思いっきり使えばいい。マーガレット・サッチャーは頭脳が理系で鋼のような強い意志を持った人だった。高市総理は匹敵すると確信する。

それもこれも、いじめられればいじめられるほど人気が出てパワーアップする現象が根っこにあるからできる。契機が国民感情を毀損する侮辱行為だから、日本人のプライドの根底に関わっており、何があろうと人気は絶対に消えない。 4人に3人の日本国民はファンであり、自分が推している彼女をいじめたりおとしめたりする相手は即座に敵と認識する。従って戦っても勝ち目は全くなく、やればやるほど疲弊して自分の身を滅ぼすだけである。他のいかなる人間にもこの武器はなく、すなわち彼女に固有の現象であるから競争相手はいない。俺はこれを『高市の法則』と呼んでる」

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トランプの米国民向けスピーチ

2026 APR 2 13:13:21 pm by 東 賢太郎

トイレで目が覚めた。困ったもんで最近2、3回はおきる。時計は午前4時過ぎだ。そういえば10時にトランプが国民に向けスピーチするんだっけと目がさえてしまった。そこでたまたま開いていた「イリアーヌ・イリアス」のコメント欄に書いた。

『NATOにブチ切れているトランプは明日、米軍は 2~3週間で軍事施設を徹底破壊して引き上げる、核開発は潰したからもうアメリカは関係ねぇぐらいぶつんだろうか。ホルムズ海峡は狭い箇所の幅が33kmで瀬戸内海なら今治と本州の間ぐらいだ。海賊が残ったら安全運航は無理、イランは通行料3億円ぐらい取ると放言する。ホルムズ海峡が重要である中国が出てくる。中間選挙で農家が重要な票田であるトランプは「好きにさせてやるから米国産大豆を2500万トン買え」ぐらい習近平とディールしてもドンロー主義に矛盾なしだ。これは日本にとってやばい結末で、米イ共に手を貸せず、切り札のディール材料もなく、安保理常任理事国の立場でうまく収めれば米国は西半球、東半球は中国の棲み分けが現実になるかもしれない。

軍事の話になれば憲法を奉って平和だけ祈っていれば安全ということにはならない。ウクライナを見れば世界がそんなお花畑でないことは一目瞭然である。原油を断たれて経済力が落ちればますます安全が脅かされる経験を我が国は80数年前にしている。少なくとも憲法9条改正だけはしておくべきだったが現行憲法下でできるのは専守防衛だけだ。防衛予算はGDPの何パーセントが適切という机上の議論も大事だが、何を持っておれば国民の命が守れるかというギリギリの現実から積み上げた数字がそれを決めると考えるべきだろう。私見では核保有がベストであるが、できない以上トランプと交渉して原潜を買うか貸与を受けること、及び防衛装備品の質量の拡充がセカンドベストではないか。NATOは英仏が核保有国であることがトランプに何を言われようが屈しないカードである。』

スピーチを聞いた。こともあろうに・・。

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誰の文章を読むかで人生が決まる

2026 MAR 28 0:00:56 am by 東 賢太郎

この業界に入って長いせいかいろいろなリレーションが折り重なって、ディズニーやネトフリに繋がるアメリカの連中とパートナー契約を結んでいる。ソナーは米国の売れっ子IPを単独で日本に持ってこれる。どこにお話しするかは僕の勝手だ。もちろん売上げ兆円単位の企業様にである。

証券マンというのは黒子であってどの業界の専門家でもない。しかし33業種おしなべて知ってるというのはけっこう利点だ。あとは英語だ。英語ができる人はごまんといるが、英語で株を売ったことがある人はまずいない。何語であれ株が売れれば売れないものはない。

それは未来を売ることである。先のことは誰も知らない。当の会社の社長だって知らない。だから「仮説」を売ることに他ならない。為替やゴールドと違って上場企業には会計監査を経て信頼できる内在的な価値を示すデータがあり、開示義務があるので一定範囲はほぼ入手できる。だから仮説構築力の勝負になる。

仮説構築は科学だ。例えば太陽に黒点が出る。長年観測して「その増減は11年周期」と仮説が立つ(なぜ仮説かというと理由がわからない)。来年はこうだろうと一応の根拠ある予測はできる。数学でいう帰納法である。しかし日本人で株式投資をそう理解している人は極めて少ないと思われる。

まず日本人は帰納法の使い手が少ない。だから大胆なイノベーションが起きにくいのかもしれない。使い手かどうかは仮説の矛盾(ハズレ)が出た時の反応でわかる。信者には事件だがそうでない人には「世の中そんなもん」で終わり。そういう人は万事にそんなもんで終わるから思考の経験値が累積しない。

投資で勝つ鉄則はないが負けないそれはある。ゼロにはできないから減らす。数は減らずとも度合いは減らせる。しかし「この方法」の欠点はいつ勝つか不明なことだ。だから運用者に「期間」の縛りをつける(IRRという)。 一部の運用者は経営者に対する株主権行使で期間を短縮する(アクティビストという)。

「この方法」のことをバリュー投資という。上場企業のデータ開示義務は100%ではない。その比率が低い企業の株はリスクが高い(仮説と結果の誤差の絶対値をリスクという)。経営者の能力は外部からは不明だ。不明なものは仮説値の計算には入れない。ということは0(ゼロ)と置くことになる。

能力0の人が経営すれば会社は潰れる。その結果の1株当たり資産(解散価値という)が高い株を買えば最も安全である。それより株価が安ければ全部買う(M&Aという)。経営力(グロースという)より資産(バリューという)を信じる。その優劣は定かではない。宗教とは呼べないので業界では投資哲学と呼ぶ。

大勝を狙うか不敗を狙うか。僕は後者である。本塁打を狙うと三振も増える。10対0でも1対0でも1勝。意味のない余分の9点を取る練習でアラを増やすのは愚者だ。0に抑える練習はアラを生まず1点取る確率は高い。受験も合格最低点を取ればいい。キープするには結果の誤差の少ない得意科目を磨く方が確率は高い。

皆さんの人生における所得の意味は何か。最低限、死ぬまで食うことだろう。労働はAIに任せて人類は遊んで暮らせると思い進化させたら逆にAIの奴隷、肥料になってしまった。映画MATRIXだ。そこで救世主が出てくる。いや出るはずだがそれは誰だとなる。聖書を信じると帰納法になる。

GAFA創業者全員が「大事なのは数学と哲学」とダボス会議で語った。日本の大卒でこの両方が得意と胸を張れる人が何%いるか。日本には数学者も哲学者も数は多いだろうが「1人で両方」のコンビネーションこそに何らかの価値がある。だから彼らはGAFAを生んだ。そう考えるのも仮説構築である。

それができる人はダボス会議にはたくさんいただろうが国民全体ではそうはいないだろう。「そういう思考回路を持ってるか否か」の差だ。そしてその回路のことを本稿では哲学と呼ぶのである(投資哲学のそれ)。「その有無」と、「ダボス会議出席者と国民との平均生涯年収の差」には高い相関関係があろう。

ではその回路を得るために何を勉強すればいいのだろう。数学と哲学だ。しかし日本にも微積ができてカントやヘーゲルを読んだ人はいくらもいるがGAFAは日本にない。だからコンビネーション仮説が重要だ。僕の理解ではブリッジをかけるのは経験とインテリジェンスだ。それを得るにはどうしたらいいか?

読書だ。文章を読まなくてはいけない。動画の時代になったが視覚情報はインテリジェンスの構築にはあまり影響しない。文章はロジックであり骨の髄まで入り込む。ショーペンハウエルは読書をすると馬鹿になると否定し、他人のロジックの模倣を戒めている。しかしそれは彼の頭脳が他人より高性能であるゆえだ。

僕が速いと思っているのはできる人の文章をたくさん読むことだ。その人の思考を模倣でなくシミュレートするのである。僕は例えば清少納言、夏目漱石、三島由紀夫、ラロシュフコー(翻訳)がシミュレーターになって成長したと思っている。あくまで思考回路でコンテンツでなく、それはより文体になって現れる。

教育はある意味恐ろしいと思うが自分は法学部的人間で文体もそうだ。同門の三島のくっきりした文体に同じ臭いを感じる。ああいう人生にならないように清少納言姉さんが中和してくれてる。春とくればふつう桜だが、あけぼのとくる。それもロシュフコーのキレのいい辛口も、自分の哲学を育む経験値となってくる。

法学部的合理主義者なのに「春はあけぼの」が平気。ロジックはゼロ。なぜときかれても説明できない。ひらめきでもない。そう生まれついてるとしか思えない。春はあけぼの的人間なのであり、清少納言さんもそうだったということに過ぎないのだ。クラシックで好きな曲を探すのも同じ事をしている感じがする。

証券マンに戻ると、法学部的合理主義者には最もお勧めしない職業だ。朝に買った銘柄を午後売れということもあるのは相場というあばれ馬を乗りこなす術で、これは春はあけぼの的人間でないとできない。でも嘘を言ったわけでなく、正真正銘そういう人間だからだろう、お客様はみな分かって下さった。

ディズニーやネトフリという大型エンタメコンテンツの価値は理屈ではじけない。かつて扱ったこともないからこの仕事は老境に至ってのチャレンジだ。しかし春はあけぼのは僕の本来の姿かも知れず、いよいよそっちの本能全開で勝負できるときが来た。こう考えられるのが実は春はあけぼの人間の定義なのだろう。

今日健康診断でカルテの「71歳」を眺め、「先生これ誰のですかね」ときいてしまったが、理由はそこにあるかなと苦笑した。

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『黒猫フクの人生観』 (第十二話)

2026 MAR 23 22:22:04 pm by 東 賢太郎

僕が天国に来てから5ヶ月近くなったよ。ずいぶん慣れたし勉強もたくさんしちゃったよ。だってここには世界的に有名だった人がたくさんいるんだ。アインシュタインさんもホーキングさんもしばらくいたし、この前はポリーニさんとブレンデルさんのピアノリサイタルがあったんだ、すごいでしょ、主人が悔しがるだろうね。みんな昼間は大きなホールにきてお喋りしたり外に出たりしてくつろげるんだ。エレベーターで上にあがると100階まであってそこが魂さんたちの住居になってるんだよ。僕もそこにいるんだ。衣食住が足りて居心地いいから皆さんなかなか生まれかわらないらしくて、最近ちょっと天国の幹部の神様の間で問題になってる。でも、前世はすごく偉かった人たちが仕事しなくていいし、暇だからいつでも勉強や仕事のことを教えてくれるんで僕にとっては最高なんだ。なんかずっといたくなっちゃうね。

魂になると地球はいつでもどこでも自由に見れるんだ。ドラえもんより便利だよ、だってあそこが見たいって頭の中で考えるだけでその場面が出てくるから「どこでもドア」も要らないんだ。毎日主人を見てるんだけど高市さんがトランプに会ったのも見てたよ。うまくやったよね、女性からハグされて嬉しくないオスなんて猫界だっていないからね。主人はトランプ支持者ってことになってるけど人としてあまり好きなタイプじゃない。なぜ支持かというと、分かりやすい人間のタイプなので相場を張ってる主人には有利だからなんだ。悪党だったベネズエラの大統領には同情しないけど国民にはしててね、だからWBC世界一は感激してたよ。イランもね、大学の夏休みに1ヶ月アメリカに短期留学した時にイラン人の女の子がいたんだ。まだ片言だった英語で話したりして楽しかったんだね、だからイランは好きなんで彼女どこでどうしてるかなってちょっと悲しい思いしてたんじゃないかな。中国、韓国だって大好きだよ。どっちも仕事で行ってるし知り合いもたくさんいるし、嫌な思いした事は一度もないって言ってる。持ってる名刺のせいもあったと思うけどそういう日本人もあまりいないかもしれないね。逆にアメリカは2年いてお世話になったけど不愉快なことも山ほどあって、いい人もクソみたいのもいたって言ってたよ。

でもね政治は別なんだ。オバマが世界の警察やめますって言ってからNATOのヘタレがバレてロシアが動き出してね。トランプ支持のキリスト教福音派は終末論を信じる人たちでユダヤ人の国イスラエルのシンパだから中露がくっつくとトランプは都合悪いんだ。だって中は露の油買って元で払って油のドル決済システムを崩そうとしてる。露は元をドバイでドル転してるしイランは中露派だからね、だからペルシャ湾はキモイっていう背景もあるんだ。ベネちゃんを襲った口実はギャングと麻薬だけど本音は油を元で売ってたからさ。ドル覇権の保全だよ、だって金本位制やめてから油はゴールドの代わりなんだ、それが崩れればドルなんてただの紙っぺらでアメリカ合衆国もおしまいさ。イスラム教シーア派のイランとは宗教戦争だからイスラエルは全員殺すまでやる気満々でとてもややこしいけど、アメリカにとっては覇権戦争でもあるからもっと根深いよ。でもそれで長引くとアメリカ経済はインフレで破綻してトランプ人気はボロボロになるから本音じゃ早くやめたい。でもネタニエフに逆らえない、エプスタインで脅されてる、まあ色々あるけど怖いのは福音派さ。選挙落ちたら終わりだからね。普通の人なら気が狂うね、さすがのトランプだって死に物狂いだよ。

まあね、日本人としていい悪いはあるけど高市さんの登場はトランプにとって一服の清涼剤にはなってる。それをわざわざ悪い方にとって媚び外交とか批判してる連中の顔見ると、そんな芸当できっこない幸の薄い嫉妬女やもの悲しい無能男の「あぶり出し」大会だ。日本人の美徳である「恥」って感性ないのかね。外交は誇り高くやっても結果が出なきゃ何の意味もないんだよ。トランプは荒っぽい男だけどしっかり石破の無能につけこんで80兆円も金せしめたよね。アメリカ人がそれ下品だって批判してるか?逆にそれをちらつかせてコチョコチョくすぐってトランプうまくころがしてる高市姉さんが一枚上手っていう賞賛の声が韓国ですらあがってるし、天国じゃ姉さん大人気さ、だって老齢まで生きて人生の酸いも甘いも知り尽くしてるツワモノの魂さんがわんさかいるんだからねここには。

ところが、僕も仰天だ、ホワイトハウスでそれをぶちこわしてトランプに馬鹿丸出しの質問したあのアホ、あれはさすがに猫でも最下層のアホだ。主人はネットで見てそりゃあトランプもムッとするわなって激怒したんだ。テレ朝の記者だかなんだか知らねえけどよそんなもん、誰なんだあいつはってさ、凄い剣幕だ。

『なぜ事前に教えてくれなかったのか、私たち日本人は非常に困惑している』?ぜんぜんしてねえよ、おめえだけだよそんなのは。日本中が困惑したのはおめえのオツムのほうだよ。「ちょっとあの人最悪ね、みえみえで高市さんの足ひっぱってるじゃない」。怒ってる。女性は鋭い。でも主人の奥さんふだんは温厚なんだ。ほんとだね。主人があいずちをうった。戦争に死に物狂いのトランプが日本人の困惑なんて気にしてるわけねーだろ、そんなの世界どころか宇宙の常識なんだよ。そもそもスパイ防止法もない情報ダダ漏れの日本に「明日爆撃だ」なんて言うわけねーじゃんかアメリカの議会にすら言ってねえのに。ここまで壮大な馬鹿みたの50年ぶりだよ。歴史的だよ。総理大臣が横にいるのにアメリカ大統領の前で「私たち日本人」?記者の分際で何様なんだお前、いつから俺たち日本人の代表になったんだ言ってみろよ。そもそもこういう地頭の弱いやつをよりによって国運をかけた場に出すなよ。日本の転覆を図ってんのかよ。出したやつ誰だよ、テレビにツラさらせや覚えとくから。へたしたら日本の若者の命がかかってくるんだよ、責任取れや。お前ら同罪だオールドメディア。

おもいだしたよ、普段はやさしい主人はね、そういえば東映の任侠映画ファンだったんだ。かつてない激怒だこれ、くわばらくわばら。まあ僕は日本人じゃないけど日本猫だからさ、わかる気はしちゃうんだよね。

アレは不意打ちが成功したことにすべてがあるんだ。それで一気に乗りこんでディスコムボビュレーターぶっぱなすと護衛兵が目と鼻から血をふいてバタバタ死んだ。映画MATRIXの世界だね。それで世界の悪党の親玉がビビって次は俺かとおとなしくなって、核抑止力にもなってるんだ。だから日本にはありがたい。こんなの世界のインテリの常識だよ。だからロシアも中国も大っぴらにイランを助けないんだよ。じゃあトランプが世界の大王でいいかって、それは分からないさ、アメリカに特効薬打っただけだからね。でも福音派は真剣に救世主を待ち望んでるからね。トランプがそれってのはありだし、そのためにはトランプは実績で目にものを見せなくちゃいけないんだ。高市さんは核保有は許さねえってイランをぶっ叩いたトランプに「あなたしかできない」って言っちゃったからね、とすると日本にそれ許しちゃう理屈が立たないねしばらくは。何兆円かけてもいいから原潜2隻ぐらい欲しかったけど、それよりも訪中の前にうたなきゃいけない手はうったってことだね。ならばこれで十分。大成功だよ。クソくだらない参議院の質問で睡眠時間削られちゃったのかな、主人は参議院なんか丸ごといらないって言ってるけどね、僕もそう思ったよ。とにかくお体にはくれぐれも気をつけてご活躍ください、猫ながら健康を祈念しております。

高市首相とトランプ大統領の首脳会談を全体として「評価する」は69%で、「評価しない」の19%を大きく上回った。高市内閣の支持率は71%(前回2月18〜19日調査73%)で高い水準を維持した。不支持率は20%(同17%)。これをストレートに報じた読売新聞は、まあ、朝日よりまともだね。

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科学技術は戦争で進化する(ドローンの展望)

2026 MAR 17 16:16:06 pm by 東 賢太郎

なにやら物騒なタイトルになったが、それは事実だ。

コンピューター、半導体、インターネット、GPS、ジェットエンジン、トラック、航空管制、原子力発電、合成ゴム、抗生物質、電子レンジ、ペニシリン、腕時計、缶詰、医学全般

これらは軍事用として開発され、のちに民生用に転じて発展した。いまリストに加わろうとしているのがドローンである。

ドローンの民生転用で何がおきるか。モノとヒトの近距離輸送である。ヒトの前にモノ(物流)が来る。ヒトまで行けば「タケコプター」になる。実はこのストーリーはだいぶまえに徳重社長からお聞きした。この人は単身サウジアラビアに飛んで、コンペに集まった世界のドローン企業50社から1社だけ選ばれて投資を勝ち取ったツワモノである。僕も海外を飛び回った営業マンだ、彼のサクセスストーリーは日本のビジネスマンに勇気を与えると感銘を受け、即座にテラドローン社に投資をさせていただいた。2020年のことだ。

なぜ技術は軍事用で進化するか?国が巨額予算を投じてすぐ使って壊すから巨額の売上、利益がすぐに立つ。よって最高の人材が集まり、寝食忘れて全力投球する。企業が必勝の条件がすべてそろう。負けるはずがない。

武器輸出三原則の緩和が経済効果大であることは輸出の増加や製造する企業の利益になるという短期的視点もあるが、技術進化による国防力の強化、および民生転用が内需を増やしてGDPにプラス効果があり国民生活向上に資するという長期に持続するメリットも大きい。戦争は人殺しだ、それに手を貸すのかという批判もあろう。ごもっともではあるが、国は経済力でも戦争をしているのだ。そこで負け続ければ国のクレジット(ざっくりいえば国力)が落ち、為替は売られ、国債も売れなくなって金利は上がり、国民生活は窮乏する。さらにいうなら外交でなめられ、へたをすると攻め込まれて国土を奪われる可能性すらある。

これまでドローン市場は中国の独占であり、米国ドローン市場の76.1%をDJI社が占めてきたが、米中関係の影響でそれが分散し日本企業にチャンスが回ってくるかもしれない。ちなみに、このたびのWBCの敗戦を見ていて思ったことがある。サムライ史上最高のチームでもわずかなホツレがあればつけこまれて負ける。国を背負った戦いは何事もそういうレベルなのだ。

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高市総理の施政方針演説で思い出したこと

2026 FEB 22 8:08:12 am by 東 賢太郎

野村証券、みずほ銀行、みずほ証券と大手金融3社の部店長会議のひな壇で業務に関わるスピーチをさせていただいた人間は日本広しといえどもたぶん僕だけでしょう。部店長会議は年に2度ほど社長、役員、部長、国内外支店長の全員が東京で一堂に会する大経営会議であり、各部門の長、担当役員、そして最後に社長がその年度なり半期なりの経営指針や数値目標を部長職以上の全員に徹底する重要な場です。なぜそんなものを思い出したかというと、高市総理の施政方針演説をきいていて「なんか話が似とるなあ」という気がしたからです。

野村ではスイスの社長として話しましたが、みずほに移籍して銀行でやった時のことはとても印象に残っています。企画室の方から銀行員はエクイティ・ファイナンスは慣れてないので具体的に話してくれと大まかな指示があり、会場に行くと客席の方はぎっしりで、高輪の研修センターで広々したスペースであった野村とは明らかに空気が違いどこか殺気立ってます。 3~40分ぐらいでしたか証券業務とはなんぞやを皮切りに投資銀行業務について思い切り元気が出るような話をぶちあげたわけですが、びっくりしたのは皆さん学生みたいにノートを取っておられる。こっちは人生一度も原稿を読んだことない人間だから即興であり、わあこれが銀行か、大変な所に来ちゃったと思いました。銀行と証券はそれほどカルチャーが違うということでもありますが、 2005年当時、メガバンクグループが証券会社を通じて株式業務のシェアを大手証券から奪取せんと壮大な機運が盛り上がってもいたのです。みずほグループはもともと興銀、富士銀、第一勧銀で、法人業務のコーポレート銀行が引受やM&Aというホールセール業務(インベストメントバンキング)を行い、頭取の号令一下で「利益率の高い株式に全力傾注せよ」という銀行員にとっては耳慣れぬ別種目の戦場がトップダウンで設定され、僕でなくてもよかったんでしょうがそれを率いる部門の統括部長として野村のエクイティ系の人間に白羽の矢がたったようです。僕は本社のポスト部長でしたし辞める必要もなく給料も大差なく、野村は今だって大好きな会社なのですから、どうしても必要だと言われエアポケットにでも落ちたかのようなあの一瞬でなければ移籍はありませんでした。行ってみるとはからずも古巣の最強の軍勢に立ち向かう新興国の将軍のような立場であり、おおいに複雑な気持ちはありましたが、銀行から証券にグループ内で移籍してきている新しい大勢の仲間が頼りにしてくれているという「7人の侍」になったような義侠心が勝り、何よりみんなで力を合わせて高いところを目指そうという夢と希望にあふれた環境はそれがどこであれ生まれつき大好きな性分なので、結果としてそれなりの戦果をあげました。即興スピーチが銀行サイドの皆様にどう響いたかはわかりませんがなんとなくの反響はあり、翌年のことですが、株式引受実績ゼロだったみずほ証券が野村、ゴールドマン・サックス相手に業界を揺るがすジャイアントキリングを演じて日本航空の1,500億円の株式資金調達のグローバルコーディネーターになったことで少しはお役に立てたかと思います。ちょっと専門的でお分かりにならない方が多いと思うので例えますと、国体のメダルもなかった選手がオリンピックに出て金メダルを取った感じです。

高市演説の何がそんな太古の記憶を呼び覚ましたんだろう?もういちど聞き直してみると「投資」という、かつての総理の口からあまり出た記憶のない言葉が高らかに登場しているのです。これだと思いました。成長戦略と危機管理という重要分野においての話なのですが、何より経済成長と国内投資の因果関係にまで政権がふみこんで語ったのは前代未聞ではないでしょうか。それがなぜ画期的かというと、日本ではこれだけ株が上がっても投資というものは一般の方々には縁遠く、昨年の東大のクラス会で「株を持ってる人は」と挙手を求めるとなんと5、6人しかいない。中国なら同世代でも多分半分以上が手を挙げます。予想はしていましたがどっちが共産国かと目を疑います。ですから、その風土の中で「投資しないと成長もなくてあなたの給料も増えません」て言われてもねと国民にそっぽを向かれる懸念もおおいにあったと思うからです。さらに、「食料品の消費税2年間ゼロの財源は経済成長による税収増です」しかも「単年度会計ではなく複数年で」となる”責任ある積極財政” が旗頭となると、財務省は仏教からキリスト教に宗旨替えを迫られるほどの大騒ぎでしょう。そこを突いたのか忖度したのか、「高市さん失敗したらどう責任取るんですか?」と芸人に詰め寄らせるTBSなる民放テレビ局が登場してくる。緊急事態宣言の岡田議員と酷似した手法とも思えます。もし総理の口がすべれば言質を取ったことになり、財務省が減税を断念させる裏シナリオでもあれば、できなかったから約束守って退任してくださいと左翼系メディアを動員して盛大に足を引っ張れるわけです。

仮にそうであったとすれば陰湿です。我が国の伝統的な美意識である「正々堂々」の真逆であって、まともな日本人の神経を逆なでする悪意に満ちた毒がテレビを通じて国中にまき散らされ、世の中が暗くなります。かような、他人を引きずりおろさんとする誰も得しないルサンチマン(総理は「縮み志向」と呼ぶ)が我が国を覆いつくすことになる震源がいつどこにあったかというと、 1997年前後にバブルの後始末の責任問題が大蔵省(当時)に飛び火して霞が関、国会を巻き込んだ大騒動に発展し、複数の金融機関が倒産ではなく江戸時代もかくやのお取り潰しになり、合従連衡が有無を言わさず進み始めたころの東京でしょう。聞こえはいいが、潰せない銀行の存続をかけた公的資金注入とセットですから経営に足かせもつき、前向きな気運など出ようもなかったのはよく理解できます。1997年11月に「財政構造改革法」が成立してプライマリーバランス黒字化が法的な目標として明確化され名前を変えた財務省が緊縮財政主義を採ったことは、バブル崩壊後の景気対策で国債発行が急増した財政のアンバランスを健全化するという理由があったのですが、以後もそれがなぜか金科玉条となって堅持され、財政拡大を阻み景気回復と成長の芽をつんできたという批判にさらされていることは周知のとおりです。法律がある以上役人はどうしようもありません。それを改正しない国会議員がだらしなかった。だから高市総理が立ち向かおうとしてる、そういう図式です。

当時、僕は香港にいて当事者ではありませんでしたが、役所にメスが入った非常事態の中、東京から日々はいっていた情報によれば銀行も証券も激震などという生やさしいものではなく、人が亡くなったり大勢が職を失ったり、その陰でおそらく政官財界のいたるところで影日向に行われていた生き残りへの阿鼻叫喚が国も人心も蝕んでいたのです。結果として、その刹那は誰も気がついていませんが、この大騒動は後世に「失われた30年」と呼ばれることになる妖怪の卵を密かに産んでいたのです。国にお金という血液を供給する財政と金融の本丸にそれが生まれ、人の心の中にまで寄生して蠢きだした影響は各所に甚大でした。国はデフレの病に冒され、需給ギャップが広がり、マイナス金利でも投資は枯渇し、経済の活力は削がれ、GDPも成長率も先進国で劣後し始め、賃金上昇は滞り、若者の未来は閉ざされ、日本人の人口は減って移民問題の遠因となってきたのです。ひょっとして縮み志向の病原菌を垂れ流すこのエイリアンを退治することが総理がど真ん中におきたい目的だったのではないか、だから投資と成長という言葉に魂をこめ、その起爆剤なくして起こりえない真の資本主義的マインドの回帰をめざし「日本列島を、強く豊かに」という言葉で明るい未来を有権者に訴えたのではないか。そう感じたのが本稿執筆の動機であります。

日本国の金融の総本山であるメガバンク3行の合従連衡で生まれた「みずほフィナンシャルグループ」とはいえ、誇り高い野村証券の人間であった僕が移籍する確率は2000年に帰国するまではゼロです。そこから3年あまりでその決断に至ったわけです。何が起きたのかを書きます。東京に帰って見た野村證券は経営陣のみならず社員も末端に至るまで士気をそがれていたと思います。著名な大企業が潰され、全員が職を失うのを目の当たりにしたのですから無理もなく、金融界は上から下まで無意識のうつ病状態にあったと言って過言ではありません。そんな中、僕はエクイティ企画室長を拝命し「チャイナ・オポチュニティ・シンポジウム」なるものを企画・開催しました。これからWTO加盟で貿易開国して急成長する前夜にあった中国への直接・間接投資は日本企業、投資家への強力なカンフル剤になると同時に、おりしも2001年に発足した親米の小泉内閣の下で日本市場でプレゼンスを急拡大していた外資系証券に対して野村が放てるカウンターパンチになると考えたのです。僕が現地でヘッドごとスカウトした約50名の元クレディリヨネのアジア株チームは丸ごとそのまま世界のどこにでも通用して利益を上げる能力を持っており、これを最強である日本株チームと融合すれば外資系に負けるはずありませんでした。このシンポジウムは中国への進出の戦略的重要性と具体策を3日間のダボス会議スタイルの多角的なセッションを通じてご説明するもので、京セラの稲盛会長が趣旨に賛同して基調講演を引き受けて下さり、各業界のトップ企業を含む約千社が参加され盛況となりました。ここで開示したコンテンツが1997年から2年半香港社長をつとめさせていただいて僕が得た知見の集大成であり、この戦略は世界の同業他社より先見性があり時宜を得ていた事はその後の中国経済の急成長をご存知であれば書くまでもないでしょう。株式投資という一側面だけ見ても、その時点で買っておけば何十倍にもなった銘柄が続出しています。

しかし、その後に実際に中国進出して著名になった企業を輩出はしましたが、このシンポジウムの反響は収益という観点からすれば想定以下でした。企業社会への強烈なメッセージになると確信していた僕としては完全な期待はずれだったのです。原因は、いち部長に過ぎない僕の指揮では全社は呼応しなかったことです。つまり僕の力不足は明白だったわけです。しかし、言い出しっぺが誰であろうが、これほど確度の高い儲かる情報がありながら動かない証券会社というものに存在価値があるのだろうか?目の前をネズミが通ってもピクリともしない老猫のようなものではないか?と思ったのも事実です。僕が役員であればやっただろうというのも答えになりません。そんなものはもはやサラリーマン原理で動く感度の低い二流の証券会社であり、高給を支払って頭脳も感度もイニシアチブも一流の人間を集めている米系のトップクラスとは太刀打ちもできないでしょう。結論として、残念ながら「この会社は昔の野村證券ではない。従って僕の存在を必要としていない」となりました。これはまったくもって仕方ありません、年月を経れば会社は変わりますし僕も変わるのです。もしもいま新卒であれば野村を選ばないし、選んでも落とされただろうと考えたのです。その頃、おりしも2001年に発足した小泉内閣の下でゴールドマン、モルガンスタンレー、メリルリンチなど米系証券会社は日本市場でプレゼンスを急拡大し、証券界の勢力図は塗り替わりつつあったのです。僕は金を積まれても外人の手下になる気はありません。かたや興銀には東大・ウォートン同窓の気心の知れた友がおり、酒をくみかわす度に銀行系証券の戦略面、人材面でのポテンシャルは感じており、ドイツ、スイスの社長時代に来訪された田淵義久元社長から大蔵省がユニバーサルバンキング構想(ひとつの金融機関で銀行機能に加えて証券取引、保険の契約などが行える欧州型金融形態)を指向しつつある情報を聞かされてもおりました。 2004年の、僕にとっては人生最大事件のひとつであったみずほ証券への移籍に際しては慰留や叱責はなくむしろ多くの方々の賛意を頂きました。何をもってしても野村証券という素晴らしい会社に感謝すべきであることは論を待ちません。どこで働こうが、外資系の誘いを断ってきた僕として常に心の中心にあったのはまさしく「日本列島を、強く豊かに」でした。それを信じて欧米の投資家に日本株を買ってもらう仕事を誇りを持って早朝から深夜まで営々とやってきましたし、その中で多くのお客様や知人友人から教えを受けてもきました。「中国が他国の書いた契約書に署名するのは開闢以来2度目だ。 1度目は下関条約、 2度目がWTO加盟だ。それほどのことだと心得なさい」と教えてくれたのは香港財界の重鎮であり、そのおかげで確信を持ってシンポジウムが開けたのです。

ですから僕が支持しているのは高市さん個人というより、彼女の頭から出てきた政策であり、それが長年海外から母国を眺めてきた日本男児としてど真ん中のストライクだということです。野党がそれをボールだと言うならまだ分かりますが、どうせ負けるビデオ判定には持ち込まず彼女がピッチャーであることがいかがなものかという方向に持っていく。これは独裁国家の手法でしかなく、我が国の議会制民主主義を真っ向から否定してるわけです。自民党内にすらそれが189人もおり、その手先となっているのがオールドメディアです。ではメディアというものが本来は何かというと、内外のニュースや世情を迅速、正確に国民に伝え、国政を正しく導く民意形成に資すという公益性を持った存在です。欧州では15世紀に発し、18世紀には市民革命が起きる過程で世論形成に大きな役割を果たし、樹立された新政府においては自由権の一部として法的に言論の自由が認められるようになったのです。タイムズ/ツァイトゥング(時勢)、アルゲマイネ(普遍)、ミラー/シュピーゲル(鏡)という紙名がそれを物語ります。かたや我が国の「新聞」の発祥は江戸時代の「読み売り」(かわら版)であって、当然のこととして独裁政権である幕府の統制下にありました。共産主義革命政権やナチスのごとき独裁的政権においても統制下にあったことは同様で、「国民感情をしっかりコントロールする」(洗脳)目的で駆使するプロパガンダにおいて必須の道具だったのです。我が国は以上のごとく氏素性からして新聞は権力の統制下に置かれやすく、共産主義革命政権や独裁的政権の手法である洗脳目的で使われやすい性向があり、現在は左翼系の統制バイアスが強くなっていることが顕著に観察されます。さらに我が国の新聞社がテレビ局の大株主であるケースが多いことはクロスオーナーシップを禁じる世界から見て異常な状態であり、「権力の監視役」が「洗脳」に使われる国が市民革命にルーツを持つ西欧諸国の目から見てまともな国であるとは言えないでしょう。高市総理はかつて総務大臣でしたから電波法を熟知しておられるはずで、遠からず策を練られることを期待します。

我が国では投資というものは一般には縁遠いと書きましたが、エクイティの世界で人生を送りアメリカで教育を受けてきた僕の目には共産主義国家かと映ることが多々あります。共産国も投資はしますがするのは国だけです。マルクスの理論を否定する気はありませんが「ではGAFAMやエヌビディアが国家機関から出てきましたか?」(アリババやテンセントだって)という質問に答えられなければ正しいと認めることもできません。民間に利益追及の自由があり、それを求めて世界最高の才能・頭脳が集まり、熾烈な競争原理が働いて最高の価値が生まれ、それがまた投資資金を呼んで価値が増えます。これが「成長」と呼ばれるもので、お金という物差しで国全体で表して前の年と比べたものが経済成長率なんです。ちなみにエヌビディア社の価値(株式時価総額)は現在約4. 6兆ドル(710兆円)で、2025年通年の日本国のGDP(662.8兆円)を超えてます。日本人1億2,286万人が1年間汗水たらして生んだ総付加価値とほぼ同じお値段の株式がアメリカのナスダック証券取引所に上場しているのです。なぜ共産主義国がうまくいかないかは諸説ありますが、唯物史観を押しのける何らかの社会学的根拠があるかもしれぬと思わせる雄弁な事例として、1961年に人類初の有人宇宙飛行に成功する世界最高の科学技術を有していたソビエト社会主義共和国連邦という名の共産主義国家が、そのわずか30年後に自ら瓦解してこの世から消えてなくなったことが挙げられましょう。自由主義は貧富の差という好ましからぬ副作用を不可避的かつ予見不能的に伴い理論的な美しさは皆無ですが、共産主義はソビエト社会主義共和国連邦及びその影響下にあった衛星諸国において貧者も富者も平等に貧者にしてみせることで理論の正当性を見事に証明し、その美しさを失っていないのは評価したい。よってそれに共鳴される方は世界に5か国だけ現存する共産主義国家に移住を検討されることも人生を楽しむための一法でありましょうというしかありません。

僕は経済学部卒でないので、日本の学校で教わったことと、後に米国の学校で教わったことのイデオロギー的な落差を頭の中で消化するのにけっこう苦労しました。子供の頃から刷り込まれていた「金もうけは悪だ」という観念が消えてなかったんでしょう、野村に入って3年も経っていたのにそうだったぐらいですから卒業して官僚だけやっている法学部卒の方々の頭の構造というのはそこそこ想像がつくのです。知識量もインテリジェンスもマスとして見れば政治家より官僚がぜんぜん上ですから彼らの頭の構造が日本という国の形をストラクチャリングしてきたと見ていいと思うのです。その神輿に乗って政局だけやってる無能な総理大臣が続けば、僕の言葉で言わせてもらえば、日本がそこかしこの目に見えにくい局面で共産主義国的であることは不思議でありません。その目で高市スピーチを見ますと、これはご自身が書いたものに相違ない。官僚からこれが出てくるとは到底考えられないからです。血肉となった自らの文章で緻密に政策を書け、絶対の自信を持って先陣を切って実行できる。まるで企業の大経営者でありオーケストラの大指揮者です。総理であるなしに関わらずこんな政治家がかつて日本にいたでしょうか。世界が彼女の出現に驚き、多くがアジアにおける日本の方向性に賛同し、欧米の左寄りのメディアですら一部がポジティブに報道していることはまったくもって自然です。なぜなら正々堂々と戦った勝利は、右であれ左であれコモンセンスのある人はフェアに讃える。それが文明国というものなのです。

チャレンジという言葉も素敵ですね。目標のバーが高い場合にだけ使う言葉で、掲げているのは確かに日本を根底から変えるほど高いバーです。やらせていただければ懸命にやります、そうでなければ職を辞しますとして解散したのは、「何事もリスクはありますが」という、失敗も言下に想定したヘッジの類は絶つという武士道精神を思わせる決然とした宣言です。この宣言こそ「チャレンジしない国に未来はありません」というメッセージの頑強な礎石であることは子供でもわかるでしょう。国の為にそこまで腹をくくった人を前に大義があるのないのとクソくだらない茶々を平気で入れられるのは礎石を築いたことのない人です。まして、「そうはいっても何事もリスクはありますよね」と相手の前提を無視した前提に平然と立ち返るような人間と、あらゆる種類の知的な会話を行うことは世界中のあらゆる国で不可能であります。そんな無価値なものを、一国の総理大臣の身を切る血判状よりも芸人の思いつきの方が価値があるかもしれないと判断して放映するようなテレビ局に、国民の財産である電波を割引料金で使用させている理由がどこに存在するのか、国会議員は国民の前で討議すべきである。こういう人たちはまともな教育を受けた日本人じゃないなという感覚を禁じえず、皆様の大切なお子様やお孫様にそうした局の番組は見せないことを心よりお勧め申し上げるしかありません。

このままじゃ日本は腐る。7割の有権者が危機感と怒りをもってそう考えていた証明がこの度の衆議院選挙の結果だったのです。これを「一過性の高市旋風だ」と丸めるのがこれまた共産主義的「レッテル貼り」であることを後学のためにご記憶されたい。真実は何だったか?この遠因は、積極的な自民党支持者ではないがあまりに野党がひどいので消去法的に自民に投票していた有権者が、これも積極的に支持したわけではないが多少はましに見える新興政党に逃げたことにあります。自民の誰かに立ち上がってもらわなくちゃいけないと願いつつ、そこで189人の自民党議員が総裁選の決選投票で選んだのが「あの人」だったから逃げたのです。誰あろう僕自身が人生初めてそうした。これは重い事実です。その判断にはこれまた序章があって、自民党の内なる脅威としか言葉もない現象は安倍総理暗殺事件後の「その前の人」の行動から始まっており、総理になってやりたいことは何ですかと高校生に質問されて人事ですと、あまりにずれて唐突な回答に驚き、これはウイットをきかせた彼なりのジョークに違いないと信じていたら本気だったというブラックジョークでした。次の人はグジャグジャねばねば言うだけで何もやらない上に選挙3連敗で自民党を完膚なきまでにボロボロにしました。膿(ウミ)がいっぱいある政党ですからそれも結構。綺麗にして功労者になるのかなと思ってたら残ったのは膿のほうでした。

つまりこの衆院選の大勝は「このままじゃ日本は腐る。自民の誰かに立ち上がってもらわなくちゃいけない」と願っていた、僕のような、「積極的な自民党支持者ではないがあまりに野党がひどいので消去法的に自民に投票していた有権者」が、高市早苗という適格性の高い「誰か」を得たと確信して自民に復帰した、すなわち高市早苗をカタリストとした「自民党の異常事態からの復元現象」であったのです。よって、あるべきところに戻っただけだから持続しますし、高市早苗が前任者と同じぐらい愚鈍だったと積極的に証明されない限り支持率を前任者レベルに落とすエネルギーは宇宙のどこにもありません。よって、高い確率で彼女は、いや日本国は、成功します。誰がやっても全部成功するものをチャレンジと呼ばないことぐらい国民は理解してます。目標が達成できなくてもそこに至る過程の中からこの人は何かを学び取って国民が納得できる次善策を履行するだろう。政治はそういうものであることぐらい国民は理解してます。だから彼女の支持率は7割あるのです。

長期政権のベースを固めるためにも高市政権は可及的速やかにイボコロリか何かで排膿処置した方がいいです。189人対策です。しかし昨今の冷徹さに満ちた主要閣僚たちの対外的言説から拝察するに、閣内はほぼそれができている。高市さん、頭脳明晰な上に不動の胆力と実行力があり、微細なことまでつき詰めて自分の頭で考えて結論を出すインテリジェンスの持ち主は、僕の知る限り世界のアッパークラスにもあんまりいないのです。東大生に多い世間知らずのひ弱なガリ勉でないことは、ガリ勉とは程遠かった小生は存分に拝察できております。それなくしてトランプのような男の懐にうまく飛び込んだりメローニのような女性の心をわしづかみにするようなことは出来ようがないのであって、批判してる人間はそういう能力も経験もなく想像すらつかないのです。ケンカが強そうなんで党内もばっさりいかれるでしょうね、楽しみにしております。そして片山さつき財務大臣も、ダボス会議のビデオ拝見しました。いいですねえ、豪速球が外角低めにビシビシ決まってる感じします。英語うまい人なんていくらもいますが頭悪いと意味ないんでね。彼女は教育大附属、東大法学部トップで留学はフランスのENAときている、財務省の皆さん大変だろうけど国の為に頑張ってください。

というわけでスピーチは施政方針という名のToDoリストです。やることは決まってるんだから速いでしょう。憲法や軍備や皇室典範やスパイ防止法のことはいろいろ思うこともあるので今回は書きませんが、高市さん2/3を取ったのはでかいですね。まずはトランプとの会談を期待しましょう。

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『黒猫フクの人生観』 (第十話)

2026 FEB 14 19:19:59 pm by 東 賢太郎

みんな覚えてるかな?僕がこれを書いたのは1月24日だよ

「阿弥陀様の話には驚いたよ。公安の調査力ってすごいんだね。スパイ防止法ってのが大事だってことがよく分かったよ。天国の動物国会は猫党と犬党の二大政党制なんだけど、与作はヒグマ党を作って次の選挙に全員当選させようとハッキング、盗聴、なりすまし、裏金、賄賂、マネトラ、ハニトラ、恐喝、もう何でもアリで地下工作していたっていうんだ。でも力の差は歴然なんだ。そこで与作は犬党の幹部に近寄ってね、なんと合併を持ちかけたんだよ。

合併の条件を見た犬党の若手の怒りも凄まじいよ、だって圧倒的に数が少ないヒグマはなんと比例代表枠だけの立候補なんだ。しかも全員が名簿の1位2位でね、犬たちは今までどおり小選挙区で泥臭くドブ板ふんで戦えっていうんだ。これはひどいね、だってヒグマは全員が投票前から当選確実だよ、入試ならひとり残らず推薦入学もらったみたいなもんだ。つまりこの合併って大量の「犬死に」が前提なんだ。でもヒグマなしじゃもっと負ける、それどころか自分の身も危ないって幹部は誘惑に負けちまったんだ。犬党の公約は全部変えます、育ててもらった主人の家が神道だろうが浄土真宗大谷派だろうがクリスチャンだろうが、ぜーんぶ今日からヒグマ教に変えます、お経でも何でも唱えます。すごいでしょ?こんな状態に追い込まれたのは無能な幹部どもの責任だからね、もし負けたら全員が公開処刑だろうって、天国じゃもっぱらの噂だよ」。

 

ねっ、いま地球で起きてることは天国で3週間前に起きてたんだ。テレビで共同代表のお爺ちゃん二人がそろってお経唱えてたでしょ。別に僕に予知能力があるわけじゃないよ、見たことを「第七話」に書いただけさ。信じてもらえたかな?

『黒猫フクの人生観』 (第七話)

そうそう、ひとつだけ間違ってたね、犬党の幹部たちは公開処刑にならなかったね。だってその前にみんな落選して処刑されちまったからさ。

ありし日のフク

天国にはいろんな政党があって面白いでしょ?これからいろいろ紹介するからね。スッポン党なんてのもあってね、何でも反対反対ハンタ~イで食ってかかってね、尻尾なんかに噛みついて離れないんだ。政策とか中身はどうでもいいわけ、猫がイテテって顔しかめると、グルのメディアがここぞとばかりに写真撮るんだ。黙ってないのはカミツキガメ党さ。テレビ討論会なんかやるとこいつらがやたら張り切ってプロレスみたいになるわけ。お前らうるさいから合併したらどうだってこの前いったんだけどさ、ありえないとか怒るんだよ、どっちも1人しかいないんだけど。政権取る気なんかサラサラ無いんだからただの芸なんだね。そこでテレビも最近は特番とかいってカミツキ役を芸人にやらせちゃってるんだ。そこでまた何にも分かってない芸人が偉そうに噛み付いてね、ついに天国民に何だこの野郎って殴り返される事件が起きたんだ。だってウチのサナエは支持率7割だよ、そうなるぐらい亀でもわかると思うんだけどね、テレビもそこまで落ちちゃってるんだ。サナエはもうドジャースのオータニさんといっしょでね、誰も叩けない。叩くと非国民ってことになってね、有権者の敵になっちゃうし政権支持率はますます上がっちまうんだ。メディアなのにこれが見抜けてないって、真正のバカだよね。

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この選挙は日本史上初の市民革命である

2026 FEB 11 0:00:27 am by 東 賢太郎

「もしできなかったらどうやって責任を取るんですか?」と芸能人が高市総理に詰め寄っているユーチューブを見ました。総理が日本に蔓延している「縮み思考」と呼んでるものの正体はまさにこれであります。これと戦うのは大変です。政府部門で言えば緊縮財政のスタンスを堅持する財務省がそれです。言うまでもなく財政収支の均衡は大事です、国の台所だし通貨の価値も依存しています。企業であれば経営安定の指標であり株価も依存しています。だから財務官僚や企業の財務部門が緊縮スタンスなのは仕事として当然であり、国なら政治家が、企業ならボードメンバーがそれと喧々諤々の議論をして予算策定・執行や投資を行い、安全を確保したり成長を生み出したりするのです。僕は海外現地法人の社長を3つやらせていただきましたが、最も苦労したのはそれでした。社長(CEO)がアクセルを踏まなければ車は前に進みませんから赤字です。証券会社の厳しい経営風土の中でそんな社長はすぐクビです。賢明にかつ大胆にアクセルを踏むことを期待して僕を送り込んでいる本社の承認は取れたとしても、現地の財務部門が却下すれば現法の取締役会は通らず、無理して押し切って失敗すれば最悪の事態として当事国の銀行免許剥奪だってあり得ます。だからいつでもブレーキを踏む覚悟でアクセルを踏み込まなくてはいけないのです。ひとりの人間の中でこの両方の気持ちを高いテンションでキープするのはとても大変です。好きな女性といつでも別れるつもりで結婚するようなものだからです。そんなことは知るはずもない冒頭の芸能人は、そのシチュエーションにある高市総理の結婚披露宴で「離婚になったら手切れ金はいくら払うんですか?」と質問しているようなもので、こいつアタマ大丈夫かという話なんです。国民の7割が支持してる人にそんなことを聞けば7割の視聴者に嫌われるわけです。人気商売の彼がそれでもしたということは、そこまでして守りたい政治信条があるのか、テレビ局のディレクターに指示されてるのか、アタマが本当に大丈夫でない、のどれかですね。

資本主義のまともな先進国であれば、国の繁栄のために財政均衡に目配りしながら「拡大思考」ができる人はちゃんといて、ちゃんとリーダーになってるんです。企業でもそうです。それが政治家でありCEOの仕事なのです。ブレーキも踏むわけだから彼らは決してイケイケどんどんタイプじゃありません。必須条件はまず第一に人間としてまともであること、そして勉強家であることです。そうでないとどこの国であれ一流企業の社員はついてきません。そうしたリーダーがいることが “鏡” となってその国や企業が一流であると世界に評価されるのです。 16年海外で仕事をしてきた僕として、高市さんが総理であることはどこの国へ行っても誇れることだ、ビジネスにとってとてもプラスだと心の底から感じます。僕が海外でやっていた仕事は、簡単に言えば、日本の株式や債券という金融商品を現地の金融機関やファンドに売りこむことです。毎日毎日、高市さんが訴えてるように日本は強い、もっと強くなるという説得をくり返していたわけです。だから彼女の演説を聞いていても何の違和感もなく、これぞ日本国が世界に思いっきりアピールすべきことだと確信するのです。日本にそういう強いリーダーがいては困るなどという日本人はいません。永遠に戦争を反省し「縮み思考」で永遠に大人しくしてますなんて国であれば、大国は征服しようかなと野心を持つことはあってもリスペクトして対等に付きあおうなんて思わない。海外で戦った人は誰でも分かりますが、世界はそんなお花畑ではないのです。

昭和の日本はものづくりが成長の基盤でしたから企業は資本も人材も集中し、「大きいことはいいことだ~」というCMソングが流行ったんです。人海戦術の企業のトップは切れ者より村長さんタイプが丸く収まります。だからそれを目指す社員は飲み会に明け暮れ、人脈を作り人心掌握し、仕事は「よきにはからえ」のタイプが偉くなり、それに馴染まないタイプの人間は使いにくく和を乱すとみなされ偉くしない。僕がいた証券界は絵に描いたようにそれでした。自民党は村が大きくなってもその権力構造は温存し、その中のまた村である派閥というものをつくり村社会原理を離脱してきませんでした。ですから、今回の選挙の結果はいよいよ日本もリーダー像が大きく変わったことを示しているという風に僕の目には映るわけです。飲み会も出なければ派閥も作らない、しかも女性である。古い自民党の中で想像もできなかった総理の出現を7割もの国民が支持したのは事件と言えましょう。 2、3人の爺さんが密室にこもって次の総理を決める。僕には黒魔術の儀式にしか見えないおぞましさであり、それを粉々にぶち壊したジャンヌ・ダルク、いやわが国が誇る美少女戦士セーラームーンみたいな人物の出現を讃えるエールだったと考えるのです。ニ子玉川の演説に子供がたくさん来ていたことも、アニメ世代の若者による「サナ活」ブームもそれで理解できます。

自民党村社会において、勉強は秀才ぞろいの官僚の仕事だったんです。彼らにとって、勉強してない村長を手玉に取るなど赤子の手をひねるようなものであります。そうやって政治家よりも官僚が政策決定において優位となり、総理大臣の生殺与奪にまでかかわるパワーまで持ってしまったために、財務省がブレーキを踏めと言えば唯々諾々とアクセルを放棄する者が総理の座につき、国家という車を前に進める者はいなくなってしまった。それで愛車がズルズルと泥沼にはまってしまったのが失われた30年なのです。悪いのはブレーキを踏む役目の財務省ではありません。ここは思い切ってアクセルを踏むべきである、それが民意であると予算編成において官僚を論破できるほどの頭脳と知識と支持基盤のある政治家がいなかったことなのです。だからそれが不満であれば、すべきことは財務省解体デモではなく、不勉強な国会議員を選挙で片っ端から追い出して有能な議員に入れ替えることだったのです。国民があっという間にそれを学習したのはネットのパワーであり、それが生んだのが今回の歴史的な自民党圧勝だったのですが、しかしながらこれで浄化が完成したと思ったら大間違いです。一昨年の自民党総裁選で石破総理に投票した者が189人もおり、高市旋風のおかげでこの塊は生き残ったからです。これを追い出すためには自民党の村社会原理を一掃しなくてはいけませんが、それは総理ひとりでは困難であり、最低5年の計を持って強力な執行部が冷徹に実行すべきことです。

希望的観測かもしれませんが、有権者が今後も賢明であり続ければ、高市をロールモデルとした自民党総裁が続くのではないでしょうか。僕はその可能性が高いと考えています。なぜなら高市総理のかつてなかった特質は政策をロジカルにくっきりと読み書きできることだからです。これは権謀術数と腹芸で権力を奪取する古い自民党の個人技とは違い、資質と能力さえあれば誰でもできる、ある一定のユニバーサル性を持っています。肩書や権威や忖度でなく言葉で人を動かす。これは国籍を問わず世界で通用する人間の共通項だからです。米経済誌フォーブズが高市を世界で最もパワフルな女性第3位にあげたことがその雄弁な証拠です。呪術やおまじないでどんなに人気が出てもそれは宗教であって政治ではありません。世界はそう理解します。ピーター・ドラッカーは著書でそのことを「経営者はオーケストラの指揮者だ」という比喩で表現しています。団員より誰より楽譜を知り、言葉と身体でやりたいことをはっきりくっきりと伝えないと指揮はできません。日本の村社会で育った議員が理解できないのは仕方ありませんが、それは頑張って勉強すれば乗り越えられるのです。つまり問題の本質ではない。致命的なのは、勉強しないこと、すなわち「井の中の蛙(かわず)」であることなんです。日本の政界が農村風土の頃はそれで良かった。しかし世界の大国と対等に対話し、アピールすべき力の均衡は堂々とアピールし、相互のリスペクトを醸成しながら21世紀型の新たな均衡点を模索していく外交において、井の中の蛙など全く通用しません。「対話が全てを解決します」「対話によって日本の平和と安全は保持できるのです」と説くのは結構だが、ところで、あなたの政党に世界の大国の国家元首と対等に対話してリスペクトを得られる能力のある人がいるんですか?ということです。

高市さんをロールモデルとした自民党総裁が続くなら、与野党を問わず古い国会議員さんたちは役目を終えました。それが今回如実に示された民意だと僕は理解しております。海外の政治情勢はネットを通して簡単に学べます。さらに上級者になって米国株や債券に投資をしている人も大勢いる。「有権者」というセグメントは、不勉強で万年ドメスチックな政治家なんかよりずっと世界の空気をよく分かっています。だから肩書や権威や忖度だけで「昔の名前で出ています」の議員は片っ端から落選したのです。自民は候補者不足で14の比例議席を結果的に他党に譲りました。歴史上初めてのマグニチュードで高市総理が政界をガラガラポンしたのにアホな政党です。本来は330議席だったんで空前絶後になる数字かもしれませんね。誰も斬首されたわけではありませんが、僕は後世の政治学者が、この選挙が日本国に初めて起きた市民革命だったと述べるのではないかと考えています。

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